カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

施福寺、征服。

2011-10-31 21:44:42 | 西国三十三所巡礼
西国三十三所巡礼、一番の難所と言われる『槇尾山 施福寺』、
ただでさえ難所をいきなり転倒、両膝打撲。余計に苦難を負ってしまいました。
原因は買ったばかりの一脚を伸ばすのに、足下を見なかったせいで段差を踏み外し・・・w。しかし、一脚を杖代わりに登ることもできた訳で。
何が災いやら幸いやら・・・

わずか1km弱の石段ですが、普段運動不足の貧脚にはツライ道程、登りきった所で肝心のモノ(納経帳)をクルマに置いたままだったのを思い出した時には・・・ガックシ!取りに戻るなんてとても選択肢には無く、お寺で尋ねてみたところ、救済処置がアリとのこと。
他にも居るんやな、忘れんぼが・・・(^_^ゞ


手水舎(ちょうずや)。境内に入る前にここで穢れを洗い流します。



横に槇尾明神への石段が、これまた急。なので見なかったことにしよ。
七駆さんがタヌキと対面されたのはここかな?


なぜか馬。何やら謂れがありそうだが・・・


灯籠


本堂



賓頭盧さん。


額がいっぱい。




そうそう、納経帳を忘れた者の救済処置、一頁分だけ用意してあります。
日付だけ書いてもらって、納経帳に貼付ければOK♪



観音堂


一順観てたらもう2時半、運動もしたことだしお腹ぺこぺこ。
で、ここへ来る前に買っておいたお弁当を取り出し・・・


お弁当、こんなところで売ってました。何か大阪っぽいのでついつい・・・




そこそこ安くて(500円)、ボリュームも手作り感もあり。お茶はサービス♪

ハイキングがてらの家族連れや山歩きグループも見かけます。
子供たちは境内を走り回って・・・元気やなぁ。

ふと、見ると

茶店もあり・・・


デザートは、ひやしあめ♪


茶店の方の少し先には展望所があり、そのまた先には・・・




何やろこれ?荷物専用のようですが、乗れたら楽やろな。(^_^ゞ


この後、本堂の裏にも回ってみる。
本堂と背中合わせに後堂があり、馬頭観音が祀ってあるようです。





大師堂と不動明王護摩堂


鐘楼


この頃から降り出した雨が本降りに・・・どこまでツイてないねんw






雨が止むのを少し待って、小雨になったところで来た道を帰路に・・・
が、下りが大変!痛めた膝にもろに衝撃が。急な石段も濡れて滑りやすく、一段、一段、ぼちぼち降りて行きます。何人もに抜かれながら、ああ惨め。

そんなこんなで、第四番札所をクリア。


駐車場へ戻った頃には雨も止み・・・ここへも寄ってみる。


満願寺不動尊





このお寺の縁起(HPより)
当山は第29代欽明天皇の勅願寺。 仏教公伝538年頃の創建で日本有数の古い寺です。役の小角、行基菩薩等の山岳修行の道場であり弘法大師 空海が勤操大徳について出家得度した寺と有名です。
西国第4番札所。本尊は十一面千手千眼観世音菩薩で 御詠歌は、花山法皇のよまれた 「深山路(みやまじ)や檜原(ひばら)の松原分(まつばらわ)けゆけば巻(まき)の尾(を)寺に駒(こま)ぞいさめる」 で巻の尾とは役の行者が法華経を峯々に納経て、最後に当山に納経したので山号となっております。 古来より経塚がきずかれ故事にのっとって全国各札所巡礼が終れば最後に当山にお写経を納めて下さい。 槙尾寺は納経の寺です。

・・・ええっ!納経にまた来んならんの!!!






