京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

望年会

2014年12月23日 04時29分01秒 | 洛外・食
先週末は、いつもの会合の後、望年会となりました。
幹事さんが私に気をつかってくれたわけじゃないだろうけど、ネパール料理が会場でした。


↑パパード(豆の煎餅)

この望年会(忘年会よりいいでしょ)のメンバーが私より年齢の高い男女がほとんどなんです。その人たちがネパール料理で焼酎のお湯割りやウイスキー、日本酒で今日のような料理を食べている。
不思議な光景ですよ。
絶対に料理と合わないと思うな。


↑塩味ラッシー、マスターに塩味を指示したら本当に塩味だけだった。わかっていないのか?クミン、黒胡椒、生姜絞り汁を入れてと指示をした方がよかったかも。塩っぱいヨーグルトだったし。

マスターに「モモはあるのか?」と聞いたらないとのでした。
この塩っぱいヨーグルトは、塩味のラッシーなのか?と聞きたくなったけど、じゃまくさいのできかなかった。


↑サラダ


↑アチャール(ネパールの漬物)

アチャールは、私の好物です。
大根とじゃがいもでつくってあります。


↑ベジタブル・サモサ


↑チャウメン(ネパールの焼きそば)

食べながら、初めてであろう大先生に料理の説明をしておりました。
大先生は、芋焼酎のお湯割りで食べておられました。
合わないだろうなぁ・・・。


↑ベジタブルフラウラ

このベジタブルフラウラを食べた時、なぜか沖縄の民芸酒場で食べたもずくの天麩羅を思い出した。
冷めてフニャッとした感じだったからかな。
あの時、沖縄の方言がまったくわからなくて、ボーッとしてしまった。
気が付いたらカチャーシーで踊っていた。(笑)


↑鶏のカバブ・タンドリーチキン・タンドリーティカ

ひょっとしてコストコあたりで仕入れてきているお肉かな?
冷たくてパサパサはちょっと辛(つら)かった。


↑ほうれん草・シーフード・鶏のカレーソース

この日は、この手のカレーを食べたくなかったから味見程度でした。
全然辛(から)くなかった。
まあ、当日のメンバーはこの程度でいいのかも。


↑ガーリックナン

来年は、立食形式の方がしましょう。
テーブルに座ってしまうと色んな人とおしゃべりができないのが寂しいしね。
きっとあっと言う間にまた望年会になるのでしょうね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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朔旦冬至

2014年12月22日 05時34分25秒 | 風景・和菓子


来る12月22日は、「冬至(とうじ)」ですね。
特に今年は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」にあたる。
朔旦冬至は、19年に一度の現象。
そんなことを書いてもほとんどの人はわからない。


↑長久堂「すこやかに」
この生菓子は、京野菜の鹿ヶ谷カボチャ。鹿ヶ谷は、京都の地名。「鹿ケ谷の陰謀」というのを日本史で習わなかったですか?「柳生一族の陰謀」とは関係ありません。


↑こなし、黒こしあん

「朔旦」とは、1月1日の朝という意味。
「冬至」とは、日時計的に説明すると地面に立てた棒の影が一年の内一番長くなる日。逆に一番短くなるのが「夏至」。
昔の人は一番長くなるのを一年の始まりとした。
そうやって一年を計り、いつ種を蒔いたらいいのかを割り出していた。
でもそれだけでは、太陽と地球の軌道の関係で実際の1月1日と冬至がズレていることを発見した人がいた。まあ、京男なら「まあ、一日二日の問題だしいいじゃん」となるのでうが、ダメな人がいたんでしょうねぇ・・・。
ジッと観察して、19年に一度だけ1月1日と冬至が一致するとわかった。
だから「朔旦冬至」とは、冬至と実際の1月1日が一致する本物の1月1日で特別な日となった訳です。
1768年まで実際にお祝いの行事が行われていたそうです。
1870年明治政府の時に「そんな古い因習は廃止」となったそうです。
太陰太陽暦って面白いですね。



当日のお勧め食べ物は、かぼちゃと小豆の煮物(いとこ煮)がいいと思います。
もちろん冬至の七種といわれる食べ物もいいですね。
「なんきん、にんじん、れんこん、ぎんあん、きんかん、かんてん、うんどん」
漢字だと「南瓜、人参、蓮根、銀杏、金柑、寒天、饂飩」
ようするに「ん」が二つつく食べ物。


