HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

BIG

2005年10月27日 | 音楽・映画・本
BIGと見て、音楽好きならMR.BIGとかビッグカントリー(っていっても知らないだろうな~80年代に活躍したスコットランド出身のバンド)とかを思い浮かべたかもしれない。

でも、今日私の書こうとしているのは『ビッグ』というトム・ハンクス主演の映画のこと。随分古い映画で、トムもまだ若い。実は私はトム・ハンクスのファン(笑)ゆえに、彼が出演している映画は結構見ている。

この映画には思い出があって、教師になる前にちょっとだけ講師として学校で英語を教えていた時に授業中に「ヒアリングの勉強」と称して生徒にこの映画を見せたことがある。たまにはこういうのもいいだろうと、かなり無鉄砲な先生ではあったけど、この映画は見せるだけの楽しさはあった。

ストーリーは小柄な12才の男の子が移動遊園地の不思議マシーン”ミステリー・ゾルダ-”に「僕を大きくして」と願ったことから始まるファンタジー。翌日起きてみるとなんと30才の身体になった自分がいて、驚いて友達の家に逃げ込む。心は12才のままなんだ。友達は話を聞いて理解してくれたわけだけど、大人は理解してくれないだろうといろいろ考えて、とりあえず大人として生きていくように仕事を探す。そんな時、おもちゃ会社の社長と出会って、彼のおもちゃに関するセンス(といっても子どもだからあるのは当たり前)が見込まれ、採用される。そこでいろんなおもしろい事件とともに30才ぐらいの同僚の女性と恋に落ちる。でも、やっぱり両親が心配している我が家に帰らないといけない。友達がまた移動遊園地が来る事を彼に知らせに来た時に子どもに戻る決意をする。そして、その前に彼女にそのことを告げる。半信半疑の彼女だけど、ゾルダ-に再び元に戻る願いをかけた彼を次の日、彼の家まで車で送る。すると車から降りて、家に向う途中、もう一度見たら、そこにはダボダボのスーツを来た少年が歩いていた。それを見てなんともいえないせつない表情をする彼女。でも、一応ハッピーエンド。そんな話。

といいつつ、やっぱりせつないよね。30才と12才で、彼が20才になった時でも彼女はすでに38才。もう一度彼らは結ばれるのかな~なんてふと当時も思ったな。まあ、年を重ねても素敵な人はいるから、再び出会っても恋に落ちると思っておこう。

それはともかく、映画としてはとても心あたたまる楽しい映画なので、是非見て下さい。
コメント
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