第四番札所『槙尾山 施福寺』(2011.9/25)

○宗派:天台宗 ○開基:行満上人
○御本尊:十一面千手千眼観世音菩薩 ○創建:欽明天皇時代(539~571)

御詠歌「深山路や 檜原松原 わけゆけば 巻の尾寺に 駒ぞいさめる」

第四番札所 施福寺

2011-10-30 23:58:10 | 西国三十三所巡礼
久しぶりに西国三十三ヵ所巡礼です。
実は9月25日に参ってるので、季節感が・・・

『槙尾山 施福寺(まきのおさん せふくじ)』
三番までは和歌山県でしたが、ここから大阪府に入ります。
西国三十三ヵ所巡礼の中では二番目の難所と言われていたそうですが
今は一番の難所、上醍醐寺がクルマでかなり上まで行けるようになったそうで
実質ここが最大の難所とされてます。
那智山も紀三井寺も結構、石段の坂だらけ・・・そんなもんじゃないってレベル?とにかく夏場は避けて、9月の末まで待ったのですが・・・さて。

ここの石段のキツさは七駆さんのブログで知らされてたので、満を持しての挑戦です。ちなみに、七駆さんの時に出てきたタヌキ君は逢えませんでした。やはり私じゃ仲間と思ってもらえないみたい・・・(^_^ゞ



クルマは参道の入口の駐車場まで。それからは徒歩になります。
南海バスがこの駐車場の横まで運行されているようです。
何というか「観光センター」の看板が上ったお土産屋さんが1軒だけ・・・

このあたりの参道はまだ、舗装もされていて勾配もゆるやか
余裕やん!って思った訳では無いのですが、足慣らしも兼ねてちょっと寄り道、「満願滝弁財天」に行ってみました。












と、まあ、ここまでは良かったのですが・・・
何か悪いことしたかなぁ?



弁財天の参道、緩い坂です。段差が2ヵ所、それもちゃんと注意喚起のため色が塗ってある・・・あろうことか
よそ見をしていて、その段差に歩を取られ・・・大転倒!!!
しばらく立てず、ジーンズの中を見れば両膝出血www

それでも、引っ返すのも悔しい。ま、苦行は覚悟して
痛む足で施福寺まで登って行くことを決断。征服寺になるか?
この先、さらなるアクシデントがあるとは、この時点では知るよしも無く・・・



ゆるやかだったのは最初だけ。舗装路も次第に勾配が急になり
本堂までは約1kmあるとか、八丁って約880m?


磨崖仏が上のほうに・・・よぉく拝んどく。


笑わさんといてぇな、足がじんじん痛いのに・・・


六丁、何故か七丁は見つからず。




迎えの観音さん。やっとここから?




トップ画像の山門です。お願いわらじがいっぱい。
この先から本格的な・・・



仁王門を過ぎると、こんな道が延々と!!!


五丁、ピンボケ・・・


四丁、怪我してなくても大変。


弘法大師 姿見の井戸。空海さんもさすがに喉が渇いたか、
それとも余裕の身繕い?

この坂道を余裕のおっちゃんが居た・・・

これで3往復目や!ガハハッ・・・って何もん?七駆さんの時も歩いてたとか。確か帰りにも逢った、いったい何往復されてるのか。
ワンコのほうが疲れてへとへとな感じ、えらい飼い主持ったもんやな。






あと二丁♪ 三丁はまた見逃した。



あと220m、なのに道はコレッ! 足は熱を持ち出すし・・・きっと腫れてるw




やったね、もう一丁!


ちょっと休憩・・・



秋海棠(シュウカイドウ)の花に癒される。


何やら伽藍が見えてきた♪

愛染堂、弘法大師がここで剃髪されたと伝えられてる。


髪堂、ここにその時の髪が置かれてるのかな?


ここまで来たらもうお寺が見えてます。
ここから歩いて第五番札所「葛井寺」ってか・・・カンニンしてな!

泣きそうなことがもうひとつ、ここまで来て納経帳(スタンプ帖みたいなもんね)を忘れたことに気がつく・・・
「取りに戻って来たらぁ、私待ってるし」って、その言葉、笑えへんし!返せへんし・・・!

お寺の様子は、また今度。To be continued・・・

ぽ in いが、Myレポ。

2011-10-26 21:36:24 | ぽか~んの集い
え~、いつものように遅レポですが・・・
せっかくニューウェポンD7000を引っさげてでしたが、とりとめもなく
写真はお粗マツでして。(^_^ゞ 
ま、それだけダベリングが楽しかったこととしてください。

さ~っと見回すと、同色が2台づつあったような。珍しい現象でした。



NBと言うだけでも今まで数少なかったのに、クリスタルブルーが2台揃ってるのを観るのは初めて? 7駆さんと初参加の水色号さん、鈴鹿ナンバーでした。
カッパーレッド2台は、我がカッパー号とそらさんのNC2。
いつもならカッパーレッドがぞろぞろってこともあるのに、ちょっと寂しい。

