ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

お天気はいまいちのKL

2013年05月31日 | カンボジアの外で感じたこと

 

この時期のKLは、雨がけっこう降るらしい。

↓きれいなお花、グランドミレニアムホテルのロビーで発見

雨は降りそうにないかなあ・・・と空と相談しながら、ブキットビンタンへとお出かけ。

↓いつものペナン焼きそば

ホテルから歩いてすぐのところにある鍋屋さん、HAKKAへもお出かけ。

すごい量、とても食べきれない・・・・さらにKLでは豚肉がなくって、鶏肉ばっかり。

↓いつ行っても流行ってるHAKKA

↓子どもはじっとしてられない、鍋ができてきたら遊びに行きたがるのである

Tradersは、周囲になんでもあるので、ほんとに便利。雨が降っても大丈夫なのである。

 

 

 

 

 


Women Invest 第3回会合開催中

2013年05月30日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

今回のTradersは、圧倒的に女性客が多くて、さらに同業らしき人たち多数・・・・・見るからに国際機関関係の人たち。

↓その理由は、Women Invevst っていうアドボカシー団体が開催している国際会議

世界150か国、国会議員と大臣だけでも75人も参加している会議。マレーシアの首相もオープニングスピーチをして、新聞でも大きく取り上げられたイベント。

TradersはConvention Centerに直結しているので、多くの参加者が宿泊しているのだ。

女性への投資ー教育と保険制度を整備することによって、社会発展を目指すっていう試みらしい。

↓会議を横目にみながら、バギーでKLLCまでお出かけ

世界各国、特にアフリカの民族衣装を着た人たちがとっても素敵☆

↓夕方はホテルのラウンジでドリンクを楽しむわたしたち

前回泊まった時は、Convention Centerで重工業関係の会議があったので、背広のおじさんたちばっかりだったホテル。朝食のレストランで、国際電話している男性や、商談をしている男性ばかりだった。

他方、今回は、女性が圧倒的に多くて、みんなおしゃべりしたり、ノートをだして会議をしながらの朝食。さらに、アウトフィットが素敵で、インターナショナル!!ってかんじで、とっても楽しいのである。それにしても、自分を含め、国際機関とか援助関係の女性って、派手な人がおおいなあ・・・・・多分「常識」的には、その恰好で会議に行くか?っていうすさまじい衣装の人もいて、子どもにはそういう多様性を自然に身に着けてほしいなあと思うのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


KLLCのチリレストラン

2013年05月27日 | カンボジアの外で感じたこと

 

KLLCにあるCHILIレストランは、お気に入りのお店。

↓メニューが新しくなってて、ナッチョもすごい量・・・・

偶然、こどもたちは二人ともぐっすり

↓Tradersを眺めながらビールを楽しむ

Chiliレストラン、ムスリムの人が多いんだけれど、食べてる量がすさまじい・・・・全般的に、KLはカンボジアに比べて大きい人が多いなあ。

 

 

 

 

 

 


KLのディンタイフォン

2013年05月26日 | カンボジアの外で感じたこと

 

マレーシアへ一週間の休暇。

↓子ども、前回は調子が悪くて食べられなかったFCCでの朝食 

クアラルンプールに無事到着、とりあえず目指すはディンタイフォン。

↓相変わらずの行列にも負けず、ショーロンポウを楽しむ

↓日曜なので、子どもがたくさん

カイランの炒めも、おいしい~☆

クアラルンプールは人種のるつぼ。歩いている人たちをみているだけも面白いのである。

 

 

 

 


マレーシアへ!!

2013年05月25日 | カンボジアの外で感じたこと

 

 

ながーい連休なので、マレーシアに遊びに行くわたしたち。

↓久しぶりの寿司バー、母乳育児によさそうなものばかり注文

この時期、休みが多いんだよなあ・・・・さらに選挙に突入するから役所の仕事はとまっちゃうし、何ともいい加減な国なのである。

↓スペシャルの照り焼き、もちもちしてておいしい☆

学生たちは、「女子大生が抱える問題」についての調査を実施して、調査結果をまとめるのが連休中の課題。

「性体験について聞くのははずかしい」っていう苦情から、「結婚しているって回答してるのに、性経験がないって回答している女性がいるんですけれど、どうしたらいいですか」という質問まで、学生たちは四苦八苦して調査を実施している様子。

二週間の調査期間をへて、みんなは調査結果を発表する予定。楽しみだなあ。

 

 

 

 

 


信頼できる助産婦とは?

