カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

また来た、よう来た。【季節外れ】

2017-02-06 22:49:58 | こんちう
去年の10月13日、旅する謎の蝶「アサギマダラ」が庭に現れました。



庭で見かけるのは3度目、写真に収められたのは2度目です。
前回は2013年の10月17日
毎年飛来しているのかも知れませんが、おそらく旅の途中?
そうそう発見できません。



この蝶、北海道から沖縄まで全国各地で見られますが、超珍蝶で
その性態は謎。
それ故に日本各地、関連諸外国に追跡調査チームが多数あって
標識調査を行っています。
マーキング調査ってやつで、捕獲したら翅にマーカーで捕獲情報を
書き込んだ後、放してやります。それによると2001年には台湾で
放された個体が鹿児島県、滋賀県で再捕獲。2011年には
和歌山県で放蝶された個体が10日後高知県で再捕獲、再放蝶され
なんと2ヵ月と11日かけて香港で再捕獲された事例が報告されました。

ちなみにこの調査、誰でも参加できるのでやってみませんか?
『アサギネット』『アサギマダラを調べる会』
他にもまだまだ沢山のサークルがあります。

私も次回は捕獲して・・・と思っているのですが、
毎年飛来してるかも知れないが、滞在しているのはせいぜい数十分?
おそらく年に一度っきりなので出逢う確率は、かなり低いです。
ただ経験上、見つけると意外と警戒心の薄い蝶なので、直ぐに逃げて
居なくなったりはしません。人懐っこい?(^_^ゞ

以前、三重県の青山高原駐車場で出逢ったコは、そこにいる人に
留まりまくって、遂には家内のアクセサリーに?


この本にはアサギマダラの7つの謎や24の魅力が書かれています。
Amazonの「なか見!検索」だけでも楽しめる?(^_^ゞ
謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?
クリエーター情報なし
PHP研究所


英語だと「Chestnut Tiger」栗虎?栗色の虎てことかな、
日本語の「浅葱斑」の名称は翅が黒地の枠で区切られ斑模様、
その内が浅葱色(明るい空色)をからきているのでしょう。
ヒヨドリバナ属の花が大好きなので
我が家には庭のフジバカマの花に誘引されて飛来するようです。


他にも、昨年10月半ばに撮った写真ですが・・・


2016.10/15 Canon SX50 HS
フジバカマとツマグロヒョウモン♀


2016.10/15 fujifilm X30
萩とキチョウ、それほど貴重な蝶ではありませんが。(^_^ゞ



カメラはコンデジで、fujifilm X30とCanon PowerShot SX50 HS。
もう1年以上、ほとんどデジイチNikon D7000を使うことが
なくなりました。


2016.10/16 fujifilm X30
フジバカマにオオハナアブかな。毎年現れます。


上がX30、下がSX50HS。

写りの比較?上2枚がSX50HS、下2枚がX30です。
2016.8/1に撮ったもの。違いはあまり・・・(^_^ゞ







被写体が遠いとSX50HSで手持ち1200mmは威力を発揮します。

おまけ

2016.10/22、fujifilm X30。庭にて。

おまけ「生き物編」

2015-06-09 11:30:02 | こんちう
イングリッシュガーデンのこんな写真がまだ残っていました。
庭園編はこれで総ざらい、やっと終われます。(^_^ゞ

バラとクマバチ、交換レンズ持っていかなかったので無理矢理トリミング。
画質悪いです。ピンボケやし・・・イイワケ




これは可哀相に、翼の折れたエンジェル?
いや、羽根が破れたアゲハチョウ・・・それでも健気に蜜を求めて。



どうだとばかりにアオスジアゲハが・・・







やはり花にはチョウ、ハチですよね。なのに・・・なんで?



やはり似合わんな、ギンバエ君は。


花にはチョウかハチやて! なんでやのん・・・(^_^ゞ



薔薇の甘い蜜の誘惑? 甘党のスズメかな・・・




キョロキョロ、ここで待ってなさいってあれほど言うたのになぁ・・・

お母ちゃん、ここで待ってるように言うてたな、何処いったん?