↑千本玉寿軒「柚の香」



これは、「運・鈍・根」に通じるということのようです。
最近、逆のことを良しとする傾向がある。
「運」より「金」
「鈍」より「鋭」
「根」より「欲」
そんな風に考えると不幸が集まってくる。
一時は、バブルになるだろうけど、元も子もなくなる。


↑切出、柚入り

以前に書いていた「運」「勘(観)」「動」と「感謝」を修正してみました。
「運」自分はついていると念(想)うこと。情で思うことを減らすのがコツ。
「観動」観じて動く。観とは、過去も未来も現在一点に存在する。それを理解する。立場を自在に変えるのもコツ。
「感謝」天=すべての存在、もちろん自分の本質に感謝。自分自身を入れるのがコツ。

なんのことかわからないかも。
あくまで京男の思考メモということでご容赦ください。

和菓子
中村 肇
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終い○○

2014年12月21日 06時07分22秒 | 風景

↑弘法市、南門のお餅屋さん、買いに行きたいなぁ・・・。


↑赤パンが印象的やった。

今日は、「終い弘法」。
東寺で毎月21日の弘法大師さんとの命日。
祥月は3月21日です。
境内で骨董品市を中心に市が立ちます


↑弘法さんの縁日の時は、人がいっぱいなんです。

12月は、「終い○○」とか「納(おさめ)○○」というのが結構あります。
15日は、八坂庚申堂の「納庚申」
19日は、松ヶ崎大黒天の「納め甲子祭
25日は、クリスマスじゃなくて、北野天満宮の「終い天神」


↑北野天満宮

そういえばこんな言葉があります。
「弘法さんが晴れると天神さんが雨で、弘法さんに雨が降ると天神さんは晴れる」
弘法大師空海は、承和2年(835)の3月21日に亡くなり、菅原道真は延喜3年(903)の2月25日に亡くなった縁日に因んで、21日と25日の両日はどちらかが晴れるとどちらかが雨になるという気象状況をいったもの。
でも最近の気象状況はちょっと違うかな・・・。
弘法さんと天神さん・・・仲が悪いのかな?


↑大福梅

天神さんの命日とキリストさんの誕生日というのも不思議やね。
京都市内は、クリスマスとかイルミネーションが似合わない街かも。
天神さんの命日を優先した方がいいかもね。
「大福梅」も授与してくれはるしね。


↑大福梅の中身

いずれにしても我が家の場合、サンタの正体が京男であることを子供に告白してからクリスマスはやってません。
ケーキは、長女の誕生日が27日にあるからそちらを優先します。
キリストさんの誕生日より長女の誕生日の方が目出度いしね。

※本日の写真はすべて過去のものです。

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ハボタンって美味しそう

2014年12月20日 05時43分10秒 | 風景・和菓子

↑ハボタン、これを見るとお正月の感じがしますね。なんとなくサラダにできそうな感じがする。調べてみるとケールとかキャベツと同種らしい。

写真がなかなか撮れない。
もって歩くのだけど、カメラを取り出さない。
移動は点から点へと最短で移動するだけ。
余裕がない。
そんな時期もあるのかな。



まあ、することが無くてボーッとするよりいいのかもね。
冬至が近くて日の出が遅く、日の入りが早いというのもある。
一日24時間というのは同じなんだけどね。
わかっているけど、それでも日が暮れるのが短いのはいけません。



百貨店に買い物に行くことも結構ある。
高齢化社会なんだと感じるのが百貨店ね。
年寄りしかウロウロしていない。
後10年ぐらい経ったら、ウロウロしている人も来れなくなるだろうな。
そうなると百貨店はどうなるのだろう。
余所事ながら心配します。


↑紫野源水「花椿」

来週は冬至ですね。
お風呂に入って温まり、温かい布団の中にもぐりこむのが一番。
でも寝たら、夢の中で作業したりする。
夢の中ぐらいゆっくり寝させて欲しい・・・。(笑)
でも夢の中しかわからないこともあるし、しかたない。


↑羽二重(紅あん)

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久しぶりの大浴場!

