ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

流浪の民?

2010年05月31日 | 女性の自立





マレーシアでも、本を読んでたわたし。

NOMAD は、ソマリア難民からオランダの国会議員に
なった女性の最新作。この前バンコクの空港で見つけて
早く読みたくって仕方なかったのだ。

女性に差別的であるとしてイスラム教批判を繰り広げた
彼女は、いろんな脅迫を受けていて、アメリカに亡命し
て以来、ボディーガードに警備されて生活中。

イスラム教徒にとっては(特に男性)、とても受け入れがたい
半宗教的・侮辱的発言を繰り返している彼女なのだけれど、
彼女の主張は納得する点が多い。たとえば、少女割礼(FGM)
やベール着用強制が女性の基本的権利侵害につがなっていて、
女性から自由を奪う慣行である点なんて、まさにその通り。

ほんとうは、権利侵害の被害者であるイスラムの女性が、
自由を求めて宗教を内部から変革するように行動すればいい
のだけれど、抑圧を内面化している彼女たちにとっては、
イスラムに疑問を投げかけることそのものが、すでに想像を
絶する行為なのだろうなあ・・・・・

イスラム教を捨てるだけで、殺されてもおかしくないって
いうのがイスラムの基本。彼女の勇気はすばらしいと尊敬
するけれど、ちょっと過激的すぎて、これじゃあついてい
けない人もいるだろうなあ・・・と思ってしまったりして。

名誉殺人とか、処女割礼とか、ジェンダー問題が山積する
世の中。こういった女性に対する暴力の実態が明らかに
なって、廃止しようっていう世界的動きがもっともっと
活発になるといいのになあ・・・・わたしも貢献したい
なあと思ってしまうのであった。







マレーシアの屋台街

2010年05月30日 | カンボジアの外で感じたこと


マレーシアの屋台街は、大好きな夕食の場所。





大勢の人でにぎわってて、とってもとっても
活気のあるエリア。

観光客もけっこういるけれど、基本的には
マレーシアの人たちがいっぱい飲みにやってきて
るというかんじ。

シーフードも食べたいのだけれど、ともかく
まずは大好きな麺を注文。

↓なぜか超おいしい焼きそば




一品200円くらいからで、ちょこちょこっと試して
みるのには絶好の場所。

若いカップルが近くに座っていたのだけれど
美人の女性だけが麺を食べてて、男性は
横で笑ってるだけ・・・・さらに食べ終わると
四輪駆動車で彼女をのっけて去っていくし。
恋愛中なんだろうなあ・・それにしてもメッシーに
アッシーかあ、と思ってしまったのであった。

周囲をみながら、人間模様を考察するのも
楽しかったりして。

↓ペナン麺とやらも試してみると・・・・



今まで食べたことのない、不思議なシーフード味。


マレーシアは夜が長いので、7時過ぎでもまだ
明るくって、どんどん人が食事に来るかんじ。


たくさん食べて、元気つけて、みんな明日に
そなえるのかな?

カンボジアにも、こういった屋台街があるといい
のになあ~








マレーシアでの鍋

2010年05月29日 | カンボジアの外で感じたこと



マレーシアで有名な料理に、「鍋料理」があるそうな。

ホテルのすぐ近くに有名店があるとのことなので、さっそく行ってみることに。

↓町の中心部なのに広い駐車場のある店



遅いランチに行ったのだけれど、お店はかなりお客さんがはいってる。
でも、ランチで鍋を食べる人はいないみたい・・・・
北京ダックとか、海鮮料理を食べてる人がほとんど。

↓鍋は店員さんが作ってくれるシステム



一人分、日本円で600円程度。またしても、ビール一瓶と
鍋一人分の値段がほとんど同じという、マレーシアの酒の
高さにびっくり。
確かに、周囲をみまわしても、ビジネスランチなのか、
誰も酒飲んでないよなあ・・・・



「唐辛子持ってきて」と依頼すると、なんと、
並んだのがさまざまな唐辛子。酢漬けばかりだけれ
ど、漬け方がちがうので、微妙に味の違う唐辛子たち。

でも、生の唐辛子はなかったので、改めて注文。
この辺は、さすがマレーシアだと思ってしまったりして。

↓カンボジアのアンチャービールのグラス??




