カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

馬見の古墳

2014-08-29 19:40:43 | 洛外うろうろ
公園は馬見古墳群の中にあり、公園内だけでも12程の古墳が存在しています。
ま、もとよりこの古墳群を開発から守るためにつくられた公園ですから。

とりあえず北エリア駐車場から中央口に移動します。クルマで。(^_^ゞ



ガラスドームのようなものを備えた馬見丘陵公園館が建っています。

タイタンビカス

木立ベゴニア

タイタンビカスは、アメリカフヨウとモミジバアオイの交配種だそうです。
花は大きくて20cm以上あります。ベゴニアは館内の温室?にて。






館内は古墳に関する資料館のようになっていました。空から見ると
きれいに前方後円墳が見えるようです。大きさもピラミッドより大きい♪
ちなみに右上の写真でピラミッドの下にあるのが、ここの「巣山古墳」、
左のでっかい古墳は日本最大の大山古墳(仁徳天皇陵)です。



副葬品など、ここで出土したものが多数展示されています。
ジオラマは「ナガレ山古墳」、スイッチで真っ二つ。断面が見られます。




やっぱり気になるのは、あのガラスドーム。当然、上ってみました。
結局、展望室? イマイチ用途が分かりませんでしたが・・・(^_^ゞ




下野(シモツケ)

赤くなってますが・・・シモヤケではありません、これもシモツケ。



アベリア(ハナツクバネウツギ)

百日草(ヒャクニチソウ)?

ブットレア(フサフジウツギ・大葉酔魚草)



バラ園

ガラニティカ(メドウセージ)

女郎花(オミナエシ)

ブログアップ遅過ぎ、1ヶ月以上前の写真ですから。でも女郎花は秋の七草。




タテじま、ヨコじま・・・


左:タカノハススキ。右:シマススキと呼ばれている斑入りのススキ2種。




この公園、やたらと注意書きが多いです。それもほとんど禁止事項・・・
遂には「動物の散歩禁止」ときた!人間はええんやろなぁ?(^_^ゞ


さてさて、花撮り散歩はそこそこにして、肝心の古墳を見なきゃ。

馬見古墳群は、4世紀末から6世紀にかけて造営されたとみられています。
古代豪族・葛城氏の墓域とみる説もあり、古墳時代前期の中頃から有力な
古墳の造営が始まり、大きいものでは墳丘長200メートルを超える規模の
古墳が造営されたのだそうです。
この公園内には、池上古墳・乙女山古墳・倉塚古墳・一本松古墳・別所下古墳・
狐塚古墳・三好2号墳・ナガレ山古墳・タダオシ古墳・タカビ古墳群などが
存在し、公園区域外にも文代山古墳・巣山古墳が馬見古墳群とされています。



全部見て回れば良いのですが、そうもいかず。ナガレ山古墳だけ見に・・・



ここは「国指定史跡」。
全長105mの前方後円墳、整備復元され天辺まで登って行けます♪
発掘調査後、10年をかけて東側には埴輪を並べ、葺石を葺いて築造当初の
姿を復元。西側は芝生を張ってあるので航空写真で見ると左右真っ二つで
表情が違い面白い。



この古墳で特徴的なのは円筒埴輪がずらりと並べられていたこと。
発掘調査の結果その数、1,800本に及ぶとか。何本か毎にアサガオ型埴輪も
配置されていたようです。現在675本のレプリカが並べられていますが、
その内181本は地元の河合町民が作られたもの。それ以外は樹脂製ですw

前方後円墳のくびれ部分に通路のように並べられているのも発掘調査で
確認され、復元。そこから登って行けます。高さは6mほど、そこより
一段高い後円部は8.5mだそうです。



前方部の墳頂には、箱形木棺を粘土で覆った粘土槨の埋葬施設が残っていた。
埋葬の形から女性を葬ったものと推定されている。後円部は盗掘されていて
被葬者は特定できていないが、前方部の被葬者とあわせて、夫婦を埋葬した
可能性が指摘されている。
築造時期は5世紀前半、1600年前にこれだけのお墓、土木建造物を造らせる
とは、かなりの実力者だったのでしょうね。



直径65mの後円部の頭頂は平らな広場に。ちょうど河童のお皿みたいに?(^_^ゞ
景色は、え~っと、案内板がこんなじゃ、わからへん!
注意書きばっかり立ててないで、これ直さんとあかんやん・・・



奈良の山々が見えている・・・はず。

結局、他の古墳は見て回れませんでした。いずれ再訪したい公園です。




2014.7/20、馬見丘陵公園にて。女郎花(オミナエシ)の花。

奈良ならではの新しい公園。

2014-08-19 13:59:20 | 洛外うろうろ
馬見(うまみ)丘陵公園は、周辺の大規模宅地開発から馬見古墳群と自然を
保全するため計画され、2012年6月に65.3ヘクタール(ため池、古墳を含む)が
全面開園したまだ新しい公園です。
ちなみに県下第一の公園は奈良公園。周辺の興福寺、東大寺、春日大社、
奈良国立博物館、なども含めると総面積はおよそ660ヘクタールと桁違いですが
馬見丘陵公園も充分広いです。ヽ(´∀`*)ノ『公園パンフレット』



花が少ない時期だったかも。それでも馴染の花で花壇が彩られていました。


ヒペリカム・カリシナム(キンシバイの仲間)