2014年12月19日 05時25分08秒 | 風景・和菓子

↑仕事場からの風景、雪はこんなものでした。ということは清水寺もこんな程度の雪。あっと言う間に融けたでしょう。取材のヘリが五月蠅かった。

昨日の朝、雪がちょっと降っていた。
京都市内でも清水寺近辺はたいした雪でなかった。
テレビを観ると大雪で大騒ぎをしている。
でも京都市内は降らないと見ていた。
というのも朝から父親を迎えに行ってスーパー銭湯に行く約束をしていたし、タクシーも昨日予約してありました。
だから雪が降ったら困る。


↑仕事場からの風景

昨日の早朝ちょっとフケ程度の雪が積もっていた。
これ以上降ると交通状態が悪くなる。
天を仰ぎ「我がこれから所要で出掛けるのに邪魔するな!」と一喝してやりました。
今週は昨日しかチャンスがないですからね。
程なく雪は、止んでくれました。



無事タクシーで父を拾い、スーパー銭湯に行きました。
父親にとって初めてでした。
京都市内には、こんな施設がすくないのですよ。
しかも東山区や左京区にはない。



昨日は長男も参加。
90歳の父親をしっかりガードしなくてはいけないのです。
すべったりしたら困りますからね。
なんて言う私もこんな施設はかなり久しぶり。
3年半、松葉杖生活でしたから。
裸で松葉杖なんて、シュールですよね。
裸で匍匐前進して湯船に行くのもねぇ・・・カッコよくない。


↑紫野源水「凍夜」

大きな湯船に入ってビックリしたのは、身体にかかる水圧が強かったこと。
これは父親も言っていた。
これって結構体力を消耗します。
父親も私も無理せずそろりそろりと楽しみました。
しかもマッサージを少々付けてみた。
私はパス。


↑きんとん製、小豆粒あん入

食事も食べたいものをご馳走。
満足だったと思う。
私は少々疲れました。

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吹き寄せ

2014年12月18日 05時06分48秒 | 風景

↑泉涌寺の門。ここから先は拝観料が必要。でも先日は時間がなかったのでパス。

夜中から夜明けにかけて雪と天気予報が言っていた。
もし雪が降ったとしても5cmぐらいの積雪らしいので、すぐに融けるでしょう。


↑落ち葉の状態が吹き寄せみたいで美味しそうだった。

最近、身体が冷えていることに気付いた。
お風呂の湯船に浸かってもなかなか身体が温まらない。
数十年前、滝行というのを初めてやった時のことを思い出す。
あれは、大きな滝だった。
行用でなかったので、すべり落ちたら滝壺に沈んでしまう。
いま思うと命懸けだった。
滝の中に入った、気が付くと一時間ぐらい時間が経っていた。
自分でビックリしました。
その後、温泉に浸かったけど、いつまで経っても身体が温まらない。
あの状態とよく似ている。


↑この写真、PCがある部分を顔と認識するのが不気味だった。名前を付けてあげようかと思いました。

「吹き寄せ」ってご存知ですか?
幾種類かの野菜の煮物または揚げ物を、美しく盛り合わせた料理。また、松葉や楓の葉などをかたどった干菓子の盛り合わせのことをいいます。


↑毎日、前を通るけど、通るだびに変化しているのが面白い。

落ち葉を見ているととても美味しそうに見えてくるのは、京男だけかな・・・。
おかきなんかでもありますよね。
エビの小さな煎餅とかホイロ昆布が好きなんです。

※おまけ

↑京女と次女が買ってきたお菓子。今熊野観音寺境内にあったボケ予防のお地蔵さんに見えてきた・・・。


↑2014年12月18日午前7時、ベランダからの風景。京都市内はこの程度。降っても大したことはないと思います。テレビなんかを観ると他府県は大変ですが。

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懐中時計紐

2014年12月17日 05時23分31秒 | モノ


懐中時計紐ができてきました。
いま、持っているのは、金と銀の絹糸で作ったのはいいのですが、今年新調した藍染めの作務衣が問題でした。
水洗いをして着ているのですが、新しいものの悲しさで色が付くのです。
だからカメラの朱色のストラップも黒いストラップにしています。ただし、指一本で長さを調整・固定できる便利なものですが。



この懐中時計紐は、作務衣の時専用になります。
ステンレスの鎖はスーツの時はいいけど、作務衣の時はどうも合わないように思います。手触りも鎖は冷たいしね。



作ってもらうのは、絹糸の色見本を見せてもらって、色を選び、組み方を相談しながら決めます。絹糸の色サンプルを見ながら仕上がりを想像するのはなれないと難しいものですね。
仕上がりは、一ヶ月ぐらいかかりました。
想像通りの素晴しいできです。
伊藤組紐店さん、いつもありがとう。



