カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

我庭花録 冬には冬の

2020-01-15 13:59:12 | in My お庭
木立アロエ(きだちあろえ・ススキノキ科)

庭の様子をアップするのも久しぶりですが、なにせ冬なんで・・・花が少ない。(^_^ゞ
そんな中、珍しいような珍しくないようなアロエが花を咲かせていました。

万能薬扱いをされることもあるアロエ、歴史は古く、あのクレオパトラも美容と健康のため
愛用したとか?ただ、医学が発達する以前のことですからね、はたして万能薬なのかどうかは?
花言葉も「健康」「万能」とある一方で「悲嘆」「迷信」なんてのもあります。
それでも生薬としてよく使われるのがこのキダチアロエ、食用としては
葉が広くて肉厚なアロエベラが使われるようです。
意外だったのはキダチアロエに関しては、ワシントン条約でその粉末やエキスなど
成分までもが輸出入の制限を受けるとのこと。希少種なんだろうか?理由は知りません。
科名も以前はユリ科とかアロエ科だったのにAPG分類体系で、今はススキノキ科なんて
聞いたことのない科名になっている。よく分からん植物ですね。



冬の庭の足元を真っ先に飾ってくれます。ウチの庭では春にかけてラッパ水仙など
数種の水仙が時期を少しずらしながら咲いてくれます。


日本水仙(にほんずいせん・ヒガンバナ科)



ヒマラヤ雪の下(ヒマラヤゆきのした・ユキノシタ科)
ちょっと咲き出すのが早いように思うのですが、冬枯れの庭に彩りをそえてくれます。




去年はビオラを植えた花壇、随分長い期間楽しめましたが、今年はパンジーにしてみました。
ビオラかパンジーかは概ね花の大きさで判断するようです。大きいのがパンジーです。


パンジー(スミレ科)
僕らの小学生の頃の花壇といえば三色スミレとひなぎくでした。
ひなぎくをデージーと呼ぶようになって三色スミレもパンジーと呼ぶようになった
と思っていたのですが、厳密には野生のサンシキスミレと野生スミレビオラ・ルテアや
ビオラ・アルタイカを交配させて品種改良されたものがパンジーなんだそうです。


菫(すみれ・スミレ科)
原種のスミレでしょうね、野生のスミレも種類が多くて、これが何スミレなのか
私には判断できませんが。(^_^ゞ
すみれ、たんぽぽ、れんげ草・・・春の野草の代表ですが、スミレは意外と早くから咲いています。




蝋梅(ろうばい・ロウバイ科)
冬の庭には欠かせない花木のひとつかな、花も蝋細工のように半透明で綺麗だし、何といっても
この花の匂いは素敵です♪中国では梅、水仙、椿とともに「雪中の四花」として愛されているとか。






枇杷(びわ・バラ科)
摘花、摘果、袋掛けと少し手間をかけると美味しい実が100個以上も収穫できます。
去年は何が悪かったのか熟す前に落ちてしまった。今年は期待したいな。



万年青(おもと・ユリ科)
クイズ番組の問題になりそうな難読漢字、そもそも原産地が日本もしくは中国ってことで。
常緑多年草だから漢字の「万年青」は納得。中国語でも万年青で通じるようです。
ただこれが日本語で何故「おもと」なのか・・・調べると諸説あって面白かったです。
まず日本でこの植物の位置づけはというと、伝統植物、古典園芸植物として古くから
観賞の対象だったり、愛好家によりとんでもない値段がつけられる利殖の対象になった
時代もある。
「おもと」の名前の由来で最も単純明快な説は、根茎が太くて特徴的なので“大本”から
というもの。これでは面白くない。(^_^ゞ
日本の伝統植物というからには・・・原信仰の地、卑弥呼も関わる宇佐の御許山(おもとさん)
が出てきます。御許山に一大産地があったからというものです。ちなみに大分県には
宇佐神宮奥宮 御許山 大元神社があります。
ちょっとファンタジック(?)なのは、江戸時代には老母草(おもとぐさ)と
書かれていたりするそうです。これは常緑の葉を老母に、赤い実を赤子に見立てて
老母が子を抱く姿から“母人”(おもと)に由来する・・・なんて説もありました。



南天(なんてん・メギ科)
中国原産「南天燭」、日本語では何故か「南天」。古来より日本人は言葉を端折ったり
略したりする癖があるようですね。
この実が実った様子を見ると「燭」も大切な意味があるように思えるのですが・・・
これも古典園芸植物、上記の万年青は長寿や不老イメージで縁起物とされますが、南天は
その名から「難転=難を転ずる」とこじつけ、縁起の良い木とされています。
生命力、繁殖力が強いのは認めます。放っておくと庭中あちこちに南天が育ってしまう、
ブロック塀の隙間もなんのそので。(^_^ゞ







玉竜(たまりゅう・キジカクシ科)
蛇の髭(じゃのひげ・別名:龍の鬚)から園芸種として品種改良されたのが玉竜。
庭にはジャノヒゲも数株あるのですが、単独で茂っているだけ。タマリュウはグランドカバーに
ちょうどいいように小型で葉も短くなっている。
だから特徴的な竜の鬚のような葉っぱは・・・猫の髭より短いかな。
でもこのコバルトブルーの実は龍の眼が光っているようにも見えて神秘的。


万両(まんりょう・サクラソウ科/ヤブコウジ科)
これまた欲張ったお目出度い名前がつけられた庭木、縁起木として南天と同じように
正月に飾られたりします。
冬に真っ赤で艶やかな実をいっぱいつける・・・でもウチの万両はちょっと
名前負けしてるかな、それほど実のつきが良くない気がする。(^_^ゞ



日本人は昔からお金に執着するようで、同じような赤い実がなる古典園芸植物の名前に
実のなり方や数で一両、十両、百両、千両、万両とシリーズのようになっています。


千両(せんりょう・センリョウ科)
よく目にするのはセンリョウかマンリョウだと思いますが、見分け方はセンリョウは
葉の上に実がつく、マンリョウは葉の下にサクランボのようにぶらさがってなります。

十両は藪柑子(やぶこうじ)の別名として、百両は唐橘(からたちばな)の別名です。どちらも万両と同じヤブコウジ科なので実のつき方は似ていますが数が違うようです。
一両はこのシリーズではちょっと特異、でもじつは重要な縁起木なんです・・・


一両(いちりょう・アカネ科)山科毘沙門堂にて。
蟻通し(ありどおし)、一両とも呼ばれる木で今年の初詣の際、毘沙門堂にあったもの。
気になったので調べるつもりで写真に撮っておいたのですが、植物に詳しい馴染みのブロガーさんが
紹介されてこれがイチリョウだと判明、アリドオシだということもね。
細く鋭い棘があるのが特徴で、蟻をも刺し通すとして名付けられたようです。
で、これが何故縁起木として重要かというと、お決まりの駄洒落的こじつけ。
千両万両有り通し・・・となる。ちなみにウチの庭にはこの木がない。(^_^ゞ

五月雨の彩

2019-07-07 21:47:15 | in My お庭
久しぶりの更新です。いつの間にか今年も折り返しを過ぎてしまってた。(^_^ゞ
病気をしていたわけでもなく、旅行に出てもいない。思いっきり引き蘢り。
で、写真も庭の様子くらいしか・・・



梅雨はあと半月くらいかな、今年は梅雨入りが平年より20日近くも遅れたから。



梅雨イメージの花と言えば、紫陽花。うちの庭には4種類の紫陽花が咲きます。



4本ともガクアジサイ系なので実際の花が咲くのもよく見える。
じつは写真は梅雨入り前に撮ったもので今はもう花は枯れ、実になっています。



今日は七夕ですかね、五月雨(さみだれ)なんておかしいかな?



