7月21日、公共事業運輸省のスン・チャントル大臣は、プノンペンとシェムリアップを結ぶ国道6号線を4車線化する計画を発表しました。国道6号線は、当初、日本の支援で整備されましたが、老朽化が進んだため、中国の支援を受けて整備が進められ、2017年に完成しています。この際は、プノンペン~スクン(コンポンチャム州)間の40キロメートルのみが4車線化され、スクン~シェムリアップ間は、2車線で整備されました。今回の計画では、このスクン~シェムリアップ間251キロメートルも4車線化する計画です。公共事業運輸省では、フィージビリティ調査を実施済みであるとしており、第1フェーズはスクン~コンポントム間、第2フェーズはコンポントム~シェムリアップ間を整備する計画とのことです。予算額や資金手当てについては、公表されていません。
トンレサップ湖の南側を通り、プノンペン~コンポンチュナン~プルサット~バッタンバン~シソポン~ポイペトを結ぶ国道5号線については、日本からの円借款の支援を受けて4車線化と主要都市のバイパス新設工事が進められています。バッタンバン~シソポン間は、本年中にも完成する見込みであり、全体は2023年の完成を目指しています。
国道6号線は、国5号線ともに、カンボジア経済にとって重要な基幹道路であり、整備拡充が重要となっています。日本がキーワードとしている「質の高いインフラ」として、長期間の使用に耐える品質の工事が実施されることが期待されます。
(写真は、国道6号線。低速車も多く、2車線では渋滞も見られる。2018年4月撮影)
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トンレサップ湖の南側を通り、プノンペン~コンポンチュナン~プルサット~バッタンバン~シソポン~ポイペトを結ぶ国道5号線については、日本からの円借款の支援を受けて4車線化と主要都市のバイパス新設工事が進められています。バッタンバン~シソポン間は、本年中にも完成する見込みであり、全体は2023年の完成を目指しています。
国道6号線は、国5号線ともに、カンボジア経済にとって重要な基幹道路であり、整備拡充が重要となっています。日本がキーワードとしている「質の高いインフラ」として、長期間の使用に耐える品質の工事が実施されることが期待されます。
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