2013年05月24日 | 女性の自立

 

 

カンボジア人で仲良し友達が8月に出産するので、わたしが2回お世話になった産婦人科の先生を紹介してみた。タイにニンプ健診にいったり、出産もタイでしようかと迷っているくらい慎重なのだけれど、「カンボジアで大丈夫よ!」ってわたしが太鼓判を押してるのだ。なんかおかしくないか?

↓すくすく成長してる第二子

わたしの先生は、1997年に住んでいた家の大家さんの娘さんで、当時からの知り合い。フランス留学を経て産婦人科医になって、カルメット病院に勤務している彼女。

↓小児病院での検診、すでに7,1キロ

なーんせ、わたしの第一子の出産では、破水のタイミングを見てささっとやってくれただけでなくって、なかなか頭が回転しない子の頭を子宮口に手を突っ込んで回転させてくれたり(今考えるとすごいことなんだけれど・・・・)、ものすごいプロなのだ。毎日多ければ10件程度お産に立ち会うので、なんといっても経験豊富。第二子の出産も、彼女を信頼していたからこそ、超スピードで安全なお産ができたと感謝しているのだ。

で、友達、先生に電話してみたら、「出産中だからあとで電話かけなおす」と言われたそうな。

「出産中に電話とるのよ…・信じられない・・・そんな先生にはお産をまかせられない」とのこと。

わたしも先生に電話したとき、「出産中」と言われたことは、2回くらいあったような気が・・・・・・でも、「さすがベテラン」と思ったくらい。そもそも出産なんて普通は時間がかかるものだし、緊急事態に電話をとらなきゃそれでいいのだ。

でも、たぶん医療倫理には反するんだろうなあ。きっとどの医者もやってることなんだろうけれど。

↓大学の教務部での子ども、みんなのアイドル

友達は、結局タイで出産するそうな。お金もかかるし、移動も大変なのに。自分の子どもの出産すら信頼できない国で、どうやって自分の子どもを育てていくんだろう・・・・

↓第一子も、最近ちょっと不調だけれど、元気に成長中

 

 うちのお手伝いさんは、第一子の男の子を予防接種で失った悲しい経験を持つ女性。スバイリエンでの出産後、1,5か月予防接種のあと、接種したところから出血がとまらなかったんだけれど、「こんなもんだよ」と周囲に言われ、2日間すぎておかしいと気づいてプノンペンのカンタボパに連れてきたときいはすでに手遅れだったそうな。

どんなに慎重に出産先を選んでも、そのあとに死んじゃう子どももまだたくさん・・・子どもを失って悲しむ大人がいないような社会にしなきゃなあ。

今読んでるヒラリークリントンの本でも、彼女が「子どもが夢をかなえられる将来を作りたい」っていうメッセージを中東で繰り返すのだけれど、ほんとにそうだなと思うのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カンボジアには人権問題はない?

2013年05月24日 | カンボジアで感じたこと

 

 

国連のカンボジア人権問題特別担当がカンボジアにきて大学で講演をしたら、「カンボジアには人権問題はない」などなど、講義の声が学生からあがったそうな。

↓プノンペンポストの報道

オウム真理教を思い出したのはわたしだけだろうか・・・・・・

来月、大学でジェンダー学の学生を対象に「女性に対する暴力:レイプ」のセミナーをしようと企画しているのだけれど、「選挙前なので、政府からの参加者がないと、学長の許可がおりないかもしれない」と言われてしまったわたし。

アカデミアの自治はいずこに??

 

 

 

 


The Secretary

2013年05月23日 | 女性の自立

 

 

The Secretary は、国務長官ヒラリークリントンの追っかけ取材をしてる外務省の中にいるプレスの女性が書いた本。

ジャーナリストである筆者は、紛争化のベイルートで育って、ワシントンの外交の真ん中でプレスとして働くことになった女性。ヒラリークリントンの動きを、プレスの視点から追いかけられるので、とっても面白。

ライス国務長官が朝5時に出勤してきて仕事していたことや移動中も雑談などせずに仕事ばっかりだったことと比較して、ヒラリーはもっと人間的で普通の視点をもっていることが紹介されていたり、なかなか面白い。

親ばかなわたしは、上の子どもがこの本の表紙を指さして「ひこうき」って言ってるのだけで、とっても嬉しいのである。