カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

我庭花録〈皐月〉

2013-05-31 16:23:11 | in My お庭
芍薬(しゃくやく)〈牡丹(ぼたん)科〉別名:花の宰相(はなのさいしょう)〔20日〕
シャクヤクは死者の国の王の病も治すほどの万能薬ということで漢方薬の中でも
極めて重要な植物のひとつ、なんだそうです。
牡丹(ぼたん)と似ていますが、牡丹は樹木、芍薬は草に分類されています。


紫蘭(しらん)〈蘭(らん)科〉〔20日〕
えっ?と言うくらい状態が良くない、栄養不足かなぁ。


薔薇(ばら)〈薔薇(ばら)科〉 品種名は知らん。(^_^ゞ 〔16日〕



天気が良い日が続いたのでアッと言うまに 左〔18日〕、右〔20日〕



薔薇(ばら)〈薔薇(ばら)科〉 これも品種名は分りません。〔16日〕


雪ノ下(ゆきのした)〈雪ノ下(ゆきのした)科〉〔16日〕

名前は「雪の舌」から変じたとも、だとしたら二枚舌?
葉は食用になります(天ぷら)。薬草でもあり、尿結石にも効くとか(?)


クレマチス〈金鳳花(きんぽうげ)科〉〔30日〕

花びらが4枚、今年初お目見えなんですが、
今までクレマチス=鉄線(てっせん)、風車(かざぐるま)だと認識していて
花びらが6枚のものが鉄線、8枚が風車と覚えていたのに4枚って・・・
じつは、クレマチスの原種は約250種~300種とも言われており、鉄線、風車も
その原種のひとつに過ぎないってことのようです。


姫檜扇(ひめひおうぎ)〈文目(あやめ)科〉〔18日〕

紫露草(むらさきつゆくさ)〈露草(つゆくさ)科〉〔30日〕

姫檜扇水仙も毎年沢山咲くのですが、今年はまだ・・・。同じく
葉まで紫の紫御殿もまだ姿を見ません、無くなったのかな?


黄菖蒲(きしょうぶ)〈文目(あやめ)科〉〔16日〕

同じアヤメ科のジャーマンアイリス、一初、文目、杜若、花菖蒲などとは別種。
アヤメ科の花を完璧に見分けるのは難しいですね。


番外?白木蓮(はくもくれん)の花殻。実?

庭の隅で群生している春紫苑(はるじおん)・・・草っ原か?!(^_^ゞ


番外 庭に咲いた花ではありません。

花屋さんの生花、次男坊が母の日に家内に贈ったものです。


今年はミカンも柿もおもて年のようです。



八朔(はっさく)〈蜜柑(みかん)科〉〔16日〕

檸檬(れもん)〈蜜柑(みかん)科〉〔16日〕まだツボミ。



八朔の名は「八月朔日」旧暦8月1日(新暦9月5日)には食べられると言うことで
付けられたようですが、実際は12月~1月に収穫し2月~3月頃出荷するようです。
ほろ苦く酸味もありますが、生食でも充分食べられます。
レモン(lemon)の学名はCitrus limon(シトラス レモン)シトラスはレモンの
古い呼び名だったようです。シトラス=ミカン属なので使われ方は色々ですが。



獅子柚子(ししゆず)〈蜜柑(みかん)科〉別名:鬼柚子(おにゆず)〔16日〕
毎年大きな実が沢山なりますが、生食ではちょっと・・・なので『食べ方』



柿(かき)〈柿の木科〉〔16日〕

去年は全く成りませんでしたが、今年はいっぱい花を咲かせています。

31日現在、柑橘類も柿も花は落ち、実になっています。

左「八朔」、右「レモン」



左「獅子柚子」、右「柿」


空豆(そらまめ)〈豆科〉〔18日〕

先月キレイな花を咲かせていたソラマメ、順調に育っています。


左「ミニトマト」、30日ソラマメを初収穫。さやの内側はふかふかのベッド状態。
可愛いお豆さんを大事に育てている感じですね、塩ゆでにして食べましたが。

庭やベランダで収穫した野菜や果物は格別に美味しく感じますね♪

山桜桃(ゆすらうめ)〈薔薇(ばら)科〉〔30日〕これも野趣溢れる味わいです。

枇杷(びわ)〈薔薇(ばら)科〉〔18日〕花はバラ科とは思えないほど地味。
実るのですが、ほとんど鳥さんのごちそうになってしまいます。


番外。食べられない実を。木瓜(ぼけ)の実は果実酒などにしますが。

左「木瓜(ぼけ)」〈バラ科〉、右「蝋梅(ろうばい)」〈ロウバイ科〉

もう蚊がいっぱい出てきてます。庭に出るのが悩ましい季節、何とかあの蚊を
殲滅させる方法は無いものだろうか・・・





2013.5/16、八朔の花、庭にて。

天空の城「竹田城跡」晴天なり。

2013-05-29 19:08:17 | おしろ
兵庫県朝来市(あさごし)にある『竹田城跡』は全国一の山城遺跡といわれています。
標高353.7mの山頂に位置し、城の築かれている山全体が、虎が臥せているように
見えることから別名:虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)、TigerCastle です。

気象条件が合えばでしょうが、早朝には朝霧が発生し雲海に包まれた城の姿が見られ
その幻想的な光景は、天空に浮ぶ城。日本のマチュピチュなどと呼ばれています。
国指定史跡であり、日本100名城のひとつにもなっている。こりゃもう行くしかない!
7駆さんも2年程前、ご家族で2度目の登城を果たされていることだし・・・

人気スポットであることはネットでも確認していたのですが、
一説では駐車場まで1時間待ちだったとか・・・


土曜日の午前10時過ぎ、すでに駐車場が満車のため待ち車列。止まってますw

城へ通じる道は順路が決められており、1400m手前で駐車場と連絡をとりながら
通行規制されてます。道も狭くて、バスは通行不可。普通車でも離合できません。
そのため、一方通行。登りと降りとではコースも違います。
そんなこと知らんので、降りてくるクルマ全然無いやんと思いながら待つこと20分。

70台収容の中腹駐車場に到着。確かに満車、でも駐車場も入場料も無料です♪



ここまでクルマで登ってきたから、すぐにお城・・・ってな甘い所ではありません。
ここから徒歩で700m、約15分。この先、トイレは無いとのことで済ませましょう。
大手門までは舗装路ですが、これまた結構息切れもんの坂道。
当然、私らは常設の杖のお世話になります。それでも楽な方の亀さんコース。
以前は急坂登りのウサギさんコースがあったようですが、今は降り専用で登りは
禁止されています。危険だったからでしょうか、ビーチサンダルの息子さんを
連れて登った人もいるのに・・・(^_^ゞ

