カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

ALWAYS 三丁目のクルマたち

2014-11-29 00:30:45 | 旅アルバム
世界大戦の傷跡から驚異の復興、豊かになりつつある暮らしとともに
マイカー時代の幕開けが始まった昭和30年代。まずは軽四輪車が台頭。
この「軽自動車」という規格は昭和24(1979)年、戦後の経済成長の一助と
なる事を目指して作られたもので、同じく敗戦国のドイツやイタリアをはじめ
欧州各国でも同等の規格が作られたものの、過渡期を過ぎると廃れました。
日本だけは今に引き継がれ、全自動車に対する軽自動車の保有シェアは
38%という繁栄ぶり♪


奥〈スバル360 K111・1964年〉、手前〈マツダR360クーペ・1962年〉

産業用の軽三輪が普及しだしたと言うものの、まだ四輪自動車は高嶺の花。
それをぐっと庶民の手が届くところに引き寄せたのが「スバル360」。
当時、40万円を切る低価格で登場。(1958年初期型登場)
低価格とは言え、今の価値で言えば400万~500万円相当でしょうか。
憧れのマイカーを夢見て、父ちゃん母ちゃんたちは猛烈に働いたのでしょうな。

スバル360の大成功をきっかけに、それまで軽三輪を主力に造っていた
マツダ・ダイハツ・三菱などのメーカーも軽四輪を開発、販売。

〈三菱ミニカ360・1966年〉

〈マツダキャロル360DX・1968年〉なんと水冷4サイクル4気筒。しかも4ドア。



ところでこの「R360クーペ」、軽量・コンパクト・低価格を実現するため、
スバルの4人乗りに対し大人2人+子供2人のキャビンになりましたが破格の
30万円を実現したクルマです。発売を開始した1960年はスバルを軽く凌駕し、
生産台数23,417台。軽乗用車のシェア64.8%に達する大ヒットを記録。
当時の軽自動車の3分の2はこのR360クーペだったのですね。
エンジンはスバルの空冷2サイクル2気筒に対し、空冷4サイクル2気筒。
2万円アップでオートマ車も選べました。もちろん国産の量産車としては初。
手動スロットル+ブレーキを装備した日本初の軽の身障者用車両も出ました。

私的には気になるデザイン。とてもキュートでチャーミングだと思いませんか。
スバル360は模範としたワーゲン・タイプ1のビートル(かぶと虫)に対し
「てんとう虫」と呼ばれこれも可愛く魅力的です。R360クーペはフランス車
シトロエン似かも・・・ともあれ、このデザインは日本のインダストリアル
デザインの草分け「小杉二郎」さんの作品です。嘱託デザイナーとして戦後の
マツダ車のオート三輪やK360、キャロルなどを手掛けてこられました。
後にコスモスポーツなどをデザインされた社内デザイナー第一号の小林平治さんも
このR360クーペの一部を担当されています。


さて、スバル360がもたらした軽四輪マイカーブームの前夜はというと・・・
ダイハツ ミゼットに代表される軽三輪が大活躍していました。

ネーミングは手塚治虫のジャングル大帝レオからとられた
〈三菱 三輪ペットレオ・1959年〉

〈ダイハツ ミゼットDSA・1961年〉 〈ダイハツ ミゼットMP4・1963年〉
軽三輪トラックの代名詞ともなったダイハツのミゼット、1957年に発表され
低価格と積極的なテレビCMなどで爆発的に売れたクルマです。
それまでは群雄割拠、様々な中小メーカーが造っていたものを駆逐してしまった。
東洋工業(現マツダ)、三菱のみが追従しました。


〈マツダ K360・1962年〉愛称は「けさぶろう」

ミゼットは当初、オート三輪の流れでハンドルはV字型のバーハンドル。
1人乗りでドアも無く屋根は布張りだったのに対し、マツダは2人乗り
円形ハンドル、屋根もドアも付き、エンジンはミッドシップで運転席も
広々?で対抗。1959年にデビューし1969年に製造を終える10年間で何と
28万台も世に送り出しました。デザインも前述の小杉二郎さんが担当され
キュートで完成度の高いものでした。が、僕らは軽三輪トラックを見たら
何でもミゼットと呼んでいたような・・・(^_^ゞ

