悩みを抱えている。
今に限ったことではないが。
ずっと悩みの中で生きてきた。
自分に限ったことでもないだろう。
みんなそうだろうから。
それでも
悲しい顔は見せない。
涙も見せない。
それでもたまに
優しい言葉をかけられると
心が崩れる。
優しい言葉はかけないで。
すぐに涙があふれ出すから。
ずっと厳しさの中で生きてきた。
強くなければ生きてこれなかった。
素直さに封印して
悲しみや
優しさを振り向こうとしなかった。
それは
負けにつながるから。
みんな悲しみをこらえて生きている。
涙の泉に堰を作って生きている。
だけど
涙の堰は
優しさにはもろい。
優しい言葉で一気に崩れ落ちる。
心の壁も
厳しさには強いけど
優しさにはひとたまりもない。
だから
どうぞ優しい言葉をかけないで。
好きになってしまうから。
【追記】
一つの悩みが解決すると
また次の新たな悩みがやってくる。
振り払っても振り払っても
牙をむいて襲ってくる。
心の休まる暇はない。
神は
その人にふさわしい試練を与えるという。
自分ではとてもそう思えないのだが。
余りにも荷が重すぎる。
押しつぶされてしまう。
どうしてこんな重い試練を
お与えになるのか。
あなたは
神ではなく悪魔なのか。
それでも歯を食いしばって生きていかねばならない。
悩みを振り払う元気もなくなった時、
忽然と消え去ることがある。
どうしてあんなに悩んでいたのだろうか。
些細なことだったのだ。
どうでもよいことだったのだ。
悩むほどでもなかったのだ。
自然に笑みさえも零れる。
それは
君が優しさをくれたからかもしれない。
君がほほ笑んでくれたから。
君が寄り添ってくれたから。
君が話を聞いてくれたから。
君がそっとキスをしてくれたから。
神は
優しさに気付くために
厳しい試練をお与えになるのかもしれない。
そういえば
体をこわばらせて
ずっと身構えていた。
救いの手さえ
振り払って掴もうとしなかった。
だけど
張っていた意地の鎧を脱ぎ、
素直さという絹の衣を羽織った時
肩の荷もいっぺんに降りてくれたようだ。
そう
慰めよりも
優しさが欲しかったのだ。
だけどその優しさに気が付かなかった。
すぐそこにあったのに。
余りにも近すぎて
見ようとしなかった。
くだらないことに
くよくよと悩んでいた自分が
バカに思えてきた。
それもこれも
みんな君の優しさが
教えてくれた。
だけど
その君も
もういない。
もう優しさはいらない。
涙の泉も枯れ果てたから。
また一人
トボトボと歩きだそう。
新たな悩みを抱えて。
C'est la vie.
今に限ったことではないが。
ずっと悩みの中で生きてきた。
自分に限ったことでもないだろう。
みんなそうだろうから。
それでも
悲しい顔は見せない。
涙も見せない。
それでもたまに
優しい言葉をかけられると
心が崩れる。
優しい言葉はかけないで。
すぐに涙があふれ出すから。
ずっと厳しさの中で生きてきた。
強くなければ生きてこれなかった。
素直さに封印して
悲しみや
優しさを振り向こうとしなかった。
それは
負けにつながるから。
みんな悲しみをこらえて生きている。
涙の泉に堰を作って生きている。
だけど
涙の堰は
優しさにはもろい。
優しい言葉で一気に崩れ落ちる。
心の壁も
厳しさには強いけど
優しさにはひとたまりもない。
だから
どうぞ優しい言葉をかけないで。
好きになってしまうから。
【追記】
一つの悩みが解決すると
また次の新たな悩みがやってくる。
振り払っても振り払っても
牙をむいて襲ってくる。
心の休まる暇はない。
神は
その人にふさわしい試練を与えるという。
自分ではとてもそう思えないのだが。
余りにも荷が重すぎる。
押しつぶされてしまう。
どうしてこんな重い試練を
お与えになるのか。
あなたは
神ではなく悪魔なのか。
それでも歯を食いしばって生きていかねばならない。
悩みを振り払う元気もなくなった時、
忽然と消え去ることがある。
どうしてあんなに悩んでいたのだろうか。
些細なことだったのだ。
どうでもよいことだったのだ。
悩むほどでもなかったのだ。
自然に笑みさえも零れる。
それは
君が優しさをくれたからかもしれない。
君がほほ笑んでくれたから。
君が寄り添ってくれたから。
君が話を聞いてくれたから。
君がそっとキスをしてくれたから。
神は
優しさに気付くために
厳しい試練をお与えになるのかもしれない。
そういえば
体をこわばらせて
ずっと身構えていた。
救いの手さえ
振り払って掴もうとしなかった。
だけど
張っていた意地の鎧を脱ぎ、
素直さという絹の衣を羽織った時
肩の荷もいっぺんに降りてくれたようだ。
そう
慰めよりも
優しさが欲しかったのだ。
だけどその優しさに気が付かなかった。
すぐそこにあったのに。
余りにも近すぎて
見ようとしなかった。
くだらないことに
くよくよと悩んでいた自分が
バカに思えてきた。
それもこれも
みんな君の優しさが
教えてくれた。
だけど
その君も
もういない。
もう優しさはいらない。
涙の泉も枯れ果てたから。
また一人
トボトボと歩きだそう。
新たな悩みを抱えて。
C'est la vie.