ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

旅行はトラブルのショーケースである:村上春樹

2014年11月09日 | ポルトガル

 

ワインはちょっと苦手だったけれど、ポルトガルのビールはおいしい☆ 

一般的にいえるならだけれど私の感想では、全体的にいって、ポルトガルの「つまみ」はちょっと塩味がつよすぎる。塩はあまり食べないわたしにはちょっと苦手。でも、そういう食生活だから、地元の高齢者は体格のいい人が多いのだろうと察する・・・・

↓Lisobonで毎日のように通っていた、バイシャ地区にある有名なビアーホール。

修道院を改造したところだそうで、内装がとってもきれい。

観光客だらけの店なんだけれど、入り口付近にBARだけのエリアがあって、そこなら一人でも気軽に入れるので、ついつい通ってしまったのだ。ちょっと飲んでつまみを食べて、20ユーロもしないところも魅力的。

↓タコの酢の物、毎日味がちょっとちがうところが可笑しかった

ポルトガルに来てすぐに読んだのが、村上春樹の「辺境・近境」。

↓香草がかなりきいてておいしいバージョン

彼の本は何度も読んでるし、毎回飛行機に乗るたびに、どの本をもってくるか悩むんだけれど、今回はこれと The Wind-up Bird Chronicle にしてみた。英語の本を持ってきたのは、日本語だとすぐ読んでしまうんだけれど、英語ならスピードが落ちるので(ああ、こういう言い回しもいいなあとか勉強にもなる)、一冊はMURKAMI作品の英語のも持ってくるようにしているのだ。

 

「辺境・近境」では、村上さんが苦労したメキシコ旅行のことが書いてあって「そいえばメキシコは学生時代から行きたいと思ってたのに、なんでポルトガルにいるんだろう」と思ってしまったのである。テキーラが大好きな私は、メキシコに行ったらきっと飲みすぎて、酔っぱらって歩いてて丸裸にされるか殺されてしまうだろうとおもって、避けているのだ。お酒が飲めなくなったら、ぜったい行きたい国なんだけれど。ボディーガードがいればすぐにでも行ってみたいかもしれない。毎日テキーラを朝から飲んで、本を読んで、堕落的な生活をしてみるなんて、超贅沢・・・・ついつい学生指導のこととか考えてパソコンに向かって仕事しまうわたしには、とてもできそうにないんだけれど・・・

↓Portoの宿の部屋から見た、夜なのにお疲れ様・・・ごみ収集車

 

「目に見えない力に袖をひかれて、ふらふらと崖っぷちにつれていかれるみたいに、僕らは旅に出てしまう。」By Haruki

↓ふらふらのってしまった渡し船

↓LISBONでけっこうよく見た工事の様子、なんだかこわいんだけれど・・・

旅かあ・・・もうトシだし子どももいるしアドベンチャーはできないなあ・・・と思ってたら、たまたまリスボンの本屋で、The Summer Secrets っていう、メキシコを舞台したCOMEDYを発見。イギリス人が書いた本で、メキシコのある島を保有していたある男性を父にする3人の娘たちが、メキシコ・UKとそれぞれ別々に自分の父親のことを知らずに育つんだけれど、成長して父親を探しているうちに3人が出会って・・・・という話。映画にしたらおもしろいのに、って思ってしまったCOMEDY。メキシコかあ、名前を聞くだけでも、いってみたいなあと思うのである。ま、プノンペンでMARGAITAでのんで、気分だけでもメキシコにするかな。

↓ジェロニモ修道院は、LISBONではなかなか感動した世界遺産

ポルトガルは、将来住んでもいいかなって思えるくらい、適当で、なんともてれてれーっとした、わたしのFEELINGにあうかんじがする国。

町にいる人たちの洋服のセンスがわたしにはぴったりで、帰りのスーツケースは結局ZARAのピンクの洋服でいっぱいなのである。こんなにピンクの服ばかり買ってどうするんだろう?でも、ピンクとはいっても、いろんなグラデーションがあって、とても楽しいのだ。このあとのインド出張は何百人もの男性活動家に囲まれるから(わたしもMR扱いされてて、まあいいんだけど・・・)、ピンクで張り切るのだ☆