オマケ




NC2サンフラワーイエローも2台♪愛知のvisaさんとさんぞくさん。
さんぞくさんのは当ブログでも紹介したKGマツダの展示車でした。




ストーミーブルー2台はお馴染、せとか♂さんと降りブリスターさん(改名カッツンさん)のタッグ。

写真には撮れませんでしたが、ギャラクシーグレーのピィさんROSOさん組。
三九郎さん緑さんの2台は真っ赤♪
そして短命希少色ノルディックグリーンも2台、りちゃ。さんと今回ぽ衆最古参?緑茶のふろくさん
と、言った具合でしょうか(気がついたところは)


こちらは青組3色揃い。

オマケ


水陸両用?


NBのリアビューはカッコイイ♪ 自作のリアグリルも効いてますね。


エヘッ、ちょっと遊ばせてもらいました。D7000魚眼効果(^_^ゞ



「8」が1個、おしいなぁ~!


「ハチ」が1匹、あわれ~

オマケ
こっちはカメムシ・・・


ダッシュの住人








希少車








ん? 以前の伊賀の時に初参加された 伊賀牛さん、今回は遂に
カッパーレッドNCからプリウスに!そう言えば信楽の時に悩まれてました。ロドじゃ自転車積めないと・・・この自転車100万円也。
20キロ痩せられて、もう伊賀牛じゃなく伊賀鹿?


輝いてました、ゴールドに! 緑さん、今回は助手席初参加の三四郎さんを伴って。
元祖助手席参加はブリスターさんでしたっけ?まだ納車待ちの時でしたね。

オマケ
渋い、燻し金のビリケンホイール。これはこれでスプレーだとは思えない仕上がり、素敵です。


すももももももももの類・・・福井県はMOMOの産地でしょうか?









懐かしい♪ 私のNBにはウッドのナルディが付いてました・・・



てな訳で、楽しいひと時も三々五々皆さん家路につかれ、最後まで残った3台で、ちょっと小耳に挟んだところまで・・・




行く手の雲行き、怪し過ぎ。(-。-;)


看板がチラッと。道の駅あやまに到着。


いろいろ目移りしますが、目的はひとつ。





オマケ~♪


写真はオーナーさんの許可もなく掲載させてもらってます。都合が悪い、
間違ってるなどありましたら。ご一報下さい。
なお、お顔などは個人情報保護の観点からしっかりモザイクをかけたつもりですが…



2011.10/23、ぽか~んの集いにて。

上々のお天気の下、ぽか~んの集い in いが。

2011-10-23 22:51:15 | ぽか~んの集い
ご参加の皆さま、お疲れ様でした。
無事にご帰還なされましたでしょうか。

取り急ぎご報告まで。本日はありがとうございました♪

ビミョーだった天気予報もナンノソノ!
雲ひとつ無い秋晴れとはいきませんでしたが、くもり 晴れ、ときどき曇り、一時ポツリ(気がつかない程度)(^_^ゞ
ワイワイがやがや、まったりダベリングの花咲かせ・・・
楽しい一日を過ごさせてもらいました。



空模様はこんな具合♪







今回は参加率ナンバーワン(私を除いて)のぽ集のゆるきゃら、ふっちゃん&マッふ号が遂にマシントラブル(マフラー脱落)のため来られず・・・
多くを語りませんが、お天気が良かったのも・・・(^_^ゞ



本日も西から東から馳せ参じ集まった20数台。ぽ集らしくクルマの並べ方も雑ですが・・・
すっかりNC主体となってしまった中、今回はNBが多く見られて嬉しかったです。



お約束のサプライズ車、今回は20年もののSL500。新車から乗られてるようで。
毎回希少車でのご参加、ありがとうございます♪
オープンRX7、プリウスでのご参加もありました。
予定されていたM氏の真っ赤なRX8サーキット仕様車が見られなかったのは残念ですが(風邪ひいて寝込んだw)