この鍋、とにかく量が多すぎて、とても食べきれない・・・・
麺は黄色い麺と春雨があったのだけれど
春雨だけ食べることに。

さすがに名店だけあっておいしいの
だけれど、最後の最後に鍋にハエが入ってることを
発見・・・・
マレーシアも、ま、カンボジアとそう変わらないのかな?



久しぶりのマレーシア

2010年05月28日 | カンボジアの外で感じたこと


1年半くらいのマレーシア。

ツインタワーの見える部屋での滞在はとっても幸せ☆




今回は学会発表のためにマレーシアにやってきた
のだけれど、健康診断もかねてて、けっこう
盛りだくさんの予定。


久しぶりのマレーシアなので、とりあえず日本食を
食べに行くことに。
SAKAE SUSHI



回転寿司なのだけれど、テーブル席にはタッチパネルがあって
マウスで食べたいものを注文するシステム。


↓マレーシアはビールがとっても高い・・・・



↓刺身は、地元の魚?とってもおいしい


↓揚げ出し豆腐、明太子味



豆腐、とってもやわらかくって、カンボジアのと
違う~


マレーシアはシンガポールともぜんぜん雰囲気が
違うけれど、ともかくCITY LIFEが楽しめそうで
とってもうれしいのであった。





おしゃれなサラダバー

2010年05月27日 | カンボジアの生活



お友達が、「おいしいサラダの店があるよ」って
教えてくれたので、さっそく行ってみることに。

COMPTOIRという店、昨年オープンしたらしい。





店内はカジュアル系だけれど、すっきりおしゃれなかんじ。
店員さんがあまり気が利かないのはカンボジア的だけれど
クーラーもきいてるし、この暑い時期にはとっても助かる。



↓お友達が注文したサラダ





野菜とかハムとか、自分の好きなものを選んで
作ってもらうサラダ。
ドライトマトとか、ブルーチーズとか、おしゃれな
組み合わせで、おいしいサラダ注文に成功した
お友達。


↓わたしのパリジャンヌサラダ



注文が簡単なサラダを選んだのだけれど
チーズもハムも大量にはいってて、すさまじい
量。味もビネガーソースとあってて、なかなか
いいかんじ。

さらに、パンがとってもおいしくって、
やっぱり食べ過ぎちゃう・・・・

最近はまってるスムージーもあって、
マンゴー・キャロット・バナナ・スムージー
を注文すると、なかなかおいしいかんじ。


場所は、ST240、BLISSの東隣。





紅茶の講習会

2010年05月26日 | カンボジアの生活

 

