HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

LOVE by FoZZtone

2012年02月02日 | FoZZtone
2月1日にFoZZtoneの「LOVE」がアルバムより先に
iTunes等で配信がスタートした。

このタイトル「LOVE」から
恋愛を連想した人もいるだろうけれど
そんなちっぽけな限定された愛なんかじゃないんだ。
自分の命への愛
そして自分から繋がっていくこの世の全ての命への愛
それが「LOVE」という歌だと私は感じた。

かつて子どもだった人の
あるいは今現在進行形の子どもたちの
あらゆる恐怖。
実際にあった恐怖に
誰かの言い伝えからの恐怖に
「負けるなよ。君は生きてるんだ。」と
そんなメッセージがある曲だと
勝手な解釈なのはわかってるけど
私は思った。

恐怖は過去のものである人もいれば、
まだ過去ではない人もいるであろう

今は配信でしか聴いてないので
はっきりした歌詞はわからない。
自分の耳で聴いた言葉でしかわからないけれど
そこで、直接的ではないにしろ
私には次のような事が脳裏をよぎった。

すべては過去のできごとではあるけれど
3月の震災
6月のオウム事件
7月のノストラダムスの大予言
10月のマヤ歴による人類滅亡説

それをこの歌から感じたんだ。

多くの人を陥れた恐怖の大群。
実際にあった事と
そして、太古の昔からの言い伝えであったが
結局それはやってこなかった事。

子どもたちはそれぞれに恐怖で夜も
眠れなかったりしたんだ。

大人たちは本当の恐怖に
どうやって子どもたちを守って行けばいいのかと
眠れなかったんだ。
あるいは今も眠れない人もいるのだろう。

そんな人たちに
そしておそらく作り手である
渡會将士氏自身も含めて

人間の体っていうのは
それでも動いて
食べて、生きて行くんだってことを
感じさせてくれる歌なんだ。

がんばれとか
大丈夫とかそんな事は何も言ってない。

でも、生きていれば
絶対にまた光を見つけれるということを
「LOVE」は感じさせてくれた。


ライブでも聴いたことがあったけれど
改めてスタジオ録音ので聴いてみたら
最初の一発目で鳥肌が立ったよ。

遠い昔、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を聴いた時や
最近といってもちょっと前だけれど
マイケミカルロマンスの「ブラックパレード」を聴いた時と
同じ鳥肌が立った。

なんだこの素晴しい歌はって!

コーラス部分なんてほんとクイーンみたいだった。

間奏のギターのイントロも中世のイギリスっぽくて
好きだ。

4月に出るアルバムを手にして
歌詞を見たら、またいろんな事を感じるんだろうけれど
今は耳だけで聴いたこの曲に
こんな感覚を抱いてる。

新鮮なうちに
新鮮な思いを綴ろうと
今、書き連ねているけれど

この曲は彼らの名曲中の名曲になるだろう。

痛みや悲しみを代謝するっていう表現

それがすごく心にすとんと落ちてくる。

代謝。

汗のようにどんな苦しみもいずれ
体から出て行くんだね。

前にもこの「LOVE」について書いたけれど


かつてフォズの「口笛男」に出て来た
I LOVE YOUのLOVEは「ヘルプ」に
聞こえてたけれど、

今回の「LOVE」のLOVEは「生きろ!」に
聞こえてくる。

すっごく力強くて
きっとこれからずっといっしょにいてくれる
曲だと思ってる。

ここをご覧になった方も
是非、iTunesかレコチョクで
聴いてみてください。

「生きろ!」をいっしょに感じてほしいから。

So happy birthday, I'm glad to see you.


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