ジェンダーからみるカンボジア

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カンボジアでのニンプ生活

2013年01月15日 | 女性の自立

 

振り返ってみれば、2008年の1度目のニンプ生活では、妊娠7-8か月目に2回入院したわたし。数年前は、日常生活で接する仕事の関係者は日本人がけっこういて、仕事の大変さよりも人間関係とかでストレスがたまりにたまり、前に進めなくなったのであった。第1子だったことっもあるけれど、子どもができたときの周囲の反応は、「あらまあ大変ねえ、で、これからどうするの?」っていうネガティブ意見ばかりで、ポジティブな対応をしてくれた人はほんの数人・・・・(だからポジティブなことを言ってくれた人はしっかり覚えて感謝してる☆)。まあ、多分常識的かつ日本的な対応だし普通なんだと思うけれど、振り返ってみれば、日本人って超ネガティブ思考だなあと思うのである。

↓ロシアンマーケットへお出かけ、子どもとのデートは楽しい☆

今回の2度目のニンプ生活は、仕事はすさまじい量で前回ととも比較にならないすさまじさだけれど、基本的には毎日とっても楽しいし、ストレスフリーな毎日。接する日本人はほんの数名、みんな仲良しで集まれば大笑いできるきさくな友達なので、こっちから電話して遊ぶ約束をとりつけるくらいなのである。子どもの存在も大きいかな、子どもの顔を見てるだけでも幸せなのである。

仕事は、フリーランスなので、休暇なんてとれないし、出産直前直後も仕事の予定がびっしりなので責任も重大。それでもとってもとっても楽しい。それは、きっと、国籍を問わず周囲がポジティブな人ばっかりだからなんだと思う。妊娠8か月にはいって以降はおなかがちょっと目立つようになってきたので、「あら、妊娠してたの?おめでとう、男の子女の子?」って発言がリピートされる生活。そうなのだ、カンボジア人って、子どもができるのは喜ばしいことだし、みんな明るい発言ばかりなのだ(体調大丈夫?とか聞かることはまずない・・・・・・)。さらに、「また男の子なの?じゃあ3人目は女の子を産まないとね!!」って発言も連発で、カンボジア人の発想というのか常識にもびっくりなのである。

こう考えると、3度目のニンプ生活があってもいいのではないかとすでに思ったりするんだけれど、さすがに根性ないかな・・・・一回妊娠すると、歯が一本なくなるらしいので、子どもを作る計画がなかった20代のときに親しらずを4本とも抜いてしまったことを後悔しているのである。