HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ギタリストに全力投球だった頃(FoZZtoneとUESAのギタリストへ捧ぐ)

2011年11月12日 | FoZZtone
金曜日にやっていた映画「BECK」を見たからかもしれない。
あるいは最近、ギターサウンドが頭の中で鳴り止まないからかもしれない。

たぶんロックが好きになった人は一度はロックギタリストにはまると思う。
それが中学生高校生時代なら、もう勉強そっちのけでひたすら音楽を聞きまくるわけ。
私もそんな時代があった。もちろん今も好きだけれど、その頃の徹底ぶりは
半端ないというか、ある意味ギタリスト48的なぐらいデータを集めていた。

まずはギタリストの名前を覚える。
その演奏方法を覚える。
そのギタリストのギターのメイカーを覚える。

私はエレキギターが欲しくて欲しくてしょうがなかったけれど
親からは絶対にエレキはだめだと結局通信販売で買う
クラシックギターならいいと音の善し悪し関係なく
ただ、ギターとつくだけでいいという感じで
それを買った。ギター教本を買い、そこにあった曲を
練習していたが「違う。違う。こんなんじゃない。」
そりゃそうだ。そこにはアコギで弾ける超ポップな
歌しか載ってないんだもの。

私が弾きたいのはエリック・クラプトンや
ブライアン・メイみたいなすごいギタリストの
サウンドなんだと。でも結局どうしようもなくて
ホテルカリフォルニアとかをコピーしていた。

ある日、友達の家に行くとそこは下宿屋さんも
していたので京都大学の学生さんとかが
家にいる。そのうちの1人が私と友達の前で
レッド・ツェペリンの「天国への階段」を
弾いてくれた。すごく感動した。

それからツェペリンを聴くようになった。
試験中に家に帰って勉強の合間に
「Black Dog」や「Rock'n Roll」とか
もういろいろ聞いていた。
親からすればなんてうるさい曲聞いてるのかって
感じだけれど、私は癒されてあげくは寝てしまうぐらいだった。

とにかく歴史の勉強をするがごとく
自分が好きなギタリストが好きなギタリストもまた
調べて、ノートに書いて行くぐらいの熱心ぶりだった。

もちろん、好きなタイプもあればあまり聴く気にならないタイプまで
いろいろ聴いて来た。

ざっと好きなギタリストをあげると

大御所ではジミ・ヘンドリックス
ジミー・ペイジ
エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
ブライアン・メイ
ジョー・ストラマー
リック・デリンジャー
ミック・ロンソン
エディ・ヴァン・へイレン
シド・バレット
スティーブ・ヴァイ
カート・コヴァーン
グレアム・コクソン
プリンス
ノエル・ギャラガー
リッチー・ブラックモア
デヴィッド・ギルモア
トム・ヨーク
ティム・ウイーラー
リヴァーズ・クオモ
ビリー・ジョー・アームストロング
ジョン・フルシアンテ
シニスター・ゲイツ
マシュー・ベラミー
マーク・ノップラー
レイ・トロ
スティーブ・ハウ
ピート・タウンゼント
などなど

挙げたらほんときりがない。
まだまだいっぱい出て来る。
ここにあげたのをすべて知っているという人と
一晩かけてギターについてお話するというのが
もしかして夢かもしれない(笑)

これはとりあえず洋楽に限ってるけれど
ここに日本のギタリストをくわえると
ほんと大変なことになる。

今、FoZZtoneはレコーディング中ということで
USTで竹尾さんは新しく買ったと(でもマネージャーさんは買ってないと)
言ってもっていたフェンダーのテレキャス。
それもいいのかもしれないけれど
竹尾さんのイメージはやっぱりギブソンのイメージだ。
あのどっしりしたギターを優雅にかっこよく弾くイメージ。
実はちらりとギブソンのレスポールをSIAM SHADEの
DAITA氏の大ファンということで盛り上がったとある楽器店の
店長さんに弾かせて(というか触らせて)もらったことがある。
重かった。こんなに重いのにレスポールを弾く人って
すごいなってその時改めて思った。

渡會さんは今はフェンダーだけれども私が出会った頃は
ESPのカスタムメイドを弾かれていた。最近のライブでは
見られなくなったけれど、先日のファイナルでは
確か弾かれていたんじゃないのかな?写真を見ただけで
わかんないけれど。

家には島村楽器のオリジナルのヒストリーと
ポール・リード・スミスのSEがある。
ちなみにベースもあってそれはフェンダーだ。

historyはそんなに有名じゃないかもしれないけれど
いいギターだよ。音がやわらかいし、澄んでいて
弾いてて心が落ち着くそんな音を出すギターだ。

ギターのメイカーではbye bye circusの真田さんが
持っているグレッチのテネシーローズとかは
絶対に女の人は持てないな~って思う。
でかすぎるというのか、グレッチ弾いている女性ギタリストって
思い浮かばないよ。