よく売れた軽三輪でしたが、意外とそのブームは短命で、すぐに
軽四輪トラックへと移行してしまいます。少し遅れて四輪業界へ進出した
ホンダが最初に造ったクルマも軽四輪トラックでした。
〈ホンダ T360・1966年〉

クルマの下にわざわざ鏡が置かれています。「名作エンジン」迷作?
水冷4サイクル4気筒DOHC4連キャブのエンジンをミッドに搭載し、
マフラーは4イン1。同年の軽自動車スバル360が18馬力だった時代に
30馬力の出力を誇り「レーシング・トラック」と呼ばれました。
※展示車は神経質な4連キャブを廃止した後のツインキャブ仕様。

オート三輪をもう1台、この博物館の看板展示車だそうです。
〈マツダ バタンコ三輪タクシー・昭和25(1950)年式復元〉

時代背景は原爆投下で焦土と化した広島、自動車も壊滅。マッカーサーによる
四輪自動車生産禁止令で三輪しか造れなかった国産メーカー。そんな中、
広島タクシーの社長が地元メーカー、マツダに20台の三輪タクシーを発注。
向こう75年間草木も生えないと言われた広島に、少しでも緑をと車体を
グリーンに塗って・・・。料金は当時市内一律50円だったそうです。
昭和30年頃まで約5年間利用された幻のクルマを、マツダLB三輪トラックを
ベースにたった1枚の写真から再現されたものだとか。
「バタンコ」とは、こちら関西で言う「バタバタ」のことかな・・・
音が五月蝿く、昔は自動車のことを「バタバタ」と呼んだりしてました。
よく転倒もしたので「バタンコ」なのかな?(^_^ゞ


さて、屋内展示はここまで。もちろん紹介したのは一部ですが・・・
福山自動車時計博物館の見どころはある意味屋外展示かも知れません。



屋内には並べられない大型の車両がずらりと博物館から道路を隔てた駐車場。
レトロなトラックたちが無造作に・・・でも屑鉄ではありません。(^_^ゞ



まだレストア中のようですが、どうしてこんなに消防車を集めたのかな?
・・・分るような気がします。
子供の頃、読んだ「はたらくくるま」とか「しょうぼうしゃ」とか・・・
特に消防車は人を助けるヒーローのような存在に思えました。



ここにも「てんとう虫」が・・・


ライトバンタイプのは何虫になるのかな?(^_^ゞ





〈ロールスロイス・詳細不明〉
ほんと無造作なんですが、ナンバーが付いているから走れるのでしょうね。
ここのクルマたちは数多くの映画やドラマに出演しているとか。
「ALWAYS 三丁目の夕日」「ゼロの焦点」「NHKドラマ・とんび」などなど






「チチヤス」広島では有名なのかな?ヨーグルトを日本で初めて発売した
会社らしい。そう言えばホテルの朝食にも付いていたな。



ここの特色がもうひとつ。それはボンネットバス。



懐かしい、郷愁すら感じますな。

HPには「昭和20年代には、自動車と言えばバスかトラックか消防車の時代
であった。そのバスは鼻の出っぱったボンネット式バスである。
ガソリンや軽油も貴重品であり、今では考えられないが、バスの通った後に
残った排ガスをかいで気分よく思った自動車好きの人が多くいた。
反対に、バスに酔う人が今以上にいた。腕木式の方向指示器がピョンと飛び
出て、ハンドルは大きく、運転手さんはダブルクラッチを踏んでいた。」
って文章があります。「排ガスをかいで」・・・私も心当たりが。(^_^ゞ

これらのバスは、朽ちて土に帰る寸前に救い出されたもの。
こちらで『レストア前の姿』も見られます。
こういうことを海洋サルベージ(沈没、座礁した船舶の引き揚げ)に喩えて
『サルベージ』と言うそうです。

それにしても凄いレストア技術。まだまだレストア待ちのクルマたちも・・・


マツダのB1500、T600、R360クーペ

えっ?


