カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

どっぷりたっぷり、まんぷく、万福寺。

2015-01-29 10:52:29 | しゃじ
昨年の春にお茶会で訪れましたが入山はせず、一度ゆっくり訪ねてみたかった。
宇治の社寺、観光地といえば圧倒的に平等院。此処は第2位、3位は三室戸寺です。
もともと『黄檗山 萬福寺』オオバクサン マンプクジは観光寺じゃなく禅修業の場?
あまり観光客で賑わうことは無いようです。ただこのくらいの規模の
寺院となると一度や二度訪ねたくらいでは、なかなか見尽くせない。

今回も中途半端ですが、まずは塔頭(たっちゅう)からスタートです・・・


〈天真院〉
荒行で知られている了翁禅師が晩年を過ごされたお寺だそうです。
入口は竜宮城のようですが、萬福寺は全てが中国風。異国感覚です。


みみづく地蔵?

ゆるキャラできそう・・・(^_^ゞ


〈聖林院〉
別名、難を転じる南天寺。みみづく地蔵尊発祥の寺だそうで、合格祈願の
幟が立っていました。受験生をお持ちの方は『バーチャル祈願』でも。



〈法林院〉
ブログがあります『法林院の午後』



〈瑞光院〉
蓮の実入りの銘菓「荷葉露(かようろ)」は此処でしか手に入らないようです。




〈黄檗文化研究所〉   右の門を入れば〈獅子林院〉に行けるのかな?


万福寺の開基である隠元隆(いんげんりゅうき)禅師、中国明朝時代の
臨済宗を代表する僧でしたが、日本の度重なる招請に応じ、63歳の時に来日。
仏教のみならず大陸から多くの文物を伝えられた人物として知られています。
美術、医術、建築、音楽、史学、文学、印刷、煎茶、普茶料理等、広汎にわたり
宗教界だけにとどまらず、広く江戸時代の文化全般に影響を及ぼしました。
この他、隠元豆・西瓜・蓮根・孟宗竹・木魚なども禅師が伝えたものです。

印刷も?・・・これには興味津々。
塔頭のひとつに宝蔵院があり、そこに印刷所があるのを知りました。


〈宝蔵院〉



「本邦近代印刷発祥の地」となっています。この塔頭寺院は鉄眼道光禅師が
開創されたもので、鉄眼禅師は隠元・木庵の両禅師に師仕し、艱難辛苦の末、
一切経版木6万枚を録刻して大蔵経刊行を達成。『黄檗版大蔵経(鉄眼版)』
全6,956巻、現在仏教各宗派で使われているお経は、いずれもこの一切経の
うちに含まれているのだそうです。



お寺の後ろに立っている近代的なビルが「一切経蔵庫」。
サントリーの創業者・鳥居信治郎氏によって建てられたのだそうです。
有料(300円)で見学ができます。私も時間的に余裕ができれば、最後にと
思っていたのですが、結局見れず。また次の機会に必ず行こうかと・・・

版木6万枚が3階にわたり収蔵されているのはもちろんこと、実際に
刷られているところを見ることができるようです。
版木は全て吉野桜でできており、黄檗(きはだ)色の宇和泉貨紙を水刷毛
して湿らせ、一枚一枚版木に墨を載せてバレンで刷っていくようです。
キハダには防虫効果もあるとか。20文字が20列、つまり400文字。
これ、原稿用紙のルーツなんです。
版木の書体は明朝体であり、現在広く使われている書体としての明朝体は
これから発したものなんだそうです。


お隣りに整った庭が見えます。

〈宝善院〉
廣化庭は、陰陽の二元を配し干支の守り本尊を迎え、人心の安寧を願う
翠松が老いて去るが、松樹千年翠の教えのもと名を廣化庭としたとか。





〈龍興院 リョウコウイン〉
入口の窟門は黄檗宗特有で中国っぽい。横には出世地蔵尊が置かれています。
これは昭和35年に寿塔修理の際に出土した千年以上前の石佛だそうです。
その後ろには酒樽のような造りの庵?がありました。