お城の説明はこれで楽させてもらいます↓

読めない方は wiki でも。


ここからはいよいよオフロード。

徐々に空が近くなってきます。









まだまだ序の口ながら、絶景です。

JR竹田駅から登山道(急斜)で歩いてこられる方も多いようです。




ちょっと団体さんに紛れて、ガイドさんの説明を盗み聞き・・・(^_^ゞ





ちょっと普段の行いが良過ぎたせいか、お天気はピーカン!
気温もこの日は真夏日、歩いていると暑いけれど風が吹いていて心地良かった♪




おや、あんなところにベンチが。





此処は映画のロケ地としてもよく使われているようです。
その中で高倉健主演の『あなたへ』の撮影時、撮影現場では決して座らない
という伝説をもつ健さんが、このベンチには座って静かに眺望を・・・だとか。
(さっきのガイドさんが言ってたよ)

ん~、確かに日本一贅沢な席かも・・・




おッ!伝説の男か!銅像でもできるかな? ・・・家内が撮影しました。(^_^ゞ




おふざけはさて置き、此処での気分昂揚感は感動的。来て良かったと思えます。











最も高い天守跡、以前はハシゴが掛かっていただけのようですが、
立派な階段が付けられていました。ハシゴも残しておいて欲しかったな・・・



ここが古城山(虎臥山)の山頂になっているようです。




日本のマチュピチュ? 本物のマチュピチュは行ったこと無いですが。(^_^ゞ







朝から歩き回ってます、そろそろ・・・



絶景を眺めながら食べる、この上ない贅沢なランチ。最高でした♪
・・・麓のコンビニで調達したものですが。













飛行機雲も心なしか低く見えます。自然石を巧みに積み上げた
穴太積み(あのうづみ)も見事です。

石垣だけが残された城郭址ではあるけれど、400年を経た今でも当時の威容を
感じ取れる素晴らしい遺跡でした。



余談、日本100名城のスタンプは「山城の郷」もしくわ「JR竹田駅」にて押せます。






2013.5/25、但馬・竹田城跡にて。

六甲高山植物園の花たち。

2013-05-27 23:24:11 | 花だより
バイカイカリソウ系?(梅花碇草)〔目木(めぎ)科〕

植物学者でも無い限り一般の人は、目にする植物の名前が分るのは1割も無いでしょうね。
おそらく0.0X%、それ以下かも。特に日本は海辺から山林まで国土のほとんどを
植物で被われた類い稀なる国ですから・・・
折角そんな国に生まれたのだから、少しは植物に興味を持ちたいものです。

名も無い花、野の草、樹木・・・で、済ませたいところですが、ほとんどの植物には
名前があります。名前が分ると興味も湧くし、少なくとも知る歓びを感じます。
無駄で無意味なこととは分っているのですが・・・(^_^ゞ

※自分チの庭に咲いている花の名前もろくに分ってない私のこと、調べたとはいえ間違いもあるかと。お気が付きましたらご指摘の程よろしくお願い致します。



トキワイカリソウ(常盤碇草)〔目木(めぎ)科〕※白花
花の形が船の錨を連想させるからこの名前に。





ミヤマオダマキ(苧環)〔金鳳花(きんぽうげ)科〕別名:糸繰り草
園芸種のオダマキは多様化してますがこれは原種に近いのかな。



プルサティラ ブルガリス〔金鳳花(きんぽうげ)科〕別名:西洋翁草



? ポレモニウム・ レプタンス 西洋ハナシノブ〔花忍(はなしのぶ)科〕



クロユリ(黒百合)〔百合(ゆり)科〕



ショウジョウバカマ(猩猩袴)〔百合(ゆり)科〕※花殻
珍しい花に見えたのですが、どうやら花が終った後の姿だったようです・・・



クリンソウ(九輪草)〔桜草(さくらそう)科〕



エンコウソウ(猿猴草)〔金鳳花(きんぽうげ)科〕


六甲高山植物園で写真を撮ったものの半分もありませんが、コチラにまとめました。


見晴らし晴々、六甲のテラス。

2013-05-23 15:04:11 | ランチ/カフェ
六甲高山植物園は、西入口から入りぐるぐる花を見ながら東入口へと辿り着きました。
この東口を出た所に(再入場可)山小屋風の小さなカフェ「えーでるわいす」
あったので、ここでランチにすることにしました。





ガーデンテラスでもランチはできるし、六甲山ホテルに行ってもイイかなと
色々考えていたのですが、もう2時を回ってお腹もペコリンだったので・・・

散策の足を休めるにはロケーションもgood!
メニューは少ないけれどそれなりに。意外にアイスコーヒーが美味しかった。
普段、ペットボトルのアイスコーヒーばっかり飲んでいるせいかな?(^_^ゞ



お腹も膨れたところで、もう一巡、園内を散策しながら西口へ。
その後、クルマに乗ってガーデンテラスへ向かいました。


高山植物園とは一変、眺望が素晴らしい♪
どこの街が見えているのか分らんかったけど・・・





『自然体感展望台 六甲枝垂れ』(有料)
こんなん前からあったかな?今回はスルーしましたが、今度また行ってみよ。




『ガーデンテラス』をうろうろ。まずはコレかな。今年初ソフト♪



ピーターラビットの絵本の世界が展開してましたよ。










「見晴らしの塔」にも上ってみましょう・・・



ここからの眺めはまた一段とよろしいな。






ガーデンテラスを眺めていると、おや?何やら「見晴らしのテラス」で・・・





ケルティック・コンサートなるものをやっていました。
アイリッシュ・フルートやハープによるケルト音楽。【出演】duo hatao&nami

このケルト音楽、私は結構肌に合います。エンヤの曲を聴きながら高原の
ワイディングをフルオープンでゆっくり流すのって気持ち良かったりします。


ケルト音楽のおすすめ、視聴できます。
ベスト・オブ・ケルティック・ミュージック
クリエーター情報なし
BMG JAPAN




2013.5/12、六甲ガーデンテラスにて。

ロッコーの青いケシ

2013-05-22 19:28:08 | 花だより
またまた花便りです。5/12日に六甲高山植物園に行ってきました。
六甲山には何度か行ってますが、ここに入るのは初めてです。



久しぶりの六甲山、表六甲ドライブウェイを走るべく、わざわざケーブル下から
入ったのに、アチャぁ!六甲有料道路?長~いトンネルに入ってしまった・・・
で、裏六甲ドライブウェイ、サンセットドライブウェイを通って到着。

