HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Trash We' d Love Tour 2009 at Osaka パート1

2009年07月18日 | 細美武士/the HIATUS
拝啓 細美武士様

やっぱりあなたの笑顔は最高です。


2009年7月17日(金)

大阪・なんばHATCH

今日は雨だと天気予報で言ってたけど、
ひどい雨ではなく、パラパラ降っては止み
開場前にはいつの間にか空に光さえ見えてきた。

朝6時前に起きて、職場に出かけて
仕事を全力投球でやったあとに
HATCHへまっしぐら。


到着したら物販もかなりの人だったけれど
欲しかったものは手に入れた。


私は600番台だったんだけど
1000番台の人もいっぱいいて
ここってそんなに収容できるんだって
思った。


どうせひとりだから
番号呼ばれたら行こうって感じで
ちゃんと並ぶかんじではなく
適当に立ってたら
めずらしく声かけられた。

そう君だ。(笑)ってここを知るすべもないから
永遠にわかんないだろうけど。その彼は岡山出身って
言ってた。今は神戸の大学生さんだそう。
そんな彼は同時にそばにいたやはりひとりで来てた
男の人にも話しかけて、なんとなく3人でお話することになった。

正直、ひとりでライブに来ているときに誰かと話を
するっていうのはかなり私にしてはレアだ。

でも、その2人の話を聞いてて思った。

彼らはほんとうに細美武士っていう人物を愛してるんだって。

その大学生君の細美くんに対する思いの表現がピュアで
こちらまですぐに初心に戻れるかんじだった。
もう1人の方も細美くんに会える喜びをまたまたまっすぐに
話してくれて、細美くんの言葉を借りるなら

おまえら、最高だぜ~。

って感じのファンの方たちだった。


細美くんがライブ中に

みんな無理してなくて、でもすごく楽しんでて・・・って
言うような言葉を会場に向けて言ってくれたけれど、

まさにそれだと感じた。


エルレがでっかくなって、なんだかファンの雰囲気も
ちょっと違う流れが入ってきた感があった。

でも、先週みたNCISもそうだったけれど
The HIATUSのファンもちょっとエルレのときとは
流れが変わっているように感じた。
ほんとうに音楽が好きでしかたがないって
細美くんの言葉が好きでしかたがないっていう
純粋培養のような音楽魂をもったファンが集結している
そんな印象だ。

MCで細美くんが

細美武士という見せ物みたいな人間から
やっと音楽やる人になれた気がします。

って言った言葉はまさにそこだと思った。

ファンが音楽人である細美くんに会いにきているんだ。


だから単に暴れるためだけに来たんじゃなくて
心底音楽を浴びて楽しもうって来ているんだ。
それぞれが自分の楽しみ方でね。


今回のゲストは8otto(オットー)だった。
ドラマーがボーカルっていうのは
日本ではあまり浮かばないけれど
海外ではイーグルスのドン・ヘンリーや
ジェネシスのフィル・コリンズが浮かんだ。

生でライブが見れたのはよかったし、
なんかたくさん聴けたような気がした。
時間的には40分弱だったかな?

ライブ終了後に
物販で見た彼はまたまた
あのサマソニで見たときと同じ
ユニクロのキューピー柄のTシャツを
着てて、ついつい確かめてしまった。

きっとなんじゃこいつって思ったと思うけど
ごめんなさい。どうしても自分の記憶が
正しかったことを確かめたかったの。
で、人違いではなかった。

ついでにottoの意味を聞いたら
イタリア語で8のことで
8には無限大とかいろんな意味があるって
すっごい短時間なのに深い言葉の意味を
話してくれた。

そういえば私は8月生まれで
来月またひとつ年を重ねるんだね。
できれば年齢も年を重ねないように
同じ年を無限にぐるぐるまわしてほしい。
まあ、どの年を回すかが問題だけど。



さて、ゲストのライブが終わって
セッティングに時間がかかるのかなぁ~って
思ったら、思いのほか早かった。

そうそう8ottoもthe HIATUSも待ち時間のBGMが結構充実してた。
聞いてて楽しいから待ち時間も苦じゃなかった。

Jetやレッチリ、アークティックモンキーズやブロックパーティなど
とにかくカラフルな選曲。誰がしたんだろう?


