HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

2007年03月09日 | Weblog
ときどき、金曜日の会社帰りに街中に出る。だいたいはタワーレコードに行くんだけど、また今日も別にCDを買うつもりはなかったのに立ち寄ってしまった。

なんていうんだろう。あの音楽を求めている人たちが集まる空間が好きなんだ。

何万という音楽がそこにあって、人はその中から一枚のCDを選び出す。

これって、本当は宝くじぐらいのすごい確率なんじゃないのかな?音楽は世界中から来ているんだよ。この地球全体から・・・

そこからの一枚。

その手が握りしめたCD

それが奇跡の始まりになるんだよね。


私はそんな場所で、今までどれだけ知らないバンドやアーティストと出会っただろう?

マイケミカルロマンスだってそうだし、MAEだって、スノウパトロールだってそうだ。ラジオとかでもまったく聴いたことがなくて、タワーレコードの試聴コーナーで初めて出会ったんだ。そして、その中でも特に1発で、最初のイントロで好きになったのがマイケミ・・・

彼らの凄さを今改めて知る。


でも、今日は買わなかったけど、試聴コーナーで聴いたTHE RED JUMPSUIT APPARATUSはよかった・・・実は彼らはちらりとスカパーでPVを見たことがある。でも、そのPVの記憶より音の残像というか残響の方がしっかりと耳に残っていて「好きだ」っていう感覚がそこに重なって自分の中に蓄積していた。

だから、今日聴いて好きだと思うのは必然なんだ・・・ただ、今お金が無いので買うのはやめた。いつか買うとは思うけど・・・


試聴だけして、帰りにシースルーのエレベーターに乗って、京都の街を見下ろした。でも、不思議なことにその夜景の京都の景色より、隣のエレベーターと上下にすれ違う時のあの感覚が自分の中に切り取られた。

私はその時は本当の私ではない。映画を撮っている監督の気分だ。このエレベーターで下に降りていく人ともう一機のエレベーターで上に上がっていく人が、その時は気づかないけど、どこかで必ず出会うんだ。さっき、下に降りた子が聴いていた音楽を上に上がっていった子が聴く。そして、音楽と音楽で2人は結ばれていく。見えない運命の糸は赤くなくて、実はト音記号を果てしなく伸ばしたものなのかもしれない。

夜の街の人込み、多くの人が行き交う交差点、ビルのネオン、バスの明るい内部、待ち合わせている人たち・・・

その中に皆の気づかない多くの出会いがすれ違っているのかもしれないと思うと、心がなんだか温かくなっていく。


明日はあなたに出会っているのかも・・・
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I DON'T LOVE YOU

2007年03月09日 | 洋楽
君を愛していない。


でも、本当はすごく愛しているんだな~ってせつなくなる歌がこのマイケミカルロマンスの曲『I DON'T LOVE YOU』

『THE BLACK PARADE』からの第三弾シングルカット曲だ。PVは私の好きなマーク・ウエッブ監督で、モノトーンの映像だ。ジェラルドが精悍な顔つきになっていて、ますます男前になってきた気がする。今に映画にでも出そうだな~。

この曲を聴いていると遠い昔のことを思い出す。

「大っきらい」と何度もいいながら、心の中からは「大好き」という気持ちがとめどなく溢れてきたあの時を・・・

2人でいろんなところに行った。いろんな会話をした。
でも、どうして2人は結ばれなかったんだろう?

そう今思うけど、一方でなぜにあんなに好きだと思ったのかわからない。

困ったもんだ・・・好きになる基準というのはその年齢に応じて少しづつ変わっていくんだね。


おそらく、今、出会ってもあんな風には思えない。


だから、すごく失恋して「もう生きてられない」って思っている人がもしいるのなら、その人に言いたい。

今あなたが好きだと思っているその人は本当に自分を幸せにしてくれる人が現れるための、ゲームでいうなら、障害物のひとつに過ぎないんだって。だから、心の痛みをともなったとしても、それは障害物だからしかたがないわけで、多少傷を負っても、ひとりかわし、ふたりかわして未来に待つ、あなたにとって最高であるその人の元に勇気をもって、進んでいくことが大事なんだ。


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ときどき考える

2007年03月08日 | Weblog
私がこうしてブログを書くようになったのは、とにかく音楽について自分が言いたいことを言う場所がなくて、そういうのにつきあってくれる人もいなくて、そんな時なんだかわからないけど、こういうものがあるのを知って、自己満足でもいいから、とにかく言葉を吐き出す場所が欲しかったからです。

