ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

汚職に関する調査

2010年03月31日 | 女性の自立


とある団体が、汚職に関する調査をカンボジア全土
で実施。

村レベルで125回も人を集めて(一回10名程度)
汚職について5項目に関して議論してもらったそうな。

対象は、若者、一般市民、地方公共団体の人。
それぞれ、別のグループで議論。


↓最近大ヒットの仁の卵サラダ


若者が最も問題視する汚職は、教育にかかる
費用。毎月10-20ドル先生に支払わないといけない
から、けっこう大変。
さらに、全然登校してなくっても、先生にお金を渡せば
試験をパスできちゃう同級生なんかを見ていて、怒っている
そうな。

↓こちらも仁のハスの茎の料理、ピリ辛



一般市民が懸念するのは、保健分野の汚職。
貧しいとヘルスセンターで問診してもらえなかったり、
出産に際して困難があった場合に追加調金を支払えずに
母子ともに亡くなったケースがけっこう議論されたそうな。

教育の汚職も許せんけど、母子を殺しちゃうとは、国家の
犯罪だよなあ。

↓オムライス、ベジタリアン用


地方公共団体の人たちは、自分たちの給与があまりに
も低いから、「人々の感謝の気持ちをお金で受け取らないと
生活できない・・・」などなど、非公式なお金を受け取っている
ことを正当化する発言ばかりだそうな。

出生登録には300リエルくらいしかかからないのに、
普通は5000リエルくらい徴収、婚姻届も500リエル
程度なのに、実際は10000リエルから20000リエル
徴収しているらしい・・・・

あ、もちろん、「徴収している」わけではなく、「人々が
サービスをありがたいと思って支払ってくれるお金」と
思ってるらしいけれど。地方公共団体の人は、
こういった出生届とか婚姻届を受理するのにかかる正式な
費用を知らない場合も多いらしい。

↓こちらは鶏肉入りチキンライス


調査結果は、非公式だそうな。
そりゃそうだろうなあ、こんなの公に発表したら、
即刻国外退去になりそう・・・・




既婚女性が希望する相手とは・・・

2010年03月30日 | 女性の自立



高級カンボジア料理店MALISに、
とある国からカンボジアに仕事できているお友達と食事へ。


↓レモングラスティー、すさまじいレモングラスの突っ込み方・・・



彼女は、自分より背が低くって、年下の男性が好みらしい。
今の彼氏は、一回りくらい年下。

↓魚ペーストに海老がはいってるおしゃれな前菜


大尊敬するイタリア語通訳の田丸公美子さんが、
いろいろイタリアでの面白い意識調査について
「シモネッタのデカメロン」で書いているのだけれど、
100回やるか・・・に続く面白いネタは、


既婚女性がやってみたいと思う相手

に関するアンケート(もちろん実施地はイタリア)



↓ちょっと味がこいいソーセージに、あっさりチャーハン



なんと、アンケート結果は、第一が「息子の友人」なのだそうな。

むむむ・・・・本能的に若いDNAを望むのだろうか、あるいは
ないものねだりなのだろうか、それとも・・・??


さらに、イタリアで既婚女性の3分の1は、
夫とはあまりやりたくないって回答して
いるらしい。
きっと、夫は100%が妻とやりたくないって
回答しているのではないかと察したりして。


カンボジアでそんなアンケートでも実施しようものなら、
カンボジアの伝統に反するとかいって逮捕されそうだなあ。




やっと食べれた飲茶・・・・

2010年03月29日 | カンボジアの生活





老地方の飲茶、なんとしても食べたいから
日曜朝9時集合で食べに行くことに。


↓注文してないけど出てきた料理


さすが、9時だと飲茶のメニューのほとんど全部があるみたい。
写真をみながら、あれもこれもって注文。


↓ちょっと苦みがあっておいしい蒸しもの


朝早いのと、連日飲みすぎで肝臓が悲鳴を上げているので
お茶で楽しむ飲茶。ま、そんな時もあっていいかも。

↓ぷりぷりえび


↓こちらはショーロンパオ


カンボジアで、こんなおいしいショーロンパオ食べられるんだって
感激。小さいから食べやすいし。

↓だいこんもち


だいこんもちは、ちょっと甘いけれど、
ほんわりと口の中でとろけるかんじで、とってもおいしい。

↓ちまき


ほくほくしていて、とってもおいしいちまき。

↓デザート、牛乳でつくられてる?


↓こちらもデザート、中は黄色い甘いもの


相変わらず、食べまくってるわたし。
おいしく食べられるって幸せだよなあ。



大好きなお話、「時雨の記」で主人公の男性が
恋愛手に言うセリフを思い出したりして・・・


なにしろ、てんぷらで、釣り上げたひとなんだから、まず、腹ごしらえがかんじんだ


てんぷらでなくって、飲茶でもいいけどなあ。

お菓子をくれる知らないおじさんを信じちゃいけないよって小さい頃
学校で指導されたけれど、うーん、なんか簡単についていっちゃい
そうだよなあ・・・







ミニスカートは禁止?