今月RUDE GALLERYとフェンダーがコラボしたライブが
あるんだよね。それにFoZZtoneも出るんだ。
すっごく行きたいイベントだ。
”POWER OF MUSIC"っていうんだけれど、そこに
a flood of circleの佐々木さんも出るんだ。あとbloodthirsty butchers、Droogも。
すっごくかっこいいイベントになるって最初からわかるイベントだよね。
東京に住んでいたら絶対に行く。
なにせRUDE GALLERYとフェンダーだよ。
RUDEは私が好きなお店だ。って男性もののお店なんだけれど
私は好きな人にRUDEのTシャツとかをプレゼントに買って着てもらったり
自分はバッジとか小物を買う。全体的に高価なのでジャケットとかには
手は出ないけれどね。(苦笑)
ただ、関西でRUDEのシャツ着てても大方わかんないけどね(苦笑)
このお店にはthe Clashの写真が飾られている。そもそもそのお店の
コンセプトがジョー・ストラマーだから。
フェンダーとコラボするのもわかるよね。
フェンダーのテレキャスといえばジョー・ストラマーだもの。

この店にはNCISの生形さんはよくプライベートでも
買いにこられるんだって。生形さんもよくブログで
RUDEの話をされているものね。
佐々木さんもお気に入りみたいだし。
チバさんもというかRUDEといえばチバさんっていう
イメージが先にあるものね。

クラッシュ好きなら当たり前って感じかな。


今回FoZZtoneが参加するけれど
このRUDEのイメージに渡會さんも合うと思う。
「黒点」の時の彼はまさにRUDEな感じだったもの。
今もだけど。

曲的には「ラナウエイ」とかがまさにぴったりな
イベントだよね。是非これをやってほしいな。

そういえばフォズの歌に「Black sheep dog」って
あるけれど、ツェッペリンの「Black dog」と
マンドゥ・ディアオの「Sheep dog」を合体させたような
タイトルだなぁ~って思っていた。曲はぜんぜん違うけれど
たまに竹尾さんの弾く感じがジミー・ペイジっぽかったりする。
あるいはブラックモアっぽかったりもするし、いろいろな
遺伝子を持っているのが竹尾さんだ。

竹尾さんの弾くギターってほんとうにこの人はギターが好きなんだって
わかる心が全力で注ぎ込まれた弾き方をする。
音で心を伝えるってこういうことを言うんだって感じるんだ。
彼の演奏を見て聞いていると。

どうして俺のギターの思いがわかんないんだよってきっと
ある時期思っていたんだろうけれど、今回のツアーでは
みんなわかってくれてるんだって安心している竹尾さんの顔が
見れてほんとうによかった。ギターの音が心と心を繋いでいた。

今レコーディングで渡會さんがジョン・メイヤーのように
歌ったというようなことが書かれていたが、そういえば
彼のインストアでの弾き語りの時の歌い方とかギターの
弾き方ってジョン・メイヤーに似てたなって思った。
特に弾き方が。ああいう弾き方好きだ。

アコギでも人によっていろんなクセがあって
それがなんか音といっしょに心に残る人もいる。


そういえば、UESAの植田さんはテイラーのアコギを
弾いているけれど、最初のうちはこのテイラーさんと
戦っているような感じだったけれど、最近は
だいぶ打ち解けてきたように感じていた。
最初の頃はにらみあって、負けるかって感じだった
植田さんが今じゃあテイラーと微笑みをかわすぐらいに
なったなってライブを見たときに感じた。

UESAの2月の活動休止後の予定はたってないようだけれど
テイラーさんとの約束はやっぱり守るべきだと思うんだよね。
テイラーさんを有名にすると約束したんならね。
ギターってギタリストにとっては弾けば弾く程
分身になっていくと思うんだ。最近意味不明な
故障をしていたという植田さんのギターはきっと
植田さんの心に反応したんだと思う。だから
元気になって弾いてあげてほしいと思う。

「そのギターはどこのギターなんですか?」
「テイラーのです。」

私はなぜか「ロジャー」で覚えてしまった。
この勘違いわかる人にはわかるよね(笑)

ミュージシャンとして人生をたとえまっとうしなくても
他の職業についたとしても、音楽っていうのはいつも
そばにあるし、ましてギターは永遠に分身なんだから
生涯弾かないなんてことはない。
生きているかぎり、ギタリストとギターは一心同体なんだ。

















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