どうやら、すれ違いの親子のようで・・・(^_^ゞ


ガサガサバタバタ、ここの実、食べ放題やんけ~!内緒にしょう。



お~い!叫べども返事無しか~?




こちらでは首を長くして、誰かを待っている?



ヨイチョ、ヨイチョ・・・待っててや~



早くママの背中に乗りたい子亀でした♪


ここのイングリッシュガーデン、ワンちゃんOKですよ。
ただし、ルールを守ってね。




おまけのおまけ。
最近、ウチの庭にこんなのが飛び回っています・・・エライピンボケ



十数頭がヒラヒラ飛ぶ姿は悪くはないのですが・・・
調べてみたら「ウメエダジャク」って、シャクガ科の蛾でした。
よく似たものにトンボエダジャク、ヒロオビトンボエダジャクが
いますが、羽根の模様が微妙に違うようです。





これが蛹のようです。ってことは、幼虫も大量発生してたってこと?
幼虫の食餌植物はバラ科が主なようで、名前にもウメって付いてるし・・・
この辺のバラ科といえば、桜・梅・桃(蛹を見つけたのは桃でした)
薔薇もあるし、サクランボ・ヤマブキ・ユキヤナギ・ユスラウメ・
イチゴやビワもバラ科だよぉ・・・まさにレストラン街?(;´д`;)

もう一丁、おまけ。今朝見かけたのは・・・
1頭だけやったけど、無視できない虫のような気がする。



これまた似たような蛾ですね。「カノコガ」って言うらしい。
お洒落っぽい蛾だけど、やっぱり幼虫を連想してしまう・・・



ちょう天然色

2014-02-19 16:59:38 | こんちう
昆陽池(こやいけ)から見た昆虫館、ガラスドームの中は別世界。
温室の中を1000頭近い美しい蝶たちが乱舞しています♪



関西最大級の温室放蝶園ってことですが、他に箕面(大阪)か橿原(奈良)
くらいしか思いつかないんですが・・・(^_^ゞ



ここで飛んでいるのは主に、沖縄産だそうで普段見られない蝶が見られます。



スジグロカバマダラ(タテハチョウ科)、右はツマムラサキマダラ



リュウキュウアサギマダラ(タテハチョウ科)


園内を散策していると、お楽しみが・・・♪
ただし、触ったり捕まえたりするのはマナー違反です。


オオゴマダラ(タテハチョウ科)
ここでは一番多く飛んでいる蝶です。大きさは日本最大級、それだけに
飛ぶ姿もゆったり、優雅です。



園内数ヶ所に置かれた蜜飲み場、多くの蝶がストローを伸ばしています。



あんたの手は蜜の味? って人も居られましたが・・・(゜ε゜;)



ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)



コノハチョウ(タテハチョウ科)
裏と表で翅の色柄が全く違います。閉じている時は枯れ葉そっくり、
開いた表側は褄が黒でオレンジの帯、その下は紺メタリックで渋く派手。
透かしてみるとこんな感じに見えるんだな。沖縄県では天然記念物指定。


折角飛び回っているので、動きのある写真に挑戦!
・・・一般的には失敗写真?(^_^ゞ














花と蝶シリーズ・・・蝶といえば花(とは限らないけど)やっぱ似合う♪


オオゴマダラ

カバタテハ

          ツマベニチョウ(シロチョウ科)



スジグロカバマダラ

蝶の名前に「カバ」とか「ツマ」とか付くのは、
「カバ」は、樺色(赤みの深い黄褐色)から。
「ツマ」は、着物の褄(裾の両端の部分)からきているようです。
余談ですが、辻褄が合うとか合わない。左褄(芸者)の語源もこのツマです。



リュウキュウアサギマダラ

この「アサギ」は、浅葱色が印象的だからでしょうね。


アサギマダラ

何度も出てきますが、オオゴマダラ
名前の由来は、大型で胡麻のような斑(まだら)柄って事でしょうが、
「マ」がひとつ足りませんね。間抜けな話です・・・(^_^ゞ




花の一部のようです。リュウキュウアサギマダラ


ツマムラサキマダラ(タテハチョウ科)

