英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『軍師官兵衛』 第9話「官兵衛試される」

2014-03-02 20:03:28 | ドラマ・映画
半兵衛と官兵衛
 官兵衛を試す半兵衛。半兵衛に乗せられる官兵衛。
 半兵衛の期待に応える官兵衛。半兵衛に助け舟を出す半兵衛


  官兵衛も頑張ったが、今のところ半兵衛が一枚上手か。
  それにしても、二度目に両者が会った庭の紅葉が綺麗だった。

☆宿敵・赤松より手強い“駄々っ子”政職の「悋気」
 「悋気」は嫉妬のことだが、男女間での“やきもち”のことらしいので、気取らずに「嫉妬」と言った方がよかったのでは?
 政職は、可愛い官兵衛が自分のことより、信長や秀吉に気を使うので嫉妬していたのだ。

 結局、半兵衛の献策により「寝ぼけた城主が脅かされて」尻を上げる。


 半兵衛に踊らされた官兵衛であったが、別所に対しては若い当主の人間性を見抜き、赤松に対しては、肝の座った態度と実利を説いて説得に成功するという軍師らしさを見せた(信長に謁見の際の演説よりは良かった)。

【ストーリー】番組サイトより
 秀吉と意気投合した官兵衛は、ついに竹中半兵衛と会う。稀代の軍師との出会いに心躍らせたのもつかの間、官兵衛は半兵衛に挑発され、主君・政職の小寺家、その仇敵である赤松と別所の播磨名門三家を信長に拝謁させると約束してしまう。それは官兵衛の実力を試す半兵衛の試練だった。
 早速、三家の説得に乗り出す官兵衛だが、肝心の政職が言を左右にしてなかなか実現しない。やがて拝謁の期限が迫り…。
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ソチ五輪雑④「競技による試合運営と放送待遇のばらつき」

2014-03-02 14:53:23 | スポーツ
 ソチ五輪が閉幕して1週間。早いなあ。「雑感その3」からは9日も経過しています。
 実は録画したものを、今もぼちぼち観ています。現在2月16日(日)、競技開始(開会式からではありません)11日目辺りで、アルペン・男子スーパー大回転、フィギュアスケート・アイスダンス(ショートダンス)、スピードスケート・女子1500m、スノーボード・女子クロスなどが行われています。(もちろん、リアルタイムで録画中継は観ていて、日本の関心度の高い競技の結果は知っています)
 アルペンやクロスカントリーやバイアスロンなどは、日本人選手が上位の成績を上げていないということは分かっていますが、純粋に競技を楽しんで観戦できます。
 まあ、新聞やニュース・報道番組に多少のフィルターをかけることや、こまめに放送日程を確認して録画する努力は必要ですが。

 そんなわけで、私は未だに「半分五輪気分」です。困ったものです。
 なので、気づいてみると、記事も3つしかないという体たらく(バンクーバー五輪の時は「その9」まで書いています)。フィギュア女子シングルフリーも未だに1行も書けていません。
 今記事でようやく「その4」ですが、「今更感」が漂っています。まあ、私の場合、「今更感」は今に始まったことではないので、気にしなくていいのですが、「需要」はあるのでしょうか?

『ソチ五輪 女子モーグル 残念上村4位 「達成感マックス」 ~清々しいインタビューだが、競技としては疑問~』(これが「ソチ五輪雑感①」に当たります)
『ソチ五輪雑感②「それぞれのコメント」……ジャンプ女子高梨選手、カーリング小笠原選手』
『ソチ五輪雑③「これが浅田真央です」……フィギュアスケート女子シングルフリー』

さてようやく、本記事の本題です。(私も全競技見ているわけではないので、論述漏れはあると思います。ご容赦ください。また、ご指摘ください)

★恵まれないクロスカントリー、バイアスロン
 過去には男子では今井選手、女子では今大会も出場している石田選手やスプリントの夏目選手が入賞しているが、今回は振るわなかった?(まだ全種目観ていません)ようです。
 まあ、活躍しないと注目されないのは、ある程度やむを得ないが、この中継システムは上位選手以外は淋しいものがある。
 クロスカントリーやバイアスロンは二つのスタートシステムがある。ひとつは30秒おきにスタートするもので、もう一つは一斉スタート方式。スキー板は大きく、滑走幅も大きいので、一斉スタートは接触が起きやすいので、過去はすべての種目が時差スタートで行われてきたが、誰がリードしているかが分かりにくいし、競技終了するまで順位も確定せず、金メダルのゴールシーンもリアルでは実況できないという欠点があり、一斉スタートが行われるようになった。
 一斉スタートの場合は、画面に映るのはトップ集団ばかりで、たまに第2集団が移る程度。それでも、レース序盤は実力下位の選手もトップ集団にいることができるので、画面に映ることはできる。