そうでもないですよね、五月雨って梅雨のことですから。
旧暦の六月の雨を表した言葉、まぎらわしいけれどツユというより詩的な表現ですね。



だから五月晴れ(さつきばれ)とは、梅雨の晴れ間のことを言うんです。
字面のイメージだと鯉のぼりが泳いでそうな空模様なんですが・・・



「五月」の字を使う言葉で面白いのは五月蝿い(うるさい)ですかね。
音的には絶対読めない、五月(旧暦?)のハエがうるさいからこんな字に?



鬱陶しい曇り空が続いていますが、あまり梅雨らしい長雨がない気がします。
地域的には豪雨で水害も出ているようですが。



雨が少ない梅雨のことを空梅雨(からつゆ)、旱梅雨(ひでりづゆ)とか言いますが、この「旱(カン/ひでり)」って漢字、あまり使いませんが日照り感満々の字ですね。「日」の下に「干」ですから。



紫陽花の花を撮っていると、動きの鈍いアゲハ蝶を発見、おそらく羽化したばかりなのかな、ちょっとモデルになってもらいました。



アゲハチョウ、漢字では「揚羽蝶」の他に「鳳蝶」と表記することもあります。この方がそれらしい感がありますね。


2019.6/13、我庭にて。


追記:あまり注目することが無いアジサイの実を撮ってみました。



2019.7/7、我庭にて。

白い半日

2019-01-27 21:55:30 | in My お庭
我が家は京都市でも南東部なので雪が積もるのは、年に2、3回ほど。
昨日の夕方から舞い出した雪も夜には止み、それでも今朝は雪景色が見られました。



玄関先の蝋梅も白い綿帽子を被って凍えていた。



ビオラも今朝は雪の掛けふとんに押しつぶされながら耐えている。






金柑は冷え冷えの冷凍みかん状態?


にやんこさん、いつもなら勢いよく庭に飛び出してくるのに・・・
玄関先まで出てきたもののもじもじ、しょんぼり家に戻りました。(^_^ゞ


2019.1/27、我庭にて。

秋にわ。

2018-10-31 23:13:04 | in My お庭
またまた長くサボって、久しぶりになりますが・・・
ろくにネタもないので秋の庭の様子など。(^_^ゞ


〈西洋あさがお・ヒルガオ科〉
秋の庭だというのに、朝顔って・・・似合わんかも。
夏に花が欲しくて種から育てた朝顔、秋も深まるというのにまだ咲いています。



西洋朝顔といえばヘブンリーブルー、あの青い花も好きなんですが、種を買う時に「とってもキュートなエンジェルカラー」カラフルでかわいい花色のミックス種・・・というのを買ってみました。
7月半ば、咲き出した頃は青紫の花しか咲かず、話しが違うやんと思ってましたが、徐々に色んな花が咲き始め、今も咲き続けています。






ひとつひとつの花の命は短く、一日二日で萎んで枯れてしまいますが、それだけに明日は何色が咲くのかが楽しみになります♪









葉っぱがハート形でかわいい、でもつるは伸びる伸びる・・・
夏の間中いっぱい花を咲かせてくれて、10月になっても咲いています。
ちなみに花言葉は「真夏の夢」と書かれていたのですが・・・そういえばヘブンリーブルーは秋の花とされ、コスモスなどと一緒に咲いていたりしますね。









さすがにここのところ成長は止まり、種子が目に付き出したので収集してみた。
買った時の10倍くらいはある、来年撒いたら芽を出してくれるかな。








〈石榴(ざくろ)・ミソハギ科〉果実
ザクロの実も色づき割れ出して食べ時、ご近所に配ったら珍しいと歓んでもらえるのですが、今まで知らなかった果皮には毒性があるとのこと。
西アジア原産で紀元前4000年くらいから薬として珍重されてきて、今も前立腺がんの予防などで研究されている。一時ザクロジュースがブームになったこともありましたよね。そんなザクロも果皮や樹皮を間違って食べると深刻な中毒症状を起こすようです。漢方薬には乾燥したものがあったと思うけど。


〈芙蓉(ふよう)・アオイ科〉
毎年咲いている、お隣との建物の間でひっそりと・・・
切り花にしようとしても水揚げが悪くすぐに萎れてしまう。今年はかなり花期が遅れたようで、京都の酔芙蓉の寺として有名な大乗寺でも1ヶ月遅れになったそう。


おまけの愛猫・サラくん。

変なポーズ、ごろんごろんの最中だったみたい。(^_^ゞ

我庭花録 夏真っ盛り。

2018-08-07 13:44:59 | in My お庭
猛暑、酷暑、炎暑・・・今年の暑さは厳しいですね。庭の草木も苦しそうです。


凌霄花[のうぜんかずら・ノウゼンカズラ科](6/21撮影)

つる性の落葉木本で、冬は枯れ木のようになっているのですが、春には芽を出し
つるを伸ばして茂ります。夏になるとつるの先に派手なオレンジ色の花がかたまって咲き出します。今年はよく咲きましたが、盛夏の頃にはもう終わってました。
他所ではまだ咲いているのにね。



それにしても難読漢字ですね。「霄」なんて漢字、書いたことも無いし・・・
訓読みでは「そら」で、空の意味らしい。
つるが他の木やフェンスにまといつき、天空を凌ぐほど高く登り目立つ花を咲かせることからついた名前でしょうが、凌霄花の字からは読み取れませんね。



朝顔(西洋朝顔)[あさがお・ヒルガオ科](7/10撮影)

真夏に咲く花が欲しかったので、種から育てたのですが・・・種の袋には「スーパーカラフル 西洋あさがおプレミアム」って、7種類くらいのカラフルな花の写真が載っていて、ミックス種ということだから色んな花が咲くんだと期待したら、全てこの色だけ。だましやん!(^_^ゞ
1日中長く咲く楽しい品種ですとも書かれていたが、咲いているのは早朝のみ。
私が起きて活動する頃にはもうしぼんでいる・・・

朝顔って、朝日を感じて咲き出すのではなく日没から約10時間後に開花を始めるということだそうです。それにしても私が育てたのは早くしぼみすぎる品種だな。


カンナ[カンナ科](6/20撮影)


白粉花[おしろいばな・オシロイバナ科](7/31撮影)

