mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

十年目突入で自然に戻った山の会

2021-04-06 07:24:42 | 日記
 
高齢者の山の会、8年

 私の主宰する山の会が満8年を終え、9年目に突入した。新型コロナの外出禁止の呼びかけはあるが、公共交通機関を使わず登山口までのアプローチを行って、上って帰ってくるのなら構わないだろ......
 

 去年の記事を読み、そうか、十年目突入なのかと改めて思った。この一年間も、しかし、計画通りにはいかなかった。コロナウィルス禍の山歩きということで、それまでと違った山行形態をとることが多くなった。車によるアプローチとテント泊である。

 kw夫妻が車でアプローチするようになり、電車やバスの方々にも、それによるアプローチを案内して、現地で合流するようにした。当然のように、kw夫妻と私という車アプローチ組だけの山行が多くなり、それはそれでキャンプ遊びの面白さというのを味わうきっかけになった。

 テント泊は、しかし、意外な発見でもあった。山歩きのベースというよりもキャンプ遊びだけのためにやって来ている人たちが多いことが、わかった。さらに、そのような人たちは寒い時期になっても、暖房設備をテントに持ち込んでくるなどして、豪勢なテント場は、予約でいっぱいになるほどの盛況であった。テント初心組のkw夫妻は、11月を最後にテント泊をやめ、寒くなってからは日帰りだけになった。加えて、基礎体力の差なのか、長年の経験の違いなのかわからないが、私とは登るペースが異なり、疲れが抜けず徐々にたまる年齢ということもあって、私とは行を共にすることも、ほぼなくなった。

 加えて、正月からコロナウィルスにともなう緊急事態宣言は発せられ、「県外への越境自粛」の呼びかけが首都圏では出されて、登る山も限定されるようになった。冬場の山小屋が閉鎖ということもあり、日帰りの県内山行。つまり「足慣らし山行」という名のハイキングばかりに出かけた。ときどき、何人かの人たちが加わってくれたので、私の単独行というのばかりではなかったが、おおむね、仕事を引退した後の「週1山行」に戻った。ま、自然に戻ったのだ。

 ただ、ハイキングのような、私一人で歩くことのできるコースである。いずれ、山の会の人たちにも(てんで勝手に)足を運んでもらえるように、アプローチと山行記録とを「紹介」する記事を、山の会の皆さんに送信してきている。

 私自身の裡側でちょっと違った関心が湧いていることもある。詳しくは、また別の機会に記すことにするが、自然に戻ったうえに「県外への越境自粛」が解かれたのなら、今のうちに歩ける山へ行っておこうかという気持ちが、むくむくと頭を持ち上げてきている。いつも記すように、「山行計画」を立てるときから、すでに山には登り始めている。これまで行っていなかった山を経めぐる旅に出ようか。しかしそれも、どれほど体が持つか。連続して何日も歩くと、へばってしまうんじゃないか。そんな心配をしながら、登りたい山をピックアップして、回るコースを考えている。当然、花の季節を狙うということもある。大型連休を避けるのも必須のこと。梅雨もいただけない。となると、時期が限定される。ま、そんなことを考えながら、十年目の山の会が始まったわけだ。