誰かと出会おうとか、友達をいっぱい作ろうとか、そんなことまったく考えていませんでした。最初はほんと数人が来てくださって。その数人のうちの誰かがまだ今も見ていてくださったらうれしいのですが。

実は、ここを自分の幼なじみにも学生時代からの友達にも会社の同僚にも誰にも教えていないんです。だから、誰も来てくれなくても当たり前なわけで。たまに通りすがりの人がいたとしても、一回きりかもしれないし。

ただ、少しづつ知り合いの音楽をやっている人たちには教えるようになりました。というのも、ライブの後に書くアンケートの感想が時間が無くて、いつもちゃんと書けないから、ちゃんと書いた感想を読んでもらいたくて、ここのことを伝えたわけです。

知り合いだけではなくて、メジャーなバンドのライブとか行っても、もし、見てもいいなと思ったら見てくださいということでここをアンケートに書き記したこともあります。解散したバンドの方にも何かを伝えたくて、最後にここを教えたこともあります。おそらく見てもらっていることはほとんどないと思います。でも、伝わらないことはわかっていても、私は書くことで音楽を愛する思いを綴っていきたいんです。

ただ、そんなことを言っていても、私が自分からこの場所を伝えた人なりバンドなりはほんのわずかで・・・だから、今ここを見て下さっている人数とは数字があわないのはすごく驚きなんです。

数字を見るたびにドキドキしてしまうんです。


どんな方たちが見て下さっているのか。

でも、誰が見ているとか特定しようなんて思っていません。目に見えないけれど、読んでいて嫌じゃないと思ってくれている人がここを訪れてくださるのなら、それで私はなんか幸せな気持ちになれるんです。

もちろん、私は平凡などこにでもいる人間なので、くだらない怒りやら愚痴やらを書き連ねて、つまらない思いを読み手の方にさせてしまうこともあると思います。でも、それは私は不完全な人間なので許してほしいんです。


よくHPとかやっている方やファン同士とかでオフ会とかやられる方いますけど、私はそういうのは苦手なんです。


でも、こういうのなら素敵かも・・・って最近思いました。


たとえば、2010年5月3日午後3時に京都駅ビルの大階段のステージ前に赤い何かを持ってあるいは着てたたずんでいる人が私であり、あなたなら素敵かも・・・って。

たとえば、2015年5月3日午後3時にやはり京都駅ビルの大階段のステージ前に青い何かを持ってあるいは着ている人が私であり、あなたなら素敵かも・・・って。


ただ、それだけなんですが、そこに誰も来ないかもしれないし、ひとりだけ来てくれるかもしれないし、もっといっぱい来てくれるかもしれない。

それが、どうなの?

って言われると困るのですが、なんか今からその期間までに自分はどれだけ成長できるのかな~とか、これを見て下さっている方たちがどれだけそれぞれの夢を叶えているのかな~って。

できれば、いっぱい夢を叶えて、それを花束にしてもってきてくれたら、素敵だろうな~って。


「こんな夢が実現しました」
とか
「こんなミュージシャンになれたよ」
とか
「こんな絵を描いて仕事してます」
とか
「こんな家庭を築いてます」
とか
「こんな旅をしてきました」
とか

そういうのをその場所にもってきてくれたら、素敵だろうな~って。


もちろん、これはなんの約束事でもありません。私が実際にそこにたたずむのかどうかもわかりません。


でも、誰かがそこにもし来てくれたとしたら、感動するでしょうね☆



来る来ないにかかわらず、これはただ、ふと思った私の戯言。

何より願うのはあなたの夢が2010年あるいは2015年までには叶うことです☆
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small townをリニアで突き抜ける!

2007年03月06日 | グレイプバイン
我慢できずに発売日に買ってしまいました。Grapevine の『From a smalltown』とストレイテナーの『リニア』

でも、どうして好きなバンドが同じ日にアルバムをリリースするんでしょ。金銭的にかなり困るんですけど・・・

そういえばGrapevineの前回のアルバムは二年前の私のバースディにリリースされたな~なんて、ふと思い出しました。

それぞれのアルバムの感想はまた書くと思いますけど、やっぱり本能的に生理的にこの2つのバンドは好きなんだと思います。粘っこく絡むような歌・・・でも、聴いていると誰かに会いたくなります。