それにしても、ポルトガル。4月にテレビでみただけで感動してきちゃったけれど、とてもよかった。

この数か月のハチャメチャな生活を考えれば、半年前になんとなく計画した旅行によく来れたと思う(フライトは直前にAir Franceにかえたけど・・・・)。10月のマレーシア旅行は2日前にキャンセルしてモノレールを楽しみにしてた子どもにはほんとに悪かったし(子どもってなんて記憶力がいいんだろう・・・)、さらには、今月のベトナム縦断鉄道旅行もキャンセルしなきゃいけなくなって、子どもにだけはほんとに申し訳ない。母は自分のやりたいことがいろいろあるのだ。

ともかく、ポルトガル。何よりも気にいったのは、カンボジアより物価が安い点、のんびりしている点。他方、インフラがとっても整ってるのは生活しやすそう。

またいつ来れるかな?

 

当分来ないかな?長期滞在できる時間的な余裕があれば、また来たい国かな。パリよりもいいかもしれない。プラハとか、クエンカとか、スコットランドにいるかんじかな。

 

ポートワインは、ぜひ子どもたちといっしょに楽しみたいし、トリパスも食べて楽しみたいかな。でもそう思ったときに、たぶん子どもたちは母とはいっしょに旅行してくれないだろうなあ・・・・・

 

3週間、あっという間だった。これから11月は、ひたすら移動の月。年末まで、なんとか元気で乗り切ろう。仕事も恋愛も体力勝負。

 

 

 


EVORAへと世界遺産を見にお出かけ

2014年11月08日 | ポルトガル

 

 

エヴォラて、名前が・・・・・なのだけれど、世界遺産をみにお出かけ。

↓オリエンテ駅にまたやってくるのである

電車の内部、すっきりしてるかんじ

電車は、LISBON市内を走って、橋を渡る

EVORAで最初に寄ったのは、広場の前にある教会。

↓ローマ時代の遺跡

LISBONでも、ローマの水道橋があるのはびっくり。

↓広場でビールを飲んで休憩、1杯4,5ユーロと観光客値段

世界遺産のカテトドラル、日本の使節団が寄ったことで有名だそう。

荘厳な感じで、でもこじんまりしているとろがいいかんじ。

教会内部

日本人が演奏したらしいパイプオルガン

帰りは電車をまってるとながーい待合時間になってしまうので、バスにすることに。電車と同じで、12.5ユーロ。

ま、出発までビールでもかぷかぷ飲んで、バスの中では寝てればいいと思ったのである。残念ながら、車窓からの景色はそれほど特筆することもなかったし・・・・

↓バス停で、一本0.95ユーロと激安

↓1,5時間でLISBONに到着

 EVORA、まあまあかな。

何か明確な目的をもってお出かけしたほうがよかったかもしれない・・・・・

 

 

 


Madame Chiang Kai-Shek

2014年11月08日 | ポルトガル

 

 

ポルトガル旅行で読んだ本、Madame Chiang Kai-Shek. ずいぶん前にお誕生日プレゼントでもらったのだ。

むつかしかった・・・・今回も3度目の挑戦で、やはりむつかしかった。英語そものもかなりむつかしい言い回しが多いんだけれど(蒋介石夫人のスピーチなんて超不可解で分かりにくかったそう)、歴史ものを英語で読むっていうのは、なかなかむつかしいのだ。

この本だけではむつかしいのであきちゃうので、娯楽のために平行して読んでいたのが、The Wind-up Bird Chronicle。この本では、日本語で読むとつらいくらい悲惨なノモハンの戦いのことが詳細にでてくる。2冊を読みながら、第二次世界大戦のころ、大陸では日本人も中国人も、想像を絶する悲惨な目にあった人がたくさんいたことを感じたのである。でも中国はやっぱり人口が多い・・・間違えて中国人パイロットが上海に爆弾を落として1740人死んだとか(負傷者はもっと)、もちろん文革では3000万人が死んだとか、規模が違うのである。

印象的だったのは、1953年に、蒋介石夫人が自分の母校Wellesley大学で講演をした中で、アメリカ人学生にはEnjoy at collegeっていったのに対して、日本人留学生だった女性に対しては、Study hard, becasue we Oriental women have a harder time aheadっていったということ。彼女は、女であって中国人であって、差別の目に何度もあってる(とくにチャーチルがそうだったみたい・・・)けれど、やはり特権階級の人なので、普通の女性があう差別とはまた異なる種類の差別なのである。それにしても、その日本人って誰だったんだろう?