よく見るとこの「けさぶろう」と同型のT600、バキュームカー仕様!



今の日本があるのは、こういうクルマたちのお蔭なのかも知れません。





この力強さが今一度必要かも。

最後の一枚は、いやに侘びしい感じになりましたが・・・(-。-;)



2014.9/7、福山自動車時計博物館にて。

昭和の缶詰め。

2014-11-25 00:59:45 | 旅アルバム
ブログでお付合い願ってるのは、ほとんど昭和生れでしょうね。
ただ昭和といってもこれが長い!64年。元年と64年は元号使用期間が共に
7日間であるため実質、62年と14日となります。
歴代元号の中でも最長ですが、世界の元号を含めても最も長いです。

私は36年間、昭和の時代を生きたことになりますが、その間の機械化など
生活ぶりは劇的に変化したのじゃないでしょうか・・・

この異彩を放つ博物館では、そんな昭和の暮らしが垣間見れました。


洗濯板にブリキの行李(こうり)、おくどさん(=へっついさん・かまど)も
懐かしい。40代だともう知らないでしょうか・・・


洗濯機にはハンドルを回す絞り器が付いていました。
タライで洗濯板の生活から電気が家事をやってくれる暮らしに。冷蔵庫も
氷を入れるものから電化されて・・・
トイレは汲み取り、どういう訳か金隠しの前に小窓がついていたような。(^_^ゞ
風呂は五右衛門風呂、お手伝いで風呂焚きは私の仕事でした。


こんな洒落た便器じゃなかったな。
トイレットペーパーは落とし紙って言ってた、しわの入った灰色の紙でした。


これまた懐かしい、手洗いの吊り手水。色んなカタチがありましたが
方式は同じ。知らないと使い方は分らんでしょうな。

昭和の暮らし形見、どれをとっても見覚えがあり懐かしい。


卓袱台(ちゃぶだい)に、食器棚じゃなく茶箪笥(ちゃだんす)。
踏み台もありました。

クルマが展示されている後ろの壁にも昭和の形見が、いっぱい。





何気にこんなものまで展示されています。
昭和13(1938)年「臨時通貨法」により、金・銀・銅以外の新しい素材の
金属によって補助貨幣が発行できるようになりましたが、その頃のものかな。
ちなみにこの展示とは関係ないですが、昭和20(1945)年には陶器の貨幣の
発行が計画され、見本銭が作成されたとか。10銭-京都(清水焼)、
5銭-瀬戸、1銭-有田の3種。使われることは無かったようですが。


テレビやオーディオ、この頃はまだ贅沢品だったと・・・

クルマの展示もまだ続きます。


スーパーカーのハシリ?70年代のマセラティ・カムシン。
その奥に馬車・・・もう何でも有りのカオス状態。(^_^ゞ


インデアンやんか~♪これだけでも何十枚も写真撮りたい気分ですが
1台、1台そんなことしてたら、1日がかりでも・・・ムリ!


ま、適当に楽しみましょか・・・

〈メルセデスベンツ170S-D・1945年〉

〈ジープスター・1949年〉ウイリス社製のものですが、リア2輪駆動。
幌も着けられ全天候型のお洒落な民間用乗用車になっています。



〈ダットサン ダブルピックアップ 6000-U・1954年〉
ボディカラーがお洒落やないの、860ccの小型ピックアップトラックです。
ちなみに私、もう生まれてます・・・

こんな昭和な空間に、ヤングなきゃぴきゃぴグループが
「きゃぁ~かわゆい♪」「これほしぃ~♪きゃっきゃ」・・・www


こちらも負けずに・・・♪♪♪

〈日野自動車 ルノー4CV・1961年〉
当時販売価格62万5千円、大卒初任給が1万5、6千円の時代です。


〈ダイハツ オート三輪 トラックSSR型・1954年〉
働くかぁちゃん、こっちの方が似合ってるような・・・





〈シルバーピジョンC-35・1953年/C-57・1954年〉
スクーターには、ハトとウサギがありました。ラビットは富士重工製、
このシルバーピジョンは新三菱重工製。云わずと知れた戦時中は零戦などを
造った会社。平和になって鳩(ピジョン)と命名したのかな?
ただ、今はまた戦闘機やイージス艦、戦車などを造ってるけど、
平和を願ってのことなら良いのですが・・・