そんなGrapevineの田中くんの言葉はほんと彼の言葉で

たとえば『FLY』なら「・・・もうイヤっちゅう程・・・」っていうような言葉。なんか直に話しかけられているような気になります。

一方でストレイテナーのホリエくんの声は太くて、まっすぐで、その歌にはいつもファンタジーがあって、子どものころ描いた景色があって・・・すごく安らぐんです。


たとえば、ノンアルコールの飲み物にたとえるならエルレガーデンやマイケミはサイダーで、グレイプバインやストレイテナーはお茶で、ミスチルやスピッツは水なのかな~ってふと思いました。
TOKYO DROPは・・・泉から湧き出る天然水かもしれない。


私の好きな人はたとえば、細美くんだったりホリエくんだったり、田中くんだったり、真田さんだったりするわけだけど、外見的にはぜんぜんバラバラで、いったいどんなタイプが好きなの?って感じだけど、もし心にもう一つの顔があるのなら、きっと皆共通しているんだと思います。

すごく傷つきやすいんだけど、人間が大好きな人たち。ふだんはそんなに雄弁ではないんだけど、歌を作るとすごくいろんな事が語れる人たち。どこかにいつも「思いやり」を隠している人たち。そんな彼らの音楽をこれから先も自分の人生が終わる日まで聴いていけたら幸せです。


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文学青年

2007年03月04日 | グレイプバイン
久しぶりのグレイプバインのお話。別に彼らのことを忘れていたわけではなくて、案外コンスタントにいつも聴いていた。そう、マイケミの間にもエルレガーデンの間にもJET KELLYの間にも彼らの曲は一定の間に必ず入っていたわけで、ある意味10年は聴いているのかもしれない。

そうグレイプバインは10周年を迎えた。

スペースシャワーの「チャート☆コバーン」にゲストで出ていたんだけど、やっぱり田中くんは素敵な人だな~って思った。

このチャート☆コバーンの鹿野さんといっしょに番組をやっている木村綾子ちゃんは大学で日本文学を専攻してたようで、彼女と田中くんの文学談義がちょっとだけあった。その時、綾子ちゃんが「田中さんの詩から坂口安吾とか太宰とか感じるんですが・・・」って切り出した時に、素で驚いたように反応した田中くんがまた素敵だった。田中くんはまさか坂口安吾の名前がこんな場所で出てくるとは予想してなかったのか、素でうれしそうに話していて「あ~この人ってやっぱり文学青年なんだな~」って思った。

いっとき坂口安吾の「堕落論」を持ち歩いていたらしいから。

田中くんの書いた本は2冊もっている。最近はついついエルレの細美くんやTOKYO DROP(JET KELLY)の真田さんの詩のことを書いてしまっているけれど、もちろんそれだけ彼らの詩がすごく心に響くからなんだけど、昔から変わらずずっと私に言葉のすばらしさを歌で伝えてくれていたのは田中くんだったのを最近は書いてなかったな~って。


そんな彼が今日は興味深いことを言っていた。

あんなに文章力があって、言葉が豊かなのに彼にとっては歌詞よりやっぱりメロディが大事で、それにちょっと色どりを添える感じで言葉をつけるというような事を語ったんだ。実際メロディだけでも人はイメージを抱けるから、そこにあえてくわしく言葉をつける必要はないと考えるんだって。

なんか不思議な感じだった。でも、彼の歌詞はやっぱり言葉力があると思う。無駄な言葉はないし、彼しか言えない言葉が存在する。


何を言いたいのか・・・
何を伝えたいのかより、自分が何をいいたいのか

を私が好きなアーティストたちはいつもわかっているような気がする。

真田さんにしても、細美くんにしても、そして田中くんにしても。


「これを言いたい」

それを聴き手がどう聴くか、感じるかは自由なんだよね。
そういう曲が私は好きな気がする。

何かを伝えたいという思いが強すぎて、メッセージ満載の曲だと

「こうしろ、ああしろ、がんばれ、まけるな」ばかりが押し寄せてきて、逆に疲れてしまう。


真田さんなら、その歌詞でそこに情景を拡げてくれて、聴き手の自分がその風景を見ながら、感じながら、自分自身にいろんなことを問いかけることができる。

細美くんなら、その歌詞で今の私自身の状況を「そういうこと俺もあるし、誰でもあるんだよ」って、その現状を受け入れる力なり勇気なり、生きる力なりを分けてくれる。

そして、田中くんなら、その歌詞で今の私自身の中の渾沌とした感情を少しづつ、少しづつ、絡んだものをもつれたものを解きほぐして、「な~んちゃってね」って感じで、笑ってくれるそんな歌詞や、あるいは「泣いちまえよ。俺がいるからさ」みたいにそこにいてくれる歌詞をそっと置いてくれる。