いずれにしても、やっと読めて、よかった・・・・・ずいぶん前にもらったこの本、面白いし読みたいんだけれど、なかなかすすまなかったのだけれど、ポルトガルの歴史的な風景と雰囲気のおかげで読み通せたかな。

蒋介石夫人、世界中飛びまくってて(それもチャーター機とか)、単純にはうらやましいんだけれど、ほとんどが病気療養のためで、なんとも不健康な人だったんだなあと、話半分かもしれないけれど、かわいそうに思うのである。わたしの母親は、SOONG3姉妹に女性としての憧れがあったりしたから、そういう話を小さい頃から聞いてた私も関心がでたんだけれど、今の世代にはちょっともう歴史でしかないかもしれない。

でも、この本とクロニクルを読んでて思ったのは、次の大きな旅行は中国ー大連と満州にしたいかな、ということ。祖父が長年働いていた満州鉄道と、祖母が女学校を出た満州、自分の母親とぜひいっしょに訪問してみたいのである。自分のルーツをたどる旅っていうのも、きっと素敵じゃないかな。でも息子たちどうしよう・・・・おじいちゃんに預けていけるんだろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


ポルトからLisbonへはALFA号で移動

2014年11月07日 | ポルトガル

 

ポルトからリスボンへは、ALFA号という、「ポルトガルが誇る列車」に乗車。

↓白い車体に赤色と青い色のストライプ入り、まあまあおしゃれ

一人でひろーいスペースが確保できたので、「新幹線みたい??」ってちょっと感激したのはほんの数分・・・・・

パソコンをだして仕事しようとしたら、まあ横揺れがひどいひどい・・・・ゲームはできるかもしれないけれど、数日後にインドでやらなきゃいけないプレゼンを仕上げようとしたわたしが間違ってたのである。

食堂車は小さそうだったから行かなかったけれど、飲み物や軽食のサービスはちょこちょことやってきてて、なかなかいいかんじだった。でもALFA号、JR西日本の新快速とぜんぜんかわんないよ・・・・・乗ってみて、ポルトガルが発展途上だってあらためて感じたのである。

でも全体的にみたらインフラ整備はとってもよくて、鉄道も道路も、さらにはトラムとかケーブルもほんとに整ってて、歩くのがい大変でも社会福祉で安価で公共の交通機関が使用できたらきっと移動するのは困らない。そういう意味では、社会全体が、高齢者が生活しやすい社会だと思う。実際、町でも、ちょっとした障がい者の人はたくさんいたし、高齢で歩くのも大変な人もいろんなところで遭遇したのである・・・ポルトのCafe Progressoで毎朝来てた歩くのも大変な100歳くらいの男性、明日もCAFEにいってるのかな。彼にはお気に入りのTABLEがあってそこに座って移動するのも大変だけれど1時間くらい新聞読んだりなんとなくいる様子を見てて、素敵だなあと思ったのだ。スーパーでも歩くのも大変な高齢女性が、ほかのお客さんに助けられてるのを見たし、歩行補助器具を持ってる人はほんとにたくさんいた。

ポルトでは、発泡性の白ワインを楽しんだけれど、最後の夜は、宿からすぐのところにある宿の主人おすすめのローカル食堂にいってみることに。とにかく夜は出ない、を基本にしてると、川沿いで飲むくらいしかできなくって(川沿いに泊ってた)、でも同じところばかりじゃあきちゃうのだ。

↓白ワインのあとに、サングリアを飲んでみたーこれで2ユーロ

↓MENUとかを頼むと、SOUPまでできたーポルトガルはスープが有名

ちょっと塩辛いかな、でも野菜もはいってるし、とてもヘルシーなかんじ。

↓メインは肉、すさまじい豚肉の量で、またしても食べられないのであった・・・

ポルトガルの下町食堂、なんでこんな量が多いんだろう・・・・・息子がいたら、きっと食べてくれるだろうに、って毎回思ったのである。わたしは飲むほうを専門に進めたい。

ポルトガルでは、たくさんおいしいワインを飲んで、ほんとに楽しかった。毎晩、つまみを簡単に料理して(たいていソーセージを焼いたり、ハムとチーズとか簡単なものだけれど)、ワインを一生懸命選んで。テレビをまったく見なかったのも珍しいかな。見てもよかったんだけれど、見ちゃうと、なんだかテレビばっかりになるから、本を読んだり、ちょこちょこっと日記を書いたり、メールのやりとりをしたり(これが一番大変だったかん)。