名前も方程式通り、ツマ(褄)・ムラサキ(紫色)・マダラ(斑柄)
この蝶、翅の裏(外側)は濃褐色、表に美しい紫色があるのに
シャイなのか、なかなか心を、いや翅を開いてくれませんでしたw



スジグロカバマダラは、ぱぁーッと開いてくれるのにね。





さてさて突然、子供に「おっちゃん、背中に蝶がついとるでぇ~」って・・・
「ちょうか(そうか)」って返したものの、自分では見られず。



家内にその様子を撮ってもらったのですが・・・
コノハチョウとカバタテハ。何だか地味w(-。-;)



翅もボロボロやし、疲れ切った感じ? 仲間やと思たんやろか・・・





2014.2/9、伊丹市昆虫館にて。

先週だけど、こんちゅう・・・

2014-02-16 18:45:12 | こんちう
兵庫県伊丹市にある昆陽池公園、「昆陽池=こやいけ」って読みます。
『ため池百選』に選ばれた昆陽池、710年(天平3年)に
行基(天智天皇)の指導で農業用として作られたものだそうです。
天智天皇といえばその御陵はウチの近く、いつもの散歩道にあります。
歴史をひも解くと何かと縁があるものですね・・・

今は、都市型公園として整備され、多くの渡り鳥が飛来する関西屈指の
野鳥の楽園として知られています。
日本列島のカタチをした人工島があることでも有名。
下に居たらわからへんけど・・・大阪空港(伊丹空港)から離陸した飛行機の
窓から見ると、くっきり見えるそうです。


Google map

この公園の敷地内に、関西一の広さを誇るチョウ温室がある伊丹市昆虫館



カメムシだらけの企画展・・・う~ん!

とりあえず、入ってみます。


チョウチョ温室はあとにして、まずは生きた昆虫を・・・





色んな昆虫が生態展示されています。カッコイイのやキレイのや・・・

ローズヘア・・・名前はビューティフルですが!

長生きなんや・・・(;-_-メ;)

バカでかいゴキブリ、鳴きますって!こっちが泣きそう。

あかちゃん、かわいいかなぁ・・・・・




さて、特別展示の「カメムシ」だらけ



カメムシって食用にしている国があるんですね。ランチ食べた後でヨカッタ!

体験したくないコーナーです。罰ゲーム?
結構良い匂いのするカメムシもいるみたい。調味料にもなってるし・・・


やはり昆虫界の花形は、蝶かな。鮮やか艶やか、標本も美しく♪





これはウラとオモテで色も柄も違う変なヤツ。


昆虫館、屋上にまでチョウが・・・


花壇にソーラーパネル?


少年ごころを昂ぶらせるのは、やはりコレでしょ!


他にも珍しい昆虫の標本がいっぱい・・・





家内はコレがお気に入りだったようです。

バイオリンムシ
一生懸命バイオリンの練習をしているバイオリンのムシでは、ありません。


世界の蝶がひらひら乱舞する別世界、チョウ温室の様子は次回に・・・
まだ写真の整理ができてませんw(-。-;)



2014.2/9、伊丹市昆虫館にて。

レストラン藤袴?

2013-10-30 17:45:16 | こんちう
アサギマダラもそうですが、このフジバカマ、一部の虫たちには人気があるようで。
行列まではできませんが・・・(^_^ゞ





黄色い腹巻きユニフォームのハチさん、マルハナバチの仲間だと思うのですが
名前は分らず・・・
今はこのハチがいっぱいやって来てます。食事に夢中なのと、もともと攻撃して
こないのか大人しいので、マクロレンズで思いっ切り寄って撮りマクロ♪









他のハチさんもやって来て、仲良く・・・






飛んでるのはやっぱり難しいので、どあ~っぷ!を。





モンシロチョウもちょっと味見をしに来ました。





ツマグロヒョウモンは、毎年やって来るご常連さん♪(写真は男子)