〈萬松閣/京楽膳 萬〉漆喰壁の中身は煉瓦やったんや・・・(^_^ゞ



〈萬松院 バンショウイン〉
奥には天光塔(開山堂)があります。ここの窟門は紅く塗られていますね。

さて、お腹が空いたので『萬松閣』に入ってみましょう。
お昼はこの駐車場に面した土産物屋さんを兼ねたような入口から・・・



贅沢蕎麦「萬松茶そば」(温)をたのみました。



しこしこの茶そばに胡麻豆腐や温泉玉子も入って具だくさん。
ただ、汁はぶっかけ風。

ちょいと気になったのが・・・

アーケード商店街、京阪電車黄檗駅に通じているのでしょうが、廃虚?(^_^ゞ
駅側には何軒か営業されているお店がありますが・・・


さて、ぼちぼち萬福寺に入りますか。お腹も満腹時になったし・・・


〈総門〉
萬福寺はお寺全体が龍を表しているのだとか、この総門は龍の頭?
特徴的な菱形の敷石が並べられた姿は、龍の背のウロコだそうです。


屋根のシャチホコみたいなのは、魔除けの水神・聖獣のマカラ(摩加羅)、
聖域結界の象徴とされるインド神話に登場する怪魚。ガンジス川のワニに
起源するとも言われています。
鬼瓦は火神のカーラ。このような個性的な鬼瓦が境内の各伽藍で見られます♪


〈紫雲院〉
隠元禅寺の跡を継ぎ萬福寺2世となった木庵禅師が創建。


〈萬寿院〉
木庵禅師の塔所。昨年、お茶会によばれたのは此処でした。

萬福寺塔頭、現在でも19あります。塔頭巡りも面白いですが、全てを1日で
巡るのはムリかな、ともかく駆け足で表だけ見て回りました。
ああ、しんど・・・(^_^ゞ

いよいよ三門をくぐって伽藍を見て回ります。



2015.1/25、黄檗山萬福寺。冬枯れの放生池から見る三門。

近くで汽笛を聞きながら♪

2015-01-24 10:12:00 | ランチ/カフェ
梅小路公園でランチ…と言っても3時を過ぎていました。朝が遅かったからね。
ちょっと公園から出てラーメンなんぞでも良かったのですが、公園内に幾つか
新しいお店がオープンしていたので、探してみることに・・・



懐かしの市電がずらっと並んでその内、2両が『市電カフェ』に♪



おもしろメニューもあり、車中で食べられるようです。ブログ的にはオイシイ♪
しかし、満席だったのともう少しランチらしいものが欲しかったので断念。



隣りの2両はグッズ売り場「市電ショップ」になっています。




ここらでちょいと「梅小路公園」のガイドを・・・
移転したJR貨物の梅小路駅跡地を利用して1995(平成7)年に、
平安遷都1200年を記念して開園した市営の新しい都市型公園です。
面積10.5ha。(宝ヶ池公園 62.7ha、京都御苑 65ha)
京都駅から塩小路通を西へ徒歩約15分。
土・日・祝は「水族館シャトル」が運行されます。(1日38回・大人230円)
※夏休み期間中は毎日運行。

2012年には「京都水族館」がオープンし、それに伴い公園も再整備。
2014年、「すざくゆめ広場」「市電ひろば」を開設、来年春には
蒸気機関車館を拡張した京都鉄道博物館を開業予定。

京都水族館ができる以前は・・・


現在は・・・


開園前、1994年には平安遷都1200年のイベントのひとつとして、ここで
緑化フェア「緑いきいきKYOTO'94」が催され、近代日本庭園が作庭され、
公開されたのを見に行ったことを憶えています。この催しは二ヶ月間だけで、
終了後、庭園を処分するのを惜しむ声が上がり、その一部を梅小路公園の
シンボル庭園「朱雀の庭」として残すことになったのです。


〈緑の館〉




ここの2階が「朱雀の庭」「いのちの森」への入り口になっています。
(入場は有料・1人200円)

やっと本題? この1階にレストランがありまして・・・(^_^ゞ
以前は、庭園レストラン「梅小路 ん」というお店でしたが、今は
『greenhouse CoLLabo』ってお店になっていました。



雰囲気は変わっていないようなので、入ってみることにしました。






吹き抜け、ガラス張りの開放的な空間は変っていませんでした。
テーブルが増えた分、店内の植え込みは無くなったようですが・・・



ちなみに梅小路公園でのランチ、ここの向いにも「パークカフェ」
前述の「市電カフェ」。水族館内には「ハーベストカフェ・かいじゅう
カフェ・スタジアムカフェ」って3ヵ所もあるようです。