駐車場は 土・日・祝日と夏休み期間、普通車は1DAYパーキングチケット制。
六甲ガーデンテラス、六甲オルゴールミュージアム、六甲高山植物園、六甲山カンツリーハウス、六甲山フィールド・アスレチックの駐車場がフリーパスになります。
詳しい営業案内はコチラ『ROKKOSAN.com』
ちなみに今回見逃してしまったのですが、こんなのもあります『アンケートクーポン』


で、今回の目的は。開園80年を記念し、期間中1000株も植栽したという・・・



秘境に咲く花「ヒマラヤの青いケシ」を見てみたいからでした。

初めての六甲高原植物園も楽しみ。






歩き回るにもちょうどいい広さかな、季節の花も咲いていました。



〈シャクナゲ〉




〈シロバナウンゼンツツジ〉


お天気も良くて、お散歩も楽しい♪


人間以外も陽気に誘われ、お散歩を楽しんでいるコが・・・いっぱい。(^_^ゞ



こちらは植物園のアイドルだそうです。




高山植物はちょっと置いといて(別な日にアップ予定)


いよいよ「ヒマラヤの青いケシ」とご対面。











「ヒマラヤの青いケシ」は「ブルーポピー」と呼ばれる青いケシの一種です。
1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」において秘境の花として紹介され、
一躍有名になりました。本種は標高3,000m~4,000mのヒマラヤの奥地に自生し、
独特な透明感のある青い花びらは、まるで和紙を透かしたような美しさがあります。
当園では青いケシの代表格である「メコノプシス・ベトニキフォリア」など
植栽いたします。(HPより引用)





まだ見に来るのが少し早かったようです。当日のHP開花情報でも
「5月12日現在 ガラス室内で7輪咲いています」だったかな。(^_^ゞ

19日現在ではガラス室内では見頃。屋外のロックガーデンでは5月末~6月上旬に
見ごろ予定です。 と言うことです。

またしても早とちりでしたが、見れただけでも良かったかな。



2013.5/12、六甲高山植物園にて。ヒマラヤの青いケシ。

なんじゃもんじゃ、あれからどうした?

2013-05-20 17:29:26 | 花だより
ゴールデンウィーク初めに、ナンジャモンジャ並木を見たくて洛西ニュータウンまで
足を運びましたが、花は全く見られず。行くのが早過ぎたようです・・・(^_^ゞ

今年は桜の時季が異常に早くて、他の花の開花時期が疑心暗鬼になっています。
この花も桜のように早いのかと思ったら、例年通り?今月の10日~15日くらいが
見頃だったようです。(地域によってかなり違うと思いますが)
もう見られないかもと思いつつ、ひと目確かめたくて、またしても洛西へ。









やはり見頃は過ぎていましたが、何本かの木が待っていてくれたようで・・・

新緑に雪が積もったように盛大に咲く白い花。それはそれで見に行くに値する
のですが、何と言っても「ナンジャモンジャ」ってユニークな名前に惹かれます。
見慣れない目立つ樹木につけられた呼び名?「何て物だろう」みたいな意味かな。
関西弁なら「ナンチュウモンヤネン」ってなりそうですが、ナンジャモンジャは
どうやら関東圏でつけられた俗称のようですね。語呂も良いし正解かも。(^_^ゞ

この名前、あくまで俗称なので特定の植物を指すものでは無いようです。
土地によってニレ、イヌザクラ、ボダイジュだったりクスノキ、カツラだったり。
千葉県の神崎神社の境内にある「なんじゃもんじゃの木」は、水戸光圀公が
「この木は何というもんじゃろうか」と言われたというクスノキにこの名が
残っていたりします。





最近では一般的に「ヒトツバタゴ」の別称扱いになっているようです。
ヒトツバタゴって言うだけでも充分印象的な名前なのにね。
この木は、タゴの木が複葉なのに対して一葉(ひとつば)なのでこの名前が
付けられています。モクセイ(木犀)科で、学名はChionanthus(チオナンサス)。
これはギリシャ語の「chion(雪)+ anthos(花)」が語源です。
英語の俗名でも「snow flower」や「snow blossom」と言われ、雪のように
見えるのは洋の東西を問わず同じようですね。





洛西ニュータウンでは高島屋洛西店、ラクセーヌの近辺で約80本の木があるとか。
秋には黄葉と深い藍色の実とのコントラストが大変美しく見られるそうです。


この日は「こども祭り」をしていたようで、賑やかだったこと・・・


私らは川辺で、ラクセーヌで買ったお弁当を・・・(^_^ゞ



おまけ。
久しぶりにラーメンを食べに行きました。
最近のラーメンはどうも口に合わないので、昔なじみの「新福菜館」。
と言ってもたかばしの本店とは違い「府立医大前店」です。


ちょっと前にやっていたTVドラマのでっかいポスターが貼られていて
主役・真矢みきさんの「新福菜館さんへ」とサインが書かれていたから
ロケでもあったのかな?それとも行きつけだったとか・・・。以前にも
「2時間ドラマの帝王」と呼ばれる某俳優が行きつけの店としてバラエティ番組で
紹介したとかで、本店より旨いとの噂も流れたことがあったようです。



本店と比べてどうかは分らないですが、見た目はまんま同じ♪ 
今でこそ黒いスープのラーメンって他にもあるようですが、私が初めて行ったのは
30年も前だから、元祖かもね。ここのは以前の本店の印象より喉が渇くことも無く、
マイルド?あっさり系で、とても美味しかったです。



もちろん焼き飯も頼みました「小」だけど。(^_^ゞ
これも黒いです。ついてくるスープも真っ黒・・・。ギョーザは初めてでしたが
中の具にスープが使われているようですね、具にその味が練り込んである感じ。

新福菜館、懐かしいのもありますが、この歳になると背脂ギトギトよりこんな
中華そば系の方がイイです。ここなら待たずに席に座れるしね。(^_-)


もうひとつオマケ、工事現場でキリンの群れを見ました・・・






2013.5/18、洛西ニュータウンにて。ナンジャモンジャの花。

at 郡山城跡

2013-05-18 10:42:31 | おしろ
ぶらり奈良へ出掛けたのは銀竜草を見に行ったのですが、往馬大社で見られなかったら
大神神社(おおみわじんじゃ)へも行くつもりでした。ここでも銀竜草やササユリが
見られるってことでしたので。一応向かったもののすでに銀竜草も見れたことだし
時間的にもキツくなっていたので、途中の大和郡山探索とあいなりました。(^_^ゞ