お気に入りは白なんだけれど、結構気に入ったのはVILA Santa の赤ワイン、10ユーロくらいで、夜飲むのにぴったり。

http://www.kinoshita-intl.co.jp/joao/vila_santa.html

DAOがあれば、もちろんDAOのパンチのあるのもいいんだけれど、なかなかお店においてないのだ。

もうすぐ休暇も終わり。

母となり教員となる生活に戻るのかあ・・・・とりあえず、インド出張と、そのあとの、自分の情熱をすべてかけて実施するクメールルージュ時代の調査。仕事ではなくって、これだけ情熱をかけらることがあるっていうのは、ありがたいかもしれない。lesbianやトランスジェンダーの人が経験した大変なつらい経験を、今の時代でのSexual Minotiryに対する偏見や暴力撲滅のためのAdvocacyに役立てたいのだ。

もうすぐあっという間に「娘であり母でもある」年末年始も待ってて、2014年もあっという間だったかなと思うのである。

 

 


ポルト地元のスポーツバー

2014年11月07日 | ポルトガル

 

日曜は、ほとんど全部のお店が閉まってるPORTO・・・・・

ワインは買っておいたのでとりあえずしのげたのだけれど、夕方になってきて、宿に一人でいてもつまんないので(時差の関係でカンボジアは夜だから、ついついメールでクメールルージュ時代のことばっかりやってしまう・・・)、ちょっと雨の中だけれど、飲み屋があいてないか、探してみる。

↓あいてたのはSports Bar、サッカー観戦で超うるさい

場違いなところに来てしまった・・・と思いつつ、選択肢はないのである。

テルアビブで、木曜から金曜はどこもあいてなくて、プラネットハリウッドに通うしかなかった悲惨な滞在を思い出すのである。そういえば、イスラエル旅行は、ペロンさんが暗殺された直後で、空港が閉鎖になったり、エルサレムでもひどい暴力を目にしたりして、死海で寒い中浮いたのはよかったけれど、あのイスラエル旅行はい勉強になったなあ・・・・

↓地元名物のから揚げ、ほくほくしててこれでビール数杯OKってかんじ

 ポルトガルにきて最初の一週間、LISBONでは晴天の日が続いて、タンクトップの人もたくさんいたんだけれど、2週目(つまり11月)にはいってからは、雨がけっこうふって、すっかり冷え込んでしまったポルトガル滞在・・・・

↓ある日、雨に降られ、すぐ目についた店にとびこんでみた

やっぱりサッカーバー。とても人気あるのだ。

↓ポルトガル料理、ビールのあてって感じだけれど、意外とおいしい

PORTOでおすすめになってた大衆食堂、MICHADOは、だめもとで行ってみたらあいてて、でも3時くらいだったのでお店の人たちが飲みながら(そんな飲んでいの?ってくらい飲んでた・・・)、テレビでサッカーを必死にみながらたべてるところに遭遇して、それはなかなかおもしろかったのである。ただ、この店は、量は多いけど、味はちょっと・・・・・LAMEIRASのほうがよほどおすすめかもしれない。でも安いのは間違いない。

旅行中、飲み過ぎるのは仕方ないとして、気を付けたのは夜の外出。夕食はできるだけ明るいうちに住ませて、早く宿に戻るようにして、危険を避ける努力を一応したのである。

↓宿では、Porto周辺でしか飲めないらしいという白ワイン、Vinho Verdeを楽しむ☆

↓部屋からの眺め、世界遺産に登録されてる地区なので観光客が多い

ポルトの宿は、この世界遺産の教会と建物にかこまれた場所で、とてもよかったのである。「何食べてんの?」って母親に聞かれて、「ご飯たいて食べた」というと笑われたのだけれど、キッチン付のアパルトマンを借りての滞在、一人暮らしはあまりしたことがないので、ちょっとさみしいとはいっても、きままな自由生活を楽しんだのである。

 

 

 

 


旅のハイライト

2014年11月06日 | ポルトガル

 

 

リスボンでもポルトでも、それなりに滞在を楽しんではいるんだけれど、ハイライトがない・・・と気づき、旅の最後になって、急きょワイン畑の中にある貴族というのか大金持ちのお城みたいな家をホテルにしているというところに宿泊してみることに。