黒いタネを潰すと白粉(おしろい)のような白い粉が出てくるから、この名前に。
ちなみに名付けの親は貝原益軒とされている。朝顔とは逆に夕方から咲き始め翌朝にはしぼむ一日花。英語では「Four o'clock flower」と言うらしい。
別名で「夕化粧」とも呼ばれるが、アカバナ科の植物に同名があり紛らわしいので、そちらの方を赤花夕化粧と呼んだりもするようだけど、白粉花にも赤い花があるのでやはり紛らわしいね。
ウチのは一つの株で赤、白、赤白絞りの花が咲く・・・正確には花に見えるのはガクなんですけどね。花弁は退化してありません。


この写真を見て何の花か即答できたらかなりの植物ツウ?(^_^ゞ

石榴[ざくろ(柘榴)・ミソハギ科](6/21撮影)

これまた難読漢字、語源もよくわからない。しかし、ザクロに関する逸話や神話は世界各地にあり、それ故、語源も簡単ではなく難しい気がします。
エジプトやギリシャ神話にも登場し、ユダヤ教、キリスト教、仏教やコーランにも出てくる。古代から何かと馴染みのあった果樹だったのですね。



鬼子母神は左手に子供、右手にザクロを持っている。これは釈迦が、子供を食う鬼神「可梨帝母」に柘榴の実を与え、人肉を食べないように約束させた。以後、可梨帝母は 鬼子母神として子育ての神になったといわれていますね。
男性ばかりの中に女性が一人だけ混じっていたりすると「紅一点」って言いますよね。この“紅”はザクロの赤い花のことなんです。中国の王安石が作った「詠柘榴詩」という詩にある「万緑叢中紅一点」が語源になっています。



6月に赤い花が咲き、秋にはこの実が真っ赤に熟します。熟すと言っても果皮は固く、食べごろになるとその果皮が割れてルビー色のジューシーな果肉が見えるようになります。ただ、ほとんどタネなので・・・(写真:7/31撮影)



金柑[きんかん(別:姫橘)・ミカン科](花:7/10撮影・実:7/31撮影)

今年の庭の果樹は惨憺たるもので、八朔やレモンは花も咲かず。
枇杷はよく実り200個以上、袋掛けしたのだが・・・ヒヨドリが片っ端から落としてしまって、一つも残っていない。柿もよく生ったのに、この異常気象のせいか次々と落ちてしまっている。
そんな中、この金柑だけは例年になく豊作で、なんとか収穫したいものです。





ズッキーニ[ウリ科](7/10撮影)

馴染みの無い野菜ですが、以前mone氏が家庭菜園で作られたものをいただいて、私も去年チャレンジしたのですが、上手く作れず。
今年もリベンジしたものの去年と同様、実ができても小さいままで腐ってしまいます。株自体は元気よく成長するのですがね・・・
でかいキュウリのような野菜ですが、カボチャの一種で調理法も豊富。花だけでも食べられるようなので、食べてみたらよかった。
花には雌雄があり雄花は人工授精に使ってしまったらもう用無しだからね。
来年も挑戦するかどうかは・・・微妙かな。他に作ってみたいものもあるし。


キュウリの番人?(7/10撮影)
順調に毎日収穫できていたキュウリ、でもこのところさっぱり。
今年は暑さのせいかダメになるのが早いような気がする。市場でも値段が上がっているようですね。異常気象で農作物の収穫が心配になりますね。


ちょっと前、いや、だいぶ前かな。大きな荷物が届いて何事かと・・・


開けてびっくり、この大きな箱に入っていたのはコレだけ。何かの間違い?





次男坊からの父の日プレゼントでした♪ フラワーギフトですね。父の日用の「創作盆栽ガジュマルと阿波の涼菓セット」よく好みを分かってる。(^_^ゞ



母の日にもこんなのを送ってくれてました。プリザーブドフラワーかな、世話しなくても枯れないからイイね♪






はい、庭のサラちゃんです。暑いので木陰でゴロンゴロン・・・(=´∇`=)

我庭花録 春から夏へ。初夏の庭

2018-06-06 14:53:16 | in My お庭
紫陽花[あじさい・アジサイ科](6/5撮影)

1ヶ月ぶりの更新かな、いい加減庭の花の写真も整理して記録しておかないと、
思いっきり季節外れになってしまう。(/・。\)


春紫苑[はるじおん・キク科](4/20)
野草だけれど毎年庭で群生して花を咲かせる。もう春紫苑の時期は過ぎて、これからは良く似た姫女苑(ひめじょおん)が野では咲きますが、我が家の庭には無いようです。



4月の半ばから咲き始め梅雨が終わる頃まで花を咲かせる。ひとつひとつの花は1日でしぼみますが、毎日次々と咲き続けます。
紫露草[むらさきつゆくさ・ツユクサ科](4/27)


春の定番の野草も姿を見せてくれます。ま、野っ原に近い荒れ庭なもので。(^_^ゞ
蒲公英[たんぽぽ・キク科](4/12)

菫[すみれ・スミレ科](4/12)
名前の由来は、大工道具の「墨入れ」に似ているからだそうですが、似てるかなぁ?そもそも「墨入れ」を見たことがある人も少なくなっただろうな。


大甘菜[おおあまな/オーニソガラム・ユリ科](4/12)
4月の木漏れ日の下、群生して星を散らしたように咲いてくれる。ひと月ほどしか見られないけれど、この花を見るのが楽しみ♪



英名はスターオブベツレヘム(star of Bethlehem)。キリスト生誕を知らせたベツレヘムの星にたとえられた名前。
和名はアマナに花が似ていることからつけられたもの。甘菜は球根が甘く食用になるようだが、この大甘菜は有毒なので食べられない。



芍薬[しゃくやく・ボタン科](5/14)
牡丹に似てますがボタンは樹木、対してシャクヤクは草に分けられる。
牡丹は花王と呼ばれ、芍薬は花の宰相と呼ばれるようにボタンに比べると花が少し小振りでおとなしい?特に我が家のは貧弱かも。(^_^ゞ
名前に「薬」がつきますが、漢方薬の中でも重要な植物のひとつなんですね。じつは学名もギリシャ神話の医の神の名に由来してます。



夏の訪れを感じさせてくれる卯の花(ウツギ)の一種ですが、花姿が梅の花のようだから梅花空木と呼ばれ、茶花などに人気のある花です。
卯の花に比べて清楚で可憐な感じがしますね、庭ではちょっと邪魔な場所に植わっているので今までぞんざいに扱ってきたけれど、これからは大切にしてみよう。
梅花空木[ばいかうつぎ・アジサイ科](5/18)


躑躅[つつじ・ツツジ科](4/12)品種はよく分からない、野生種?

