ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

心を揺さぶる映画ーOde to My Father

2015年08月31日 | 日本滞在

 

 

久しぶりに、大笑いしながら、大泣きした映画、Ode to My Father

飛行機の中で見たのだけれど、涙がどんどん出てきてとまらなかった。

↓1950年朝鮮戦争から現在までの韓国人男性が主人公

https://en.wikipedia.org/wiki/Ode_to_My_Father

アシアナの映画紹介コラムには、「韓国から西ドイツの炭鉱に出稼ぎにいった男性が、将来の伴侶を見つける話」と書いてあっただんだけれど、全然ちがう!!!そもそも、話は、すさまじい「朝鮮脱出」のシーンから始まってて、まさに日本の大連からの引き揚げもこんなかんじだったの?って思うくらい迫真迫る撮影技術。

朝鮮戦争で妹と父を失った男性が、家族の大黒柱として母や妹・弟を支えるため、西ドイツで過酷な労働に耐え、ベトナム戦争にも従軍し、妹はアメリカにいることがわかって再会はできたけれど、父親は行方不明のまま・・・・主人公は、年老いては子どもに自分の事を理解してもらえない孤独と戦う。ドラマのような話で、いろんな人の話をつなぎあわせて映画にしたのではないかな?

とはいっても、政治色はまったくないし、喜劇的要素がふんだんに盛り込まれてて、大笑いしてしまうシーンもたくさん。

久しぶりに心を揺さぶられる映画を見れて、とても有意義だったカンボジアへのフライト。離散家族のつらさは、体験してみないとわからないし、戦後70年でやっと語り始めている人たちもいるくらいだから、カンボジア人も家族を失った苦しみを今でも負い続けて生きている人はたくさんいるんだろうなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 


カンボジアへ

2015年08月30日 | 日本滞在

 

一ヶ月の日本もあっという間で、もうプノンペンへ。

子どもたちはすっかり学校に馴染んで、上の子は悪ガキ5人組とでも呼びたい男子グループを結成していて、この先が思いやられるのである・・・でも最後の学校の日には、ガールズが集まってきてくれてお別れしてくれて(ボーイはゼロ)、この点では将来がなかなか頼もしいのである。

↓夏に戻ってくるとお寿司がいまいちというマイナス点がある

子供たちはお寿司大好き。手づかみで食べる食べ物だから食べやすい。結局最後は連日お寿司だったのである。

↓きしめんだか稲庭うどん、下の子のお気に入りランチ

カンボジアにいる時ほどには外食しないけれど、子供達が学校のない日はけっこう外に食べにいって楽しんだのである。

↓久しぶりのビビンバ、明太子味

↓かき氷は、どこにいっても注文

ブルーのを食べる時は、「ブルーハワイね」って確認する子供。どんな大人になるのやら。 

↓LEGOで遊ぶのも大好き、時間を忘れて没頭

今年の夏、残念だったのは、富士山登山ができなかったこと。天候が急変したので、8月上旬に登る予定だったのを直前にキャンセルして、大連から戻って戻ることにしていたのだけれど、結局天候がBとかCレベルにしかならなくて、あきらめたのだ。登山靴まで買ってたので、とても残念。来年は8月上旬に登ろう。

↓マクドナルドで走り回って遊ぶ、お店の人ごめんなさい・・・・

もうひとつ残念なのは、新幹線旅行のキャンセル。本来なら今日から北陸新幹線で金沢までいって遊んで、明日さらに東京まで行ってお友達たちと会って、N700系のぞみで神戸に戻ってくるはずだった旅行。東京出会う予定だったお友達たちには、次回会えるかな。

↓須磨パティオも通いました、噴水で走り回る

 

↓公文式一年生一学期の復習ドリルは全部終了!!がんばりました!

↓ドンクは今年50周年だそう、お気に入りのカマンベールパン

↓とある日の夕食、発泡酒の秋限定バージョン勢揃い

 

↓最後の最後に車をぶつけたのが残念・・・

ドアがちょっとへっこんで、カンボジアなら50ドルの修理代だろうに、日本だと17万円だとか言うのである。でも中古車のドアがあれば、7万円くらいですむそうなので、中古車がありますように・・・・ってお祈りするのである。

75キロの荷物をもって、カンボジアへ戻る私たち。洋服と本ばかりの荷物で、夏に戻ると洋服ショッピングに明け暮れるなあと反省。

31日から大学は新学期、明日にはすでに最初の講義が始まる。気分を入れ替えて、クメールルージュ時代の本も早く完成させないと・・・・日本では、結局あまり進まなくて、大量に持って帰ってきた現地調査の資料をまたもってカンボジアに戻るのである。とほほ。

 

 

 

 


豚足を求めて南京町へ

2015年08月28日 | 日本滞在

 

 

豚足を食べたことがないという両親のために、豚足を求めて南京町へ。

↓電車ですぐ、でも南京町は数年ぶりに出かける

↓朝10時過ぎなんだけれど、観光客はけっこうきてる

 

↓とりあえず老松記の豚まん・・・・息子は4つも食べたのである

↓今流行ってるらしい食べ物で、道沿いに大量に販売中

↓ゲットした豚足、残念ながら食べるところはほとんどない

↓豚の耳、食べるところはかなりあるけれど、あまり新鮮さはないかも

カンボジアで食べるほうがいいかな?


