ワインはちょっと苦手だったけれど、ポルトガルのビールはおいしい☆
一般的にいえるならだけれど私の感想では、全体的にいって、ポルトガルの「つまみ」はちょっと塩味がつよすぎる。塩はあまり食べないわたしにはちょっと苦手。でも、そういう食生活だから、地元の高齢者は体格のいい人が多いのだろうと察する・・・・
↓Lisobonで毎日のように通っていた、バイシャ地区にある有名なビアーホール。
修道院を改造したところだそうで、内装がとってもきれい。
観光客だらけの店なんだけれど、入り口付近にBARだけのエリアがあって、そこなら一人でも気軽に入れるので、ついつい通ってしまったのだ。ちょっと飲んでつまみを食べて、20ユーロもしないところも魅力的。
↓タコの酢の物、毎日味がちょっとちがうところが可笑しかった
ポルトガルに来てすぐに読んだのが、村上春樹の「辺境・近境」。
↓香草がかなりきいてておいしいバージョン
彼の本は何度も読んでるし、毎回飛行機に乗るたびに、どの本をもってくるか悩むんだけれど、今回はこれと The Wind-up Bird Chronicle にしてみた。英語の本を持ってきたのは、日本語だとすぐ読んでしまうんだけれど、英語ならスピードが落ちるので(ああ、こういう言い回しもいいなあとか勉強にもなる)、一冊はMURKAMI作品の英語のも持ってくるようにしているのだ。
「辺境・近境」では、村上さんが苦労したメキシコ旅行のことが書いてあって「そいえばメキシコは学生時代から行きたいと思ってたのに、なんでポルトガルにいるんだろう」と思ってしまったのである。テキーラが大好きな私は、メキシコに行ったらきっと飲みすぎて、酔っぱらって歩いてて丸裸にされるか殺されてしまうだろうとおもって、避けているのだ。お酒が飲めなくなったら、ぜったい行きたい国なんだけれど。ボディーガードがいればすぐにでも行ってみたいかもしれない。毎日テキーラを朝から飲んで、本を読んで、堕落的な生活をしてみるなんて、超贅沢・・・・ついつい学生指導のこととか考えてパソコンに向かって仕事しまうわたしには、とてもできそうにないんだけれど・・・
↓Portoの宿の部屋から見た、夜なのにお疲れ様・・・ごみ収集車
「目に見えない力に袖をひかれて、ふらふらと崖っぷちにつれていかれるみたいに、僕らは旅に出てしまう。」By Haruki
↓ふらふらのってしまった渡し船
↓LISBONでけっこうよく見た工事の様子、なんだかこわいんだけれど・・・
旅かあ・・・もうトシだし子どももいるしアドベンチャーはできないなあ・・・と思ってたら、たまたまリスボンの本屋で、The Summer Secrets っていう、メキシコを舞台したCOMEDYを発見。イギリス人が書いた本で、メキシコのある島を保有していたある男性を父にする3人の娘たちが、メキシコ・UKとそれぞれ別々に自分の父親のことを知らずに育つんだけれど、成長して父親を探しているうちに3人が出会って・・・・という話。映画にしたらおもしろいのに、って思ってしまったCOMEDY。メキシコかあ、名前を聞くだけでも、いってみたいなあと思うのである。ま、プノンペンでMARGAITAでのんで、気分だけでもメキシコにするかな。
↓ジェロニモ修道院は、LISBONではなかなか感動した世界遺産
ポルトガルは、将来住んでもいいかなって思えるくらい、適当で、なんともてれてれーっとした、わたしのFEELINGにあうかんじがする国。
町にいる人たちの洋服のセンスがわたしにはぴったりで、帰りのスーツケースは結局ZARAのピンクの洋服でいっぱいなのである。こんなにピンクの服ばかり買ってどうするんだろう?でも、ピンクとはいっても、いろんなグラデーションがあって、とても楽しいのだ。このあとのインド出張は何百人もの男性活動家に囲まれるから(わたしもMR扱いされてて、まあいいんだけど・・・)、ピンクで張り切るのだ☆
それにしても、ポルトガル。4月にテレビでみただけで感動してきちゃったけれど、とてもよかった。
この数か月のハチャメチャな生活を考えれば、半年前になんとなく計画した旅行によく来れたと思う(フライトは直前にAir Franceにかえたけど・・・・)。10月のマレーシア旅行は2日前にキャンセルしてモノレールを楽しみにしてた子どもにはほんとに悪かったし(子どもってなんて記憶力がいいんだろう・・・)、さらには、今月のベトナム縦断鉄道旅行もキャンセルしなきゃいけなくなって、子どもにだけはほんとに申し訳ない。母は自分のやりたいことがいろいろあるのだ。
ともかく、ポルトガル。何よりも気にいったのは、カンボジアより物価が安い点、のんびりしている点。他方、インフラがとっても整ってるのは生活しやすそう。
またいつ来れるかな?
当分来ないかな?長期滞在できる時間的な余裕があれば、また来たい国かな。パリよりもいいかもしれない。プラハとか、クエンカとか、スコットランドにいるかんじかな。
ポートワインは、ぜひ子どもたちといっしょに楽しみたいし、トリパスも食べて楽しみたいかな。でもそう思ったときに、たぶん子どもたちは母とはいっしょに旅行してくれないだろうなあ・・・・・
3週間、あっという間だった。これから11月は、ひたすら移動の月。年末まで、なんとか元気で乗り切ろう。仕事も恋愛も体力勝負。