かつては大和国の中心都市であり、郡山藩、郡山城の城下町として繁栄していたが
明治の廃藩置県により奈良県となり県庁所在地は奈良市に移り衰退。
今は金魚の町として有名です。市のキャッチフレーズも「金魚が泳ぐ城下町」♪


ここでは、どうしても、どうしても!欲しいものがありました。
お店の住所・電話を控えて行ったのですが、なかなか辿り着けず探し回るハメに。



日本中探しても此処でしか買えない『きんとっと焼』!やっと見つけました!!
某ブログのたい焼きフリーク氏の鼻を明かすにはコレしかない!と、以前から
画策しておりました。氏はアンコウならぬ「餡香やき」なるものも食されております。

この「きんとっと焼」、大和郡山市商工会女性部が名物にしようと平成14年に
デビューさせた特製品。年に数回、市のイベントの時にのみ実演販売されていた
ものですが、平成20年に常設店「味 たこ惣」に依頼譲渡(?)。
いつでも購入できるようになったのですが、
ここの店主・おっちゃん、病院通いのため不定休なんてのがあるんですね・・・

長年の夢、折角辿り着いたのに不安が的中。お休みでした。(・_・、)ザンネンムネン
この日はどうも食べ物系にはツイてなかったようで・・・


失望落胆の心癒されぬまま、「郡山城ホール」の駐車場にクルマを停めて
向いの郡山城跡を見物に行きました♪


郡山城ホール



近鉄のレールの向こうに城跡が見えます。






内堀は残っています。





大手門(梅林門)〈復元〉

築城は1162年、郡山衆及び筒井氏によるものですが後に、豊臣秀吉の実弟羽柴秀長が
100万石の居城として拡張、改築したもののようです。

ところで「郡山城」とした同名の城は幾つかあるようですね、例えば
陸奥国(宮城県・仙台市)の郡山遺跡、陸奥国(岩手県)には別称高水寺城と
呼ばれる郡山城が、陸奥国安積郡(福島県)、摂津国(大阪府)、石見国(島根県)
にも城跡があり、安芸国(広島県)にも吉田郡山城と言うのがあります。


洋風の図書館跡?











江戸時代、1724年からは柳澤氏が入城し大和地方の経済・文化を養いました。
もともと甲府城主であった柳澤吉利が幕府の命を請け転封されたもので、
この時、郡山に養蚕を持ち込み奨励し、経済を振興。また、趣味で飼っていた
金魚も運んだことから、金魚養殖が始められるようになったと言われています。






柳澤邸として使われていた庭園や建物が、歴史的資料や地域資料を扱う図書館として
保存会が運営しているようです。






城跡内には柳澤神社もあります。






天守台跡として残されている石垣には、平城京羅城門の礎石や石地蔵、五輪塔などが
積み込まれています。その中で仏身90センチという地蔵立像が逆さに積まれている
と言うのですが・・・確認できませんでした。(^_^ゞ


モノクロ写真も少しだけ・・・












城跡に夕陽は似合うかな・・・







2013.5/3、郡山城にて。

目の前、まっ暗峠。

2013-05-17 14:27:42 | 洛外うろうろ
生駒に来て、楽しみにしていたのがランチです。
奈良側から暗峠(くらがりとうげ)へ向かう一帯に、素敵なカフェが点在しています。
それを知ったのはコチラのブログで。

とりあえず目指したのは『森のレストラン ラッキーガーデン』ってところ。
自然の中で外国人シェフが作る、畑の野菜とハーブを使ったスリランカ料理が絶品です。
と言うお店ですが、少し注意が必要。akiraさんにも忠告されたのですが、ナビに
任せると通行困難な酷道308号を案内するということです。したがって
お店のHPの「ラッキーガーデンへの詳細地図」をプリントして持って行きました。
暗(くらがり)越えほどでは無いものの、こちらも結構狭い道でしたが・・・

何とかランチタイム内に辿り着いたものの、大盛況。駐車場待ちで店の前は渋滞、
お店の方が交通整理、案内されていましたが辺りも駐車車両が溢れている状態。
こんなことは能勢のカフェで経験して以来かも。あの時は並びましたが
今回は他にも候補があるので、あっさりスルー。
第2候補の『手打ちうどん 風舞(かざまい)』へ向かいます。



ここもなかなかイイ感じ♪ 
田舎の古民家でゆったりほっこり手打ちうどんを賞味できそう・・・と、
お店の中を覗いていたら「ご予約のお二人様ですか?」って!
ラスト2名分、ご予約様分で本日終了~だって。(・_・、)



「営業時間、土日祝は11時~19時(麺が無くなり次第終了)」
まだ、14時なってませんけど・・・GW真っ只中の5/3日、考え甘かったですw

とは言え、天然酵母パンでランチでもイイんじゃないかと。も少し峠の方へ
『風のビューカフェ 友遊由』に向かいました。

近辺のカフェマップです。


何だかな、ちょっとお店のイメージが、思っていたのと違うんだけど・・・





「風のビューカフェ」だよねぃ・・・



ガラス張りの店内からは長閑な風景が。(^_^ゞ
しかし、ここもまた、期待していたパンは売り切れ。麺類ならできますけどってことで



意に反してとってもお洒落なランチタイム。でも美味しかった(空腹だったから?)

お店の外からは少しパノラマビュー?




さて、このお店の先は道幅も少し広く駐車スペースがとれるので、歩いて峠見物に
行くことにします。「幅1.8メートル通行不可」ロドは車幅1.72メートルだから
8センチの余裕(?)が・・・行けないことは無いのですが。(-_-;)



トンネルの先の短い急勾配を上るともうそこが、峠のはずです。



トンネルの上は、信貴生駒スカイラインが通っています。峠は大阪府と奈良県の境。



峠部分は粗い石畳、ローダウン車は要注意。無理?かも・・・



どういう基準なのか「日本の道100選」に選ばれています。暗越奈良街道。

特に大阪側は急勾配、最急勾配37%の場所はヘアピンカーブだったりします。
この街道、よくTVなどでも紹介され、YouTubeなどの映像も多数あります。
私の存じ上げている何人かもチャレンジされている、バイクでね。
あまりに勾配が急なのでバイクを停めて置けない、即、倒れるとか・・・(^_^ゞ

これでも一般国道なんですよね!