最近、また懐中時計を使っている。動く音が微かだけど聞こえるのと、正確無比でない点、ゼンマイを巻かないと止まってしまう点がいい。
電波時計のように正確すぎるとなにか可愛くないのです。
この時計は、手入れが悪いと時間を刻むのが早くなったり、遅れたりするのがいい。
もちろん、服装にもよります。
作務衣や半纏を着る時は、こんな時計がいい。いま、文字盤を見ないで時間を当てる練習をしています。イメージでポケットの文字盤を見るのです。なれると一々時計を見なくても時間がわかります。便利ですよ。
RV(Remote Viewing)の練習にもなります。

※おまけ

↑ロマネスコ(珊瑚礁)・ブロッコリーは、明確なフラクタル図形をした野菜。

フラクタルとは?
人間の身体でもどんどん拡大して行くとする。身体→細胞→原子→素粒子・・・ひょうっとして無限に拡大すると大宇宙の構造になるのかも。
ものすごく簡単にいうと同じ形の繰り返しなのかも。
このロマネスコ・ブロッコリーは、フラクタルを説明するのによく出てくる。
味は、普通のブロッコリーと同じやけどね。

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新・七福神?

2014年12月16日 05時10分00秒 | 社寺・和菓子
泉涌寺の写真がまだ残っていました。
本日の写真は、泉涌寺塔頭戒光寺(かいこうじ)。
真言宗泉涌寺派、本尊は釈迦如来立像(身代わり釈迦)です。
でも泉山(せんざん)七福神2番大辯財天の方がわかりやすいかも。


↑辨財天のお堂

泉山七福神は、泉涌寺でお祀りしている七福神のこと。
実は七福神でなく九福神らしい。
福禄寿・辯財天・恵比寿神・布袋尊・大黒天・毘沙門天・寿老人と愛染明王・楊貴妃観音を足すらしい。



毎年、成人の日(2015年は1月12日、ややこしいなぁ)に、泉山七福神が行われます。朱印を押してもらえます。えべっさんのように笹に飾りを付けたりします。
朱印は、九福神となります。
来年の成人式・・・すぐにその日になるんだろうなぁ。
その前に京都ゑびす神社の「十日ゑびす大祭(通称 初ゑびす)」があります。
京都の年末年始は、行事がいっぱいなんです。
みなさん、どこかの福をさずかろうと京都中をウロウロ。


↑鱗紋

※辨財天/泉涌寺では、「辨財天」と書きます。他に「弁才天」とも書きます。どうやら「弁財天」の方が標準らしい。当用漢字の問題かも。
もちろん、日本の神様ではないです。仏教の守護神である天部の一つ。
混同されやすい神様に「吉祥天(きっしょうてん)」がいてはります。おそらく彼女は、弁財天の義理の妹なんだと思う。兄は毘沙門天でその奥さんが弁財天。



※弁財天の眷属(けんぞく)いわゆるお使いは、ヘビ(特に白ヘビ)や龍です。つまり爬虫類系なんです。だから鱗紋が神紋として使われます。お堂の中の提灯に「八大龍王」とあるのが龍のことです。龍の名前ではなく「八柱の龍神」という意味。天候関係に強い神。



※九福神やけど、愛染明王・楊貴妃観音はちょっと違う感じがするな。「吉祥天」と「お多福」を入れた方がいいかもね。他に候補としては、「木花咲耶姫」「石長姫」の姉妹が「美」と「永遠」でいいと思う。


↑紫野源水「そば薯蕷」
そばの実の三つ点は当然そばだけど、鱗紋の仲間に見えてきました。

※新・七福神を考えて見ました。
大黒天・毘沙門天・弁財天・吉祥天・恵比須・木花咲耶姫・お多福でどうでしょう?
女性の方が男性より多くて、華やかな感じがします。


↑小豆粒あん

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尊徳さん・・・

2014年12月15日 05時30分45秒 | 風景・和菓子
昨日、近くの元小学校に選挙に行った。
この小学校も統廃合でなくなってしまった。
我が家の子供たちが通った公立の幼稚園・小学校・中学校はすべて統廃合でなくなってしまった。なんだか悲しいね。
昔ならたくさんの子供たちの声が聞こえていただろうに。



この像は、二宮尊徳(にのみや たかのり)のもの。
金治郎(きんじろう)という名前は通称です。
何をした人か意外としられていない。



二宮尊徳は、江戸時代後期の農政家・思想家。
彼自身は、書いたものは残していない。
『二宮翁夜話』は、弟子が尊徳が夜ごとに喋った内容を書き留めたものなんです。
でも、そんな本があるのを普通しらないだろうな。