パルミラ遺跡爆破

2015年08月27日 | 日本滞在

 

 

とても残念なニュース。

パルミラが破壊されたそうな。

http://www.sankei.com/world/news/150824/wor1508240039-n1.html

2001年の6月に訪問した時、こんな広大でさみしい地域に街を建設するなんて、発想が卓越しているなあと思ったのだけれど・・・・

将来、また訪問することができなくなってしまった、っていうのはとても残念。でもシルクロードの旅は、ぜひやりたいな。

 

 

 

 


加古川線と北条鉄道

2015年08月24日 | 日本滞在

 

粟生駅という、なかなか読めない駅を目指してお出かけ。「ブルーだよ、ブルー」って子どもに教えられて、そうだ、あおだった、って思うのである。

↓まずJRで加古川まで向かう、超久しぶりに乗る路線

 

↓加古川線に乗り換え、2両編成

 ↓粟生に到着、田舎の駅

 ↓北条線に乗り換え、乗客の多くは鉄道ファンか山を歩こう会の人

↓22分で終点に到着 

↓加古川線もだけれど、まっすぐな線路が多い

↓レトロな運転席、運転手さんも高齢化が進んでる

↓路線マップ

↓小型ヘリで農薬散布をしているのを見て感激

↓疲れ切った子どもたち、ずっと走り回ってた

↓粟生まで戻ってきて、神戸電鉄に乗り換え

↓湊川までぐっすりの二人

ぐるっと一周して、戻ってきたわたしたち。半日旅行、なかなか景色もよかったし、楽しい旅だった。ただ、北条には見るところも食べるところもなかったのが残念かな・・・・・もしまた行くならお弁当持って行こう。

 

 

 


神戸ジェームス亭

2015年08月23日 | 日本滞在

 

 

散歩圏内の、神戸ジェームス亭。三洋電気社長の井植さんが住んでいたお屋敷で、山の斜面にそって石垣が見事な巨大なお家。が、数年前に売却されて、レストランになり、一度行ってみたと思っていたので、子供たちが幼稚園なのをいいことに、お出かけすることに。

↓門が開いてるのがとても新鮮。

↓入ったところにはクラシックカーが置いてある、デコレーション?

↓車寄せもちゃんとある、おしゃれなエントランス

もともとは、迎賓館だったところを、住宅として使ってたらしい。

↓エントランスホール

↓待合室、ここで部屋に案内されるのを待つ

平日なのに、女性客で賑わってる。でもスペースが広いので、周りのことを気にしなくて食事できる。

↓おしゃれな前菜

↓部屋からの景色、結婚式場にも活用されているそうな

↓前菜のサラダ、ちょっと甘酸っぱいドレッシング

↓部屋からの眺め、小さい時よく遊んでた塩屋浜が眺められる

↓メインは6時間かけて炭火でゆっくり焼いたローストビーフ

巨大なローストビーフをテーブルの横までもってきてくれて、その場で切ってサーブしてくれる。

ワインは、コートドローヌがあったんだけれど、レストランの人によると、夏はもっとすっきりしたブルゴーニュを進めているとのこと。でもコートドローヌの方が好きだって言ったら、「じゃあ、あけますよ」とのこと。ただ、ほんのちょっとしか注いでくれないのはかなり不満かも・・・・なみなみと注いでほしい・・・・

↓デザートは、パインナップルを薄く切ってグリルしたものがのっかったアイス

お天気に恵まれたので、庭をお散歩してみる。

天井を通れば、塔の上まで行けたので、しっかり登ってみる。

↓もともとプールだったところをバンケットに改装したそう

↓結婚式用の写真撮影隊と遭遇、貸衣装も有名らしい

ジェームス山の横に住んでて思うのは、緑が多いからとっても環境がいいし、スペースが広くとってある外国人居住地はお散歩にとってもいいし(今は警備がけっこう厳しくなってるけれど)、土地なんてないのにどんどん開発して家が建ってるのもわかる気がするのである。

 

 

 

 

 


文具を買うのが楽しい日本滞在

2015年08月21日 | 日本滞在

 

 

文具を買うのが大好き。

9月からの調査のために、ペンを買ったり、ノートを買ったり、NAGASAWAで時間をかけてかわいい文具を選ぶ。ニューヨークでもパリでもかわいい文具はあるけれど、がっちりすぎて使いにくそうだったたり、値段がとっても高かったりして、なかなか買えない。