(左)トンネルの上を走る信貴生駒スカイライン。



今でこそ明るいですが、昔は木々が鬱蒼と生い茂り、昼なお暗い峠だった。
そのため、暗(くらがり)峠と呼ばれるようになったのでしょう。
上方落語の枕では「あまりに険しいので馬の鞍がひっくり返ることから、
鞍返り峠と言われるようになった」と語られていますが・・・



ロドで大阪側を下って行く勇気は無いので、帰りも奈良側へ。

GoPro装着して、撮影しながら下ったのですが、それほど険しくないので面白くなく。
それよりちょっとしたハプニングが起きていました。気付かなかったけれど・・・
路肩に停めてナビで次の目的地を入力していると、知らない間に頭上の樹から
無断同乗者が乗り込んで来ていました。
そのまま走り続けて(映像中略)、狭い道で離合渋滞に遭遇。
(¨)nnnnnくん、より快適な場所を探して・・・潜り込みよった!
ちなみに、未だに所在知れず・・・おそらくトランクの中?
オープンカーにお乗りの諸兄、くれぐれも樹の下は注意しましょう。


画面の右下、ボディに注目。



峠にはまだ桜が咲いていました。


2013.5/3、暗峠にて。

幽霊だっけ?

2013-05-15 19:29:39 | 洛外うろうろ
写真や山野草展では見たことがあったのですが、実際に生えているところは
見たことが無い。
ちょうど生駒の方で幾つか行きたい所があって、此処に行ってみることにしました。



奈良県、生駒市の『往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)』

ひと息で言えそうにない神社名。「往馬大社(いこまたいしゃ)」でOK?(^_^ゞ



境内はツブラジイの巨木などの林に囲まれています。






創建は古いと言うか、不明。かなり古代からあるようで、「総国風土記」の
雄略天皇3年(458年)条にすでにその存在の記述があるようです。

今回もうひとつ見たい花がありました。それは『上溝桜(ウワミズザクラ)』。
4月下旬から5月にかけて咲くという。
桜といっても花のイメージは全く違う、バラ科と言う点では同じなのだが。
ここの神社のブログを見たら1週間前の記事では咲いているとのこと・・・





期待していたのだが、見事に終っていた。(-_-;) 花びらひとつ見られず。



わずかに房状に咲いていた跡だけは見ることができましたが。


お札所に居られた神主(?)さんに、もう上溝桜は終ったのですね。と声を掛け、
ついでに「銀竜草は何処で見られますか」とお訊ねすると、
わざわざ連れて行って下さいました。本殿横に張ってあったロープを外して
その先の林の中に案内されると・・・



出てる出てる、うらめしやぁ~ポーズの幽霊茸がアチコチに♪



薄暗くジメッとした林の中で、蝋白色のこんな姿だからユウレイタケなんて
呼ばれるのでしょうが、キノコではありません。れっきとした植物。
と言っても「腐生植物」ってやつで、その代表格なんだそうです。
択捉島から沖縄まで日本領土の全域に分布。4月から8月にかけて落ち葉が
たまる薄暗くて湿っぽい林床に出てきます。

葉緑素を持たないので茎(円柱状)、葉(鱗片)、花(筒状鐘形)も真っ白け。
10~20本、かたまって咲きます。花にはちゃんと雌しべ(真ん中の青い部分)と
雄しべ(そのまわりの黄褐色)があり、マルハナバチなどの虫媒で受粉する。
実は卵形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)だそうです。
残念ながら実は見られなかったのですが、資料で見ると可愛い形をしています。

葉緑素を持たずに養分をどうして得ているかというと、ブナなど周囲の樹木と
共生関係を持つベニタケ属の菌類に寄生し、樹木が光合成で作り出す養分を
菌を経由してちゃっかり頂いているのだそうです。



和名の「銀龍草」は銀白色の鱗片に包まれた姿から名づけられたのでしょうが、
この格好はタツノオトシゴだね。(^_^ゞ
英語では「Indian pipe」とか「Waxflower」とも呼ばれているらしい。
中国名は「水晶蘭」、根を含む全草が漢方の生薬で。強壮、強精、鎮咳などの
薬効があるのだとか。

ユウレイタケというのも的を得ていますが、私的にはムーミンのニョロニョロ
ジブリもののけ姫に出てくる森の精「こだま」の様なイメージなんですけど。

とにかく変った生態をもつ面白い植物です。


他の写真はコチラにまとめました。右下のアイコンクリックでフルスクリーンになります。



2013.5/3、往馬大社にて。

炎の画家の実像

2013-05-13 23:35:20 | その他
京都市美術館で4月初めから開催されていた「ゴッホ展」、雨が降っていましたが
土曜日に行ってきました、久々の美術鑑賞です。



「ゴッホ展―空白のパリを追う―」と題された展覧会、人気だとは分っていましたが



ここまで人気だとは・・・







チケットを求める人の行列は館外まで長々と。私らは招待券をゲットしていたので
入るのはすんなりでしたが、館内の混雑ぶりの凄いこと・・・久しぶりです
ここまで混む美術展は。

オランダ近代絵画の巨匠“炎の画家”フインセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)
その生涯は小説・映画にも描かれ広く知られていますが、それらのエピソード、
ストーリーのほとんどはゴッホが弟テオに宛てた600通に及ぶ手紙からのもの。
今回の「ゴッホ展」は、それらの書簡が無い期間、空白のパリ時代(ゴッホ33歳、
パリに居た弟のテオを頼り同居していたため書簡が無い)を、アムステルダムにある
ゴッホ美術館の研究チームが、ゴッホの実像を追い求め検証した成果をパリ時代の
作品と共にパネル展示されていて、大変興味深いものになっています。

ゴッホが描いた「自画像」9点が展示されていますが、最近の研究でその内1点は
フィンセント自身では無く、弟のテオドルス・ファン・ゴッホ(通称:テオ)を
描いたものだと分ったそうです。

ゴッホを語るにこのテオの存在は大きいです。そしてドラマチック。
フィンセントは長男で5人の妹、弟が居たようですが、両親や兄弟から見放された中、
テオだけは良き理解者であり、兄の生活費など援助し続けた4歳下の弟でした。
彼は兄も勤めたことのある(後に解雇される)画商グーピル商会に勤め、パリの
モンマルトル大通り店の経営を任されていました。
彼の援助のお蔭でフィンセントは絵画に専念することが可能だったわけで・・・
その10年間の画家生活の中で2000点以上もの作品を残しましたが、
生前に売れた絵は、わずか1枚だけだったと言われています。

生来、精神的に不安定であったゴッホは何度も精神病院に入院していますが
アルルでゴーギャンと共同生活の果て、自らの耳を切り落としたと言うエピソードも
有名(この後、描いた包帯の自画像は今回見られなかった)ですよね。
この時も病院に収容されますが、入院中も多くの作品を残します。そして・・・
退院した後、自らの命を絶つことになります。ゴッホ、享年37歳。

