世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

習慣(クセ)

2012年05月18日 | 人間関係
無くて七癖という。


一癖も、二癖もではなく。




癖は自分ではわからないことが多い。



人から指摘されて


そんなのかと気づく。




♪折れた煙草の吸殻で

あなたの癖が分かるのよ♪


という古い歌があったが、



相手の癖も

そんなもので分かれば苦労はしない。




そもそも

タバコ吸わないし。







人から指摘されるまでもなく


時には自分の癖をチェックすることが必要だ。




それも


仕草や動作ではなく


性格の癖、


精神的癖、


心の癖、



そして


口癖。



口臭せ、も含めて。




ついでに、性癖も。




変な癖


特に変態癖や奇癖のあるやつは


曲者(くせもの)といわれる。



臭セー奴と思われたら、お仕舞だ。




盗癖などの悪癖も困り者だが


酒癖も内容によりけりだろう。




依存症的になると取り返しがつかないが。






まあ、

個性的と取られるか


変わり者と思われるか



紙一重のところだろう。








苦しいときの癖、



特に

苦しい時に口ずさむ言葉こそ重要だ。

  



苦しいとき時、

どういう言葉を口ずさんでいるか。



それが運命を左右する。







ボクは、


「大丈夫」


を敢えて口癖にしている。





人にも言うし、


自分にも投げかける。






「大丈夫」



「大丈夫」




「オレは大丈夫」


「君は大丈夫」
と 。





ビジネスは大丈夫、


健康は大丈夫、




何が起きても


「大丈夫」
、と。







出来る、



出来る、




オレにはできる、



きっとできる、



必ずできる、




やれる! 



やる!
 とも言う。




鏡に向かって言う。



言って聞かせる。








ただし


自分を主張するあまり


余りの拘りは自分を狭くする。





言葉に出して決めつけてしまうと


枠に閉じ込めることになる。




「私って飽きっぽいのよねー」、とか



「〇〇(さん)って嫌い(苦手)」



などなど。







自分の言葉で


自分を確認して




締め付けてしまうのだ。






苦しいときは


逆に



困った、


疲れた、


嫌になる、



ダメだ、



という言葉は吐かない。








想いを言葉にして吐いた時


それは比較的現実のものとなりやすい。





この原理を知っているなら


想いそのものを




出来るだけ明るく


前向きなものにしたい。





その時


否定形(悲定型)使わない。



嫌いじゃないというより


「好き」、と言い切ってしまった方が




肯定感が根付く。






I cannot speak English.


という人がいるが



可笑しいことにその時点で英語をしゃべっているのにだ。




その言い回しを言った途端


自分の英語をシャットアウトしてしまう。



理解しよう、喋ろうとする努力を放棄してしまうことになる。




これは日本人独特の謙遜なのだろうが。







むしろ


I can speak English very little.



と言うべきだ。



自信を持って。




そうすれば


ほんの少しでも努力しようとするものだ。







自分を見つめ


癖の恐ろしさ


影響力をもう一度確認してほしい。







すでにご存知の方も多いだろうが


最後に




ボクの好きな


マザー・テレサの有名な言葉を載せておこう。





思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから






想いが癖となって運命につながるプロセスを


見事にいい当てていて妙だ。