↓サンベント駅から、まずギラマインスというところまで電車で向かう

↓電車の優先座席サイン、子どもを連れてるのが中性的で素敵

↓ギラマインスは世界遺産、とっても小さい町

 

かわいいお店にはいってアクセサリーをいくつか買ってる間に雨が・・・・・お店の人が丁寧に傘をかしてくれて感激。旅行者にはとてもやさしいのだ。

↓中世の街並み、でも雨で残念・・・・・

この町から、タクシーでCasa De Sezimへと向かう。

このホテルは、今回このブログなしにはわたしの旅行は成り立たなかったのではないかと思うくらいお世話になったブログを書いてる人が出してる本「レトロな旅時間ポルトガルへ」に載ってたので、思い立ってホテルにメールをして予約したのだ。

http://blog.livedoor.jp/olaporu/archives/cat_10115312.html

他人のブログなんてほとんどみないんだけれど(VERYモデルのmakikoさんのブログは毎日見てる☆)、このポルトガル情報満載のブログはしっかりチェックしたのである。旅行するにもいろいろ情報が入手できるようになって、便利~

↓まず案内されたのは、豪邸のおうちの廊下・・・・ながいー

↓とまった部屋、19世紀のフレンチ・ウォールペーパーだそう

ふかふかのベッドに、私が普段つかってるのの3倍くらい厚さのあるタオル・・・貴族になったみたいで大感激。

↓えんえんと続くゴージャスな部屋・・・・・

わたしが長い時間を過ごすことになった暖炉の部屋

↓Welcomeドリンク、ボトル1本でてくる☆

このお城というのかお屋敷の経営するワイン会社のもので、周辺のひろーい庭のまわりはワイン畑。

↓田舎にきただけあって、寒くて、暖炉であたたまる

結局、ポルトガルに3週間ほど滞在したなかではハイライトになった、今回の貴族だか大金持ちのお屋敷でのアットホームな滞在。

季節外れだからか、宿泊客はわたしだけで、朝の素晴らしい食事ものんびり食べれたのである。朝10時過ぎになるとワインをテスティングにきているグループがいて、楽しそうに飲んでてなかなかいいかんじだったのである。一人旅もいいけど、わいわいみんなで飲んでるのも楽しそうでいいな。

ちょっと遠いけれど、わざわざ出かけてみた価値は十分すぎるくらいにあったかな。次回はぜひ息子たちを連れてきて、いっしょに飲みたい~

 

↓連絡先、このサイトにある連絡先にメールしたら、すぐに回答がきて宿泊okってなったのである。

http://sezim.pt/

季節はずれだったから泊れたのかな・・・旅のほんとに最後に、急に思い立ったとはいっても、希望通り行けたので、とっても良かった☆

それにしても、カンボジアを出る前に、もうちょっと事前勉強しておくべきだったなあ。今回は、ばたばたと出てきたので、ポルトガルに来てからガイドブックを読んだりブログで勉強したり、もうちょっと事前に予定をたてておけば、おいしいワインを巡る旅とかできたのになあと、今更ながらちょっと反省するのである。

 

 


Portoで通った食堂

2014年11月05日 | ポルトガル

 

 

Portoでは、川沿いのバーをはしごしてたわたし・・・・特にQuy Barは、ほんとにほんとにおいしいワインを出してくれて、とっても好きな場所。リバーサイドはどうしても高いんだけれど、まあ旅行中だし、いいかあと思って、いろいろ楽しむのである。たいてい、4-6ユーロくらい、おすすめを頼むと、5ユーロくらいのをすすめてくれて、そのへんも好感がもてるのである。

↓One Grapeから作ったとかいうこのワインは、最高だった☆

でも、飲んでばかりいるわけにもいかず、ランチはできれば食堂で食べたい・・・・

↓通ってしまった食堂、またしてもトリパスを頼むのである

トリパスって、海にでかけてしまう男性たちに肉のおいしいところをもっていってもらって、女性たちはモツとか残り物を工夫してつくった料理だそう。そんなうんちくを聞くと、なんだか、わたしの大好きなモツも大切な料理のような気がしてくるのである。でも、肉はすさまじい量だしわたしはおそろしいので、Toripasならなんとか全部食べれてうれしいし、モツが少なくても多くてもうれしいかんじなのだ。