ちなみに弟・テオは兄の死を悼み葬儀を営んだ後、それをきっかけに徐々に衰弱し、
わずか半年後、兄の後を追うようにユトレヒトの精神病院で後を追うように
死去しています。享年34歳。

話しが長くなってしまったかな。ゴッホ、私とちょうど100歳違い。イミナイケド(^_^ゞ

今回のゴッホ展で展示された作品は52点、その内36作品が日本初公開。
そしてジョン・ピーター・ラッセルが描いたゴッホの肖像以外は、全てゴッホの
作品のみという貴重な絵画展になっています。
特に面白いのが検証の結果分った解説が見られることかな、例えば
《ヒバリの飛び立つ麦畑》という作品に描かれている鳥はヤマウズラであったこと。
剥製の鳥も作品の横に置かれて解説してあったり、興味深いのは起立工商会社と
墨書きされた茶箱のプレートの裏に描かれた作品も日本初公開じゃないかな?
※起立工商会社(きりつこうしょうかいしゃ)は明治時代初頭、日本の美術品、
物産品を世界へ輸出した日本の貿易会社の礎とされている会社であり、ゴッホは
この会社と接触を持ち、日本の浮世絵などに影響を受けたものと推測されますね。

あ、この「ゴッホ展」京都では、今週末で終ってしまいます。
この後、宮城(5/26~7/16)、広島(7/22~9/23)と回るようです。


さて、表に出ると「平安楽市」毎月第2土曜に定期開催の岡崎公園手づくり市。





こちらは雨のせいで、ちょっと寂しい状態でした。




2013.5/13、京都・岡崎公園にて。

眺め良し、ヴィーナステラス。

2013-05-11 23:26:47 | 洛外うろうろ
この日、クルマを停めたのは相楽園の直ぐ側のコインパーキング。
最大料金24時間以内1500円、休日料金も、ましてやGW料金なんて無いので余裕。
一日置きっ放しで、歩け歩け作戦♪時間もあるので山手の方へ向かったら・・・


こんな案内板を見っけ!何やら山の上に公園があるようだ。
すまはま(須磨浜)ならず、すわやま(諏訪山)?

諏訪山公園登り口から見ると、狭い遊歩道が結構な勾配で山の方に続いている。
何と、降りてくる人は登山姿の人ばっかし・・・大丈夫かいなと思いつつ
でも、道はコンクリート舗装で整備されている、勾配はあるが険しくは無い。
それにこの先は「子どもの園」。近づくにつれ子供たちが坂道を駆け回っている。
開園は明治時代初頭でかなり古い。当初は諏訪山遊園という名称で、園内には
諏訪山動物園(王子動物園の前身)が設けられていたそうだ。道理で子供たちが
遊んでいた姿が動物園の猿山に見えたはずだ。本当にその名残だったかも。(^_^ゞ


金星台の藤棚にて、またクマバチくんに遊んでもらった。

「子どもの園」の横には「金星台(きんせいだい)」と呼ばれる広場がある。
その名は、1874年(明治7年)12月9日に此処でフランスの天体観測隊が金星の
観測を行ったことに由来するそうで、記念碑も建っていた。


金星台からの眺望。標高90mだとこんなものかな。
登り口は標高50mだから見えている景色は海抜数mかもね。

諏訪神社を横目に、さらに上って行くと標高160mの展望台に辿り着くはずだが、
そこへ行くまでの道の勾配を見ると、ちょっと腰が引けた。
折角ここまで登ったから、なんだ坂こんな坂、もう少し頑張ってみる。



しばらく進むと見えてくるのが「ビーナスブリッジ」を称する歩道橋。
下を通るのは「再度(ふたたび)ドライブウェイ」・・・何と、クルマで来れるんや!
山頂には駐車場もバス停もありました。(^_^ゞ 
どうやらドライブコースの定番のようです。


「ビーナスブリッジ」からの眺望。



何とも複雑な形のループ式歩道橋を渡り終えると・・・





展望台。 建物はレストラン・トゥールドール。

ここがビーナステラスと呼ばれる展望台。
この呼び名は金星=ビーナスに因んでいるようだ。



さすがに此処まで来ると絶景♪ 神戸市街全域が見渡せるパノラマビュー。

そんな所に、こんなモニュメントが・・・





「愛の南京錠(Love padlocks)」ってヤツやね。最近日本でも各地で見るけれど。
発祥はパリとかフィレンツェの橋かな、恋人同士のイニシャルを刻んだ南京錠を
橋の欄干に掛けて、その鍵を川に投げ捨てるとかいう愛の儀式?
起源ややり方は色々あるようだが、今や世界各地で行われ問題にもなっている。
日本でも愛知の野間埼灯台や、ここ神戸のビーナスブリッジが愛の南京錠の名所
として代表格なんだとか。特にここは「ビーナス=愛の女神」 と言うことで、
以前はあのビーナスブリッジの欄干に夥しい南京錠が掛けられ、景観や補修の
観点から全て撤去。その代わりパネルやモニュメントをここに設置したようだ。
お蔭で歩道橋や展望台の柵にも南京錠は見られず(おそらく撤去されている)
景観を損なうことは無かった。ただ日本の場合、南京錠に願い事や報告が
書かれているのは面白いね、絵馬の文化がこんなところにも?(^_^ゞ


さて、ちょうどSX50HSも持って出たもので・・・


換算24mm相当、広角ワイ端での眺望。(トップ画は同じ所からD7000で撮ったもの)


上から換算450mm、1200mm、2400mm。手持ち撮影で、トリミング無しですが
曇っていたので補正は加えています。

肉眼ではポートタワーの上の鯉のぼりは確認できませんが、これならハッキリと♪

そうそう、ここは神戸の夜景スポットのひとつでもあるんですね。
〔神戸夜景〕素晴らしいですな、機会があればぜひまた行きたいです。
・・・再度ドライブウェイを走ってね。(^_^ゞ


帰路は諏訪神社を抜けて一気降りのルートを選びます。小雨も降ってきたしねw





諏訪山という地名は、この山に諏訪神社があることに由来しているようです。
諏訪神社は、はるか1600年も昔に創建された長い歴史を持つ神社で、
諏訪明神(健御名方大神・比売神)を祭神とし、16代天皇仁徳天皇の皇后・
八田皇女の離宮鎮護の神として祭られたのが始まりなのだそうです。

なお、ここから大師道を経て、弘法大師が二度登ったことから名づけられた、
再度(ふたたび)山など、市街地に近く比較的おだやかな山筋で、山歩きが盛ん。
再度山は「森林浴の森日本100選」にも選ばれています。
登山姿が多かったのはこいうことだったのね。(^_^ゞ