そして、

二輪組は裏で別ミーティングを・・・♪
神戸より3時間半をかけてのご参加、ほんとお疲れ様でした。





すっかり年に一度?となってしまってる「ぽか~んの集い」
久しぶりにお話できぽ衆の方々、初参加の方々ともお知り合いになれて
オフ会冥利につきました。
来年こそもっと回数を増やして呼びかけしたいと(去年も思ってましたが)思うばかり。(^_^ゞ
また、その機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
とりあえず本日のご報告まで。

百年洋食の味

2011-10-21 23:19:06 | ランチ/カフェ
1894年創業『キャピタル東洋亭』。100年どころじゃないですね。
創業当初は河原町三条にあったようですが、
何と言ってもあの北山通の店構え、若い頃はちょっと高嶺の洋食店でした。
京都では有名な老舗の西洋料理店。
特別なお客様を連れてか、家族の特別な記念日でもないと行けなかったかも。
結構敷居が高い店でしたが、いつだったっけな火事になって・・・
外観は無事だったようですが、大改装?復元?されたようで
同時に経営方針も変えられたのか、それまで確かランチタイムメニューなんて
無かったと思うのですが、リニューアル後はまるでファミレスのように・・・
気軽に行ける洋食店になったようですが、ちょっと寂しい思いも。
それに行列が出来るハメに・・・で、改装後は一度も行けてません。
昔は確か予約無しでは入れなかったような・・・

とは言え、味は老舗洋食のままなのかな。人気があるのは間違いないようだし。
で、南座の帰りに高島屋の中にある食堂街に行ってみました。
グリルキャピタル東洋亭 高島屋店がお目当てです。




夜なんでランチメニューは無し。(^_^ゞ
それでもリーズナブルなメニューが揃ってます。セットメニューなんかもあって
まさにファミレスのお気軽さ・・・♪


前菜(確かセットメニュー)


見映えしませんが、とっても美味しいロールキャベツでした。



トマトサラダ(これもセットメニュー)冷えたトマトが丸ごと。名物のようです。


東洋亭ハンバーグステーキ。これも深い味わい、逸品です。




ちょっと待て、ここのメニュー、東京の「つばめグリル」と良く似てる・・・



ま、ともかく満足度はまずまず。たまにじゃなくてもいつでも来て良いお店でした。
できれば本店に行きたいものですが・・・



話しはガラリと変わりますが、こんなもんが食卓に置かれてました。





誰か10月1日の『天下一品祭り』の日に、天一に行ったようです。
ラーメン無料券目当て? オリジナルグッズが当たったようですね。


はいはい、並んでね・・・


・・・こんなん喰えへんw


こんなことして遊んでる場合ではありません。明後日は

ぽか~んの集い in 伊賀!


ここにきて、天候がビミョーに怪しい・・・
くれぐれも道に迷うことなく、お気をつけて。楽しい日になることを・・・
『ぽか~んの集い in いが』

KABUKI

2011-10-19 10:02:05 | 今日のボソッ
またまた行ってきました、京都四条 南座。
例によって例の如く、Hondaの営業さんが「今日の夜の部やけど・・・」って
日曜日だったので「行きます、行きます」って二つ返事、二度返事(笑)

ってことで、今回は『十月大歌舞伎』。しかも初日。
ベタベタの歌舞伎公演です。連獅子なんかもあり、生で観るのは初めてなのでちょっと楽しみだったりして。

三部構成になっていて、一部が「歌舞伎十八番の内 矢の根」、二部は「墨染念仏聖」法然上人譚。三部に連獅子、五代目中村翫雀(かんじゃく)と中村壱太郎(いちたろう)による親子獅子です。

二部の法然上人を演じるのは、四代目坂田藤十郎(前名:中村扇雀)80歳。中村玉緒の実兄ですな、奥さんは扇千景。その子が中村翫雀(52歳)、で、その子が壱太郎(21歳・平成2年生れ)ってことで親子三代揃い踏み。
「矢の根」の主役、曽我五郎時致を演じたのは三代目中村橋之助。
先日10日に、父である人間国宝 七代目中村芝翫(しかん)さんが亡くなられ、京都での大歌舞伎出演のため死に目に遇えなかったとニュースになってました。
夫人(三田寛子)はじめ、兄、中村福助さんなど家族に看取られたそうですが。