↓適当な料理なので、出てくるたびにはいってるものが違う

↓超気に入った唐辛子ソース、こしょう味が弱いんだけど・・・

そうなのだ、やっぱりポルトガルは地の果て、こしょうは全然だめだし、Tableにもないし、たのんでもどこでも出てこなかった。ここはぜひとも、倉田ペッパーさんに進出してほしい。ポルトガル料理、倉田ペッパーがあれば、もっともっとおいしくなるとおもう。

↓通ってて、やっと注文方法がわかったVinho Verde

メニューではハウスワインが3ユーロくらい(もうちょっと安かったかな)、でも周囲の人はカラフで飲んでる・・・って気になってたんだけれど、カウンターの近くに座ってみて、生ビールと同じようにワインをサーブしているのを発見。手ぶりでVino Tinco てたのむと、ちゃんと出てきたのである。これで1.2ユーロ。なんて安い。宿から近かったら、夜も通いたい・・・

 

 

 

 


ポートワインの工場見学

2014年11月04日 | ポルトガル

 

 

ポルトの対岸は、ポートワインの産地というのか、ワイナリーだらけ(シッパーとかいうらしい?)。毎日目にしてるから、せっかくだし、ちょっと覗きに行ってみることに。

てくてく歩いてると・・・なんか警察多くない?道路閉鎖してない?

↓マラソンやってた・・・・がーん・・・しらなかった・・

午後だったので、すでに最後の最後のたおれそうなランナーが23KMのとこらへんを走ってる感じ。それにしても地元民も観光客も冷たい、神戸マラソンの盛り上がりとはぜんぜん違うのである。あーあ、そういえば、本来は、23日のマラソンのために走りこみたいと思っていた時期だったのだ。マラソンに出れないからといって、こんなに毎日飲みふけってていいのだろうか。

↓よくわかんないけど迷ったみたい?

目の前に見えてたはず・・・の場所を目指すのだが、以外と遠かった。

↓ガイドブックおすすめだったこちらを訪問

とってもラッキーなことに、到着してすぐにツアーが開始。個人ではみれないのだ。

でも、個人で行ってる人は少ないのか、入り口からはいってもなにも案内もないし、Receptionでしばらく待たされ・・・(ワインを飲んでる人たちの接客でスタッフは大忙しで、小さいオンナには目もくれないのである・・・・えーん)。まあ、いいのだ、ここはポルトガル、のんびりやろう。

↓見学開始、でも樽ばっかり・・・でも香りは素敵☆

実はポルトにはまったく関心なかったわたし。そもそも甘いのは苦手なのだ。LISBONでも、アパート到着時にオーナーの女性がポートワインを到着のプレゼントにくれたんだけれど、飲まないままにおいていったのである…だって甘いんだもの(それは思い違いだったと、この見学で知ることになる)

ツアーは、30人くらいいて、イギリス人のおじさんとか、いろいろ質問してる。そういえば、わたしが到着したときには、すでに飲んでできあがってる人たちが待ってる感じで、そういったのんべいが一緒のツアーだったのだ。

で、Vintageは、夏に40度以上の気温で、夜も暑くて・・・・などなど、うんちくを聞くのである。一番大きい樽は、100,000リットル?いくらだ?すさまじい大きさなのだ。

美人のお姉さんが案内してくれて、最後は試飲。

Taylor'sっていう、イギリスの一族が300年経営している会社、ラウンジも素敵。

↓一人で暖炉の前を陣取った男性、こだわりありそう・・

↓試飲は3種類、味が全然違う・・・・

白いのは、辛口だし、まあいけるかんじ。案内してくれたお姉さんによると、これをTonicとわると、ジントニックなんかよりもよほどおいしいアペリティフになるそうな。

でも、ルビー色のは、ちょっと甘いかな・・・・赤いのは濃厚だけれど、やっぱり甘いかな・・・などなど、飲みながら考えたのである。

おいしいポートは、40年くらいは寝かせないといけないそう。

さらに、ほんとにおいしいポートは、あけてから48時間には飲まないといけないそうな(でもそんなのEASY!だそう)。

足ふみで製造してるのは3割、あとは機械でぶどうをまぜるというのか、ワインにするためつぶすのだそう。

あほなわたしは、赤いポートはブランデーとどこが違うのかよくわかんない?とか思ったんだけれど、まあ、そのへんはいいとしよう。

将来、成長した息子たちといっしょに、またここにきて、一緒に飲めるといいな。

ポートワインはやっぱり好きではないけれど、世界一の産地といわれる場所にきて、雰囲気を楽しめたのはよかったのである。

 

