
4月7日、プノンペンのカンボジア開発評議会にて、第2回カンボジア欧州官民対話会議(Cambodia-Europe Public-Private Sector Dialogue)が開催されました。スン・チャントール副首相兼カンボジア開発評議会第一議長と在カンボジア欧州商工会議所(ユーロチャム)のガブリエル・ファハ会頭が共同議長を務めたとのことです。会議には、カンボジア政府関係省庁、欧州商工会議所、EU-ASEANビジネス委員会の関係者等が参加しました。
この対話会議は、すでに進出済の企業の課題の解決を図ることにより、投資環境の整備を進め、新たな投資誘致を目指すものです。カンボジアに対する欧州の投資家が直面する様々な課題に耳を傾け、解決を目指すとともに、カンボジアを投資対象として検討している欧州の潜在的投資家の信頼を得ていくことを目的としているとしています。
今回の会議では、優先事項として、輸送・物流、グリーン経済の推進、自動車、税務手続き、インフラ投資の5点を中心に討議されたとのことです。
スン・チャントール副首相は、会議での発言で、欧州投資家の継続的な投資と事業拡大に対し謝意を示した上で、カンボジア政府の投資誘致のための戦略によってカンボジアに投資する企業が大幅に増えた点を強調し、カンボジアの新投資法や、民間部門を経済成長の主要な推進力とし民間企業に寄り添ってきたカンボジア政府の政策が効果を発揮していると述べました。
これまで、カンボジア政府とこうした会議を行っていたのは、日本だけでした。日本とカンボジアは、投資協定に基づき、これまで約16年間で29回の協議を重ね、様々な課題を解決し、投資環境の整備に貢献してきました。EU諸国も日本のこうした活動をうらやましく思っていた模様で、昨年ようやく初の対話会議開催にこぎつけたと見られます。EUや欧州商工会議所のカンボジア投資環境改善に向けた協力が期待されます。
(写真は、カンボジア開発評議会のフェイスブックより)
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この対話会議は、すでに進出済の企業の課題の解決を図ることにより、投資環境の整備を進め、新たな投資誘致を目指すものです。カンボジアに対する欧州の投資家が直面する様々な課題に耳を傾け、解決を目指すとともに、カンボジアを投資対象として検討している欧州の潜在的投資家の信頼を得ていくことを目的としているとしています。
今回の会議では、優先事項として、輸送・物流、グリーン経済の推進、自動車、税務手続き、インフラ投資の5点を中心に討議されたとのことです。
スン・チャントール副首相は、会議での発言で、欧州投資家の継続的な投資と事業拡大に対し謝意を示した上で、カンボジア政府の投資誘致のための戦略によってカンボジアに投資する企業が大幅に増えた点を強調し、カンボジアの新投資法や、民間部門を経済成長の主要な推進力とし民間企業に寄り添ってきたカンボジア政府の政策が効果を発揮していると述べました。
これまで、カンボジア政府とこうした会議を行っていたのは、日本だけでした。日本とカンボジアは、投資協定に基づき、これまで約16年間で29回の協議を重ね、様々な課題を解決し、投資環境の整備に貢献してきました。EU諸国も日本のこうした活動をうらやましく思っていた模様で、昨年ようやく初の対話会議開催にこぎつけたと見られます。EUや欧州商工会議所のカンボジア投資環境改善に向けた協力が期待されます。
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