〈ハンバーグセット 1,280円〉〈上賀茂地野菜サラダピザ 680円〉




庭園を眺めながら。なによりここは蒸気機関車館に近いから時折、SLの
汽笛が聞こえてきます。そんな中での食事は、やはり気分がイイものです♪




2015.1/12、梅小路公園にて。

汽笛一声、一世紀前。

2015-01-22 00:47:40 | 京都徘徊記
梅小路運転区・梅小路機関車庫100周年記念 特別展『汽笛響かせ一世紀』
と言うのが正式名。2月3日までやってます・・・残り少ない。

1914(大正3)年、梅小路機関庫(現・梅小路運転区)が設置されるとともに、
扇形車庫が建設されて100周年を記念してのイベントです。
・・・特に何が特別なのか私には分りませんでしたが。(^_^ゞ

梅小路公園に来るのは京都水族館ができてから初めてだったかな、ずいぶんと
変っていました。七条入り口広場の端にこんなものが置かれていたり・・・



京都市電です、懐かしい。京都の通りを縦横に走っていた路面電車です。



「ワンマンカー」って何か新しい言葉の響きでした。もちろん私は車掌さんが
乗っている時代から知っていますが・・・

この車両は公園の総合案内所も兼ねて、中にはこんな写真も展示されています。


●南座前、顔見世・まねきの看板が見えます。●植物園前、遠足ですかね。


●烏丸二条、京都新聞本社前です。●葵橋の家庭裁判所の前ですね。


●河原町三条四条間。●東山線と四条線の交差、八坂さんの狛犬越し。●河原町今出川、府立病院前。


●京都駅前、丸物百貨店が写っています。●九条大宮、東寺の五重の塔です。

と行った具合に、私的には懐かしい風景が甦ります。



ちなみに京都に電車が走りだしたのは1世紀よりもっと前、1895(明治28)年、
琵琶湖疏水、蹴上の水力発電所の電気を利用して我が国初の営業運転が実現。
120年前ですね。市営となったのは1918(大正7)年です。

さて、蒸気機関車館に行きます。お馴染の旧二条駅舎が出迎えてくれます。
大人(高校生以上)410円、小人(4歳以上)100円。



今(3月15日まで)なら、入館券を購入し、入館する際にフロントへ
受験生の申告をされた方には、合格祈念券「受験生を応援!すべらずの砂」が
もらえます♪(無くなり次第終了)。
機関車で実際に使用している空転防止の砂「すべらずの砂」が入っている
ありがたい(?)お守りになるかもですよ。(^_^ゞ

話しは脱線しましたが・・・















どこまで特別展示なのかは、わかりませんが、いろいろ楽しめます。



日本の鉄道が開業したのは1872(明治5)年、新橋-横浜間で正式開業しました。
♪汽笛一声 新橋を はや我汽車は離れたり・・・ですね。143年前のことです。


そうそう、これにも乗れますよ♪開業当初のチンチン電車「狭軌1型」。



オープンデッキ式で網のカウキャッチャーを装備したレトロな電車。
路面電車の草創期ということで不慣れな歩行者との接触事故が後を絶たず、
衝突の被害を軽減するための「カウ・キャッチャー」という網状の装置が
前面下部に取り付けられているのが特徴。



パンタグラフじゃなく、トロリーポールで架線から電気の供給を受けます。
んッ?!か、架線が無くなってる!
じつは公園リニューアル、市電広場開設のため線路も敷き直し、電車は
充電式になって、去年の春から運行しています。なんと!
リチウムイオン電池搭載のチンチン電車に生まれ変わっていたとは・・・
この電池は地元企業のGSユアサが提供、協力してくれたとか。
ただ、以前のようにトロリーポールをぐるっと回して架線に嵌める光景が
見られなくなったのは、ちと寂しいかな。(^_^ゞ



SIGMA DP2 Merrillで撮った「新春恒例 頭出し」の写真をフォトチャンネルに収納しました。

右下のアイコンをクリックしてフルスクリーンで見てね。



2015.1/12、梅小路蒸気機関車館にて。

頭出し、目出たし。

2015-01-19 23:38:21 | 京都徘徊記
1月4~13日、梅小路蒸気機関車館で、扇形車庫内に保存している蒸気機関車を
前進させて展示する新春恒例の「蒸気機関車の頭出し」が行われました。

