産業・鉱業・エネルギー省でジェンダー主流化のための研修が実施されるというので、様子をのぞいてきました。
参加者は、カンボジア電気公社や水道局の職員150名。これまでジェンダー研修を受けたことのない人たちばっかり。
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研修は省の会議室で実施。
参加者の半分くらいは男性。わたしが見学したのは「ジェンダー分析手法」について。
講義のあと、質疑応答で面白いなと思った点。
ちなみに、すでに丸一日ジェンダー研修を受けている人たちが出した質問で、質問したのは男性のみ。
1.ジェンダーとは一体なんなんだ?組織なのか?国連がつくった規範なのか?
2.ジェンダーとCEDAW(国連女性差別撤廃条約)は何がちがうんだ?
3.なぜジェンダーなんか勉強しなきゃいけないんだ?
などなど、講師が女性だったこともあってか、ジェンダーに挑戦しようとする質問がだされて、とっても面白いかんじ。
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カンボジアでは各省にジェンダー主流化促進グループがあって、省内でのジェンダー認識を高めるために研修活動を実施。将来的には当該省が担当する分野におけるジェンダーの主流化も進めていく予定だけれど、それにはまだまだ時間がかかりそう。
産業・鉱業・エネルギー省は、今後カンボジアの24州にある出張所(州レベルでの産業・鉱業・エネルギー局)のネットワークを構築しようとしているらしい。そういうイニシアチブが、省の内部から湧き出てくるってすばらしいなあ・・・・。