モンキチョウは、どうも萩の花のほうが好みなようで・・・





ところで今年は柿が大豊作。となりの柿はよくなる柿だ・・・
お隣りの柿が見事になっています。



ウチの柿の木も例年になく、過去最高? 記録的に実りました。






八朔も豊作です。自然任せの放ったらかし、摘実もしていないので
実は小さいですが・・・



またまた登場♪ 正面顔、カメラ目線?ちょっと可愛いっしょ。



2013.10/17~30、庭にて。

旅する蝶が我が家に♪

2013-10-27 23:04:34 | こんちう
高原など、地域によっては珍しくも無いのかも知れませんが・・・
京都市内の住宅街の小さな庭に、こんな珍蝶が飛来するとは!





この蝶、北海道から沖縄まで全国各地で見られます。ただ、生息しているのではなく
おそらく旅の途中。
アサギマダラは渡り鳥のように、旅をするという特異な生態をもっています。
その生態を研究するため、長年に亙りマーキング調査が行われていますが、
2011年10月10日に和歌山県から放たれたマーキングしたアサギマダラが、83日後の
12月31日に約2,500km離れた香港で捕獲された。途中高知県でも捕獲されていて、
世界第二位の長距離の移動が確認された・・・との報告も!











夏から秋にかけてはフジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどの
キク科植物の花によく集まり、吸蜜する姿が見られるとのこと・・・
特にフジバカマは好きなようです。
どうしてウチの庭に咲くわずかばかりのフジバカマを見つけたのでしょう?
もちろん飛来したのは初めてのことで、嬉しい限りです♪





今まで写真に収められたのは2度。『琵琶湖バレイ』『青山高原』でした。
どちらも標高800m以上の地域、3度目がこんなにベタベタの平地・・・
我が家の庭で見られるとは!ラッキーでした。
しかも1度見た日から、4日後にも再訪してくれました♪
美味しかったのかな?ウチのフジバカマの蜜(^~^;











2度も撮るチャンスに恵まれたものだから、今日のエントリーはこれ一色。(^_^ゞ

幻の蝶、神秘の「旅する女神」・・・なんて言いたいところですが

どうやらオスのようです。
後翅には「性標」と呼ばれる黒褐色の大きな斑紋があります。メスには無いはず。
胴(腹部)の先端には「ヘアペンシル」というフェロモンを分泌する器官が見えます。


もう旅立ったでしょうが、何処まで行くのかな?海を渡って・・・
庭のフジバカマ、毎年咲かすからまた見つけてネ~♪



2013.10/17、自宅庭にて。

はち8態。

2012-06-24 00:15:55 | こんちう
8×8。はちはち、葉っぱ・・・64(ムシ)ってことで。(^_^ゞ

こんちうを撮っていると夢中になれますね。夢虫・・・かな?







あまり恐くなさそうな蜂さんだったので、ちょっと寄ってご挨拶を♪









ミツバチくん、花粉だんごを抱えてせっせと・・・

かわいい羽音を楽しみながらの撮影でした。




そう言えば子供の頃、家の裏がレンゲ畑。何度かミツバチに刺されました。
刺したミツバチくんは少し飛んで尽き果てます。

私の父親に教えてもらったミツバチに刺された時の対処方法は・・・
刺して力尽きたミツバチを探し出し、刺されたところに
潰して塗り付けるってものでした。
毒を持っているなら、それを中和するものも自分自体が持っているはず
・・・って論理です。ホントかなぁ?
でもこれ、とっても効きました。腫れも痛みもすぐに消えます。
潰されたミツバチくんは可哀相だけど・・・(^_^ゞ