 問題なのは、時差スタート。通常、雪面の状態を考えて、上位シードは30番~50番辺りになる。1番スタートから30番スタートまでは、上位シードに次ぐグループで日本選手トップはここに属することが多く、日本選手2番手以降は50番以降にスタートすることが多い。
 中継はスタートから始まるので、1~15番ぐらいまではスタートの模様が大写しになる。じゃあその後もそうなるかと言うと、そうはならない。15番スタート時には7分30秒経過しているので、最初にスタートした選手が最初のチェックポイントを通過するころになるので、そちらを中継することが多くなる。
 で、15番~30番ぐらいが最初のチェックポイントを通過するころになると、上位シードのスタートの様子が中継されてしまう。
 なので、日本選手の場合、≪そろそろ映されるかな≫と期待していると、切り替わってしまうことが多い。
 実況だと、「国際映像ですので、なかなか日本選手の姿をお送りすることはできません。今、○○選手が会場に戻ってきました。力強く滑走しています」とか、「今、○○選手の後方を走っている選手が日本の△△選手です」という寂しい実況になってしまう。
 運よく、ゴールの様子が映されるかなと思うと、優勝者のゴールシーンのスローモーションに切り替わってしまうことさえある(わざとか?)。
 生中継の場合は、競技終了まで中継することが多いので、最下位シード付近の遅い選手の方が大映しになることが多いというのも、皮肉である。

 アルペン競技も時差スタートで、滑降やスーパー大回転の場合は、下位シードの選手はコース終盤ぐらいしか中継されないが、それでも、クロスカントリーと比べると恵まれている。
 ただ、スタート直後にミスをして、わずか数秒で競技終了ということもある。

★レンティング陽選手の悲劇(クロスカントリー)
 (一斉スタート方式の)クロスカントリーの場合、周回遅れになると競技終了(失格ではなく順位は付く)となる。
 男子40kmリレーでそれが起こってしまった。10km×4人で行われるが、日本チームが第3走者が滑走を終え第4走者に引き継ごうとするところで、トップのスウェーデンチームに1周抜かれそうになり、そこで停止させられてしまったのだ。
 つまり、第4走者のレンティング選手は一歩も走る(滑る)ことなく競技終了となってしまったのだ。この日本のリレーの選手は、ソチ五輪ではこのリレーしか出場しない。レンティング選手は本当に何も出来ずに五輪が終わってしまったのだ。しかも、当人は全く悪くない。おそらく、実力もチームでは上位でアンカーを任されたと思われる(第1、第2走者はクラッシック走法、第3、第4走者はフリー走法で、その得手不得手にも依るのかもしれないが)
 ずっと以前は1周10kmなど1周の距離が長いコース設定がされていたが、スタート・ゴールの会場の観客のことを考えて、何度も選手を観ることができるような配慮がされ、周回距離が短くなってきている。
 「周回遅れは競技終了」というルールは、ずっと以前に制定されたものではないだろうか?そもそも、50kmや30kmはタイム差スタートの場合は必然的に周回遅れになり、追い抜きや並走するのは普通である。リレーはチーム戦なので、同時に走る選手も非常に少ないので、このレールによって競技中止になるのは不合理である。
 本当に、レンティング選手は不運だ。

★カーリング、アイスホッケー
 団体戦は恵まれているように思う。
 カーリングの場合は、参加チームが10チーム。それが予選リーグが10チーム総当たりというのはどうかと思う。
 10チーム中4チームが10決勝進出というのは妥当だが、せめて5チームの2リーグにすべきだろう。(参加12チームに枠を広げて、3組か4組に分けるのもよい)
 日本チームは健闘したが、9試合それも長時間の試合を中継されるというのは実に恵まれている。
 アイスホッケーはリーグを分けていたが、それでも順位決定戦を入れると5試合あり、中継された。

★意外と酷なフィギュアスケート
 フィギュアスケートのショートプログラム(ショートダンス)には、予選の意味もあり、出場全選手がフリーを演技できるわけではない。
 男子シングルは29選手中24位まで、女子シングルは30選手中24位まで、ペアは20ペア中16位まで、アイスダンスは24ペア中20位までに絞られる。
 日本チームはペアで高橋・木原組が18位、アイスダンスはリード姉弟が21位でフリーを演技できなかった。特にリード姉弟は20位とは0.39点の僅差だった。
 ずっと練習してきたフリー演技、五輪の晴れ舞台で披露したかっただろうに(団体戦で演技はできたが)

 この方式、どうなんだろう?
 2割だけを削ぎ落とすというのは……
 ショートプログラムとフリーの両方で1種目なのだから、両方演技して決勝5~6人に絞る方が合理的である。(団体戦は不要)
 そもそも、24人もの演技を採点しなければならないから、判定に誤差が生じるのだ
コメント (4)
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