特に鉄道マニアってわけでは無いのですが、新年ぽくてイイ行事でしょ♪



ずらりと頭を出して新年のご挨拶をするSLたち、やはり壮観です。
今年は日章旗も掲げられて・・・





手前は可愛い1070形1080号機。1901(明治34)年、英国生れ。その奥は
7100形7105号機「義経号」。1880(明治13)年、米国生れ。去年まで大阪の
交通科学博物館に居ましたが、閉館に伴いココにやって来て初めての新年。







8620形8630号機。1914(大正3)年、日本が最初に量産したものです。

C58形1号機。1938(昭和13)年生まれ、お召し列車牽引仕様になっています。


前述の7100形。「義経」号、西部劇に出てくるような、アメリカの古典的
スタイルの機関車。他に「弁慶」号も。(さいたま市の鉄道博物館に保存)



「スチーム号」として体験乗車ができるC62形2号機。


頭出しに並べられなかったC55形1号機、C11形64号機。





この日、晴れの頭出しに参加した車両は(一部)




CとかDとか頭にアルファベットが付いているのは、1928(昭和3)年からの
車両称号規定によるもので、アルファベットは動輪の軸数を表しています。
Aは1軸、Bは2軸でEの5軸まであるようです。(蒸気機関車)
だからよく見るCは3軸で、Dは4軸あります。アルファベットの後ろに付く
数字は、10~49がタンク機関車(炭水車をつけていない機関車)、50~99は
テンダ機関車(炭水車をつけている機関車)を表し、その後に続く数字は、
機関車の製造順につけられています。


ここではSL「スチーム号」に乗ることができます。館内展示運転線を
往復1km、約10分間ですが子供も大人も楽しめます。(大人200円)
通常4台(D51 200、8630、C61 2、C62 2)の機関車が1カ月毎で
交替しながら1日3便(土日は増便)運行するようですが、
今月は「C62 2」が牽引します。









C62形蒸気機関車は、1948~1949(昭和23~24)年にかけて49両が製造された
超大型の旅客用機関車です。最高速度129km/hの日本最速記録を持ち、
この記録は狭軌によるものとしては世界最高でもあります。
日本最大・最速の蒸気機関車として、東海道本線や山陽本線などで活躍し、
特急「つばめ」を牽引していました。このC62 2の除煙板(デフレクタ)にも
「つばめ」のシンボルマークが付いています。
今のヤクルトスワローズ、その昔は国鉄スワローズ。この特急「つばめ」が
球団名のルーツでもあります。

ちなみに、D51 200の姿が見られませんでしたが、去年から大規模修繕に
入っているとか。スチーム号を卒業して営業路線で運行するためのようです。

「D51」デゴイチは1,115両生産され、ディーゼル機関車や電気機関車
などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。
この記録は現在も更新されていません。

それともうひとつ、島秀雄という人物。新幹線0系電車を開発し
「新幹線の父」と呼ばれていますが、実はD51の開発にも携わっており
「D51を作り、新幹線を作った男」として知られています。
退職後には、宇宙開発事業団でロケット開発にも携わるなど20世紀最後の
まさにスーパーマン・・・(^_^ゞ




2015.1/12、梅小路蒸気機関車館にて。

えーっと、今年の干支は?

2015-01-16 22:30:36 | 京都徘徊記
岡崎公園へ行ったのは、市美術館での『改組 新 第1回日展』を覧るためでした。
日展といえば長い歴史があったはずなんですが、第1回とはね・・・
何やら込み入った事情があるようです。



京都市美術館へ行くのは、玄関と反対の西側、岡崎道から入るのが好きです。
日本庭園のある公園のようになってますからね♪


西口と南口。


南から見た外観

東の玄関は、平安神宮の朱の大鳥居が建つ神宮道に面しています。
道を挟んで向いには京都国立近代美術館がありますが、敷地はこの市美術館が
圧倒的に広い。
歴史も昭和8(1933)年開館(公立美術館としては東京都美術館に次ぎ日本で
二番目)。国立近代美術館は前身が昭和38(1963)年開館、今の建物は
昭和61(1986)年竣工で、新しい近代建築です。





東側、玄関入口

この帝冠様式という昭和初期に流行した和洋折衷な建物が好きです。
内部はアールデコ様式で、今は手に入らないといわれる上質の大理石が
柱や壁にふんだんに使われ、味のある意匠も見られます。