※この対処方法、アシナガバチでも有効でしたが。あくまで民間療法。
 責任は持てません。





花は百合の花とミツバチが来ていたのは金糸梅です。



2012.6/22、庭にて。

そろそろおしまいで蝶か

2011-11-02 23:54:56 | こんちう
秋の深まりにつれ、我が家の庭に飛んでくる蝶の姿も
めっきり減りました。
先月撮りためた写真があるので、一挙公開。(^_^ゞ
珍しい種類はいません。住宅街を飛んでる蝶ですからね。
大きなクロアゲハを何度か見かけましたが、撮り損ねました。







モンシロチョウですね、ある意味 ちょうオーソドックス。
それでも最近ぐんと数が減りました。キャベツ畑が無いからかな・・・





こちらはモンキチョウ、猿蝶ではありません。
♀の中には白っぽいのもいるので、モンシロチョウと間違えやすいです。





これはルリタテハ、人の気配に敏感です。すぐに逃げますが
また戻ってきたり・・・で、何とか望遠でゲット!
翅の裏は樹皮にそっくりな擬態。色も茶色で広げた時と全く別物。
裏表のあるヤツです。





これもタテハチョウの仲間、ホシミスジです。小さいけれど飛ぶ姿は
優雅です。紙飛行機が飛んでる感じ。
コミスジ、ミスジチョウなど似た蝶もいます。
これもまた翅に裏表がありますが、閉じた時の方が美しいかな。








先月唯一撮れた揚羽蝶、アオスジアゲハです。
ブルーのストロボラインがスポーティ♪ 
留まってるとヨットの帆のようでカッコイイです。








ツマグロヒョウモンの女の子(♀)です。♂はこんな柄
よく見かけるようになった蝶ですが、最近は小型化してるように思います。
蝶の世界もコンパクトブームなのかな?


・・・って具合で、蝶はお終い。蜂さんもついでに。






蜂の種類は良く知りませんが、ハキリバチの仲間かな。
ミツバチより少し大きめ、クマバチよりはうんと小さいです。





キアシナガバチです。ふつうによく見かける蜂です。
スズメバチ科ですが、攻撃性は少ない。でもコワイですね。





こちらは安全?ホソヒラタアブです。アブなくないようで・・・
ハチ目じゃなく、ハエ目。幼虫はアブラムシを食べるので益虫ですね。


最後にオマケ!  昆虫じゃありません。










蝶っと虫ますなぁ。

2010-07-22 19:05:14 | こんちう
夏といえば虫の写真もちょっと・・・

それにしても暑い!今日は体温超えましたな、煮えますな、焦げますな。
外でのお仕事、ご苦労様。と言うかお身体、お気をつけ下さい。




熊ん蜂さん、もう少し涼しげな格好したら?




花に蜂(87+8)、95ですな・・・葉っぱに蜂なら?




やっと涼しげ?でも今日なんかはズボッて潜りたいやろな・・・




萩の花って今咲いててもイイのかな?




撫子(なでしこ)に、黒揚羽。




女郎花(おみなえし)には、ありんこが。




桔梗(ききょう)には、ヤマトシジミがお似合い?
万葉集の頃は桔梗のことを朝顔と呼んだらしい、
平安時代には「阿利乃比布岐(ありのひふき)」とも・・・何故なら
蟻が桔梗を噛んだら、蟻酸が桔梗の色素アントシアンを変色させて
青紫から赤紫に変わるそうです。リトマス試験紙みたいなもんやね。
それを平安時代の人は「蟻の火吹き」と見たようです。

萩、撫子、女郎花、桔梗・・・いずれも秋の七草にかぞえられる花。
まだ夏が始まったばかり、秋を恋しく思うのは人間だけかな・・・

2010.7/4、城南宮神苑にて。(熊ん蜂は7/18丹波にて)

●こちらもよろしければ覗いて見て下さい。

無視できない虫たち

2009-07-24 17:20:38 | こんちう
虫を見つけると、ついつい捕らえたくなる。
そんな童心が今になって、カメラを持つと反応してしまいます。


ホシミスジ
近縁三種(コミスジ、ホシミスジ、ミスジチョウ)の区別は
前翅表面の第一条(白線)部で区別できます。

ちなみに翅の裏表で色柄が違います(ピンボケだけど)