カロライナジャスミン[ゲルセミウム科/フジウツギ科]植えてから3年目かな、まだ成長途中であまり花が多く咲かない。



小手毬[こでまり・バラ科](4/20)
雪柳の花が過ぎるとこの小手毬が咲き出す。枝垂れて咲く姿は好きなのだが、庭の中では日当りの良い一等地にあって、ちょっと邪魔。
半日陰の場所でも育つ植物なので、雪柳や梅花空木と一緒に植え替えたいと思っているのだが、植え替えに成功したことがほとんどない私・・・






雪の下[ゆきのした・ユキノシタ科](5/11)
庭のあちこちにあったのを去年まとめて植え替えてみたら、今年は見事に群生して花を咲かせている。


今年3株植えて、調子良く咲いていたのだが、環境が合わなかったのかもう咲いていない。本来は夏中咲くはずだったのに・・・
数多い品種のガザニアの中でもガズーという品種です。
ガザニア[和:勲章菊(くんしょうぎく)・キク科](5/4)




河原撫子[かわらなでしこ・ナデシコ科](5/18)
大和撫子は別名、秋の七草なのだが花期は5月〜8月。去年の秋、咲いていたものを買ってきて植えたもの。冬場は枯れていたのが春になり咲き出した。そろそろ終わりかけているので、場所を探して自生を狙って植え替えようと思っている。


庭のあちこちに雑草のように自生している。生葉は悪臭がする。
漢字表記は難読?だから「毒溜」や「毒痛み」とか宛て字の表記もある。十薬という別名のとおり薬草として知られている。どくだみ茶は高血圧を抑える効果があるというので、今年はお茶にしようとせっせと抜いて乾燥させて置いてある。
蕺草[どくだみ/別:十薬(じゅうやく)・ドクダミ科](5/18)




カルミア[別:アメリカ石楠花(しゃくなげ)・ツツジ科](5/24)
欲しかった花木で今年購入、大切に大きく育てようと思っていたのだが、花が散ると同時に木も枯れたようになっている。復活してくれるかな?
金平糖のようなツボミとお椀のような花が可愛くて好きなんですが・・・


柿の花[カキノキ科](5/14)




胡瓜[きゅうり・ウリ科](5/24)
去年、充分な収穫ができて成功したキュウリを今年も3株植えました。今現在、1日2、3本のペースで収穫できています♪
ナスは去年失敗したのでヤメ、ズッキーニは今年も再挑戦することにしました。



夾竹桃[きょうちくとう・キョウチクトウ科](6/5)
夏の間中、花を咲かせてくれるのはいいのですが、放っておけば5mほどにもなるとか。ウチでは隔年でこれでもかってほど剪定するのですが、生命力が強く成長も早くて・・・それにこれ、強い毒性をもった有毒植物。
剪定の際はとても気を遣います。枝の切り口から出る汁、素肌に触れると皮膚炎、傷口についたら病院行き。目に入ったら失明もありうるとか。間違っても経口摂取してしまったら即、救急車・・・。
それに難儀なのが剪定枝の処理。燃やすと煙にも毒性が含まれ吸い込めば中毒症状を起こすとか。自治体によっては回収不可のところもあるようです。
普通によく見かける植物ですが、危険性を認識しておく必要がありますね。





紫陽花[あじさい・アジサイ科](6/5)
今までアジサイはユキノシタ科だと思っていました。ウツギも同じくユキノシタ科だと・・・不思議だなと思いつつ、そう覚えてしまってました。
それがどうやら今はアジサイ科とするのが正解のようです。
ウツギもアジサイ科ウツギ属となっています。



新エングラー体系では、ユキノシタ科に含められていたが、クロンキスト体系では別科としている。さらに分子系統学的にはユキノシタ科と縁遠いことが明らかになり、APG植物分類体系ではミズキ目に入れられている・・・そうです。



学術的な分類の変遷はともかく、花言葉も以前は花の色が変わることから「移り気」が代表的な花言葉でした。浮気などをイメージさせるので結婚式などでは避けられる花でしたが、最近はたくさん寄り集まって咲く姿から「家族団欒」が代表的になり、母の日の贈り物や結婚式にも人気があるとか♪
ちなみにアジサイも有毒植物です。ま、食べなければ大丈夫レベルですが。

庭をお散歩中のサラちゃんをスマホでパチリ・・・


ネコは蚊に刺されても平気なようですが、私は堪りません。今は庭仕事をする時は、長袖にネット付の帽子を被り、虫除けスプレーかはっか油を振りかけて「どこでもベープ」をぶら下げ、さらにヤブ蚊バリアを撒いてから作業してます。ここまですればほぼ完璧。(^_^ゞ
油断して刺されたら、よくある虫さされかゆみ止めではなく「間宮アロエ軟膏」がよく効きます(個人の感想です)。アロエ軟膏の効能には虫さされやかゆみ止めは無いのですが・・・

三日見ぬ間の春の庭かな。

2018-04-11 17:26:28 | in My お庭
藪椿(やぶつばき・ツバキ科)[4/4撮影]

春は花の季節ですが、今年は特に桜など咲き始める時期も早くて、咲いてから散るまでも駈け足、ダッシュしてるみたいに速かったように感じます。
我が家の庭の花たちも次々と咲き出し、散ってゆきます。
ぼんやりしていると見過ごしてしまいそう・・・



ヒヤシンスは放ったらかしでも毎年勝手に芽が出て、花を咲かせてくれます。
もう花は終わりましたが、葉をそのままにしておけばまた来年咲いてくれるでしょう。永続型球根ですから。

ヒヤシンス(風信子、飛信子・ユリ科)[3/19撮影]

糸水仙(いとずいせん・ヒガンバナ科)[4/4撮影]

水仙も同じような扱いで毎年花が咲きます。庭では日本水仙を皮切りに色んな水仙が少しづつ時期をずらして咲いてくれるので、2ヶ月くらいは楽しめます。

ラッパ水仙[3/19撮影]


水仙は2万種以上あるとか、誰か数えたのかな?(^_^ゞ


獅子咲き水仙[4/4撮影]

↑ちょっと変わった水仙です。↓こちらも変わった咲き方のツバキ。

獅子咲き椿[3/26撮影]


椿はさすがに草花と違い長く咲いています。侘助椿もまだ咲いてますよ♪

藪椿(やぶつばき・ツバキ科)[4/4撮影]


春といえば山吹、庭でも咲き始めています。八重咲きです。

山吹(やまぶき・バラ科)[4/4撮影]



もう盛りは過ぎましたが、咲いている間は庭に黄色い塊りをつくって
これも春の訪れを告げてくれる花です。
連翹(れんぎょう・モクセイ科)[3/19撮影]



山吹もバラ科ですが、バラ科の庭木って思いのほか多いですね。


山桜桃(ゆすらうめ・バラ科)[3/26撮影]

いっぱい咲きました。もう花は終わって実に。食べられるので今年は豊作の予感♪



これも良く似た咲き方をしますが、実はならない・・・

雪柳(ゆきやなぎ 別名:小米花・バラ科)[3/26撮影]



同じくバラ科の梅はもう終わってますが、花桃がまだしぶとく咲いています。

花桃(はなもも・バラ科)[3/30撮影]


庭の桜は遅咲き、八重桜。まだ散っていません、咲いてますよ♪

八重桜(やえざくら・バラ科)[4/4撮影]



まだバラ科がありました。そろそろ終わりかけの木瓜の花。


木瓜(ぼけ・バラ科)[3/30撮影]



ボケは瓜に似た実が生ります。そこから「木瓜」という漢字になったようです。
「もっけ」と呼んでいたのが「もけ」→「ぼけ」になったという説です。
「きうり」と読んでしまいそうですが、野菜のキュウリの漢字名は「胡瓜」。これは胡麻(ごま)、胡椒(こしょう)、胡桃(くるみ)と同じく、中国周辺外地を意味する「胡」が宛てられたもの。
ちなみに、名前に「瓜」がつく植物には、南瓜=カボチャ、西瓜=スイカ、糸瓜=ヘチマなどがありますね。いずれも難読漢字ですが・・・