初めて観に行った歌舞伎(今年の三月)が、沢瀉屋のスーパー歌舞伎?
宙乗りや早替わり満載。これはこれでとても面白かった。
今回は歌舞伎十八番ってことで、衣裳や化粧もThe KABUKIって感じ。浮世絵の役者絵さながらでした。
・・・ちょっと、いやかなり何ゆーてるのか台詞が分からんかったけど。(^_^ゞ

そう言えば沢瀉屋、市川猿之助の実子である俳優香川照之が歌舞伎の世界に入るようですね。九代目市川中車(ちゅうしゃ)を名乗るようです。
東大卒の歌舞伎役者誕生(今まで居たのかな?)。で、四代目市川猿之助を襲名するのは、10歳年下の従兄弟、市川亀二郎に決定したようだ。これで目出度し目出度し?

しっかし、梨園は襲名ばかりでわけ解りませんな・・・ややこしッ!

舞台は撮れないので、南座内部の写真でも・・・









こんなんが気になったり・・・

この『十月大歌舞伎』千穐楽は26日。
橋之助さん、講演中の訃報は辛かったでしょうね。僕らの仕事も「親の死に目には遇えん」と言われてたけど・・・きっちりそうなった。


訃報といえば先日、10月10日に柳ジョージさんが63歳で亡くなりました。
とても好きなシンガーで、今までで一番よく聴いたのが柳ジョージの曲かも知れません。ベストアルバムを1枚持ってるだけですが・・・
加藤和彦さんの自殺も、忌野清志郎さんが亡くなったのもショックでしたが、それ以上に衝撃を受けたかも。一度はライブで聴きたかったな、あのしゃがれ声。もう実現できないのが悲しいです。



訃報を聞いたその日は、一日中YouTubeで彼の歌声を聴き続けていました。



酒、横浜・・・そんなイメージのヴォーカリスト。
関西弁ばりばり、下戸の私が好んだのは・・・何でやろ?(^_^ゞ
しょーもない話やけど、所ジョージって芸名は「所沢の柳ジョージ」って宇崎竜童に言われて付けたそうだ。

そう言えば、柳ジョージの曲に「遺言」というのがある。

 俺がいつか死んだなら 亡骸を小さな舟に乗せて
 生まれたこの街の港から沖に流してくれ
 ・・・
 裏道歩いた俺の たったひとつの夢さ
 暗い土の中に埋めないでくれ
 ・・・ 
 俺の為に歌ってくれ Vagabond Lullaby

いかにも彼が吐きそうな言葉・・・ 

実は作詞はフェンスの向こうのアメリカやプリズナーを書いたトシ・スミカワ。
彼の詞はあのしゃがれ声に合いますね。



心から哀悼の意を表します。

いにしえの大王の杜 

2011-10-14 23:53:20 | 洛外うろうろ
先月ですが、こんなところに行ってみました。
大阪府高槻市に今年の4月、オープンした『いましろ 大王の杜』

ここらは三島古墳群と呼ばれる多くの古墳が点在している地域である。高槻に古墳群があったとは、知らなかった。
発掘調査の結果、この今城古墳が継体天皇陵であるとされているのだが、宮内庁としては以前から大田茶臼山古墳を継体天皇陵としてきた。これを変える気は無いようで、そちらの方を(現)継体天皇陵と呼ぶようだ。したがって今城古墳は「真の継体天皇陵」と呼ばれている。
このように天皇陵とされているものの多くは確証が無いの現状だ。

古代史ってのは、ほとんどが仮説のようなものであって、だから考古学は面白く興味深い。結論の無い学問の代表みたいな気がする♪
知識はほとんど無いけれど、考古学マニア、発掘マニアの気持ちはよ~く分かります。
そんな性質でもあり、ここを知ってからは行きたくてウズウズ。(^_^ゞ



どっち行ったらええねん?あちこち矢印が・・・


とりあえず駐車場の広い、ここへ。「今城塚古代歴史館」

ここで発掘された埴輪を中心に展示、学習施設になってます(入館無料)








まぁ埴輪って色んなものがあったんやね。改めて感心。
人物型、武者男子や馬形など動物、家形などなど・・・
実は少し離れたところにハニワ工場公園あり、そこにもハニワ工場館という施設(入館無料)があるのですが、今回は時間的に入れませんでしたw。高槻には古墳群があると同時に大規模な埴輪生産工場があったのは確か。




ここでも甲冑着用体験があるようですが、誰一人着ているコはいませんでした。展示品の装束は大王のもの?(想像だろうけど)

もっとじっくり見たかったのですが、いかんせん閉館時間が迫っていたので・・・


「はにたん」に案内されて(何でカメラ持ってるねん、はにたん)今城古墳へと向います。



こちらは公園になっているので、時間は気にしなくてもOK♪



さすが整備されてオープンから間もないので、キレイなものです。
高台にテラスも作られているので、そこから見渡せます。
前方後円墳ですね、コンクリート造り?←ちゃうって!あれは模型!

