HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

winnie "Synchronized Tour 2011" at 京都MOJO

2011年02月26日 | winnie/ 99radioservice/
2月24日(木)

まさに平日の仕事のある日にものすごく行きたいライブがあって
仕事が終わってから間に合うかっていうぐらいのドキドキ感で
当日を迎えたわけだけれど、音楽の神様は「行く」ことを
私にどうやら選択してくれたみたい。

というか、この日は行くべきだったと
終わってからちょっとした運命的な感覚も覚えた。
その理由はまたということで

このツアーイベントは

1、Chris in Shoes
2、Dinner Rush
3、99RadioService
4、winnie

の順番だった。

到着したときにはすでにChris in Shoesは終了していたので
どんなバンドだったのかまったくわからない。
ゆえに何も書けません。もし、いいバンドだったら残念だけどね。


それにしても驚いたのが、久しぶりに行ったMOJOがものすごく
変わっていたこと。昔の面影はライブ会場に入る入り口あたりと
入った中の空間のある部分で、とにかく全面的に改装しちゃってた。

だからもう、あのDETROXのライブのように
私の隣を栄喜さんが通ることもないだろうし、
フォズの渡曾さんや竹尾さんが何度も通ることもないし、
世界のおわりの深瀬くんやなかじんや藤崎さんが通る事もない。

まあ、ふつうのライブハウスじゃ当たり前のことなんだけれど
そういう近い感じがMOJOのいいところであった気もしたんだけど
なんか寂しい気がした。あの大部屋みたいなバンドの楽屋も
どっかに行っちゃった。

そして、ライブハウス内では禁煙だけれどその外のスペースが
広くなって座るところもいっぱいできたんだけど、タバコの
ニオイがかなりすごくて、もうタバコ香水人間にすぐになれる。

まあ、ちょっと話がメインからそれているけど
なんか、自分のここ5、6年のMOJOの思い出がどこかへ
行っちゃったような寂しさを感じたな~。

さて、2バンド目から見たんだけれど、
彼らのファンは結構来ていたような気がした。
京都のバンドだからというのもあるんだろうね。

ドラムの人はアブストのライブで何度か見かけたので
きっとアブストのファンでもあるんだろうなぁ~。

めちゃくちゃ迫力ある体格で迫力あるドラミングする人だから
インパクトがすごくあるし、一度見たら忘れられない風貌。

音の雰囲気もどこかアブストっぽいところもあるから
よっぽど、ああいうアブストタイプの音が好きなんだろうなって
感じられるけれど、あれはアブストだけでいいって思うから
別の方向を見つけた方がいいんじゃないのかな?

英語詩の歌が結構あるけれど、いい曲だなぁ~って
思ったのは「アンダー・ザ・ワールド」(たぶんこのタイトル)
これは日本語の歌だったけれど、これだけ印象に残っている。

ボーカルさんが音が外れるのが気になった。

申し訳ないけれど、最初そのドラムさんが誰かわからないとき
大学かなんかのサークルの外バンドかって思った。

私のごく近しい人間が所属する大学のサークルのバンドの
ライブ見たことがあるけれど、それっぽかったから。

私は音楽をバカほど聞いて、何年も何十年も聞いて今にいたるわけだから
まるで三度の飯のごとく。あるいは空気のごとく。
ゆえに自分の中の音のデータが耳に入ってくる音楽を
「あり」「なし」にすぐに種分けしてしまう。
音楽的なプロならプロなりの種分けをするんだろうけれど
私は素人なら素人なりの種分けをしてしまう。

それは悪気があってするのではなくて
音に真剣に耳を傾けながら
「これはダメだな。上がれないや。」とか
「これは凄い。きっと上にいくぞ。」とか
思っちゃう。

そんな中、これはすごい!って
一発目の音が出た時点から惚れちゃったのが
99radioserviceという東京からのバンド。

winnieのOkujiさんがブログかどっかで
「99radio service」はいい!っていう感じで
書いていたので、結構期待していた。
どんなバンドかまったく予備知識もないし
音源も一度も聞いてなかったはず。
(というのはあとでPVをYOU TUBEで見たら
これ見た事ある気がするって思ったから。)

Okujiさんの音楽的嗜好と私はすごく合うので
きっと好きになるだろうという予測はあった。

でも、実際にステージを見たら、なんて
新鮮に心に直球で飛び込んでくるロックなんだろうって
ほんとうに久しぶりに電撃が走ったぜ~って感じ。

あのかつてMOJOのライブ会場の
ドアを開けた瞬間に飛びこんできた
ABSTRACT MASHの歌みたいに。
一発で惚れるというのに久しぶりに出会った。

5人組で、ギターボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードの
構成の全員男性のバンド。

リードギターのKotaさんはめちゃくちゃギター上手い。
ギブソンなんだけれど、彼だけ見てたら、ヘヴィメタかハードロック系かと
思う感じで、早弾きなんかもするし、メタリカとかそのあたりに
いそうな風貌だった。でも、どこかさわやかさが漂うんだよね~。

で、ボーカルギターのKoheyさんは声がほんと透明感があって
なんかイギリスが漂う感じ。なぜにイギリスかって?
それは彼の歌声を聞いていたらトラヴィスを思い浮かべたから。