建物の内部は撮影OKのようなので、一度じっくり撮ってみたいです。




丸太町通に出て、クルマを停めておいた「ホテル 平安の森」に戻ると
ちょうど隣りに『岡崎神社』があり、兎の神紋に誘われて参詣することに。






実はローソンコーヒーを買って、ここでコーヒーブレイクを・・・(^_^ゞ






この神社の神使は、うさぎさん。狛犬も招き猫も・・・犬も猫も兎に。



祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)と
その御子・三女五男八柱神を祀られているので、家族和気あいあい♪
おみくじも「うさぎみくじ」・・・え~、ちなみに小吉でした。(^_^ゞ




帰りに蹴上のインクラインの横を通ったら、心なしかいつもより観光客が
多かったように思えました。



先日「ブラタモリ」の特番・京都が放送されたからかな?
番組で紹介していたレールを枕木に固定する「犬くぎ」を探す人の姿も
見られましたよ(笑)
タモリも意外と京都好き?のようでした。京都のことをよくご存知で。
私ももっと京都探索をしなきゃ・・・(^_^ゞ




2015.1/11、岡崎神社にて。

ここなら、らくらく。

2015-01-13 22:10:48 | ランチ/カフェ
いつものように蹴上を過ぎて岡崎公園へ向かうと、やたら渋滞。
この日は京都女子駅伝が開催されていましたが、コースとは関係ないはず・・・
ましてやタモリ効果(ブラタモで水路閣やインクラインを紹介していた)では
ないだろうし・・・(^_^ゞ



原因はコレでした。「消防出初め式」もう終わる時間で見ることは
できませんでしたが、渋滞の間、サイレンは鳴り響いているは、消防ヘリが
バタバタ飛んでいるは・・・




岡崎界隈、人気店は相変わらず行列。これってあの『うどん屋』あの『蕎麦屋』
そしてあの『洋食屋』? 並んでまでねぃ・・・気が知れん!

行列がいたって嫌いな私は、こんな店をスルーして、この日まっしぐらに
向かったのは・・・



京男さんも子供の頃よく行かれていたとかで教えていただいた・・・「平安の森」
その中のレストラン『洛々』



並んでまで入るようなお店では無いですが、お手軽でリーズナブル♪









華ちらし御膳と週替り御膳を注文。

週替り御膳はあつあつのお蕎麦とまぐろ丼。


華ちらし御膳はごろごろ具だくさんの海鮮丼風。


口直しのデザートで、さっぱり。

量、質ともそれなりに満足できました。知らないとまず入らなかったでしょうが
利用価値ありです。利用価値といえば、2時間まで無料で駐車場が使えること。
追加料金も20分100円と激安。美術館に行き、散策もしたので3時間費やし
300円を払いましたが、市営の岡崎公園駐車場なら1,300円かかったはず。
意外と美味しい利用法かも・・・♪


写真がなんか物足りないので、急きょ庭に出て蝋梅を・・・
SIGMA DP2 Merrill+SIGMA クローズアップレンズ AML-2で撮ってみました。



2015.1/13、我庭にて。

今年も夢を見に

2015-01-06 00:03:35 | 京都徘徊記
『毘沙門堂』創建は703年と伝えられています。飛鳥時代やね・・・
当初は御所の北方、出雲路にあったので護法山安国院出雲寺と言います。
時代とともに荒廃、復興、移転を繰り返しながらこの山科安朱の地に
建てられたのは、江戸時代の1665年。
天台宗京都五門跡の一であり、「毘沙門堂門跡」とも呼ばれます。



正月2日は、前日の雪がまだ残り、いつもならクルマかバイクで行くことが
多いのですが、この日は徒歩で行きました。

極楽橋を渡ると急な石段が待ち受けています。



今年も何とか休まず登りきることができましたが、脚が笑ってます。(^_^ゞ










一昨年、修復を終えたばかりなので、墨絵のような雪景色に極彩色が
美しく映えています。



ここはJR東海の「そうだ京都 いこう」のキャンペーンにも採り上げられた
春は桜、秋は紅葉のスポットでもありますが、今はモノクロの世界。







ここの一文字は「夢」、何時もですが…お正月は新たな気持ちで見られます。


帰り道、また仙太郎に寄ってお餅を♪









何に興味がわいたのか・・・にゃんこの食べるものではありません!
カリカリしか食べへんくせに。


ついでにサラくんのお正月は・・・TV鑑賞?