2010年03月28日 | 女性の自立


また仁でご飯食べてるわたし。

早く全メニュー制覇したいのに、なかなか
新しい物にチャレンジできない・・・・。
メニューにないもの作ってくれってわがまま
いっちゃうせいだろうか。


↓お気に入りの卵サラダを前菜にいれてくれて、うれしい☆




前菜には、揚げだし豆腐もはいってて、
超うれしいわたし。
やっぱりおいしいもの食べると幸せだなあ・・・・



↓うなぎの酢の物をつくってくれたそうな




うなぎは高いから、自分からすすんで食べることは
ないんだけれど、このうなぎ料理はやさしく酢でしめてあって、
とってもいいかんじ。
添えてあるわかめもいいかんじ。

料理人って、センスが勝負だよなあ・・・・と
改めておもったりして。




↓スープカレー


スープカレーって、初めて食べる料理。
北海道ではやってるらしい。
チキンがはいってて、とってもおいしい。
もうちょっと辛くってもいいけどな。


↓タン好きなわたし



焼肉はあまり得意じゃないけれど、タンは大好物。
モツ系なら大好きなんだけどな。
ホルモンとか。

↓新しいメニュー、マッシュルーム


大量にマッシュルームがはいってて、
とっても健康になった気分。

健康といえば、女性の素足は健康の
象徴だとおもっているわたし(またしても
ジェンダー的に問題かなあ・・・・)

先週日曜、300人が参加するデモがあって、
「大学にミニスカートで登校するのをやめるようにしよう!」
ってキャンペーンしたそうな。

あり得ない・・・・

男性まで多数参加して
デモやったっていうから、どういうこった。

「伝統的なカンボジア女性のふるまいに反するから」らしい。

じゃあ、アンコールワットのアプサラはなんなんだ・・・・

若者には、もっと違うことにパワーつかってほしいなあ。

↓北海道料理?ほくほくポテト



連日おいしいもの食べてて、パワーをたっぷりつけてるわたし。

暑さに負けないように、しっかり食べて飲まねば。






昔のオトコ

2010年03月27日 | 女性の自立

ずっと気になっていた、新しいドイツ料理の店。
ボルパイヤの南にあって、ボルパイヤの赤色と
その新しい店の黄色が、対照的だったのだ。

とか思っているうちに、毎日怒涛のごとく過ぎていって
たのだけれど、やっと行く機会が。

Golden Marmaid っていう名前の店、どうやら
ドイツ人男性二人がやってるみたい(ひとりはシェフ)。

メニューを見て、むむむむむ・・・って思ったのは
ドイツワインがないこと。モーゼルとかちゃんとおいて
おいてよ!!

以前、ライン河をモーゼルワインを飲みながら旅した
ことがって、とりたてのワインはおいしいなあと思った
ことがあったのであった。ワインをつくっているのは
南アメリカからの移住者がほとんどらしいんだけれど。


↓ファーマーサラダ


ドイツワインがないのはがっかりとしても、
注文した料理はとってもおいしい☆

ファーマーサラダも、ポテトとルッコラとか野菜の
コンビネーションが抜群。

お友達と、相変わらず恋愛の話をているわたしたち。
最近、大学時代に最初につきあった昔のオトコから急に
連絡があったというお友達、「びっくりですよね~」。
再会したいか、再会したくないか、二人でたらたら
とおしゃべりしていたわたしたち。

昔のオトコかあ。
再会してがっかりしない保障があれば、
会ってみたいかも・・・・でも再会から
何を期待するかだよなあ。
20年くらい会ってないと、お互いわからなかった
りして・・・・・かなしすぎるう。


↓ソーセージ、カレーって書いてあったんだけれど、ソースがカレーかな



お店は、ドイツ人のお客さんばっかり。
とっても安価で、サービスも、まあ悪くないので
いいかんじ。わたしたち、食後にドイツのお酒を
無料サービスしてもらっちゃったし。

いつもTELLに行ってたけれど、これからは
この店をひいきにしよう。


最愛の人か好みのタイプか

2010年03月26日 | カンボジアの生活



「最愛の人と100回するのと、好みのタイプ100人と1回ずつするのでは
どちらを選ぶか」

という質問についてまじめに議論をしているのは
イタリア語翻訳者田丸公美子さん(「シモネッタのデカメロン」)

イタリアでは、男女ともに後者を選ぶ人が多いらしい。

↓ Le Duoでお友達と食べたパニーニ



イタリア以外では【日本もかな?】、男性は大半が後者、
女性は前者だそうな。

うーん、なかなか面白い哲学的問いだなあ。


↓なすのピッツァ


それにしても、なんでもいいけれど、
100人と100回やろうと計画をたてたら(職業上
すぐ活動計画とか作成したくなるわたし)、
相当ハイスピードで数こなしていかないといけない
から、20代が勝負だよなあ・・・・

