ジェンダーからみるカンボジア

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アルゼンチンまでもぐりたい

2013年01月18日 | 女性の自立

 

「ピアニストという蛮族がいる」で、ピアニストとしてだけではなくてエッセイストとしても有名になった中村紘子さん。彼女の演奏はそれほど好きではないんだけれど、エッセイのほうは大好きだったわたし。たまたま本棚に「アルゼンチンまでもぐりたい」があるのを発見して、20年ぶり以上?に開いてみることに。

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どんなに優れた完成度の高い演奏であっても、それが私の想像力を超えないものである場合は感動を得ることは難しい。

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「アルゼンチンまでもぐりたい」では、中村さんがコンクールの審査員として活躍している時の裏話が多いので、とても厳しい内容のエッセイもあっておもしろい。昭和天皇が有名なコンサートでこっくりこっくりし始めた話や、とある国の王女がコンサート中に鞄の中身を出して前に並べ始めた話とか(コンサートの演奏が実はたいしたことなかった)、いろいろ面白いのである。

世界でも通用するプロフェッショナルとして、その道を追求した人の書く文章は、素晴らしいし、ストレートに伝わってくるものがある。

↓お散歩がてらの朝食ローカル食堂

アルゼンチンまでもぐりたいかあ・・・・アルゼンチンは、ワインもおいしいし刺身などの食べ物も超おいしいので、滞在を満喫した国のひとつ。毎夜のタンゴバー通いのためにまた行きたいなあ・・・でも地球の裏側だし、もう無理かな?