細美くんがステージに現れたとき、
そして曲が始まった時、

本当にやっと君に再会できたって感じで
泣きそうだった。いや泣いてた。
自分だけわかるように。

長かったよ。

ほんとうに。

君が消えちゃったらどうしようって思っていた不安は
君の生き生きとした姿を見た時、すう~っと消えた。


細美くんが

人間って生まれたときからすっごくかしこいのに
誰も何に役に立つかわかんないから悩むんだよな

みたいなことを言ってたけれど

私がまさに今日ライブの直前まで読んでいた本の主人公が
「自分は生まれてきて誰かの役に立っているのか」
と悩んでいた少女で、でもその少女はいろんな旅をして
最終的にこう結論づけたんだ。

誰の役に立たなくてもいいんだって。


それの裏を返せば


あなたが存在してくれているだけでいいってこと。


誰かの役に立つことばかり考えなくていいんだってこと。


あなたがこうして全力で音楽を放つことで
なんの呪縛や強制もなく
空気のように酸素のように
わたしたちのもとにその歌やメロディが
呼吸とともに入ってくるんだ。

それが


生きてる


ってことだ。


そう、細美くんだって今日言ったよね。


生きてるって。


笑顔で「生きてる」って言ってくれた君を見てると
ほんとうに君に出会えてよかったって心底思った。


細美くんの前では嘘や裏切りも溶かされていくよ。
その音楽と愛で。


リトルオデッセイをやってくれた時に
一回やり直しをした。

音が作り物みたいでいやだって、PAさんに
なにかを切ってくださいと言ってから
歌い直しをした。

そういうところが細美くんらしいなって。
ふつう流してそのまま続けそうなものを
ストップしちゃうところ。

こちらとしたら2パターンが聞けたんだけど。

でも、これを歌ってくれているとき
また涙が視界の邪魔をするんだよ。

細美くんの姿をしっかり見たいのに
滲んじゃってさ。
すっごく困る。

でも、ほんと心に滲みた。


アンコールのときに
会場から新曲は?っていうと

細美くんはそんなのないっていいつつ

♪乾いたパンツは心痩せさせる~

ていう歌を数秒歌った。

まあ、もちろんお遊びだけれど
なんか細美くんには珍しい気がした。

そういう余裕も出てきたんだって。


今回は細美くんが何度も深呼吸をしながら
体にぎゅっと気合いいれるかのように
力をいれる行為をしてて

それは「興奮してる」からって言ってたね。
そんなこと。

私自身のかつて緊張から震えがとまらず、
体に力をいれるようなしぐさをしたときを
思い出した。

細美くんの場合は緊張ではなく
むしろ最高の気分から来たものだと
彼の言葉から感じられた。

だとファンとしてはすごくうれしい。


一生懸命やるって楽しい。


まさにそうだよね。


一生懸命やっている人のライブを
一生懸命見るのは最高級の幸せだ。


セットリストはまだ書くのはどうかと思うので
書かないけれど、今日はアンコールを2回も
やってくれた。

そういえば、私が初めてエルレのライブに行ったときも
2回してくれたし、今回のthe HIATUSの初ライブも2回。

なんかすごくうれしいし、細美くんの素敵な言葉も聞けた。

まだ興奮が覚めてなくて
きっと妙な言葉の羅列になっていると思うけど、


最高っていう言葉すら満たせないくらい
「生きててよかった」って
「生まれてよかった」って
思う時間だった。


Thank you the HIATUS!

















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2 コメント

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感動です (mika)
2010-10-25 03:17:15
何気なく『細美武士』で検索してこのブログを見つけました。

文章力のない私は
これ読んでて、私が言いたいことそのもので
感動しました。

読んでてウルウル(;;)になりました。
ほんと、

一生懸命やっている人のライブを
一生懸命見るのは最高級の幸せだ。


そのものです。

返信する
初めまして☆ (FB17)
2010-10-25 21:36:52
mikaさんへ

コメントありがとうございます。
同じ気持ちを共有できる方がいらして
本当にうれしいです。

ただ,今年になってぜんぜんthe HIATUSの
ライブに行けてなくて。

チケットの抽選に落ちまくり(涙)
仕事で行けそうな日も無理で(大泣)

年末にかけるしかない今日このごろです。

私にとっては細美武士って言う人は
かけがえのないアーティストです。

またよければここ、のぞきに来て下さいね!
返信する

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