期せずして、
ホワイトクリスマスになった。
サンタさんからの素敵な贈り物だろう。
クリスマスの余韻が冷めやらぬ朝、
銀世界をバックに湯船にゆっくりつかりたくなった。
そういえば最近はずっとシャワーが多かった。
暖炉の薪切りも今日はお預けだ。
いつもはお風呂にはビールを持ちこむのだが、
今回は、ワインにした。
なんだか、
ワインの気分だったのだ。
雪をかぶったサザンカの赤い花がひときわ鮮やかに見える。
冬の露天が大好きだ。
身体は温ったまっているいるのに、
顔はヒンヤリをしてなんとも気持ちイイ。
いつまで浸かっていてものぼせない。
さらに
冷えたワインが
内臓から火照った身体を冷やしてくれる。
医学的には、
ホントはあまり体に良くないらしい。
だが、この際そんなことはお構いなしだ。
この心地良さには代えられない。
タップリ一時間後、
風呂上がりは
暖炉の前でビールに切り替えて、
渇いたのどを一気に潤す。
冬の至福を堪能した。
極楽、極楽。