淀川北岸の古墳としては最大級のようです。全国でも大きさベスト50位以内(41位)。大したことないようですが、古墳って北海道から鹿児島まで無数にありますから、この順位は相当大きいものです。ちなみにベスト50位は、全て前方後円墳です。ご存知ナンバーワンは、やはり大阪府堺市にある大仙陵古墳(仁徳天皇陵)。墓域面積は世界最大であるとされてます。


上の写真でちら~っと見えたでしょうか、何やら埴輪の大群が・・・
気になるので行ってみます。









中国の兵馬俑を思わせる埴輪群、ほぼこの位置で発掘されたものをレプリカですが並べられてます。
どうしてここにこれだけの埴輪が出土したかは謎のようですが、どうやら葬儀の様子を再現されたもののようです。埋葬後、これらの埴輪を並べて祀りをとり行ったようだとか。
200以上の人物や動物、建物の埴輪が発掘され、この古墳の特徴的なものなのですが、すでに鎌倉時代に盗掘にあい、戦国時代には城が築かれ(だから今城と呼ばれるようになった)、伏見大地震によって崩れ、石室も石棺も破壊され
しかも大量の土砂も無くなってしまっている・・・そんな経緯があっての出土だから、当時の規模はどうだったのだろう?







武人、兵隊、巫女、神官、かなり位の高そうな人物や力士も。兵馬、牛、白鳥、雄鶏、雌鶏。家形の埴輪も大小様々、民家風から祭殿風の建物、高床式の宮殿と思わしきもの等々。これらの本物は「今城塚古代歴史館」で展示を見ることができます。









ちょっと陽が傾いてきました、とりあえず古墳をぐるりと一周・・・



墳丘を中心に内濠、内濠を囲む堤、外濠の構造になっているが、内濠の一部を除いて、濠は埋め立てられ芝生地に整備されている。
内濠を囲むように円筒埴輪が並べられているが、聖域と俗界を分ける境界だと思われている。ここの規模だと約6000の円筒埴輪があったものと推定されています。


前方後円墳だからここは前の「方」の角部分。


そしてこちらが後ろの「円」のカーブ。

整備前は荒れ放題だったようで、濠も残っていたものの釣り堀状態だったとか。今は釣り禁止になってます。
墳丘自体は手付かずで残されており、散策路もあるようです。子供の遊び場になっていたような跡も・・・今も遊び場になってるみたいだけど。
とにかく、一般人が自由に入れる古墳としては国内最大のものだとか。
貴重ですね、いいんだろうかって気もしますが・・・


だから今はこんなのもカイツブリが抱卵してました♪





2011.9/18、いましろ大王の杜にて。

ねこBANK

2011-10-09 00:21:08 | 徒然にゃ記
あまりに可愛いので、つい衝動買いしてしまいました。



お皿の上にコインを置くと、ねこがニャ~ンとなきながら
コインを持っていくって貯金箱。(^_^ゞ







このシリーズ、いろいろあるようです。猫はみけ、とら、ちゃとら、アメショ。犬はブルやチワワ、あとパンダもね♪
カッパは無さそうですが・・・



さて、この貯金箱。サラくんにも紹介してみました。






当然、興味津々。みけちゃんとお友達になろうと・・・




今ではサラくんの良き友? 勝手にひとりで遊んでくれるので面白いよ。

今もなお・・・

2011-10-07 00:55:45 | ランチ/カフェ
先日(9/17)京都会館へ、こんなコンサートに行きました。



懐かしい名前です「南こうせつ」、かぐや姫としてデビューしたのが1970年と言いますから、私は17歳。まさに青春真っ只中。
当時はフォークソングブーム、多くのシンガーソングライターが台頭しました。
今もなお、現役で歌ってる方も多いですね。南こうせつも健在♪
代表作「神田川」は社会的なブームにもなりましたが、それ以外にもたくさんのヒット曲を出してます。今なお、新曲も出し活動中なのは嬉しいです。



