mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

何だか不思議な集中力

2024-10-03 19:31:17 | 日記
 一昨日の大腸内視鏡検査は、ずいぶん「消耗」であった。検査よりも、その事前の下剤を飲むのが身に堪えたことは、すでに記した。検査自体は、かつてに比べて各段に上手になった。身に堪えるような刺激はなかった。当日の結果も、記した通りであった。にもかかわらず、夕方になるまでブログをアップすることができなかった。今みると、16時47分。朝起きて書きかけていた文章の残りを始末するのに、手が着かなかった。体重が1キロ落ちていたのは、半日食べなかったからだが、1日経った昨夜も1キロ減のままであった。なんだか、よくわからない「検査ショック」が来たようであった。
 ところが体調は頗るいい感じ。昨日は朝早く出かけるカミサンに起こされる6時まで寝ていた。朝食を済ませ、TVも見ず早々にブログを仕上げてアップしたのが、8時22分。
 前日受けとった「修復データ」から、書きかけていた、知人Kさんの「依頼文書」への返信コメントを取り出し、少し推敲してpdfにして送る作業をした。400字詰め原稿用紙にすると40枚くらいになった。
 9時半頃に換気扇のカバーを交換する作業員がやってきた。一ヶ月ほど前に見積もりを取り発注していたことだから、車の駐車場の借用も予約してあった。台所はカミサンがちゃんと片付けてあった。通常の応対をしてあとは「よろしく」とお願いするだけ。私は、対面カウンターの向こうで取替作業をする音を耳にしながら、リビングでPCの作業をつづけることができた。
 途中、接続作業のする部品が足りないと作業の人は「買い物」にいったりした。知人にpdfを送った私は、来週に予定されている「ささらほうさらの会」に発行する「ささらほうさら・無冠」の制作に取りかかった。私の制作分は16ページとし、すでに到着しているメンバーの寄稿が4ページとみて、原稿を取り込む。16ページでおおよそ(400字詰め原稿用紙で)100枚くらいになるか。二本テーマを据え、一つはコレ、もうひとつはアレと組み込み、遂行をしながら行数を調える。昨日から今日に掛けて仕上げた。
 ところが、プリントアウトして気づいたのは、寄稿がA4版で3ページ分しかない。先月号は2ページあった一本が、今月は1ページ分になっていた。でも1ページを白紙にするわけにもいかず、「補遺」として、1ページ分を追加した。今日はほぼそれに時間を取られ、今日のブログは、こうして今書いている有様。
 でも不思議に思うのは、昨日から今日に掛けての「無冠」の制作は、本当に集中していた。これは不思議である。いつもなら飽きて、休み休み取りかかる。仕上げるのに、3、4日かけて、のんびりとやる。むろん今回も、それだけの余裕はもっている。それなのに、なぜか昨日から今日の、この仕事は夢中であった。
 どうしてだろう。一昨日のへこたれた気分は、どこへいったのか。涼しくなったのが気分に影響したのだろうか。ありうることだ。それとも一昨日1日へこたれて休んでいたのが、気力恢復になったのだろうか。
 あるいは、ひょっとすると大腸癌とかの診断を受けることになって、もし来月手術するとなると、来月のささらほうさらレポートがなくなってしまう。いや、それどころか、「ささらほうさら・無冠」の発行も難しい。これが最後になるかもという危機感が無意識に作用して、集中力に転化したのだろうか。オモシロイ。
 八十路爺に、こんなヘンなことが起こるなんて、と思っている。