HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

JET KELLY at 江坂ミューズ

2005年10月10日 | JET KELLY
8日は雨・・・でも、私はかなりの晴れ女らしく、会場に着いた頃には傘はほとんど必要なく、ライブが終わった時には雨はやんでました。ゆえに折り畳みの傘を一度開いたぐらいでした(笑)

さて、音楽弟子Bのお陰で、私もJET KELLYのライブに久しぶりに行くことができました。江坂ミューズはおそらくJET KELLYのベースとなるライブハウスなんでしょうね。彼らのライブがここで行われることが多いんです。実は9月も10月1日もここでライブがあったのですが、もちろん行けるわけなくて、溜め息ついてました。そんな時、8日のライブが急遽決定したとHPに載って、さらにB君が「いきたい」と行ってくれたお陰で、急遽付き添いってことで行けることになったんです。ちなみにB君はドラマー志望の子でJET KELLYの大ファンなんです。

そのライブは「ROCK GARDEN」というイベントでグランドカラーストーン、エフカ、ファンキーパンキー、NAP IN SCHOOL、そしてJET KELLYが出演しました。5時半開場で、5時ぐらいに江坂に着き、B君の希望でマクドナルドにまた行くと(前の時はそこにJET KELLYの2人がいたんです・笑)今回はグランドカラーストーンのベースさんがいらっしゃいました(笑)

それはともかく、開演の少し前に行くと、観客側のフロアの横に小さなほんと小さなステージがあって、アンプとかスピーカーそしてマイクスタンドにアコギが1本置いてありました。するとそこにある若者が来て、突然ギターをかかえ、歌う準備をするではありませんか。彼はそこのスタッフの村上さんという方で一番目に登場するNAP IN SCHOOLというバンドの「キャンプファイア-」という曲をカバーして弾き語りで歌ってくれたのです。すごく新鮮だったし、幕開けの5分前ぐらいのこのびっくりコーナーには感動しました。だって、村上さんも上手いんですもの。

そして一番目はNAP・・・でやっぱり「キャンプファイア-」という曲はよかったです。彼らは3ピースバンドなんですが、迫力ありましたね。どういうバンドかまったく知らなかったんですが、ドラムには釘付けでした。パシッパシッってメリハリがあるたたき方するんですよ。気持ちいいくらいに・・・。あれはすごく印象に残りましたね。あとギターの早弾き・・・まるで指がマンガのようにピラピラ~って動くんですよ。はや===って感じ(笑)またボーカルさんがベース弾きながら歌うし、なかなか印象的なバンドでしたね。今後期待大ですね。

2番目はエフカという東京からのバンドでしたが、これまたステージングがすごくて、ボーカルさんのパワーがすごかったですね。のせ方がうまいというか・・・

前来た時も思ったんですが、江坂ミューズに出るバンドさんのレベルって高いですね。もちろんグラカラやJET KELLYはメジャーでプロですが、対バンのインディーズさんたちもかなり演奏力とステージ力のあるバンドなんです。

さて、エフカが終わって、次のグラカラがステージ準備中になんと、今度は例の小さなステージでJET KELLYの真田さんがソロで弾き語りをされるではありませんか!ほんとサプライズな素敵なプレゼントと言う感じです。初の試みだったみたいで、そんな日に来れてほんとラッキーでした。2曲をアコースティックギターで歌ってくれたんですが、どちらもインディーズ時代の曲で私の好きな「シャララフレンズ」もしてくれたので、ほんと感動しました。しかもストリートみたいに皆座ってと彼がいったので、皆フロアに座り込んで聴いたわけです。私はたまたまそのステージのすぐ近くだったので、ほんと指の動き1つ1つまでしっかり見えました。やっぱりうまいですね。唄い方もなにもかも・・・プロの貫禄を感じました。もう一度聴きたいな~。

それが終わったら、ステージが開いて・・・そうミューズには幕があるんです。そこが好きなんですけどね、私(笑)・・・グランドカラーストーンの登場です。相変わらず、おかしくて楽しくてキラキラしているステージでしたね。ギンギラギンに・・・ってマッチの曲をうまく導入して笑いを巻き起こしつつも、その確かな演奏力と歌唱力で観客をすべて自分達の世界にすっぽり取り込んでしまいました。ドラムさんはいつも安定していて、ほんと安心できるし、ベースさんも笑いをとりながらもしっかり深い低音を響かせているし、キーボードさんはものすご~く個性的でユニークな方なんですが、腕はすばらしく、エルトン・ジョンのような弾き方をされます。そしてボーカルの中野さんはどうしてあんなに幸せそうなキラキラした笑顔を放てるのでしょう。そして、じっくり聞かせるバラードでは最高な歌を聞かせてくれました。