この坂はかなり急、蹴つまずいたら下まで転げ落ちること間違いなしw



そんな坂の上、崖っぷちに建つ少し妙な家(左の写真)。後に知ったのですが
「李及び山下家住宅主屋」という登録有形文化財の住宅なんだそうです。


坂を下りきったところに『神戸市立花と緑のまち推進センター』があって、
自由に入れそうだったので、お邪魔してみました。








八重のチューリップ? ヤグルマギクは何だか懐かしい。


ネモフィラとマーガレット。


ブルーで統一された花壇。アヤメ、ネモフィラ、ヤグルマギク。


ポピーのゆりかごにバッタの赤ちゃんが・・・♪

最後まで神戸はお花いっぱいでした。



2013.4/29、諏訪神社参道にて。

ぶらり相楽園あたり。

2013-05-10 10:26:14 | ランチ/カフェ
相楽園内では「春の山野草展」が催されていました。



熱心な方が大勢、ここは賑わっていました。
ちょっとお仲間に入れてもらいましょうか、若輩者だけど・・・(^_^ゞ


セッコク





右はウンナンハギ。



山野草の寄せ植え、創った人の意図や個性が表現できてイイです。





左はイワチドリ、右はエノモトチドリ。






山野草、なかなか奥が深いです。即売会も、愛好者で賑わっていました。



コチラは兵庫県公館の玄関前の花壇。キンギョソウやらルピナスなど花いっぱい♪


街も花いっぱい。京都とはちょっと趣が違います。

花いっぱいを見ているうちに、コチラはお腹が空いてきました。
腹いっぱいを求めて、お店を探します。元町辺りもウロウロしましたが、
此処ッと行ったところも無く結局、県庁まで戻ってきてしまい・・・



ちょっと貼り紙が気になっていたこのお店に。『カフェ・ビストロ・舒服』
店構えは何とも、もちろんインテリアも特別お洒落じゃありません。県庁街の
昼飯屋さんって感じ?気になった貼り紙も「ビーフステーキランチ890円」!
どんな肉が出てくるものやら・・・



これが大当たり♪肉は柔らかくて美味しい、焼き加減もソースもGOO!
ボリュームそこそこ、こんな店が近くにあればと思うほど♪
ハンバーグの方が人気のようで、すでに売り切れってことでした。機会があれば
また行っても良いお店かも・・・(^_^ゞ


そうそう、元町をウロウロしている時、鯉川筋でかな?こんな花を見つけました。



イペの花です。この街路樹のことはヒロシさんのブログで紹介されていて、
一度見てみたいと思っていた花。ひと目みて、あぁこれだ!って分りました。



イペは、中南米原産のノウゼンカズラ科の落葉高木で、4~5月頃、葉に先立って
枝先に群がるように花を咲かせます。花色は白・黄・橙・ピンク・紫など。
中でも黄色の花を咲かせる黄色イペはブラジルの国花となっており、
サッカーブラジル代表「カナリア軍団」のユニフォームの黄色と緑は、
この国花であるイペの花と葉の色なんだそうです。
この色合い国旗にも使われています。アイルトン・セナのヘルメットもそうでした。
鯉川筋の街路樹は2008年、ブラジル移住100年を記念して植えられたようです。


さて、相楽園のすぐ近くに以前から気になっていたカフェがあったので・・・







神戸では珍しい?古民家カフェ。倒壊しそうな家ですが(失礼)手作りっぽい
黒塗りのファサードが強烈な個性を醸し出してる?興味津々で・・・





店内も黒で統一、それなりにお洒落感を演出。お客さんが他に居なくなったので
写真を撮っていたら「店内の撮影はお断りしてます」とのことw(-_-;)
展示販売しているグッズの知的財産権保護ってことのようで、ま、それなら仕方ない。
「テーブルの上はよろしいですか」と尋ねたら「ご自由に」でしたので・・・





濃い~珈琲が印象的だったな。ちなみにチーズケーキセット850円・・・
先ほどのステーキランチとあまり変らへんw(+_+)


ぱたぱた・・・ピラカンサスの花かな?


2013.4/29、相楽園近くにて。

ザ・神戸? 兵庫県公館

2013-05-07 23:04:35 | 洛外うろうろ
ミナト神戸を見下ろす高台、近代高層ビルの現在の兵庫県庁舎の側に、
なんともレトロで重厚な建物があります。
以前行った時は外観しか見られなかったのですが、今回は内部も見てきました。





兵庫県公館は、明治35年(1902)年に兵庫県本庁舎として建設された歴史的文化遺産。
今も県の迎賓館および県政資料館として活用されているそうです。

一般開放は、毎週土曜日(年末年始を除く)の午前10時から午後4時まで、
迎賓館部門(知事室、貴賓室など)と県政資料館部門を一般開放しています。
また、県政資料館部門は、祝日を除く平日(月曜日~金曜日)も、午前9時から
午後5時まで自由にご覧いただけます。〈入場無料〉とのことです。(HPより)

GW期間中は特別に祝日でも一般開放されており、これを見逃すテはありません。
人出が集中、大混雑・・・と言うような事も無く、いたって人気薄?なので
ゆっくり見て回れます。GWの過ごし方としてはヨカッタと思っています。(^_^ゞ


南玄関


2階展示室に置かれていた模型

中庭を中心とする回廊式のフランス・ルネッサンス様式の壮麗な建築で、
地上3階・地下2階となっています。設計は山口半六氏。42歳で逝去、その後に竣工。
竣工時は日本最大級の庁舎建築であり、これは1890年代から東洋最大の海運市場を
有するようになっていた神戸港の往時の繁栄を映したものともといえます。
戦災により外壁を残して焼失しましたが、戦後2度の修復により明治の面影を
色濃く残す兵庫県公館に生まれ変わり、館内は小磯良平の西陣織タペストリー
「神戸・メリケン波止場」や金山平三、東山魁夷、横尾忠則ら兵庫県ゆかりの
芸術家の作品が多数展示されており、館全体が美術館・博物館としての性格も
もつようです。※館内の撮影はOKですが、美術品だけの撮影はNGでした。