庭にて。



クロセセリで間違いないと思います。
この蝶、南方系のセセリチョウで、50年ほど前までは九州が北限とされてました。
最近(今世紀)では広島や愛媛辺りまで生息域を伸ばしてると言われてますが
すでに1986年に京都府亀岡市で何故か発見され、今では京都市内から大津市で
非常に高密度にかつ安定に世代を繰り返していることが分かっているそうです。
ただ、その周辺、隣接する大阪市でもほとんど発見されてないらしい。

蛾に間違えそうな小さな蝶です。

庭にて。


トンボの語源って考えたこと無かったのですが・・・
「飛羽」トビハ→トンバウ→トンボになった説があるそうですが
私的には「飛棒」って説を支持しますね(笑)


シオカラトンボ これは♂の大人。天龍寺にて。
♀や未成熟の♂では黄色に小さな黒い斑紋が散在するので、ムギワラトンボとも
呼ばれます。まれに、♀でも♂のように青くなることがあるそうです。



トンボの名前はホント自信ありません。マルタンヤンマの♀かな?



上と同じコ、嵐山にて。



ミルンヤンマ・・・だと思う。嵐山にて。



ハグロトンボ♂ 


ハグロトンボ♀ ともに嵐山にて。

翅が黒いから「羽黒トンボ」。まんまですが、一般的(学術的)にはそう呼ぶようです。
しかーし、このトンボ、別名の多いこと!
色でお歯黒をイメージすると「オハグロトンボ」、「カネツケトンボ」。
お盆の時期に見かけることから「お盆トンボ」「セイレイトンボ」「ショウリョウトンボ」「仏トンボ」「神様トンボ」、
「極楽トンボ」とも呼ぶようですが、これは他の意味の方が知られてますね・・・
「ベンジョトンボ」って呼ぶと聞いたことがありますが、これは未確認(^_^ゞ

ハグロトンボの♂♀見分け方は、羽が♂は青っぽく♀は茶っぽい。
それよりハッキリ分かるのは尻尾が♂は緑メタリック、♀は黒っぽい。
ハグロトンボと見分けにくいアオハダトンボ、これは胴の部分も
緑メタリックなんです、♂も♀も・・・
これの♂♀見分けは♀の黒い羽に白い斑点が小さくついてます。
あぁややこしぃ・・・


黒くて飛ぶもの・・・同じようで、こちらはあまり好かれませんね。

でもちょっとブリッコしてますね、このカラス。天龍寺にて。




アブラゼミ カッパ小屋の網戸に留まったので。
日本の代表的な蝉ですが、世界的に見ると珍しいようです。
翅が透明と言うのが蝉としては普通、圧倒的に多いです。夜に鳴くと言うのも
珍しいとか。これは棲息密度が高いと夜鳴きするようです。
ジジジー、ジージーと鳴くのが油で揚げている音に似てるというのが
アブラゼミの名の由来。
近年、市街地では生息数が減ってきてるようです。クマゼミに追われて・・・
その原因は都市の乾燥化説や天敵である鳥との関係とか色々言われてますが、
定かでは無いようです。

蝉の天敵といえば、今朝、ニャンコが蝉を狙って木に駆け登るのを見ました。
ゲットしたかどうかは分かりませんでしたが・・・


ちなみに、蝉を獲ってたのはコイツらではありません。

おいおい、どこで涼んでるねん・・・(-。-;)


番外ですが、お向かいのお家のワンちゃん達。

ワンコはお利口やな、ゆーこと聞くし・・・
ただ、これってお散歩になるの?