記録つくれたら、現役引退しても、
本書いたり、コンドームの専門家にも
なれそうだな。





ま、いいか。
おびわんが朝ベッドにいてくれるだけで
その日一日楽しくなっちゃうものな。



LE DUOのパニーニランチは、
6ドルでパニーニかピッツァと飲み物【ビールでもOK】
さらにデザートとコーヒーまでついてる
お得なセット。







裁判官検察官養成校でのセミナー

2010年03月25日 | カンボジアのジェンダー規範



カンボジアでは、裁判官か検察官になるには、
裁判官検察官養成学校を卒業しなきゃいけない仕組み。

将来の裁判官検察官たちを対象に、「紛争時の
女性に対する暴力」に関するセミナーをするので、
講師として参加してくれと依頼を受けたわたし。

2005年に実施したクメールルージュ時代の女性に
対する暴力の調査結果の報告。

この報告、もう数え切れないくらいやってきたけれど
今回はカンボジア語で報告することに。

できるだけカンボジア語で講義とかをする経験を
つんで、もっとカンボジア語を磨かねばとおもって。


55名参加したセミナー、女性は8名。
現在、裁判官と検察官あわせて女性の割合は
1割程度だから、学生さんの中では女性比率が
高い!!

うれしい驚きは、以前人権活動家として一緒に活動して
た男性が学生としていて再会したり、大学で
わたしのジェンダー学を受講していた学生と
再会したり・・・・・世の中狭いなあ。
がんばって勉強して、立派な裁判官になってほしいなあ。


それにしても、裁判官になるために勉強していると
いっても、わたしの学生たちとあんまり変わらない
普通の学生だなあと思ってしまったりして。
「クメールルージュ時代の女性に対する暴力って
聞いたことある?」と聞いてみると、ほとんどの
学生が下向いちゃうし・・・・・

「飢餓、強制労働」って回答はでてくるんだけれどな。

まあ、豊かな時代に育ってるから、興味ないのかな?

でも、クメールルージュ裁判では、強制結婚は捜査の対象に
なってるんだけれどなあ。あんまり関心ないのかな。

いつも前だけ通ってた裁判官検察官養成校に
入れて、ちょっとうれしかったのであった。

もう行くことないだろうなあ・・・・







みゃんみゃんのメキシカン

2010年03月24日 | カンボジアの生活



D2Dっていう無料で配布されてるレストランガイド
を見ていると、行ったことのないメキシカン料理屋さん
発見!!

メキシカン大好きな私、若い大学生の
お友達をさ誘ってさっそく行ってみることに。

思ったら即行動。

お店の名前は、CATってついてるし、
きっとみゃん好きのオーナーかな?って
期待したりして。


↓Alley Cat Cafe という名前の店


この店、場所が超わかりにくい・・・・

以前王立芸術大学があったところの西側なんだけれど
小さい路地をはいっていって、どう見ても周囲は
カンボジア人がふつーに生活している下町。


↓店の目の前まで行っても、わかりにくい・・・・


うーん、民家をちょっと改造しただけ?




基本的に、ナッチョがあれば幸せなわたし。

でも、生ビールがないとかいうではないか・・・
生ビールのないメキシカンなんて、あり得ない・・・



ちょっとがっかりしたけれど、ビールは
冷たくっていいかんじ。さらに、ナッチョは超おいしい!!!


学生たちは、留学できている人たち。
講義の話とか、恋愛の話とか、うーん
学生っていいなあ・・・・・


↓こちらも、かなりいけてる



学生の一番の懸念事項は恋愛らしい。
年齢にかかわらず、恋愛って大事だよなあ。

一緒にいた女性は、もうすぐ帰国するから
今の彼氏と離ればなれになっちゃうそうな。

「遠距離恋愛なんて、絶対続かないよ~」と
主張した部外者たち。
彼女、泣きそうになっちゃって、うーん、
若いっていいなあと思いつつも、もっと夢を
もって話してあげたほうがよかったかな?と
反省したのであった。





場所は、わかりにくいけれど、行く価値あり。


6人と同時平行でつきあえるかな

2010年03月23日 | カンボジアで感じたこと

久しぶりにロシア料理のイリーナへ。

お世話になった方の壮行会。
この時期、ほんとに去って行く人が多い。
一期一会だなあと思ったりして・・・・・
【四字熟語ブームはまだ去らず】

↓大好物さば?の塩漬け






↓マッシュルームがおいしんだけれど、メインはサーモン



イリーナはウォッカもあるんだけれど、つい飲みすぎるので
ワインも飲んだわたしたち。
でもワイン品薄?好物のスペインワインは2本で品切れ
仕方なくフランスワインを飲んだのであった・・・・


↓チーズをコロッケみたいにしたもの、ほくほくしてておいしい




送られる方は、なんと、若い頃に6人と同時進行で
お付き合いしたことがあるそうな。

むむむ・・・だから、いろんな調整とか上手で
ささっと仕事もできるんだろうなあ。
6人はさすがに大変・・・。想像を超えた世界だなあ。
コンカツ進めたら、そういう大変な調整も
しなきゃいけないのかなあ・・・

これって、取らぬ狸の皮算用?





↓大好物のイリーナスペシャル(鶏肉)



イリーナスペシャルは、おいしいんだけれど、
とってもとっても重たい料理なので、ちょっと
しか食べれない。


それにしても、壮行会とか多いなあ・・・・
新年まで、宴会マラソンだあ。