ともあれ、僕らの時代のヒーロー、月光仮面・まぼろし探偵・少年ジェット
み~んな二輪車に乗って現れた♪ 白いマフラーも共通かな・・・
男の子が憧れないわけが無いですね。仮面ライダーは平成まで生き延びてるし。

さすがに私もコレは・・・



手前〈ダイハツ号HS6型・1935年〉、奥〈マツダ 三輪トラックGA型・1938年〉

これまたレアな!三輪消防車。これも初見です。

〈日本消防機製造・1937年〉フォードV8エンジン搭載!

古い自転車が置かれているなと、スルーッと見落とすところでした・・・

これぞ、原動機付き自転車。「元祖」でございます。
左から〈BSモーター・1954年〉中島飛行機荻窪工業(のちのプリンス自動車)
が製造し、ブリヂストンが販売したもの。
真ん中は〈ホンダカブF型・1952年〉50cc、1馬力。
右は〈アイサンモーター スピット号・1953年〉トヨタ系列になるのかな。


さて、ここのコレクションは留まるところを知らない?
展示が雑なので、「我楽多」のようにも見えますが・・・(^_^ゞ











・・・昭和の形見に溢れています。




2014.9/7、福山自動車時計博物館にて。

タイムカプセル?

2014-11-17 18:46:09 | 旅アルバム
広島県福山市にある『福山自動車時計博物館』
9月に行った小旅行、兎と毒ガスの島・大久野島、景観と幕末の街・鞆の浦。
そしてここが最後の目的地でもありました。







外観は博物館というには何やら怪しげな・・・(^_^ゞ

エントランスではいきなり現役の米大統領が“笑顔”でお出迎え。


中に入ると往年のスターたちも・・・ワカルカナ? ジェームズ・ディーンに
エルビス・プレスリー。クルマは〈クロスリー レーシングカー・1943年〉

こんなろう人形に驚いている場合じゃありません。展示館はそりゃもう
驚きの・・・WOW!なんじゃこりゃの連続。



とにかく一歩足を踏み入れると、ここには現代のもがまず見当たりません。



何なのか、意味わかりません。ペリー提督?こっちのサムライは・・・
老中筆頭 阿部正弘公、マニアックですねぃ。日本開国の幕開けってこと?






古時計も何台あることか・・・1700年代の懐中時計とか、柱時計もあちこちの
壁に無数に・・・時計塔の文字盤や針などもあって、じっくり見ていたら
間違いなく日が暮れます。マニアなら時計を止めてと叫びたくなるかも。

出たッ!マッカーサ元帥と吉田茂首相。







トップ画にもしたジープは、昭和19年製のフォード社製のGPW。
ブルーのサイドカーは、陸王のサイドカー。オリーブドラブ色のサイドカーは、
九七式側車付自動二輪車。世界初の二輪駆動サイドカーだとか。日本内燃機
製造だから「くろがね」ですよね。昭和12年のもの、よく残っていたな。

希少で貴重なものが、おもちゃ箱をひっくりかえしたように展示されています。
この博物館のコンセプトは「のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!」嬉しい限り♪
世界でも類をみない博物館だとか・・・そりゃそうやろ。(^_^ゞ

展示品もごった煮状態。何と屋内に飛行機まで、しかも乗り込めます。
〈パイパー社 チェロキー140D〉




こりゃ楽しい、調子に乗って・・・乗るわ、触るわ、撮りまくるわ・・・

〈ダットサン ロードスター・1936年(昭和11年)〉

奥の赤いクルマは〈ダットサン フェートン・1935年〉


家内が乗っているのが〈T型フォード スピードスター・1908年〉

私は〈フォード GPW(ゼネラル・パーポス・ウイリス)・1944年〉

〈トライアンフ TR-4・1963年〉




通称、トラよん。英国車なのに左ハンドル、輸出仕様ですね。
乗って帰りたい1台でした。(^_^ゞ



〈ブガッティT57・1937年〉?これはワーゲンのエンジンを積んだレプリカです。




〈ベンツSSK・1929年〉これもレプリカです。
本物は7L、スーパーチャージャーで225ps、最高速192km/h。
ルパン三世も乗ってたよね♪


マニアにとっては堪らない?お宝探しができるかも。(非売だと思いますが)