京都で少しの間、生活していたこともあったとか、この「加茂の流れに」って曲は、その時の実体験、失恋の歌だなんだそうです。
確かまだ売れてない頃、京都で「五つの赤い風船」と「かぐや姫」のジョイントコンサートに行った憶えがあります。LPも1枚持っていたような・・・ライブアルバムで、まだ「神田川」以前のものでした。



この日のコンサートは、やはり観客年齢層が同年代♪
みなさん、とても楽しまれたようです。アンコールも2曲、がめつく要求しましたし・・・招待コンサートやのに。(^_^ゞ


その帰り、小腹が空いたので、久しぶりに「グリル 小宝」に入りました。
平安神宮の東にあるのですが、ほとんど終日行列ができてる人気店。
開店直ぐと閉店間近はさすがに並ばなくてもよいので・・・
以前は何度か行ってたのですが、相当前の話、その頃は行列も無かったな。昔から人気はあったのですが、ガイドブックか何かで紹介されてから人気沸騰。観光客がどっと押し寄せるようになったようです。

老舗の洋食店、今もなお・・・って言いたい所ですが、今のほうがずっと有名になってしまい、変に残念な気もします。






考えたら、改装されてから来るのは初めて。昔はもっと食堂っぽかったな。

ここのメニューです。


額は違うだろうけど、内容は昔とあまり変わってない気がする。
そこそこ高いようだけど、満足度の方が高いです。だから人気がある。




注文したのは・・・



オムライス、ここの名物です。ん~、一人では食べきれません。
ちょっと笑ってしまうほどビッグ。



チキンカツも負けず劣らずビッグ。
実は注文すると、お皿を2枚置いていった理由が解りました。
取り皿だったんですね。分けて食べるのが丁度いいかも、一人で食べてたら飽きてしまいそうです。

ここのおすすめがもうひとつ、カツサンドです。値段は高いですが
ステーキのようにジューシーな厚いビフカツのサンドで、満足度バリ高!贅沢でそうそう食べられませんが・・・
面白いのがお子様ランチが1900円、これ大人のランチと同額。
以前、京男さんのブログで紹介されました。

ま、ぜひ一度どうぞ。ウェイターのお兄さんの水芸もお楽しみに・・・
お水を注ぎに来てくれるのですがムヤミに高い所から注いでくれますよ♪




2011.9/17、グリル小宝にて。

まさか、またか。

2011-10-04 22:18:42 | キャメラ
はい、また買ってしまいました。カメラバッグ、しかもロープロ4つ目。6月に買ってたのですが、一度使ってから記事にしようと思ってたら、最近まで使う機会がなく・・・(^_^ゞ





今度のはベルトパックタイプの「Lowepro インバース100AW」です。
内寸:W230×H212×D142mm/外寸:W256×H223×D201mm/重量:約800g
外寸W328×H223×D218mmの「200」もあったのですが、腰に巻くものですから出来るだけ軽量、小型が良いと考えて「100」にしました。

私のロープロ遍歴、今までの記事です。
「スリングショット100AW」スリングバックタイプ
「フリップサイド300」バックパックタイプ
「ノバ160AW」ショルダーバックタイプ

ワンショルダー・リュック(両肩)・手持ち。そして今回は、両手フリーで両肩もフリーなベルトパック。一応これで私的ラインアップ完成なんですけど。

大きさを比べてみると・・・


ノバ160より少し大きめ。


スリングショット100よりコンパクトで、


フリップサイド300と比べるとかなり小さいです。


収納は・・・







D5000+16-85mmレンズと70-300mm、60mmMACROを2本、無理やり突っ込む事が出来ました。でも重くなるので、交換レンズは1本にします。それに、買った時はD7000なんて考えてませんでしたから・・・D7000だと横にしか入らないので、交換レンズはどうしても1本になります。