これは花蘇芳、色も咲き姿も独特で庭でも目立っています。



よく見ると同じマメ科の藤の花と良く似た花の形、咲き方は全く違いますが・・・
名前の由来は花の色が神代から重要な赤色染料とされたスオウの木の染汁に似ていることからですが、この花木からは染料は採れません。


花蘇芳(はなずおう・マメ科)[4/4撮影]





今、庭のあちこちで群生して花を咲かせているシャガ。


射干(しゃが・アヤメ科 別字:著莪・胡蝶花)[4/4撮影]

学名は「Iris japonica」アイリス ジャポニカ、日本原産なのかな?
アイリスは文目(あやめ)属を指しますが、ギリシャ語で「虹」の意味です。



大変美しく「和」を感じる花なんですが、花の咲いていない時期は、雑草の様で抜いてしまいたくなります。でもこの花が咲くと思うと、我慢ですね。(^_^ゞ


これも同じく雑草の如く、庭のあちこちで群生してます。


紫花菜(むらさきはなな・アブラナ科 別名:諸葛菜・花大根)[3/30撮影]

諸葛菜(しょかっさい)という名の由来は、諸葛孔明が出陣の先々で兵士の食糧になるよう栽培したことからつけられたもので、食べられるようですね。食べたことは無いのですが・・・
アブラナ科の野菜って多いですもんね、菜の花(油菜)、蕪、大根、キャベツにカリフラワー、ブロッコリーなどもアブラナ科です。
どれも同じような花が咲きますが、菜の花やキャベツは黄色、大根は白色、そしてこれは、スミレ色♪


植物に興味ない、名前も知らん!って人でも、これは分かるでしょう・・・


チューリップ、今年は2輪だけ咲きました。(^_^ゞ


チューリップ(和名:鬱金香・ユリ科)[3/31撮影]


この花の名前がスラッと言えたら、かなり上級者?

オステオスペルマム(別名:アフリカンデージー・キク科)[4/4撮影]

今はこれでもかッ!ってくらい、隙間なくギュウギュウに咲いています。
見事な咲きっぷりで花壇にはベスト。殖したいと思い去年も挿し芽して殖したり色違いの苗を買って植えたりして、花は咲かせたのですが、冬を越せなかったみたい・・・難しいものですねぃ。結局今年もこの苗だけが元気に咲きました。この苗、元は1本で、既に数年経過しています。


こちらは無事冬を越して、花を咲かせてくれました♪[4/4撮影]
河原撫子(かわらなでしこ・ナデシコ科)園芸種で色んな色が咲いてます。

雑草扱いは可哀相?春の七草のひとつですもんね。※


ホトケノザ(ほとけのざ・シソ科 別名:三界草)

※実は春の七草のひとつである「ほとけのざ」はこの花ではなく、キク科の「田平子(たびらこ)」のことのようです。

まだしばらく庭では春の花が次々と咲いてくれそうです、今日もツツジやカロライナジャスミンの花が咲き出していましたし、ハルジオンやタンポポ、ハコベにカラスノエンドウなんて野草たちも・・・まさに荒れ庭にも春♪です。(^_^ゞ

春がきたきた、庭には・・・♪

2018-03-16 18:09:58 | in My お庭
[さくらんぼの花]

たまには庭の様子を・・・ぽかぽか陽気のお天気が続きましたが
今日は春雨、植物にはうれしい施しかも知れません。

先月の半ば頃から庭のあちこちに[ふきのとう]が出てきました。





[蕗の薹:ふきのとう キク科]
毎日のように食べごろなのを見つけては収穫、今年はたくさん採れたのでご近所に配ったり、天ぷら、ふき味噌で食べたり。(^_-)v






片っ端から採ってしまうのも可哀相なので、いくつかは薹が立つまで残しました。
成長した蕗の薹はキク科の花だとわかりますね。

水仙は毎年、自生したものが咲きますが、種類によって咲く時期が変わるので結構楽しめます♪












このミニ水仙は去年、球根を掘り起こして置いたものを集めて植えておいたら、可愛い花壇ができました。







暖かくなって、一気に咲き始めたハクモクレン。


[白木蓮:はくもくれん モクレン科]






[ヒマラヤ雪の下 ユキノシタ科]







[大犬の陰囊:おおいぬのふぐり ゴマノハグサ科]
漢字で書くとモロにひどい名前だと分かりますね、犬のキンタマって!(^_^ゞ
ただ、大きい犬のって意味ではなく、在来種にイヌノフグリって植物があって、このオオイヌノフグリは明治に入ってきた帰化植物。イヌノフグリより大きいのでこの名前になりました。
イヌノフグリはもっと小さくてピンク色の花を咲かせます。既に絶滅危惧II類に指定されてしまってます。そもそも何故、犬の陰嚢なんて名前になったかは、実がそのモノに似ているからだそうです。
あまりに可哀相ってことでしょうか、オオイヌノフグリには「天人唐草」って別名もあるのですが、定着しませんね。

[侘助椿:わびすけつばき ツバキ科]

[獅子咲きの椿]




紅梅と白梅ですが、ウチのは1本の木に咲きます。もともと盆栽の八重の紅梅として買ったもののようですが、白梅の木に継ぎ木をしていたのでしょうね、年を追うごとに白梅が勢力を増して、実も生ります。


[梅:うめ バラ科]



[桜桃:さくらんぼ バラ科]


ソメイヨシノと似ていますが、花色は白く、シベが長い。サクランボの花です。


我庭花録「七月・文月」

2017-08-04 23:57:03 | in My お庭
我が家の庭には7月・夏に咲く花が少ないことを改めて思い知った。(^_^ゞ
8月はもっと少ない?・・・もう「我庭花録」はムリかな。

カンナ〈カンナ科〉

姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)〈アヤメ科〉・モントブレチア

檜扇って、ひな人形のお姫様がもっている扇がそうですね。
花の名前では「檜扇」「檜扇菖蒲」「姫檜扇」そしてこの「姫檜扇水仙」と
アヤメ科によく使われています。



カンナも姫檜扇水仙も6月から咲き始めて、今でも咲いています。

どちらも球根で殖える植物だけれど、実もできます。姫檜扇水仙は


カンナの実はこんなのね。「カンナさーん!」って感じ?(^_^ゞ



ハマユウといえば・・・どっち?


