HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ヴィスコンティのような・・・

2007年03月18日 | 音楽・映画・本
たまたまチャンネルを変えたらそこにすごく心を打つ風景と音楽が流れて来た。

「まるでヴィスコンティの映画みたいだな~」ってふと思った。

最近、すっかりヴィスコンティの映画のことなんて忘れていたのに。

それは「華麗なる一族」の最終回の一場面だった。

これが「華麗なる一族」かと思った。原作ももちろん読んだことないし、ストーリーはほとんど知らない。でも、最終回を見ただけで、だいたいどんな話か想像できた。でも、悲しい話だった。

おそらくストーリー自体もヴィスコンティの描く貴族の社会の栄光と挫折、生と死と似ていたんじゃないのかな?


あ~この一回しか見て無い、しかも途中から見た番組から、あのヴィスコンティの映画を思い出すとは。きっと映像がきれいだったんだと思う。ほんと深閑とした透明な空気感・・・映像からその冷たさも透明さも美しさも伝わってきて、五感を刺激する。


ヴィスコンティの映画はそういう感じだった。だけど、今日見た「華麗なる一族」の映像も最近テレビドラマで見たことがないような、とても美しい映像だった。


どんなカメラマンが撮影したんだろう。そのカメラマンに拍手を!


それにしても、木村拓哉扮する鉄平のあの自害するシーンは恐かった。ものすごく恐かった。なぜにものすごく恐かったかはここでは言えない。背筋が氷るようなあのシーン。彼はどういう気持ちで演じたのだろう。

どんなことがあっても人はやっぱり自分から命を断ってはいけないんだ。絶対に・・・

ドラマだってわかっているけど、あえて言う。


「生きなければだめだ」


コメント
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