北玄関のロビー


3階廊下。控え室が並んでいる。手前はエレベーターのドア。

ロの字型の回廊式建物に加えて北玄関から入ると、そこは2階ってな事になるので
方向感覚が・・・あれッまたココに?今何階やったっけ?てなことになりながら。(^_^ゞ



玄関ホール


玄関ホールのつりがね草のシャンデリア。


会議室

館内の照明の多くはこの「つりがね草」をモチーフにしたレトロなデザインでした。

それとは別に、大会議室の天井には兵庫県の花「のじぎく」をモチーフにした
シャンデリアが使われています。


大会議室の野路菊のシャンデリア。

この野路菊(のじぎく)の意匠は絨毯にも使われていました。


左が大会議室、右は貴賓室の絨毯。



大会議室の絨毯では正面を向いている野路菊ですが、貴賓室は皇族の方が
来られた時、踏んでも失礼が無いよう横を向いているのだそうです。


3階に上ると、この建物の醍醐味が・・・



屋上庭園があります。2階部分の屋根がパティオになっており、芝生が敷かれ
周囲は花壇になっています。





中央には噴水がありましたが、行った時は水は出ていませんでしたw
噴水の真ん中に何やらモニュメントがあり、周りには本物のシャコ貝から
水が出るようになっています。


県政資料館では、伊藤博文初代兵庫県知事(後の初代総理大臣)の時代から
現在に至る県政の歴史などの展示などを見ることができます。



あらら、「はばたん」まだ居たのね。(^_^ゞ



立体地図を見ると兵庫県が日本海、瀬戸内海、太平洋に面しているのが分りますね。
床には伊能忠敬が測量、描いた「伊能図」が再現されていました。兵庫県部分だけ。


3階南ロビー?



西側の外壁。



北玄関。


北門。




2013.4/29、兵庫県公館にて。

相楽園 つつじ遊山

2013-05-05 22:55:36 | 洛外うろうろ
相楽園は、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、
昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある
「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、
一般に公開されるようになりました。
なお、平成18年には国の登録記念物(名勝地)に登録されました。

神戸市の都市公園で唯一の日本庭園であり、池泉回遊式日本庭園は飛石や石橋を渡り、
流れや滝石組など深山幽谷の景を見ることができます。
春には4000株のツツジの花が見頃を迎え、毎年「つつじ遊山」が催されます。






絶好のお天気の下、そんな庭園をぐるりと回ってツツジの甘い香りを楽しみました。






池のほとりに保存移築された『川御座船(かわござぶね)』
江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていたものだそうで、屋形部分だけが
陸上げされたものです。







ツツジを漢字で書くと 躑躅 こんな難しい字。
花を表す字としてはちょっと変ですね。同じように書き難い字でも「薔薇」なら
まだ「草カンムリ」ですが、躑躅は「足ヘン」って・・・
音読みだと「テキチョク」、ますます何のことだか?漢字の意味から言うと
歩行の進まない状態、あしぶみを意味しています。躊躇(ちゅうちょ)と似た言葉。
これ、日本的な解釈だと「美しい花なので通り過ごすことができない、
立ち止まって見てしまう」・・・てなことになるのですが。
語源的には中国の羊躑躅。羊がこの葉を食べて動けなくなって死んでしまう
ことからで、有毒な品種もあるのです。そう言えば、ツツジ科の馬酔木(アセビ)も
馬が麻痺を起こして動けなくなることから宛てられた漢字ですしね。
石楠花(シャクナゲ)も同じくツツジ科で有毒です。




花蜜は毒じゃないのかな、ミツバチちゃんはせっせと・・・



よっこらせと足を踏ん張り、蜜集めに精を出しています。



芝生広場の片隅では牡丹展も例年行われているようです。










広場では和菓子も売られているので今年は、かしわ餅とちまきをいただきました♪



2013.4/29、相楽園にて。

他の写真はスライドショーにまとめました。フルスクリーンでも見られるので、よろしければ・・・

3年ぶりの旧ハッサム住宅

2013-05-04 16:14:49 | 洛外うろうろ
GW3日目、4/29(月・昭和の日)。久しぶりに『相楽園』を訪ねてみました。
神戸・元町の駅から北東、兵庫県庁のすぐ北側にある日本庭園。
以前訪れたのと同じ季節、たまたまですが日にちも同じ・・・というのも
もう一度見たかった『旧ハッサム住宅』の内部公開がこの時期限定なもので。
*『旧ハッサム住宅』公開 4月27日(土)~5月12日(日)9:00~16:30
いつも神戸の情報を教えていただいているヒロシさんのお蔭で見逃すことなく行けました♪



入園料を払って真っ先に旧ハッサム住宅の方へ向かうと、最初に現れるのが


『旧小寺家厩舎』
この建物は相楽園を築いた実業家小寺泰次郎の息子である元神戸市長・小寺謙吉が
園内の一角に建てたもので、国の重要文化財に指定されています。







中では写真パネルによる相楽園、小寺泰次郎の歴史が見られます。





レンガ造の厩舎(きゅうしゃ)=馬小屋。L字型の建物で、円形の尖塔がある塔屋、
急勾配の寄棟屋根、3つ並んだ大きなドーマ窓、ハーフティンバーの切妻などの
凝った装飾が施されたドイツの民家風の重厚な建物。
1階は馬車庫、自動車庫、馬糧供給室。2階は厩務員部屋、馬糧倉庫だったそうです。
直角に折れた右側は吹き抜けのある馬房で、左端の塔は階段室です。


この隣に並んで建っているのが旧ハッサム住宅。インド系イギリス人貿易商
K.ハッサム氏が、明治35年に自邸として建てたものです。
かつては北野町にあったものを神戸市が寄贈を受け、ここに移築したものです。





木造2階建、寄棟造で内部は玄関を入って中央部に、階段を含む小ホールと
廊下があって、左右に部屋がある中央廊下形式の間取りをとっています。
1階 173.61㎡(52.51坪) 2階 179.73㎡(54.36坪)







1階は、応接室、居間、食堂など接客を兼ねたスペース。調度品も丁度イイ。(^_^ゞ



2階は、寝室、化粧部屋、浴室などプライベートな生活の部屋が主になっています。









装飾も優雅、機能優先の現代住宅は寂しいですね。
何と言っても窓の表情がイイ。アルミサッシは無機質だもんねぃ。
今更ですが木枠の窓に憧れます。



今となっては高価、手入れも必要だろうけれど何世紀ももつものの方が良いですね。
それに何と言っても心に豊かさを与えてくれます。










濃緑色に塗られた外壁、ベイウインドウ(張り出し窓)、鎧戸(よろいど)と
ペジメント(三角の切妻風装飾)など明治時代に建てられた神戸の
典型的な異人館の特徴かな。何とも趣がありますね。











外から見た窓もイイですね。
シンプルでモダンなデザインは知性を感じますが、アンティークな形からは、
豊かで暖かい物語を感じます。











2013.4/29。相楽園、旧ハッサム住宅にて。