印度浜木綿(いんどはまゆう)〈ヒガンバナ科〉アフリカハマユウが正式名。
どう見ても白百合みたいだけれど、花は彼岸花のような咲き方をする。

こちらが、

浜木綿(はまゆう)〈ヒガンバナ科〉・別名:浜万年青(はまおもと)

木綿と書いて、(もめん)じゃなく(ゆう)と読むのは、
まだ木綿が伝わらなかった時代に楮(こうぞ)の木の皮から作った白色の繊維を
神事などに使っていた。その布のことを「ゆふ」と言って、「木綿」の漢字が
あてられたと言うことなのだが・・・あまり納得できる説明ではないですね。
ただ、神事に使われるヒラヒラした白くて細長い紙、そのイメージはあります。


白粉花(おしろいばな)〈オシロイバナ科〉・別名:夕化粧(ゆうげしょう)

この花の名前は・・・熟して乾燥した黒いタネをつぶしたことがある人なら
分かりますよね。中から化粧に使うおしろいのような白い粉が出てきます。
この名付け親は江戸時代の儒学者、貝原益軒先生。なんだそうです。



ちょっと艶っぽい?別名の「夕化粧」の由来は、その名の通り、夕方から花を
開いて翌朝まで咲いていて、午前中にはしぼんでしまう一日花だからなんです。

花色は赤、白、ピンクの他、黄花もあります。ウチにあるのは咲き分けなので、
赤白ピンク、絞り咲きも一斉に見られます♪




ところで貝原益軒(1630-1714)の著書の中でも一度は読んでみたいのが
83歳の時に執筆した『養生訓』ですかね。現代にも通じる納得の健康法が
書かれている?(^_^ゞ
長寿を全うするための身体の養生だけでなく、心の養生も説いている。
益軒はこれを執筆した年に糟糠の妻を亡くし、翌年、自らも84歳の天寿を
全うし没している。そんなことを思うと一層重みを感じますね。
「医は仁術なり」って言葉は『養生訓』に出てくる言葉。病は気からとか
腹八分目、酒は少量にして喫煙は害なんてこともこの時代に諭している。
薬の害や歯を大事にすれば長生きできるとか・・・自身も84歳にして
虫歯が1本も無かったようで。(^_^ゞ

とにかく今のしょうもない健康本より面白そうだ♪
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こんなのもあります。ジョージ秋山のマンガ♪
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益軒は養生訓のみならず、著書で多くの名言を残していますね。調べてみて!
いちいちなるほどと思えるのは、日本人の精神構造の根源にあるものだからかな。


我庭花録「六月・水無月」

2017-07-11 18:08:28 | in My お庭

6月に庭で咲いた花、そんなにありませんけど・・・(^_^ゞ

紫陽花(あじさい)〈ユキノシタ科〉


漢字表記の「紫陽花」、中国の花から宛てたものですが実際は違う植物で誤用。
中国でアジサイのことは「八仙花」または「綉球花」と呼ばれている。
ちなみにアジサイの原産国は日本とされている。


百合(ゆり)〈ユリ科〉



「ゆり」の名前は花が風に“揺れる”姿から揺すり→ゆりに。
漢字の「百合」は、球根であるユリ根の鱗茎が百枚?合わさっているから。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と女性美を形容するのは
風に揺れる百合のようにしゃなりしゃなりと歩くのがいいのかな。(^_^ゞ



夾竹桃(きょうちくとう)〈キョウチクトウ科〉

葉は竹に似て、花が桃のようなのでこの名がつけられた。乾燥や大気汚染に
強いので、街路樹や高速道路沿いにもよく見られる。
広島市はかつて原爆で75年間草木も生えないといわれたが、被爆焼土に
いち早く咲いた花として原爆からの復興のシンボルとなり市の花に指定。

ただこの木、有毒植物でトリカブトよりタチが悪いと言われている。
花、葉、枝、根、果実すべての部分と、周辺の土壌にも毒性がある。
生木を燃した煙も毒。腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、
腐葉土にする際にも注意を要する。
成長が速くすぐに茂るので、我が家でもよく剪定をする木で、処置に困る。


「難転」難を転じて福となす・・・縁起木。お赤飯の上に乗せたりもしますね、
表向きか裏向きかで意味が違ったり。縁起ものというだけじゃなく
赤飯の腐敗を抑える作用があるそうです。

南天(なんてん)〈メギ科〉6月頃に開花する。

凌霄花(のうぜんかずら)〈ノウゼンカズラ科〉

難しい漢字ですね、これも難読度高いです。「凌」は“しのぐ”、
「霄」は“そら”の意味で、つるが木にまといつき天空を凌ぐほど高く登る
ところから、この名がついたようです。



ゲッ!!!カメムシの卵でしょうか・・・

アジサイにカタツムリ。定番?

このカタツムリ、あまり見かけないな。関東の方には多いようだけど。
平たくて左巻き・・・オナジマイマイってやつかな?殻の外周には
毛のようなものが生えているのでオオケマイマイ?
そんなに大きくなかったから、オケケマイマイだったりして。(^_^ゞソンナノナイ

このコはアジサイの葉にしっかりひっついてたけど、普通はカタツムリって
アジサイにいることは少ない、アレはイメージ。写真で見る場合は撮影者が
故意に乗せている場合が多いとか・・・
アジサイには毒があるから寄り付かないって訳でも無いようで、アジサイの
毒はカタツムリには影響無し。単にそういう習性が無いだけみたいです。

ちなみに、アジサイも全てが毒草ってことじゃ無いみたいで最近の研究では
無毒のアジサイもあるようです。
京都薬大が調査したところによると中国四川省産の紫陽花からは毒が
検出されたのに対して、京都産の紫陽花からは毒が検出されなかった。
そう言えば京都の山寺で紫陽花の花も葉っぱも鹿に食べられたって話しを
聞いたな。まだまだアジサイの毒については解明されていないようですね。


迷彩色の戦闘服姿のアマガエルちゃん。
蚊をたくさん獲って欲しいものです・・・ガンバレ!

バッタ(?) まだ幼いね、レモンの葉に。

こりゃ何だ!?
カンナの花にいましたが、正体不明。虫無視倶楽部の方、お願い教えて!
何だかお洒落でカラフルなゴキブリにも見えてきた・・・w



姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)〈アヤメ科〉

6月に咲き始めましたが今は庭の一角で群生、いっぱい咲いています。
檜扇、姫檜扇もアヤメ科ですが、これは全く違う花ですね。


2017.6月、我庭にて紫陽花の花。

我庭花録「五月・皐月」

2017-06-08 23:09:24 | in My お庭
庭で咲き出した花を月別に記録して随分なるが、3、4月は
賑やかだから毎年のように残っているけれど、5月の庭で
咲き出す花はぐっと減ってしまうのであまり記録が残っていない。



芍薬(しゃくやく)〈牡丹科〉以前は何本かあったようだが
今は1本だけ。牡丹と違い、冬には枯れて姿を消す。春になると
芽を出して、5月の初旬に花を咲かせる。
しゃく“薬”の名の通り、漢方薬でも極めて重要な植物。
学名のPaeonia(牡丹属)も、ギリシャ神話の医の神「Paeon」の
名に由来する。



お椀型に咲くので虫が入り易いのかな、いろんな虫が来ます。
ハナムグリくんは花粉まみれ、花粉症だったら辛いだろうな。(^_^ゞ

虫ついでに、無視できない虫を・・・
カメムシくん、サクランボの木に!コイツは困ったことに
実を食べるのね・・・



アゲハの赤ちゃん、レモンの木に。このコは葉っぱだけ、
実は食べません。だから多少のことならOK、見守るのですが
成長した姿をほとんど見ません。鳥に食べられてしまう?



もしかするとカナヘビさんに?