エンブレム類はもちろん、メーターやキャブレターなどもコレクション。



演出も?(笑)。奥の赤いクルマは〈ダットサン フェアレディ SPL213〉
左ハンドル、4シーター。ダットサンフェアレディーZのルーツです。

脱兎号(DAT)が完成したのは大正3年のことである。Dは田健次郎、Aは青山禄郎、
Tは竹内明太郎のイニシアルを取ってつけたものであり、その小型乗用車は
ダットの息子であるからSONであるが、ソンとも読め「損」に通じるので、
SUNとすれは旭日昇天のごとく栄えるということで、
昭和7年DATSUNを正式車名とした。(HPより引用)


上の写真は〈ダイハツ電気自動車DBC-1型・1974年〉大阪万博で活躍。
下の奥は〈プジョー203A・1954年〉、手前は〈トヨペットクラウンRS・1958年〉

まぁ、とにかく楽しい博物館です。ここまで、まだ入口を入ってすぐの所、
それも紹介しきれてません。1台1台、じっくり写真を撮りたかったのですが
そんなことしてたら・・・

そうそうまだ紹介していない有名人。エジソンさんですね。



ジョージ・ワシントンにエイブラハム・リンカーン、何故かビル・クリントン。




ここのレポ、しばらく続きます。まだ写真の整理できてませんが・・・




2014.9/7、福山自動車時計博物館にて。

またアイテム買ってる。

2014-11-14 01:29:33 | キャメラ
またまた面白そうな三脚をANIKIさんのブログで知り・・・ポチッ♪
ベルボンの『CUBE』ってやつです。



軽くてコンパクト、収まりが良くて、何より扱いがイージー♪
ほんとに世界最速かも・・・(^_^ゞ



こちらに動画もあります。


Amazonなら送料無料で ¥3,663
Velbon 三脚 CUBE 8段 小型 自由雲台 アルミ製 306500
クリエーター情報なし
ベルボン



底に三脚が付けられるベルトパックタイプの「Lowepro インバース100AW」
付けてみましたが、シンプルな形状ゆえ、スルッと落ちそうで・・・





DP2M用に買った小さめのバッグの中、ちょうど底板のように。これなら安心♪


脚は8段のタボ式(昔のラジオとかクルマのアンテナみたいな方式ね)で、
3本一気に引き出せ、高さ940mmになります。格納するのも一気です。





それに、この雲台が何とも便利。横のストップ解除レバーを洗濯ばさみの様に
つまみむとテンションフリーになり、向きが調整でき離すと固定します。
タテ位置にするのもワンタッチ。レバーを押し込んでストッパーを外すと
カチンッと90度に固定されます。



自重:390g 収納時:240mm×90mm(雲台のレバー部) 厚さ:32mm
軽くてフラットな形状はお荷物になりにくく、それでいて228mm高の
テーブル三脚としても940mm高の三脚にもなるので、旅行にはもって来い。
自分撮り、記念撮影に重宝します。
ANIKIさんはツーリング時に使われているようです。

欠点は、脚を伸ばすとどうしても弱い。強い風が吹いたら揺れます・・・
脚の長さを途中で調節するのも面倒。
推奨積載重量が0.4kgなので重いデジイチなどは無理、コンデジ専用です。


SIGMA DP2 Merrillを買った時から念願だった『クローズアップレンズAML-2』を
買いました。外品なら1,000円前後の安いものもあるのですが、
ここは評判の良いシグマ純正品を(希望価格8,500円だって!)。
ついでに偏光(PL)フィルターもゲット。こちらはケンコー製で。
ちなみに発売間近のシグマ純正 WR CIRCULAR PL FILTER は希望価格8,900円。