◆至誠(しせい)
誠は、幕末、新撰組の旗であるので有名ですが、まことの道とは世を救い、世を益することをいいます。それは個人として、理屈をこねることなく、まことを尽くし実行する所にあります。


↑こういう碑もあります。前の戦争(応仁の乱でなく太平洋戦争)の時、京都市内に爆弾が落ちたことがあるのです。

◆勤労(きんろう)
天道・人道ということを考えています。天道とは春夏秋冬、夜昼、晴天・雨天等、自然の現象を指します。植物は土によって発芽し日光と水の力で生育します。そして、この植物を動物が食べ物とし生きてゆきます。こうした循環が天道です。
人道とは、この自然循環の中で、人類は種である米、栄養を貯蔵した大根など、人間の役に立つものをより分け、水、肥料を与え、雑草を除去し、防除し、収穫を多く得ようとしまが、このように人が手を加え自分達の利益のために行うことを言います。人道は、人間の意志がなければ、行われません。この意志を継続して保持し行為していくことが勤労です。



◆分度(ぶんど)
農村の復興を計画する時、その農村の生産量を過去にさかのぼって調査しています。そして、その地域の生産量を数値で把握し、この現状認識から、生産者、領主の取り分を契約しています。個人についても、それぞれの分限を守り、相応の生活をするということで、収支のバランスをとった生活を勧めています。こうした数値で支出を定めることを分度といっています。
至誠と勤労をもって収入を増やし、これに見合った支出をするという順番で、計画の策定を重視しているところが、近代の経営を思わせるところです。
いまの日本の財政は「分度」されているのかな?



◆推譲
分度を確立した上で、それ以上の収入があれば、余剰が出ます。この余剰の一部を将来のために譲ることを推譲といいます。自分の子孫のために譲ることは比較的容易ですが、他人のために譲ることはなかなか難しいことですが、尊徳は、これを推進しました。そうしたことができるためには、心の田「心田」の開発が必要といっていますが、尊徳の周辺にはこうした人物が多く育ちました。


↑紫野源水「薯蕷」

以上は、ほんの一部です。
いまの日本に二宮尊徳のような人がたくさんいて、まともな立て直しが必要かもしれません。
それと政治家なら『西郷南洲翁遺訓集』を読んで欲しい。いまでも十分通用します。


↑小豆こしあん、柚子皮みつづけ入り入

学校でチャンと教えた方がいいと思います。
景気がよくなれば幸せというのは、ちょっと稚拙だと思う。なんて選挙に行きながら考えてしまいました。
スマホ画面を見ながら歩いているようでは、「至誠」という状態になれない。音楽を聴きながら歩いても、難聴になるだけだ。
なんかだんだん腹が立ってきた。

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身体が温まる〜

2014年12月14日 05時47分05秒 | 
これは、先週三条大橋近辺に行った時のことです。
ちょうどランチ時だったので、三条大橋の西南にあるミンミンに行く。


↑ミンミン「酸辣湯」。美味しそうに撮れている。辣油の赤色が美味しそう。もっとも胡椒や辣油の辛いのや酸味に弱い人はだめですけど。

この日は、酸辣湯と酢豚(普通サイズ)を食べる。
酸辣湯は、スープだけのものを注文。
普通なら御飯のかわりに餃子なんですが、次の予定があるので(一応匂いを気にする時もあるのです)なし。


↑ミンミン「酢豚」

この酸辣湯は、トロミが付いていました。
字の如く「酸っぱく」「辛い」スープ。
これが飲みたかった。
なぜか身体が酸味と辛味を欲している。
身体から冷えているのかも。
冷えて消耗しているのかな?
酢豚は、甘味と酸味だしね。
ここ一年の疲れがでてきているのかな?

お店からでるとお地蔵さんがある。



近づいてよく見るとどうみても首がない・・・。
昔、三条河原は処刑したり晒し首が置いてある場所だった。
だからなんとなく不気味な感じがする。



でもこのあたりは、夜はわかい男女がウロウロしている。
石のビンチに腰掛けていたりする。
怖くないのかなぁ・・・。
最近の若者は、危険に鈍感になっているのかも。



このお地蔵さんは、明治の廃仏毀釈騒動の時、捨てられたものなのかもしれない。
三条大橋から多くのお地蔵さんが鴨川に放り込まれたのかも。
清水寺にあるたくさんのお地蔵さんもその時、待避してきたものらしい。
市電の敷石になったお地蔵さんもたくさんあったらしい。
明治政府は随分乱暴なことをしたものです。

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