はい、「岩合光昭の世界ネコ歩き」。この番組、大好きなようです。
そう言えば年末、5時間ぶっ通しで「朝まで世界ネコ歩き」もやってました。


テレビ台の上にまであがってかぶりつき・・・目ぇ、悪なるでェ~!



そうそう、「猫侍」の再放送も観てましたね、目の色変えて・・・(^_-)




2015.1/2、毘沙門堂にて。

白いお正月

2015-01-04 15:50:49 | in My お庭
元日の昼から降り出した雪はあれよあれよと言う間に積もりだし
深夜にはピーク、2日は朝から雪景色が楽しめ、もう溶けてしまうかなと
思っていたら夕方から連夜の降雪、何と61年ぶりの20センチ超えだとか。
観測史上3位タイの22センチ、1位は1954年1月26日に41センチの記録が
残っているとか。それって私の1歳の誕生日・・・(^_^ゞ

2日のお昼





カッパちゃんにもロードスターの雪下ろしを手伝ってもらい・・・



こんな雪だるまを♪ 白にゃんこの招き猫、もちろんオッドアイ。(^_^ゞ
制作途中ですが、日中は雪も降らず溶け出したので初詣に出掛けました。

なのに、夕方から降り出した雪がまたしても積もりだし・・・
朝はクルマを置いて職場に行った次男坊を夕方、家内がフィットで迎えに。
往きはよいよい、帰りはツルツルで泣きそうやったとか、雪道を夏タイヤで
東山越えですもんね、迷惑掛けなくてヨカッタ・・・(^_^ゞ


3日の朝ッ!




雪招き猫?




ロードスターの屋根もゲレンデ状態、昨日雪下ろししてなかったら
積み重なって40センチ? 幌は耐えられたのかな・・・








今日、4日のお昼の状態


お隣の2階の屋根からドサッ、ドサッと・・・音が!


・・・?










2015.1/4、我庭にて。

新年  明けまして御目出度う御座居ます

2015-01-01 23:05:08 | その他
ハッピーにゃ~イヤー、メェ~でたいなぁ♪


今年一年、皆様にとって良い年になりますよう

何よりも健康で元気に過ごされることを祈念いたします。



旧年中はお付き合い下さり ありがとうございました。

ブログを始めたのが今のロードスターを購入した2005年、

今年で10年目に突入します♪

思ってもみませんでしたが、これだけ続けられたのも皆さまのお蔭

感謝!です。



本日は冷たい風が吹くものの晴れた元日を迎えることができました。

庭に出て元日の様子を少し撮影・・・













特にお正月ぽくは無いですが、植物から教えられることもあるもので

悪い時が過ぎれば、必ず良い時も訪れる。静かに時の来るのを待つ。
これは春を待つ草木の姿にも似ているような。
ただ何もせず待つだけでは次なる過酷な時に耐えられません。
静かに春を待っているようでも
草木は一瞬たりとも休みなく力を蓄え、生き抜く備えを怠っていません。
その努力無くして春は迎えられない、楽しい季節を謳歌できない・・・
そんなことを草木たちはよく知っているように思えます。











穏やかなひとときも いつまで続くかわからない
次の一瞬は、今の一瞬と同じではない。
今のこの時間を如何に大切に、間違いを起こすことなく生きていくか
その積み重ねが人生かも知れません。




そんなことを考えていたら、突如お昼を過ぎてから・・・
大雪やん!ほんの30分ほどでみるみる積もりだしました。
京都では珍しいことです。ましてや元日早々に。









この後も雪は降り積もり、夕方までに20cmを超え、夜になっても
降り続いています。

良い時も悪い時も 何時も何時までも続くことは無い。
今年の元日、今日のお天気はそんなことを知らせてくれたように思います。

こけたら 立ちなはれ。自分で起きられなかったら助けられてもいい
立ちなはれ。
立つ気がなければ、ずっと寝てるだけやで。

松下幸之助さんがこんな言葉を残されています。
「誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。
本当に正しく反省する。
そうすると次に何をすべきか、
何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。
それで成長していくわけや、人間として。」

何か脈絡がなくなりましたが・・・(^_^ゞ

今年もまた 小さな歓びを重ね、大きな幸せを感じられるよう
前向きに、正しいと信じる行いを続け
感謝の心を高めていこうと考えています。


本年も どうぞよろしく お願い申し上げます。




2015.1/1、庭にて。