マリーゴールド、後ろにはサルビア スプレンデンス。

ニチニチソウ、後ろはマリーゴールド。



イッサイサルスベリ、前はサルビア スプレンデンス。

背丈が低いのにいっぱい花を咲かせているサルスベリ。サルスベリの矮性種で
小さいうちから花の咲くイッサイ(一才)サルスベリだそうです。



遠目に見たらラベンダー畑かと・・・サルビア ファリナセアです。


サルビア ファリナセア

この北エリアには広い芝生広場、その端っこにこんなドームのイベント場?も。
日陰を利用して、老カップルが社交ダンスの練習をされていました。(^_^ゞ



北駐車場から陸橋を渡るとキッズエリアがあります。木製の遊具が面白そう。
それにしても穴場なのかな・・・利用者が少ない。入園も駐車場も無料なのに。



木槿(ムクゲ)

芙蓉(フヨウ)と木槿(ムクゲ)は、混同しがちですが葉っぱや雌しべに
特徴があります。これはおそらくムクゲだと・・・

下野(シモツケ)

誰や!ボールを放りぱなしで・・・って思ったら、キノコでしたw
ちょうどテニスの軟球くらい。
調べたらタマシロオニタケ(猛毒)にも、タヌキノチャブクロ(食用)とも
似ているけれど、どちらでもないみたい・・・名前知れず。


そうそう、このエリアにはあちこちに・・・


年表や年号のプレートが!教育熱心な奈良県らしい?
ちなみに2009年の高校卒業者1000人当たりの東大+京大 現役合格者数の
都道府県別ランキング、断トツ1位は奈良県でした。(^_-)v
それにしても緑地公園に来てまで・・・何だかなぁ。



野萱草(ノカンゾウ)
ちょっと「のいてぇな」と言っても「のかんぞう」・・・ちゃんと勉強しないと
駄洒落しか言えない大人に・・・(^_^ゞ




ここ、公園内に10以上も古墳が点在しています。北エリアには池上古墳だけ
ですが、旧石器時代の馬見二ノ谷遺跡もありました。
池上古墳を見てみようと分け入ったのですが、ただの雑木林?ヤブ蚊の大群の
襲撃を受け、慌てて退散・・・w

そうこうする内に、にわか雨。休憩処で雨宿りをして、止んだのを見計らって
クルマで中央エリアに移動しました。



2014.7/20、馬見丘陵公園・北エリアにて。

うまみでカフェ

2014-08-16 13:40:35 | ランチ/カフェ
「cafe +f」カフェ プリュス エフって読むようです。おフランス語で。



もちろん目的は馬見丘陵公園に行くことでしたが、
パンケーキとコンフィチュール(ジャムのことらしい、おフランス語で)&
イタリアンのコラボで評判のカフェがあると言うことなので、行くことに。



馬見丘陵公園、結構広いです。駐車場だけでも臨時を含めると7ヵ所。
園内の移動はクルマでってことになりそう。
このカフェは北エリアの駐車場のすぐ前、くれぐれも他の駐車場からだと
かなり歩くことになります。

外観は温室?展示館風。店内はSOHO風でお洒落な空間になっています。
店内:39席、テラス:20席。

ウリのパンケーキを!と思って来たけれど・・・やっぱ昼飯にはねぃ。



なので、私はイタリアンプレート、古代米ピラフで。(パンも選べます)

家内はそれでもパンケーキの何ちゃらってメニューを。



オーナーは奈良で何件かイタリアンのお店「トラットリア ピアノ」を
営まれている稲次知己シェフだそうで・・・「+f」の意味は
このカフェをプロデュースされた
コンフィチュール作家 東 史(あづま ふみ)さんのイニシャルかな?


ジャムの販売スペースもありました。
もちろん東 史さんのブランド「コンフィチュール・フミ」の製品です。



テラス席でいただきたかったけれど、この日は暑くて・・・

お店の感想は?・・・公園の見える開放的なところはイイな。
人気があるのはカタカナが多くてお洒落だと思うからかな。(^_^ゞ



2014.7/20、馬見丘陵公園内・カフェ プリュス エフにて。

お休み?

2014-08-12 18:28:53 | in My お庭
ブログは遅更新癖が出て・・・実は前回の記事がちょうど丸9年目。
遂に10年目に突入です。それを記念して、お蔵入りしていた有り合せの写真を。

トップの写真は今朝撮ったものです。
先日購入した、SIGMA DP2 Merrillで試し撮り。
このカメラ、最近のコンデジにしてはちょっと大きめのサイズ。
ズームも手振れ補正も付いてません。シーンモードなんてものも無く、
私のようなド素人には扱い難い?
ま、ちょっと楽しめそうです。追々レポも・・・

これより下の写真はNikon D7000+TAMRONの60mmMACRO、5/21日の庭の様子です。













葉っぱの裏から水滴を




7/19日、フェンスを被うように咲いていたのは・・・


ヘクソカズラ・・・植えた覚えはありません。鳥の仕業かな?
それにしても可愛い花なのに、可哀想な名前をつけられたものです。
「屁糞葛」ですからね!(^_^ゞ
他にも「夜糞峰榛 ヨグソミネバリ」って樹や「掃溜菊 ハキダメギク」
よく見るのは「大犬の陰嚢 オオイヌノフグリ」「盗人萩 ヌスビトハギ」
ヌスビトハギの仲間には「荒地の盗人萩」なんて名前の種類も・・・
やはり花は可愛いのに「継子の尻拭 ママコノシリヌグイ」とか、おそらく
日本の植物学の父・牧野富太郎氏が命名したのだろうな・・・


8/12、DP2Mで撮影。
いっぱい実がなっています。この調子だと来年はヘクソカズラの垣根にw




5/21、D7000+60mmMACRO、
ササグモちゃんかな。


こちらは年中、休暇中・・・



7月半ばのサラちゃん。涼しい場所を探してはお昼寝♪

私が外へ出ようとしたら、玄関口に先回り・・・



2014.7/19、我が家にて。