SIGMA クローズアップレンズ AML-2
クリエーター情報なし
シグマ



クローズアップレンズ 左〈未装着〉、右〈装着〉
少しですが寄れます。背景のボケもなかなかイイかな♪


同じく・・・

さて、PLフィルターの方はあまり使い慣れていないので、こんなもんかなぁ?
DP2M、どうも空の色が気に入らないので、苦肉の策です。PLフィルターで
何とかならないかと・・・


PLフィルター 左〈未装着〉、右〈装着〉


同じく・・・ Pモード(プログラムオート)で撮っているから、厳密な
撮り比べになっていないかも。

ちなみにこれは安上がりで済みました。測光系にハーフミラーが介在しない、
プリズム部で測光するカメラや露出計を内蔵しないカメラに対応の
クラシックカメラ専用のPLフィルター。DP2Mはこれで充分なはずです。
Kenko カメラ用フィルター クラシックカメラ用 PL 49mm コントラスト上昇・反射除去用 349106
クリエーター情報なし
ケンコー



これは効果がよく分かります。左〈未装着〉、右〈装着〉
反射が抑えられて中がよく見えます。これジョーシンの抽選のハズレだそうで、
家内が取ってきたのですが「新井選手ばっかり残ってた」って!
ある意味、レアなのに・・・


クローズアップレンズで撮って、さらにトリミングしてみました。


〈ツワブキ〉



〈愛猫 さら〉



〈ユリオプスデージー〉

上〈未装着〉、下〈装着〉。ノートリミングです。

〈スプレー菊〉の一種でしょうか。


なんじゃこりゃ!しわくちゃの山茶花?こんな品種じゃ無かったのに・・・



2014.11/10、庭にて。シグマクローズアップレンズ試し撮り。

ぶらり、南禅寺。

2014-11-10 00:00:02 | 京都徘徊記
南禅寺と言えば私的には水泳教室を思いだしてしまう・・・
小学生の頃(半世紀以上前か)夏休みに定期を買ってもらって南禅寺プールに
通っていたのです。蹴上の駅(当時は路面電車で安全地帯だった)で降りて
「ねじりまんぼ」と呼ばれるトンネルをくぐるとすぐ左手に屋外プールが
ありました。疎水の水をまんま引いていたので、底は藻だらけ・・・
そんなところで泳ぐのを習ったものです。(^_^ゞ
中学の時はまだ学校にプールが無く、水泳大会もここで行われていましたが
赤痢が流行したとかで、閉鎖になってしまった・・・そんな時代ですw

そんな馴染の場所なのに、南禅寺自体には行ったことがなかった、
有名な水路閣にもね・・・
美術館に行ったついでに寄ってみることにしました。
ちょうどソネブロで今月末、この近くでオフ会をされるので参加表明を
させていただきましたから、ちらっと下見にね。


〈三門〉
石川五右衛門の伝説で有名です。「絶景かな、絶景かな・・・」


〈佐久間玄藩の片灯寵〉
巨大な石灯籠、高さ6メートル余りあり、大ささでは東洋一だとか。



陽が傾いて、暮れようとしています。のんびりしていられません・・・


〈法堂〉
内部の須弥壇上中央に本尊釈迦如来、右側に獅子に騎る文殊菩薩、左側に
象に騎る普賢菩薩の三尊像が安置されており、天井には今尾景年画伯畢生の
大作と云われる幡龍が描かれています。


〈法堂前の香炉〉
海外からの観光客の方でしょうか、線香の煙を手で浴びる仕草を楽しそうに
されていました。どこかで覚えたのでしょうね♪

法堂から右手に行くと、琵琶湖疏水の水道橋「水路閣」が見られます。



ここも観光客でいっぱい、落ち着いて写真を撮れませんね。






1888年(明治21)完成。南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して
田辺朔郎が設計、デザインしたもので全長93.2メートル(幅4m、高9m)
レンガ、花崗岩造りでアーチ型橋脚の風格ある構造物は観光スポットとして
人気ですが、上には今も疎水の水が通っており、現役で機能を果たしています。






行ったのは10月26日、まだここでは紅葉は始まっていませんでした。



もみじが色づけば、いっそう風情が出るでしょうね。



オフ会当日は晴れるとイイのですが・・・




2014.10/26、南禅寺水路閣にて。

京風?