まさに彼らは日本のトラヴィスだよ。こんなバンド初めて聞いた感じ。
英語もなめらかに歌われていくし、さわやかだし。
クリーム色のNIKEのTシャツが色白の肌と溶け合っている感じだったな。
彼が持っていたギターはフェンダーのClassic Series '69 Telecasterの Thinlineかなぁ~?
あのバイオリン風な特徴的なあるいみグレッチっぽいような感じのあるやつ。
それがすごく彼に似合っていて、いい感じだったなぁ~。

最近、気付いたんだけど、私の好きなtravisやステレオフォニックスって
イギリスだ~って感じてたわけなんだけど、アメリカの昔のロックの
CSN&Y(クロスビー・スティルス、ナッシュ&ヤング)の影響受けてるのかも
しれないなぁ~って。なんかこの共通項を感じちゃった。
私はあんまりCSN&Y系の音楽って聞いてなかったから、たまたまニール・ヤングの曲を
聞いてから、そっちを聞いたら、なんかそれを感じて。
だから、最初がイギリスなのかアメリカなのかわかんないけれど
そういうロックも好きなんだなぁ~って。


とにかく、ステージ見ながら、CD買おうってそのとき思った。

ライブ後物販みたら、CDは1種類しかなかったので、
選ぶ余地はなかったんだけど、2500円と聞いて
初めて出会ったばかりのバンドのCDを2500円出して
買うっていうのはちょっと勇気がいることなんだけれど
この日ばかりは、「今日買わないと絶対に後悔する。」って
思ったので、お金無かったけれど買った。

そして、そのアルバムがなんと素晴らしかったことか。
それについてはまた別の時に書くつもり。

さて、彼らの素晴らしいステージが終わって
いよいよwinnieだ!

彼らと出会えたのはアブストのおかげだけれど
ほんとうに素敵なバンドだって改めて思った。

「Synchronized」を買って以来、どれほど
ヘヴィローテーションして聞いたことか。

そしてこのステージではそのアルバムから
好きな曲を全部やってくれた!

そして、昔のからは「sweep」とか
アンコールでは「suck my brain」をやってくれた。
本当は「without you」をアンコールでやるはずだったみたいだけど
お客さんの一声で「suck」に変わったんだって。

一年前からファンになったものにとっては、
2度目のライブだから、どの曲が来ても
ラッキーなので、どっちでもうれしかったわけで。

「this storyends」はCDでもかっこよかったけれど
ライブだともっとその奥行きが見えて、ライブで
聞くほうがさらにかっこいい曲だって思った。

なんか

♪this storyends~

っていう部分からの感情放出の感じが
すごくライブでハイになれる。

イメージ的に
ドラゴンボールの悟空の全身から
光が放出して黄金色になる感じ。

そう、会場のファンから
光が上にパア~ッと放出される感じが
感覚としてあった。

なんか言葉で言うのは難しい。

ついついOkujiさんのギターの指の動くに
目がいっちゃうんだけれど
その安定感がまたすごいなぁ~って

指がしっかり弦を離さない感じというか
どっしりとギターを包み込んでいる感じ。


「memories memories」も半端なく
盛り上がったね。

メモリーっていう蝶が会場に飛び回っている感じで
みんながそれを掴もうと飛び上がる感じが
これも感覚としてあった。

「Loveless」も生で聞けてほんとうにうれしかった。
これって名曲だよね。

ステージのioriさんは本当にキュートで
ドットのカットソーに
チェーンのついた黒のスカート。
ブルーグレイのタイツにヒールをはいて
ドットのマニキュアして
ほんとに同性から見ても素敵すぎる。
ロングヘアを振り乱してギターを
弾き、歌う姿はほんとうに美しくロックしてて
こういう女性シンガーもそう見つけられないなぁ~って。
彼女の微笑みも最高だから、きっと男性ファンは
溶けちゃいそうになるんだろうな。

ioriさんとokujiさんのかけ合いが
また素敵だし、ハーモニーもぴったりの
winnie色を出してくれる。


ベースのPaboさんのベースもどっしり響いてきて
また、その弾き方がかっこいい。

ドラムのjinさんも迫力満点なドラミングで
その低音ビートを重視している感じがまた好き。
どっしりと固まりをくれる感じ。

でも、jinさんってドラム叩いているときは
すっごくでっかい感じでどっしりした感じがあるのに
物販に出てこられたときは、なんか繊細なスリムな
感じの方で、またそのギャップが素敵だった。


とにかく、winnieの4人の組み合わせが
そこはかとなく素敵な空気感と色を
私たちに届けてくれる。

4人がいてこそのwinnieだと感じた。

あ~またすぐにでも見たいなぁ~。

でも、なかなかライブに行ける予定は
仕事の関係で立てられそうにない。

今回もギリギリまで行けるかわかんなかったし

大阪も行きたいけれど
無理だろうなぁ~。









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2 コメント

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loveless! (ゆき)
2011-03-01 02:12:57
いつも、ライブハウスの様子や対バンのことも詳しく書いて下さってるので、自分も追体験してる気分になって嬉しいです!

私は福山に行ってきたのですが4人の音がクッキリ絡み合って素晴らしかったです☆

loveless名曲間違いないです!
返信する
loveless (FB17)
2011-03-05 11:24:44
ゆきさんは福山に行かれたんですね。
福山はすごい長い時間ライブされたんですよね。
うらやましい。

京都は45分って言ってました。Okujimaさんが。
でも、なんとかアンコールをやる時間をもらえたので
本当によかったです。

福山は実は私の母が子どものころに住んでいたところで
なんかよく話に出て来たので知らない街じゃない気がしてます。

loveless本当に素敵な曲ですね☆
返信する

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