 

 

 


ポルト名物料理ートリパス

2014年11月04日 | ポルトガル

 

ポルトをお散歩。

↓中心部、トラムが走ってていいかんじ

MICHADOっていう下町食堂、3日連続で行ってみたんだけれど、CLOSE---なので、またLAMEIRASへと向かう。

↓ずいぶん歩いたので、とりあずビール

ポルトガル人、昼から飲んでる人がおおい・・・。

今回は、料理が多すぎた場合に持って帰るため、タッパをもってランチに出たわたし。

↓ポルトガル語のメニューで発見したトリパスを注文

抜群においしい・・・・肉は苦手でもモツは大好きなので、最高に幸せ☆

豆が多いからか、全部食べられちゃった。

↓ハウスワインもボトル・・・・・

食後、おいしかったし幸せでいい気分で歩いてたら、ぞろぞろと人が入っていく建物が・・・

↓教会、ちょうどミサの時間で、しばらく見学

街歩き継続、パン屋さん発見

ポルトガルのパンは、内部がもちっとしていて、なんともおいしい

川をみながら、ちょっと休憩。

↓サングリアと、コロッケが超おいしい☆

白ワインのサングリアがあるというので、またしても川沿いにお出かけ。

↓さわやかでおいしい、でもアルコールは低いかな・・・・

すっかり飲んでばかりの毎日。壇一雄がポルトガルに住んでたっていうのがよくわかるのである・・・・

 

 

 


PortoでレトロなCAFE

2014年11月03日 | ポルトガル

 

Porotoでは、古くてレトロなCAFEがおしゃれっていうことで、さっそく回ってみる。

↓Majestic、戦争前にOPENしたレトロな高級店

観光客ばかりの店で、それなりにいいかんじ。地下には絵画を販売しているスペースもあって、ただのCAFEではないのである。

↓うすーいカプチーノで4ユーロもするのは許せんかも・・・・

一人旅って、本を片手に・・・ただ、今はちょっと書く仕事もしていたり・・・。本を読んでるのも楽しんだけれど、私的には、何かを書いて作り出していくほうが好きかもしれない。

↓朝のポルト、幻想的で素敵☆

ただ、今回の旅行の最初から、ずーっとわたしのパソコンに向かう仕事を占領しているのは、クメールルージュ時代の調査。というのも、11月は、クメールルージュ時代に性犯罪の被害にあったlesbianとTransgenderの女性、合計30名以上にインタビューをとる予定。ほんとに可能なんだろうか?もう2か月ほどおっかけてるけれど、被害者がぜんぜんみつからないのである。えーん。

↓ポルトで一番古いCAFEだそう、わたしはここが一番好き

 

仕事ではないんだけれど、わたしがすべての情熱をかけてるこの調査のため、プノンペンで頑張ってるアシスタントにインタビューを設定してもらっていて、カンボジアを去っても毎日10本くらいはメールのやりとりがあって、PORTOにいてもKRとは離れられないのである。

↓Cafe Progresso いまいち古いところはわかんないけど・・・

 

2日には、アシスタントが、いろいろ縁があって手伝ってくれてるアメリカ人の若い男性と一緒に地方出張してインタビューがとれそうな人と会ってくれて、ETHICALガイドラインとか、どうやって話したらいいかとか。遠隔操作で問題がないように指示しているのであった。でも実際にいってみると、lesbianだったけれどクメールルージュ時代に性犯罪を経験していなかったことが判明・・・・まあそんなものなのだ。

↓Progressoのモーニング、かりっとしたパンがおいしい

↓PORTOのCAFEではこちらも有名店、周辺で工事やっててちょっとうるさい

↓平日の朝10時ごろだったのでがらがら・・・・・

CAFEより、夕方から夜にかけての川沿いのほうが、素敵なのである。

観光地って、たまには行きたいかもしれない。毎日楽しんだのである。小樽のような、有馬温泉の川沿いの縁日のような、なんとも楽しい雰囲気なのである。

↓ポルトに来て3日間だけれど、毎日ちょっと寄って1杯だけ飲む

ワイン専門の店で、販売しているスキンヘッドのお兄さんが英語が話せたので、なんとなく仲良くなって、通ってしまうのである。