実はずっと昔から洋楽をメインに聴いてきた自分にとって、やっぱり音楽はメロディありき・・・だったんだ。

だけど、田中くんと出会い、細美くんに出会い、そして真田さんに出会って、言葉の力を初めて信じられたんだ。


もうすぐグレイプバインのアルバムが出る。すごく楽しみだ。

余談だけど、ゲスト出演の時に田中くんが着ていたカーディガンの色は私の好きな色で、もっている服にもある色だった。春を感じる薄いパープル・・・

「君を待つ間」でも聴こうか。
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ダブルVすなわちW

2007年03月03日 | インディーズ
Velevt Mellowの前に出演したのがソロアーティストのvanillamanさん。彼は独りだけど、コンピューターの打ち込み等を駆使して、あるいは映像も自分で作られて、大きな世界を作り出すアーティストだ。

出会った頃は歌が入っている曲をやっていた彼だけれど、最近は歌無しの曲が多い。それはその出来上がった曲に言葉は必要ないと判断した場合にそうしていらっしゃるようだけど、その世界観は彼にしか出せない。

ジャンルを分けるのはむずかしいけれど、そして彼の意図するところではないけれども、あえてたとえるならケミカルブラザーズやNIN的な音楽風景というのかな・・・壮大で過激な世界だ。意志がそこにかなり強く存在していて、音によって感情が表現されている。

彼自身は今回のライブは自分の描いていたものとはちょっと違ったようで満足いかなかったようだけど、私にはすごい世界に感じられた。

きっと彼はかなりハイレベルに基準を置いて音楽を作り上げているんだと思う。彼の掲げるハードルはかなり高い。だからこそ、いい音楽を・・・と常に前に進んで行けるんだと思う。おそらく、これからも彼はなかなか自分のライブに満足できないだろう。でも、それが彼のエネルギーの素になるんだよね。それがどんどんいいものをつくりあげていく糧になる。

見る側からすると毎回「すごいな~」を感じて、次にそれよりがっかりすることはないわけだ。毎回前進しているわけだから。

とにかく、頭の中に回路がいくつあるんだろう?って思うぐらい、音が並べられていて、それをステージで表現する彼を私は「音のアーティスト」と呼びたい。

音そのものを組み合わせ、レゴのように上に積み上げたり横にならべたり、ぎっしり埋め尽くしたり、隙間を空けて繋げてみたり・・・

たまに穴が開いていて、そこからのぞいてみると向こう側に違う音がいっぱい並んでいたり・・・みたいなそんな音の世界を作る人だ。

映像も彼が撮って、作り上げているんだけど、それもまた素敵なんだよね。もちろん彼が作るので彼の音楽と映像は一体化していて、違和感はないんだ。


芸術というのは見る側と作る側の意図は時としてずれる。
それが芸術というものだと私は思う。

だから、作り手が満足いかなくても見る側がそれを見ていて、あるいは聞いていて何かを心に持ち帰れたなら、それでその作品は成功なんじゃないのかな?


私も毎回、何かを持ち帰らせてもらっているので、ここで言わせてもらいます。


いつもありがとうございます。


*********


ダブルVというのはvanillamanのvとVelvet Mellowのvを合わせたわけで・・・

Vサインが2つということで、ビクトリーはやがて君たちのもとへ・・・


********

余談ですが、O.K.って何から来ているってご存知ですか?
マイケミカルロマンス(また登場・笑)の曲で「I'm Not O.K.」って曲ありますが・・・

これはall correct(すべて正しい・・・会話では「よろしい」)をケネディさんがわざとかほんとか知らないけれど、スペルミスしてoll korrectってしたところから、それを省略してO.K.となったそうです。


ということで、私の好きなバンドやアーティストさんが音楽をずっと続けてくれたなら、私は「I'm not O.K.」じゃなくなります。よろしく!
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あなたに刻んで

2007年03月03日 | インディーズ
京都で活動しているVelvet Mellowはすごくいいバンドだ。女性ボーカルでここまでグラマラスであり、それでいてすっきりしたロックをやるバンドはそう見つけられるもんじゃない。東京や大阪、神戸なんかでもライブをやっていて、京都のFM局からもご推薦のバンドだ。