文具をいろいろ探したりショッピングを楽しんでる時、共感した本。

↓元アナウンサーという女性の弁護士試験成功のストーリー

ずっと仕事をしてきた彼女が、弁護士試験に挑戦することにして、カラフルな文具を揃えたりするのがとっても嬉しかったっていう記述がでてくる。ほんとにそう。仕事で走り回ってると、文具なんてなんでもいいのだ。メモさえとれれば。でも、楽しい仕事をしようと思ったり、勉強となると、文具ってちょっとほっとさせてくれたり、気分を高揚させてくれたり、モチベーションを高めたり幸せを感じることにつながるから、今回は時間をかけて文具を選定してる。これで調査の質も高まるといいんだけれど・・・・

今はアマゾンで安価で買えるので、NAGASAWAと比較してどっちで買おうかなって思ったりして、それも楽しい。とはいっても、アマゾンは過剰包装なので、届いたあとの処理が大変なんだけれど。

 

 

 


無事日本へ到着ーー暑い!!

2015年08月02日 | 日本滞在

 

 

アシアナ航空は、夜中にプノンペンを出るので、子供達にもわたしにとってもちょっと大変な移動。

↓大雨の市内、バスが電気のラインにぶつかって大事故発生

二人とも駄々をこねながら、無事仁川に到着。

早朝の到着でおなかもすいてるので、タンブラーと朝食を買いに行こうとしたら、スターバックスが改修工事しててショック・・・

↓仕方ないので、新しくできてたコーヒー屋にはいる

↓関空までは1時間ちょっとで到着

いつものことながら、韓国の人たちはみんなで子どもの世話をしてくれるので助かる・・

↓なぜだか通路を挟んで3人の席になってしまったのであった

 

日本は、とっても暑い。暑すぎるくらい、暑い。今日は1100人も熱中症で病院に運ばれたそうな。

残念ながら、親戚に不幸があって、帰国早々お葬式に行かないといけなくなってしまったのだけれど、子供たちはさっそく学校なので、洋服に名前を書いたり、タオルとかコップとか、準備が大変。日本の学校って、ほんとうにいろいろ準備が大変だなあ。

 

 

 

 

 


しばらく日本へ

2015年08月01日 | 日本滞在

 

 

日本は暑いそうな。

↓34人の大所帯で学期末までがんばった社会調査のクラス

本当は5週間滞在するだったはずの日本。

↓家に学生たちを呼んで学期末の打ち上げ

↓ピッザを注文してみたら、なんとも便利でいいサービスだと改めて気づいたのである

日本への帰国直前になって、ばたばたと、ちょっとした仕事とか会議の準備とかがはいってきて、急遽、日本滞在を短くすることに。毎回チケットを変更してるから、旅行会社から、「変更しませんよね???」って念を押されたりするんだけれど、それでも毎回変更してしまうのである・・・

短くなったけれど、日本は暑そうだから、まあいいか・・・・カンボジアは涼しくなってきて過ごしやすい時期なのだ。

↓夜遊びもしばらくお預けなので、ぱーっと遊びに出かける

↓バーで走りまくってカウンターを占拠する子ども

フレンチフライも、パスタも、あっという間にたいらげた子どもたち。

↓フレンチフライ大好き、かりかりっていう感触が好き

来週、富士山に登る予定なんだけれど、大丈夫かな?飲みすぎないようにして、体調ととのえよう・・・・

 

 

 


あっという間にカンボジアへ

2015年07月06日 | 日本滞在

 

日本は雨・・・・でも傘がないまま過ごしちゃう。バスとか電車とかの移動だと、ちょっとくらいふられても大丈夫。

↓お弁当、日本では何食べてもおいしい・・・

↓今回シンポジウムのチラシを壁に張りつけている会場・・・・

シンポジウムでは、負の遺産を抱えつつ多様性を包摂するような社会構築には?みたいな内容で、なかなか面白かった。UNTACはすでに歴史的に分析される・・・っていうのは衝撃的。でも、たしかに、もう20年以上前なのだ。「ポルポトって、知りませんでした」っていうコメントをくれた参加者もいて、世代間ギャップを感じるのである。あと、「負の遺産っていったって、文革ではそんな名称はつかわない。なぜカンボジアでそういう単語を使うのか、検討必要」みたいな意見もでた。

↓ベトナム料理だそう、さくさくのキャベツ

↓とっても大きい軟骨

↓ししゃも、今回食べられたのは一回だけ・・・

↓不思議な居酒屋だった、いろんな国の人が働いてる

次はカンボジア。プノンペンでかなりの数のインタビューをとらないといけないので、がんばらないと。

↓記者の方が、掲載された記事を届けに来てくれた

「刻む記憶」という連載だそうで、30紙以上に掲載されるそう。同僚のお母さんは、背中だけのショット・・・ごめんなさーい。

↓「年下恋愛」、なかなか面白い恋愛物語

プロの方が書く記事というのはすごい。3日間張り付いて、これだけに絞り込むのは、相当な断捨離の勇気がいったはず。記事を読む人が、カンボジアのことをちょっとでも知る機会になるといいな。