気分を変えて、カーネーション〈ナデシコ科〉

       ゼラニウム(天竺葵)〈フロウソウ科〉
どちらも鉢植えですが、いつも枯らしてしまうので
殖してみたいと思うのですが・・・



バラも放ったらかし、見るのは好きですが育てるのは苦手。
害虫や病気にすぐ冒されます。栽培は難しいですね。

       姫檜扇(ひめひおうぎ)〈アヤメ科〉


上の写真、左の花はジュウヤクの花。姫檜扇は色違いで
3種類くらいが庭のあちこち足元で秘めやかに咲いてます。




雪の下〈ユキノシタ科〉。これも薬草として知られていますね。
いろんな効用があるようです。
山菜として葉っぱを天ぷらにして食べたりもします。私もたまに。
花は5弁だが、下の2枚だけやたらと長い変わった形をしてます。
漢名は「虎耳草」。まだらで毛のある丸い葉っぱが虎の耳に見えるから?


       紫カタバミ〈カタバミ科〉
カタバミは「酢漿草」って字を宛てる。難読漢字ですね。




母のコレクション?サボテンの花が咲いていたりします。

       紫露草〈ツユクサ科〉梅雨入りしましたね。

小手毬〈バラ科〉の花殻。
花殻は花が枯れた後の姿だけれど、風情があるものもありますね。
これも星がチカチカしてるみたいで、可愛い♪
「はながら」って読むのが正しいが「花柄」と間違えそうだし
「かかく」って読むと「価格」みたいだし・・・
「はなから」って呼んだらどうだろう?どうでもいいことだけど。


我が家の白猫サラくん、日課の庭のパトロール、雨の日は出てこない。


2017.5月、我庭にて。

小さな工場?ミニプランツ。

2017-05-17 23:13:19 | in My お庭
最近、園芸店やホムセンに行くことが多くなりましたが、行くといろいろ
目移りしてしまって、観葉植物、多肉植物、エアープランツ・・・
ちっちゃいプラント鉢が増殖中♪

多肉植物は100円〜200円くらいの安いのを買って、適当な鉢に。って、
白いのはプリンが入ってた陶器の入れ物だったと思うけど。(^_^ゞ



ひよこちゃんは、多肉植物の寄せ植えになっていたけれど、
ちょっとヘアスタイルを変えて、ペンギンのマグカップとコンビに。



賑やかに日向ぼっこ、朝日をあててやります。多肉植物は多種多様、
これも収集欲をくすぐるようだが、深入りはしたくない。



単純に室内、窓辺や机上に自然の一部である植物を置くのは
癒しになりますね。心が柔らかくなる・・・♪



ところで、タイトルに「小さな工場?」としたのは、
「mini-plants」この「Plant」って、和訳すれば植物のことですが
工場って意味もありますよね。同音異義語?
スペルも同じだからどこかでつながっているはず・・・
そもそも日本語は同音異義語が極めて多い。「こうしょう」なんて
48語もあるそうです。他にも「さんか」「しこう」とか数え上げれば
きりがない。同じ音の言葉でどれだけ漢字、意味が浮かびますか?
「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」・・・PCを始めた頃、
この変換をしてみると無茶苦茶だった。
懐かしいな、今は一発変換するね。貴社の記者が汽車で帰社した。

英語もカタカナにすると、ツー(トゥー)なら to , too , tow とか
ライトが right , write , light , rite , wright と意味バラバラ。
Plantのように同じスペルでも多義語というか、使い分けが日本人には
理解できない?
工場を英訳すると factory,plant,mill,workshop が出てくるけれど
植物という意味のある plant が何故・・・?
どうやら植物を育てる、殖す、大きくする・・・みたいなことが工場と
ダブってくるのかも。そんなことにしとこうかな。(^_^ゞ






観葉植物もミニサイズなら窓辺にピッタリ。100円ショップで
鉢を見つけてくるのも楽しいしね♪



勢い余って、園芸店でエアープランツにまで手を出してしまった。
これはちょっとやそっとでは枯れない?私向きかも。(^_^ゞ


決定版 はじめての観葉植物・多肉植物 選び方と育て方 (TEXTBOOK OF GREEN)
クリエーター情報なし
西東社



4月の庭は、春うらら♪

2017-05-03 11:19:49 | in My お庭
我庭季録です。4月の庭は一年中でいちばん花が咲いているかも。
だから写真もいっぱいになってしまった。(^_^ゞ



花桃〈バラ科〉たくさん花は咲くが、残念ながら実は生らない。


       八重の桜〈バラ科〉
可愛い桜だけれど、まだまだ小さく、花つきも少ない。



花蘇芳(はなずおう)〈マメ科〉
白花もあるようだが、蘇芳って色の名前。紫系の紅色のことなんだけど。





木瓜(ぼけ)〈バラ科〉
庭には2本あって、白とピンクが混ぜこぜの二色咲きと、もう1本は
真っ赤っかの花が咲く。

八重の山吹〈バラ科〉
やまぶき色ってありますが、これにも白花種があるんだけど・・・
英語ではイエローローズとか、ジャパンローズと呼ばれている。





カロライナジャスミン〈フジウツギ科〉 かすみ草〈ナデシコ科〉


オキザリス〈カタバミ科〉
世界中に850種以上もあるといわれるオキザリスは、カタバミ属の総称で
園芸的には花の美しいものをオキザリスと呼んでいる。



酢漿草/片喰などの字が宛てられるカタバミ、かがみぐさ/すいば/
しょっぱぐさ/すずめぐさ/ねこあし・・など180以上の方言があるとか。
葉っぱが3枚でクローバーと間違われるが、クローバーはマメ科の植物。
クローバーの葉には白い模様が付くことで区別できますが、
ロゴやマークではクローバーマークと言いつつ、厳密にはカタバミの
場合が多い。アイドルグループ・ももいろクローバーZのロゴも
よく見るとカタバミ。
カタバミにも四葉の突然変異が現れるし・・・マギラワシイ


       糸水仙〈ヒガンバナ科〉
庭の水仙の中では最後に咲く品種です。


チューリップ〈ユリ科〉

今年、色がきれいだったので思わず買ってしまった鉢植えアジサイ。
梅雨まで持たず花は終わってしまった。地植えしたから来年が楽しみ♪
       紫陽花(あじさい)〈ユキノシタ科〉

小手毬(こでまり)〈バラ科〉
雪柳と似ているが、名前の通り小さな手毬状に花が固まって咲く。



紫花菜(むらさきはなな)〈アブラナ科〉 著莪(しゃが)〈アヤメ科〉

庭のあちこちで咲いています。紫花菜は別名:花大根、諸葛菜。


「著莪」は、「射干」(しゃが)って漢字も宛てられるが難読?
「胡蝶花」って別名はイメージがいいですね♪





大甘菜(おおあまな)〈ユリ科〉
花韮(はなにら)、玉簾(たますだれ)、甘菜とも似ているが、慣れると
区別はつきます。群生して咲く姿は地上の星空って感じ。(^_^ゞ



オステオスペルマム〈キク科〉
以前からある黄色に、今年はこの赤紫の花を買ってみました。

紫露草(むらさきつゆくさ)〈ツユクサ科〉梅雨を待ちきれずに?