お紅茶マスターの方が、紅茶の講習会を開催
してくださるというので、お友達をさそって
出かけることに。


座学で、お紅茶の歴史や種類などなどを勉強。
ハイランドティーにミッドランドティー、
発酵についてなどなど、お紅茶の専門家になった
気分。

座学のあとは、お紅茶のテスティング

↓今回いただくのは5種類のお紅茶



アッサムのお紅茶、ダージリンからは2種類、中国の
ラスプーチョン茶、スリランカのお茶の5種類。



それぞれのお茶で、色も香りもぜんぜん違うので、びっくり。

さらに、水道水とミネラルウォーターでの同じお紅茶の
味比較をすると、またしてもぜんぜん違うし。

中国のお茶は、すさまじいにおいで、お紅茶という
よりは、ウィスキーみたい・・・・・ピートの
香りとは違うのだけれど、とてもお紅茶とは思えない
香り。

お紅茶にもいろいろな種類があるもんだなあ・・・



お茶のあとは、チョコフォンドゥ。




甘いものが苦手なわたしは、そんなものがあるなんて
知らなかったあ・・・・・

世の中、まだまだ知らないことだらけなのだと思った
のであった。










安くておいしいレバノンサンドイッチ

2010年05月25日 | カンボジアの生活



プノンペンポストに、新しいレバノン料理の広告がでたので
さっそく行ってみることに。



場所は、川沿いにあるナイトマーケットの北、
タイタニックレストランの真向かい。


↓カジュアルな店内


テーマはファーストフードというかんじで、
サンドイッチはどれも2-3ドル程度。

↓3人分




ベジタリアンサンドイッチもあって、わたしが
頼んだのはファラフェルのラップ



あっさり味で、とってもいいかんじ。
これで2,5ドル、とってもリーゾナブル


↓食後のコーヒーも、なかなかいけてる



友達は、サンドイッチだけでは不足ということで、
フライドポテトを注文。こちらも超おいしくって
ビールにあいそう。

職場のすぐ近くなので、これから通おうっと。


やっぱりバーガーキング☆

2010年05月24日 | カンボジアの外で感じたこと


プーケットでの休暇も終わってしまって、
帰路バンコク空港でのフライト待ち。

タイの空港での楽しみは、バーガーキング。

普段ジャンクフードは食べないのだけれど、
バンコクの空港とかシンガポール・マレーシアの
空港では、異常なほどにバーガーキングが食べたく
なるわたし。

↓いつも頼むのはセットメニュー


バンコクにいても食べたいと思わないのだけれど
空港にいると、どうしても食べたくなっちゃうのだ。

紙をひらけて、あったかくってマヨネーズの香りが
すると幸せ・・・・





空港は平穏だけれど、市内は大変なことになってるバンコク。


バーガーキングを楽しんで、次に向かうのは本屋。

カンボジアから出ると、本屋さんに行くのがとっても
楽しみで、いろいろと物色してしまうのだ。

今回は、販売されたばかりの本で、イスラム教の世界で
育った女性が書いた本を2冊ゲット。
早く読みたい~




プーケットでの夕日

2010年05月23日 | カンボジアの外で感じたこと

今回宿泊したところは、湾に面していて、
波はとっても静か。

休暇も終わりで、最後の夜だなあと思ってると
とってもきれいな夕日。





相変わらず、ホテルでの食事。

↓シーフードサラダ、新鮮なシーフードがおいしい



↓お魚は、シーバスだそうな


ソースがかなり甘くって、うーん、ちょっとこてこて?
ってかんじだけれど、からしと一緒に食べるととっても
おいしい☆

↓こちらは豆腐のカレー



鶏肉入りのカレーよりも豆腐入りのカレーのほうが値段が
高いのはちょっと納得がいかないんだけれど・・・・でも
味は抜群。


バンコクでは大変なことになってても、プーケットは平和
そのもの。

もう二度と来ることないかもしれないけれど、のんびりした
休暇を楽しめて幸せなのであった。





文革と女性の自立

2010年05月22日 | 女性の自立



10年くらい前に北京に行ったときに買っていた
本、

Startling moon (中国語では「驚月」)

買った時、すでにちょっと読んでたんだけど、
なぜかやめちゃって、今回プーケットで読み直し
てみることに。

内容は、文革の時代に育った田舎の女の子が、大学まで行って
通訳となり、最後は天安門事件を取材している
外国人のジャーナリストと恋におちて、最後には
多分中国を去る・・・・というような内容。


てっきり自伝だと思って読んでたんだけれど
フィクションだった・・・のでかなり残念。
かなり細かくいろんな生活の様子が描かれている
ので、ある程度は自分の体験に基づいて書いてる
のだろうけど。


カンボジア人も、外国から来た人と恋に落ちて
カンボジアを去るってパターン、ほんと好きなんだ
よなあ。たいてい、アメリカ帰りとかのカンボジア人
男性と、若いカンボジア女性が結婚するってかんじ
なんだけれど。
その人に恋してんだか、その人の国に恋してるんだか
わかんないよなあ・・・とクールに思ってしまうわたし。
人身取引のリスクとか考えてんのかしら。

なんとなく一気に読んでしまったけれど、
ま、いまいちかなあ・・・でもカンボジア人女性は
ぜったい好きだと思う。誰か翻訳すればいいのに。