2014-11-08 23:41:26 | ランチ/カフェ
京・カレーうどん『お多やん』、このお店をkansai-ginさんが紹介されていたので
久しぶりにお外カレーうどんを食べに行きたくなった。
以前はあちこちカレーうどんのお店探しをしたものですが・・・(^_^ゞ



昭和十六年、京都下鴨の地に創業した老舗うどん店「しみず」の味を受け継ぐ
京カレーうどんの専門店。と言うことですが
実は私、「しみず」には行ったことが無い・・・w

出てきたのは、いかにも京都らしいカレーうどん。出汁のまろやかさと
ピリ辛のカレーが、あんかけになって腰のないうどんにかかっている。
注文したのはカレー肉うどんと小ライス。
ほんとは、いなりにしたかったのですが売り切れでした。
ここのカレーうどんは、辛さで汗が噴き出るって感じじゃなく、あんかけで
身体が温まるって感じかな。辛さは控え目でした。
麺は丸麺で、口当たりと出汁がはねにくいのを考慮しているとか。
細かい気配りです。

行ったのはまだハロウィーンの前でした。




〈きんぴら肉ごぼううどん 〉
出汁は京風にしてはちょっと濃いめな気がしましたが、美味しかったです。



2014.10/26、お多やんにて。


このあと、京都市美術館に移動。
カレーじゃなく「華麗なるジャポニスム展」を鑑賞。



この建物も「京風」?
昭和の始め、自治体が運営する美術館としては東京都美術館に次いで二番目に
創られたもので、建築は「日本趣味を基調とすること」の条件のもと、
公募されたものだとか。










平安神宮の大鳥居を挟んで近代的な建築の京都国立美術館と向かい合っています。


ん?家内が何か狙ってる?



カラスとワンコ? カラスと河童(私)(^_^ゞ




この日はスクーターで移動だったので、カメラはDP2Mだけ持って出ました。
やっぱりローアングルはきついな・・・




2014.10/26、京都市美術館にて。

番外)コスモス園

2014-11-05 15:34:38 | 京都徘徊記

亀岡 夢コスモス園で、創作かかしコンテストが開かれていました。
最近、かかしブームなんですかね、よくこう言うイベントをよく目にします。



さて、ここでは・・・





ちょっと古いのと、まだ新しいの。興味を示す年齢層も違うようです。



ひゃ、そっくりやん♪ 番組を知らない人でも誰かは分りますね。



これまた古い、眼鏡を探すネタ、昔の京都花月で生で観ましたよ。(^_^ゞ




コンテストは投票形式で行われていましたが、まだ結果は出てないのかな。




さざえさんチにふなっしーが♪



ひと目で分るものや、何か分らんものやら・・・オバQって、こんだだっけ?




オーソドックス~!これぞ案山子?




ヒット映画はやはり人気。



こりゃ長閑で・・・




日本の案山子と言えば稲を鳥獣から守る者。最近、稲掛けは見なくなったな。






はい、やっぱし記念写真を撮らんとね・・・(^_-)


こんなイベントもやってました。野外音楽会?