今年の1月5日にツアーファイナルですっごく熱いライブをしてくれて、インディーズのバンドであんな感動をくれるライブはなかなか出会えないな~って、あらためて存在感を認識したわけだけど・・・・

残念なことに今月末の東京のライブを最後にメンバーが2人脱退する。でも、これは音楽の食い違いとか喧嘩別れとかではなく、メンバーの個々のプライベートな事情で、これだけはどうしようもないことだった。音楽が続けられなくなってしまったんだ。

でも、私がもし音楽会社の人と出会えるチャンスがあるならば

自信を持って紹介できる女性ボーカリストのアヤさんと
ひたむきにパンクにハードに・・・で実は繊細な弾き方をするベーシストのハイドくん(昔の名にしてみました・笑)

はそのままのバンド名で音楽活動を続けると宣言!


救われた。よかった。ファンの私を見捨てないでくれて・・・


今は新たなメンバーを見つけて、新生Velvet Mellowとして動き始めるのを待つだけだ。



そんな彼らの今のメンバーでの京都でのラストライブを見てきた。まあ、いつものように自然体で始まって、いつものように盛りあがる曲『クラブ・モラトリアム』で終わったライブだったけど、このステージをこの心にしっかりと刻んできた。


ギターのジュンくん。いいギターの音色だったな~。雰囲気も独特で・・・
ドラムのあつしくん。笑顔が素敵なパワー全開のドラマーさん。東京でもがんばってくれい!君が住むっていう場所は最近どこかで誰かが住む(あるいは住んでいる)って言ってた場所だけど、誰が言っていたか今は思い出せない・・・音楽系だったか・・・


このライブの時に彼らが出しているCDの中にも収録されている「夕暮れと残骸」という曲をやってくれたんだけど、この曲の時にボーカルのアヤさんと脱退するギターのジュンくんがお互いを見つめあいながら歌うあたり・・・泣けてきた。もう心がいっぱいになった。ほんとだよ。

なんか胸が苦しくて、とにかく満タンなんだよ。何かで・・・

きっともう永遠にこのシーンを見れないんだという喪失感だろう。

ごめん。そう思っている人はいっぱいいるし、それをこうして強調してはいけないんだろうけど。でも、そうだったんだから、あえて自分の日記だから書かせてもらうね。


これでもう終わりなんだ。この4人のカラーは。しっかりと刻むんだ。その終わりを・・・


終わりを強調するのはつらいことかもしれない。でも、終わりをしっかり刻まないと次には進めないんだよね。恋愛だってそうだよね?しっかりと別れて無いと、だらだらと過去を振り向いてしまう。好きなバンドの解散だってそうだ。しっかり解散ライブしてないと、だらだらファンは思いを残してしまう。


しっかり最後を見極めることで、新しい世界へ羽ばたける。

そう私は思うから、こうしてここで「終わり」を感じようとしている。


マイケミカルロマンスの『THE END』のように

「終わり」から生きることが始まっていくんだ。未来が始まっていくんだ。
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好きな人たちと過ごす夜は・・・

2007年03月02日 | インディーズ
3月最初の日は大好きな人たちと同じ夜を過ごした。音楽というたった1つの繋がりで出会った人たち・・・

私が関西のインディーズシーンと出会って、それからもう何年たっただろう?もう随分前のような気がしてしまう。いろんなバンドと出会い、別れた。期待していた音楽はいつの間にか横向きな音楽になり、私に背を向けた。優しく微笑んでいた人が心を傷つける人に変貌した。希望を絶望に変えた。


そんな中で、私のそばに今もいてくれる人たち、そしてその音楽。私は今宵その人たちといっしょだった。そのライブを見にきていたいつもは音楽を奏でる君も、ライブに出ていた君と君たちも、私が心を許せてしまう人たちで、出会った頃と今も変わらない。


ほんとうは私はそろそろ自分自身がそこから消えるべきなのかもしれないな~って、ぼんやり考えていた。でも、今夜のライブを見たら、まだやっぱり無理だと思った。

すごく彼らが好きなんだもの。ずっと彼らの足の先が向う場所を見ていたいもの。The pillowsの『マイフット』じゃないけれど、やっぱりいつか足を止めてしまう時が来るのなら、それまで歩き続けていきたいって・・・そういつまでも好きな人たちの音楽を聴いていたいって・・・


明日も仕事があるけれど、私は心が今すごく気持ちいい。


ほんとに
ほんとに

君たちが大好きだ
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