この次に出てきたのがファンキーパンキーですが、このバンドはよくわかりませんでした(笑)ビジュアル系のボーカルさんなんですが、バラの花でも投げそうな勢いで、コミック性満開で何を唄いたいのかよくわからないのですが、人を引き付けるパワーを感じました。私の中では彼らは音楽というよりミュージカル・・・そう芝居の方に入れたい感じですね。皆でいろいろポーズとるしね。ファンは結構いましたよ。今度ワンマンするそうですから・・・

トリのJET KELLYの準備中に今度は小さなステージでグラカラの中野さんが弾き語りをしてくれました。これまたすごく素敵で、しまいにマイクはずして生声で唄われたんですが、それがまた心にじ~んときました。すばらしかったです。

そしていよいよJET KELLY登場!5月以来約5ケ月ぶり・・・。一番前にB君がいくというので私もついて一番前に・・・初です(笑)「ゆらゆら」から始まり、「星のリンダ」まで6曲。そしてアンコールに大好きな「楽園」と全部で7曲でしたが、どれも好きな曲ばかりで酔いしれましたね。新曲の「いつか世界樹の下で」という曲もまたまた歌詞が深いかんじで、聴いていていろいろ感じました。今回ギターの健さんがサポートで参加されていましたが、この方のギターもなかなかすごかったですよ。でも、前の葉山さんとはやっぱり音のタイプが違いましたね。「楽園」でそれを一番感じました。でも、男前で素敵なサポートさんでしたよ。

ドラムの長尾さんはいつもの「ナラT」(奈良美智さんのイラストつきのTシャツ)を着て、かっこいい、リズムがきっちりとしたドラムを叩いてくれて、B君はそれを見たかったわけで、しっかりと見てましたね(笑)ライブ後もなんと長尾さんとグラカラのドラムさんからアドバイスを受けてました。幸せもんです(笑)

ベースの操さんはスキンヘッドからやや毛が伸びて、ふわふわ産毛のような金髪がはえてました(笑)ビリーのあだなの出所がやっと判明しました。スキンヘッドがスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンといっしょというところからだそうです。今は違うけどね。ビリケンさんではありませんでした(笑)ベースは相変わらず迫力ありましたね。長尾さんとは最高のコンビネーションだと私は思ってます。よい夫婦って感じでしょうか?

そして、ボーカルギターの真田さん。やっぱり歌うまいですね。表情も最高です。ほわっと笑顔が出るところ・・・音楽を愛している!っていうのが滲みでています。言葉1つ1つを丁寧に唄うところも感情をためるところもどれだけ楽曲を大事にしているかがわかります。音の1つ1つをたとえば真珠の首飾りを作るために真珠1粒1粒を丁寧にチェーンに通していくような繊細さで表現していかれるんですよ。なかなかそう感じられるバンドってたくさんありませんよね。

私はもっとJET KELLYの曲が世にいっぱい溢れてほしいと思います。彼らの曲を聴かないなんてほんと一生の損って思うぐらい・・・

彼らのファーストアルバムが今年の4月に出たばかりなので、もちろんこれからが楽しみなバンドですが、是非このアルバムをここをちらっとでもご覧になった方は聴いてください。きっとあなたの心に素敵な種を蒔いてくれるはず。

11月5日だったかな?東京でグランドカラーストーンとJET KELLYの企画イベント「グランド・ジェット」を開催するそうなので、東京方面の方は是非見に行ってください。私も近かったら行くのにな~。ってものすごくいきたいです。大阪でもやってくれないかな~。

そうそう今回のJET KELLYのオープニングのBGMはクーラ・シェイカーの「ハッシュ」でした。

弾き語りも入れると今回JET KELLYの曲が9曲も聴けて、ほんと充実したライブでした。またグラカラの中野さんのソロも聴けてよかったです。もちろんスタッフの村上さんのカバーもうれしかったです。

素敵なひとときをありがとうございました。


コメント
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