英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『軍師官兵衛』 第12話「人質松寿丸」

2014-03-23 22:41:15 | ドラマ・映画
松寿丸が人質に
 官兵衛の決断、松寿丸の覚悟、光の悲しみ
 正直、官兵衛のこれまでの「織田に付きましょうぞ」の弁(御着での評定)、「播磨(姫路)は重要ですぞ」の弁(信長への謁見)より、今回の松寿丸の弁の方が力を感じた。
 「親子の情」プラス「祖父の情」が丁寧に描かれていた。
 「親子の情など分からぬ」と信長は言ったが、松寿丸を秀吉に預ける温情?措置(五輪)

   それにしても、御着の家臣どもは座ってツベコベ言うだけ。
   政職の嫡男・斎が仮病でなかったのが救いか。

松永久秀の謀反と、その人生
『官兵衛紀行』によると
 奈良県平群町。信貴山城は大和を支配するため、松永久秀によって整備されました。
 官兵衛が生きた乱世という時代に、久秀は智略と謀略を尽くし、大名にのし上がった人物でした。
 信長に謀反を起こし城に立て籠もった久秀は、大軍に攻め込まれます。
 信貴山、朝護孫子寺。聖徳太子が開いたと伝わる寺は、この戦いで焼き尽くされました。
 信長に敗れ、信貴山に散った久秀、達磨寺には久秀のものと伝わる墓が、ひっそりと佇んでいます。
 信貴山城の戦いは、官兵衛ら戦国武士たちに、信長の力を改めて知らしめたのです。

だそうです。

 久秀の謀反の理由は諸説あるそうだが、今回は茶釜「古天明平蜘蛛」を手放したくなかったからのようだ。(あと足利義昭にそそのかされたという描写もあった)
 このエピソード(爆死)はインパクトがあるので、茶器云々を前面に押し出すのに異論は挟まないが、信長が茶器を差し出せと迫る表現はなく、子供より茶器を選んだ変人ぶりだけを描いていたのは残念である。
 それはともかく、「信長に従っていても未来はない」という思いもあったのかもしれないが、なぜ、このタイミングで?それも単独で?しかも籠城では活路が見いだせないし。
 若い頃はやり手であったが、晩年は歯車が狂ってしまったのだろうか?人質の息子たちが可哀そうだった。

☆お道、ご懐妊
 お道が妊娠し、善助も嬉しそう。
 明るい話題であったが、光が松寿丸を生んだのち子どもに恵まれないこと、その後の「人質問題」への伏線にもなっていた。
 それはともかく、お道役の福島リラさん、人を惹きつける力が相当強いと感じる。私、好きです。

次回は、何だか非常に大変そう…………(今週も大変だったが)


【ストーリー】番組サイトより
 ようやく秀吉の播磨出兵が決まり、胸をなでおろす官兵衛。それに先立ち信長は、播磨諸将に人質を差し出すように命じる。
 小寺家からは政職の嫡男・斎(いつき)を出すはずだったが、日延べを繰り返すうちに期日が過ぎてしまう。苦境に立たされた官兵衛は、自らの一粒種・松寿丸を差し出す決意をする。しかし、光は猛反対。そんな父と母の言い合いを聞いた松寿丸は…。
コメント (5)
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