       ユリオプスデージー〈キク科〉
これも似た花がいろいろあって、花だけでは区別がつきにくいです。

エリゲロンの仲間〈キク科〉    オステオスペルマム〈キク科〉


普通、エリゲロンは白花で咲き出して赤花に変化、二色咲きのように
なるので「源平小菊」って別名がありますが、これは最初から二色咲き。

       ガザニア〈キク科〉これも多種ありますね。


ガザニアは今年買ったのですが、エリゲロン、オステオスペルマムと
一緒に花壇に植えたら、三種類のキク科がこれでもかッ!ってくらい
咲き競って、派手なこと・・・!(^_^ゞ


2017.4月、我庭にて。ユリオプスデージー

マーチに待った3月の庭。

2017-04-05 23:38:05 | in My お庭
弥生3月、我が家の庭で咲き出した花を季録しておきます。
トップ画はオステオスペルマム〈キク科〉多年草で3年目を迎えました。



冬の寂しい庭で真っ先に咲き始めたのはこの梅、紅白二色咲きします。
下の写真は八重の梅で、実を採るために植えたようですが・・・



ハクモクレンも春を告げてくれましたが、今はもうヒヨドリの餌食に。
花の色で木蓮は、ピンク・赤、紫木蓮(シモクレン)、白木蓮と言う風に
呼び分けているようです。咲く時期も微妙にずれる。
白>ピンク>濃いピンク>濃い紫と濃い色の花の方が遅咲きのようです。




桜にそっくりですが、3月前半から咲き始めて写真はもう終わりかけ。
サクランボの花です。サクランボの木は「桜桃」とも書きますね、
実は漢字にすると「桜ん坊」ってことのようです。



これも桜や梅と同じくバラ科の「ユスラウメ」、漢字で書くと
「梅桃」「山桜桃梅」、「桜桃」とも書くようですが、それじゃ
サクランボと同じになってしまう。ややこしい話です。
実もサクランボそっくりですが、味はワイルドで甘酸っぱいです。




庭の椿の中で最も早く咲くのがこれ、「緋縮緬(ひじりめん)」
「南蛮紅(なんばんこう)」とも似ている獅子咲きの椿です。

木瓜(ボケ)の花も咲き始めました。これもバラ科ですね。



連翹(レンギョウ)、春は黄色い花が似合いますね♪

ヒヤシンス〈ユリ科〉、無くなったかなと思っていたら、球根で冬眠。
春になったら芽を出して花を咲かせてくれます。5色くらいあるかな。
「風信子、飛信子」って漢字を宛てますが音からでしょうね。





水仙も放ったらかしのまま、自生して毎年庭のあちこちで咲いてます。



種類も色々、↑↓これは日本水仙ですね。



↑こちらは今年買ったミニ水仙、1ヶ月くらいは咲き続けてくれました。
今はもう葉っぱだけになってます。球根を残せば来年も咲くかな。



西洋水仙も色、いろいろ出てきます。日本水仙は雪中花といわれるように
12月頃から咲き始め、2月がピークかな。
それにくらべると西洋水仙は今がピークのようです。



ラッパ水仙ってやつですね、日本水仙に比べると派手・・・




我が家の庭の春には欠かせない、蕗(ふき)の花。ふきのとうを放置して
おくと、こんな花になります。今年もふきのとうは充分食べましたけど。



ヒマラヤ雪の下、ただのユキノシタは5、6月頃に開花します。
どちらもユキノシタ科ですが、花も葉も全く違うような・・・




ちょっと長いカタカナ名ですが、何か覚え易い「オステオスペルマム」。
寒さに強く暑さに弱い、それでも丈夫なようで3年間花壇にほぼ放置でも
咲いてくれている。
茎の途中から根を出して広がるので、今年は挿し木をしてみたところ成功♪
ついでに色違いを買って、もっと殖してみたいと考えてます。




ところで、初めてネットで花の苗を買ってみました。
「エリゲロン・カルビンスキアヌス」和名はペラペラヨメナ、
アズマギク。源平小菊と呼ばれるように花が白から赤に変色、紅白2色が
混在して咲く。去年はリアル花屋さんで花の咲いているものを買いましたが、
エリゲロンでも欲しかった品種と少し違ったので、欲しかった
カルビンスキアヌスをネットで見つけて注文してみましたが時期が
早過ぎたのか、とても小さい苗が送られてきました。
それでもなんとか6鉢分ともちゃんと根付いたようでツボミも付けている、
小さいままですが・・・






2017.3月、我庭にて。

たま庭・・・

2016-07-21 23:45:47 | in My お庭
たまには、庭の様子も・・・さらっとネ。
放ったらかしの小さな荒れ庭、夏場はまさにジャンル状態w
写真を撮るのも命がけ?蚊に襲われます・・・

今日、朝から大きな声で鳴いている奴がいたので探してみると・・・
クマゼミですね。1匹でもやかましいです。



あちこちに抜け殻も。何でここで?って子もいますね。

近年、こちらではアブラゼミよりクマゼミの方が多いようです。
子供の頃はまだ珍しくて、見つけたって情報でわざわざ見に行った
記憶があります。アブラゼミはすぐに捕まえられるのですが、
高いところで鳴いているクマゼミはなかなか捕まえられず
ゲットしたら自慢できたような・・・(^_^ゞ
それが、今は低いところでも見られます。しかも鳴き声が大きい。
それに光回線ケーブルに卵を産みつけたりするようですね。
主に家庭への引き込み線が被害に遭うケースが多かったようです。

セミって種類によって鳴く時間帯が違うのだとか、クマゼミは朝に。
アブラゼミは昼から鳴くようです。ミンミンゼミも午前中に鳴く
のですが、時期的にクマゼミが居なくなった頃から現れます。

関係ないローカルな話ですが・・・ミンミンゼミで思い出した♪
関西だけかな?冷凍食品で、珉珉の「セミ餃子」って商品がある。
みんみんだから蝉?袋にもセミのイラストが描かれてますし・・・
スーパーでは10個入りで100円しないベストセラー?(^_^ゞ
関西では冷凍ギョーザの定番です。
珉珉食品株式会社謹製となっていますが、
これって中華料理チェーンの「珉珉」とは全く別会社。珉珉は大阪が
本社で元祖餃子舗をうたってますが、珉珉食品株式会社は京都が本社、
どうりで味が全く違う・・・


これは先週、まだ梅雨明け前?雨上がりに撮ったギボウシです。




漢字で書くと「擬宝珠」、橋の欄干に見られるやつね。
この花のツボミが擬宝珠に似てるからこの名が付けられたのかな。





ユリ科の植物で、東南アジアが原産地。
日本には古くから自生していたようですが、アジサイと同じく
シーボルトがヨーロッパに持ち帰り、普及したようです。





下の写真はカンナ、写真ではカンナに見えませんね、あカンナぁ〜
カンナ科、学名もCanna。昔は夏の園芸花の定番だったような・・・
和名は「檀特(だんどく)」だそうです。まず使いませんね。


花は2016.7/13、蝉は7/21、我庭にて。