のらぼうな
ああ、とうとう私ものらぼうになった、と昨日思った。 山の会の、私が企画した日帰り登山の日。行き先は奥久慈男体山。水戸と郡山を結ぶ水郡線のちょうど中ほどに位置する茨......
思い出した。一年前、私は「のらぼう」になった。うつけものというほどの意味である。山行の待ち合わせの時間に、電話で目が覚め、慌てた。あれから一年、できるだけともに行ってくれる山友を見つけて、相変わらず歩いている。ただ微妙な体の変化が起こっているような気がしている。疲れが、歯や呼吸器や味覚の衰えに出てくるようだ。何より、お酒が美味しいと思わなくなりつつある。飲んでいても、ま、これでいいやと杯を伏せる。矩を超えずというが、ほんとうに「己の欲するところ」が自動ブレーキになり始めた。いいことか、悪いことか。これからは「のらぼう」な私を標榜しなければなるまい。
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