他にもアチコチ収納が。


特にコレは便利です、底に三脚が付けられます。


ベルトが収まり、ショルダータイプとしても使えるし、ベルトパックとして使う時でもずり落ちない補助になります。

それと、ロープロお得意の「AW」オールウェザーシステム。



レインカバー内蔵ってやつ。これまでの製品でも結構、重宝してます。
それだけ雨に降られてることが多い?
ま、ビニール袋でも代用できるんですけどね・・・







冬のお散歩用にベルトパックでアクティブになったところで、三脚も見直してみました。一脚、今までも1本持ってましたが、もう少し本格的なものをってことで・・・



こちらは「ベルボン」です。『ウルトラスティックR50』
雲台は以前から欲しかった自由雲台を。
これもちょっとしっかりしたものをってことで『QHD-62Q』
クイックシューは「QRA-35L」が付いてます。


ベルボンお得意のウルトラロック。慣れると素早く楽ちんです。
重量はモノポッドが435gなんですが、自由雲台が320g。合わせると結構重い。




耐積載4kgですから、D7000(690g)+70-300mmレンズ(745g)でも余裕です。
クイックシューはマグネシウム、軽いのでカメラに付けっ放しもOK♪

さて、これで散歩の途中、野鳥に出会っても・・・あとは腕次第?(^_^ゞ






いざ上野城へ!

2011-10-01 23:55:02 | おしろ
ぽか~んの集い〔10/23・道の駅いが〕の下見に行ったついでに
『伊賀上野城』へ行ってみました。



「日本100名城」のひとつにも選ばれているこのお城のプロフィールを簡単に・・・ただし、現存する天守は昭和10年(1935)に再建されたものです。
最初にこの地に城を築いたのは、秀吉お気に入りの(?)筒井定次。豊臣政権下で大坂城を守るための城として築かれました。それが天正13年(1585)。
・・・が、関ヶ原の合戦ではこの筒井定次、家康側東軍(反石田三成)に属します。家康からはたんとご褒美をもらい伊賀上野藩主に収まるのですが、元々豊臣家臣。豊臣滅亡を企む家康は、失策を理由に筒井定次を改易。(※改易=武士の身分を剥奪して所領と城・屋敷を没収)
信任厚い藤堂高虎にこの地を与え、来るべき大阪攻めのための城を築かせる。慶長16年(1611)。高虎は城造りの名手といわれており、大規模な拡張改修を行ったとされる。ただ、完成間近の五層天守閣は大暴風雨に襲われ倒壊。豊臣滅亡後も結局再建されることは無かった。
一国一城制でも上野城は伊賀の国の城として認められ、藤堂氏の支城として(藤堂の本城は津城)明治まで城代を置いて存続した。
〔伊賀・上野城 国指定史跡 別名:白鳳城 形態:平山城〕













ん、忍者変身処?・・・辺りを見回すと。





いるわいるわ、目立ってナンボの忍者達。(^_^ゞ
かき氷ねだる忍者も居るし・・・

暑かったもんね、この日は。




で、入城すると・・・






今度は甲冑武将たちがアチコチに。


ノロマそうな忍者も・・・今は動かへん、誰も入ってへんし(ナイショ)


お城の中は資料展示館になってます。撮影OKは嬉しいな。




バニーちゃん?所属はプレイボーイ隊かな?


伊勢エビやん・・・


槍で突かれた跡?


おおっ!曲者じゃ!!




ここの最大の見物は・・・藤堂高虎が築いた高石垣。



日本一・二の高さ・・・なんやハッキリせぇへんなぁ。

実は日本一の高石垣は大坂城の30mと言われてます。ここは29.7mだとか
悔しいんでしょうね、二番じゃイケないのでしょうか?(レンホー)



これでも充分、高いやん!





しかも手すりも何もありません。(^_^ゞ

黒澤映画「影武者」のロケにも使われたそうな。





さて、お城を出て、ちょっと城下を見てまわると。
この小学校、気が利いてるな!


「たのしいもん」やて・・・♪


正門の方へまわると「元気だもん」。校舎もなかなかgood♪

丸の内地下道を通って上野駅に向うと・・・何処やココ?東京?

伊賀鉄道の上野市駅でした。(^_^ゞ


『忍者列車』を見に来たんだけど、出たとこだったとか・・・
ま、可愛いラッピング電車は見れたけど。ワッ!ここにも曲者がッ!!





2011.9/11、伊賀上野城。