「摘み採り」も結構利用されていましたよ。



でも「ひと握り」とはアバウトな。
大人でも手の大きさで倍ほど本数が変わると思うのですが・・・
ちなみに、10月31日から閉園の11月3日までは、入園者1名につき
ひと握りまで無料で摘み取りOK!になったようです。

はい、ドッグラン・コーナーもありましたよ。(有料:1頭¥300)



このコスモス園、入園料が大人¥600(平日¥500)、小学生は¥300。
今年は過去最高の入園者数で4万人越えを達成したそうです・・・


秋桜に案山子、ヴァイオリン・・・さだまさしが出てきそうですね。


SIGMA DP2 Merrillで撮った写真をフォトチャンネルに収録しました。
できればフルスクリーンで(下右のアイコンクリック)






2014.10/19、亀岡 夢コスモス園にて。


続)夢コスモス園

2014-11-03 00:23:37 | 花だより
亀岡 夢コスモス園、とても賑わっていたので人を外して写真を撮るのが
難しい・・・なら、いっそ人物も撮っちゃえと。
コスモス以外の花も混ぜてみましたが・・・(^_^ゞ



家族連れ、カップル、老若男女さまざま。
ここでもアジアの隣国の方?も来られてました。若い留学生かな
片言の日本語で「シャシントッテモラエマスカ」ってカメラを渡されたり・・・




〈ラベンダーセージ〉

〈メキシカンセージ〉違いはビミョーですが・・・




若い女のコのふたり連れって結構見ますよね。男だとちと気色悪い?
いいな♪仲良く自撮り。ツイッター、ライン用かな・・・




こちらはモアベター?並んでお花のスケッチ、素敵な過ごし方ですね。



〈ダリア〉ですね、品種名は分かりませんが・・・


〈トロロアオイ(黄蜀葵)別名:花オクラ〉オクラの花にそっくりです。





〈オオケタデ(大毛蓼)〉












いますね、花よりバッタを追いかけてる男の子。ん、男の“子”とちゃうやん!


〈フジバカマ〉

〈オオハナアブ〉ミツバチのようですが、アブの仲間でハエに近い。

ここらで私も虫を追いかけてみます・・・

















同じような写真ばかりになりましたが、マクロレンズを持って行かなかった
ので、思いっきりトリミングで・・・


コスモスが終われば、いよいよ紅葉シーズン。日に日に秋が深まります。









2014.10/19、亀岡 夢コスモス園にて。

そう言えば、ここでも見ましたが流行っているのかな「自撮り棒」って。

夢コスモス園

2014-11-01 22:19:44 | 花だより
10/19日に行きました。アップするのが遅くて情報にはなりませんが・・・
何とかこの3連休まで開催はしています。見頃は過ぎているだろうけど。(^_^ゞ



この日は快晴で、日焼けするほど。普段は長閑なところなのでしょうが、
かなり収容能力がある駐車場、臨時も含めて満車状態でした。



何とか空きを見つけて停められたので、ほっこり♪
早速、家から持ってきた手作りホットドックのお弁当で腹ごしらえ。(^_^ゞ



約4.2haの面積に20品種約800万本のコスモスが風にそよぐ姿はちょっと圧巻?








オーシャンブルー朝顔のアーチがあーちこっちにありました。(^_^ゞ







これってノアサガオの突然変異亜種だそうで、日本種の朝顔より花持ちが良く
真夏でも昼位まで咲いていて、秋にだと夕方まで咲いているそうです。



〈ソナタ〉



〈センセーションホワイト〉

20品種あると言われても全ては確認できませんでした。
ほとんどは、赤白ピンクの〈ソナタ〉って品種だと思います。
それ以外に目立ったものだけ名前を付けますね。



〈シーシェル〉花弁が筒状になる変り咲き。色いろいろ。


〈イエローキャンバス〉

〈ディアポロ〉

〈ピコティ〉



〈シーシェル〉



どなた?・・・〈ソナタ〉(^_^ゞ





〈ダブルクリック〉・・・って名前。

〈サイケ〉、さいけ!←古い関西人しか通じないかな?



〈センセーションホワイト〉、先生~・・・続きはやめとこw(^_^ゞ



〈オレンジキャンパス〉世界初の淡いオレンジ色の花色。
オレンジ色には見えなかったけれど・・・



右のは〈あかつき〉かな?












写真、ネタばらし・・・光の玉は駐車中のクルマのフロントガラスが
太陽の反射で光っているのね。こういうのを見つけると撮影が楽しいです♪
ちなみにその上の写真の反射光はビニールハウスだったり・・・(^_^ゞ












2014.10/19、丹波亀岡 夢コスモス園にて。