あ~ぁ、疲れた。この記事、これでも大分削除したんだケロ。

ちょっとちょうちょ

2009-05-09 23:50:34 | こんちう
久しぶりの in My お庭。と言ってもこんちうネタ。



先日、もう先月ですが・・・
玄関に黒い蝶が入って動かない、何とか外に出したのだが
庭で悠然と飛んでいるので、追いかけてみました。
羽化したばかりなのかな、動きが鈍い。


『クロアゲハ』
黒い揚羽蝶の仲間は他に、ジャコウアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハなど。
幼虫はミカン類の葉を食べる。ウチでも毎年、レモンの木が丸坊主にされてます・・・




大型の蝶といえば、一番よく見かける『アゲハチョウ』。
ナミアゲハなんて呼ぶことも。良く似てるキアゲハと分けるためかな。










これもよく庭で卵を産み付けてるのを見ますが、サナギをあまり見たことが無い
幼虫の時期に鳥に食べられてるのかな・・・
日によっては数匹飛び回ってるのを見ることがあります。









これは、和歌山県一枚岩で見つけた『モンキアゲハ』。


蝶は蜜だけじゃなく、水もよく飲むみたいです。特に黒っぽいアゲハは
日陰や沢で見かけます。暑がりなのかな・・・



ついでに。昨日、庭の紫露草にヒラタアブくん。思いっきりカメラ目線。


こんちうずかん?

2008-07-24 17:33:33 | こんちう
夏は昆虫の季節、いろんな虫たちが活躍してるようです。
元気なもんですね、汗ひとつかかずに・・・




アオカナブンちゃんと にらめっこ。





想いは遥か 夏空の彼方。 [オオトビサシガメ]





怪しい新芽、出現。 [アオバハゴロモ]





シックでお洒落、目玉模様のブランドマークが目印。[ヒメウラナミジャノメ]
ウラナミジャノメとの識別は後翅の目玉模様が3つか5つかの違い。




こんなマスクあったよな、ちょっと笑える・・・





お馴染みさん、なんだけど。[スジグロシロチョウ]
モンシロチョウとよく間違えられる。翅に黒い筋があるのが特徴。
よく見かけるのはこちらのほうが多いかも。





シジミチョウの仲間だと思うのですが、名前は特定できずw





カップル誕生、葉影でデート? [マメコガネ]




マメコガネ、こちらでは何かの競技でしょうか?





格闘技の選手?筋肉隆々、強そうなヤツです。 [アオメアブ]
草むらの捕食者、眼はレインボーサングラスみたいです。





お忍び殿様とバッタり遭遇・・・ [トノサマバッタ]





アンテナ3本、受信状態は良さそうです。 [セマダラコガネ]





亀の子?確かに亀の甲羅っぽいけど・・・[ヒメカメノコテントウ]





まだまだ暑い夏が続きます。夏バテなどしないようご自愛下さい。
[シオカラトンボ]

昨日は舞鶴市でこの夏全国で最高の38.6度!本日は京都市で全国3位の
36.3度を記録したそうで・・・カンニンしてやぁ
ぽ集すれば、雨降るかなぁ・・・

AGEHAてふてふ

2008-07-01 22:28:17 | こんちう
先日、庭の擬宝珠(ギボウシ)のツボミに
じっとして動かないアゲハ蝶を発見。
かなり近くに寄っても飛び立つ気配をみせない
おそらく羽化したばかりなのかもしれない





またとないシャッターチャンスとばかりに
色んなアングルで撮ってみた。





自然が生み出す造形デザインと言うものは
美しく素晴らしい。
必然から生まれ、長い時間をかけて淘汰されてきた機能美。





調子に乗って、至近距離まで寄っていったら・・・飛んでったw




この写真は別な日に撮ったもので、産卵場所を求めて
飛び回っていた。


ついでに



これは ホシミスジ(庭にて)




シジミチョウの仲間で、ヤマトシジミだと思います。(貝じゃないよ)
ルリシジミとの見分けが私にはできませんが・・・
(富小路殿公園にて)




チョウ撮影仲間では「ベニちゃん」と呼ばれる ベニシジミ。
ちょっと翅がほころんでる、クモにでもやられたのかな?
(深泥池にて)


シジミチョウの仲間はとっても多くて、野にいるものだけじゃなく
里山にも多くの仲間が生息している。
キラキラ輝く翅を持つものもいて、裏山の宝石なんて呼ばれてる。
そんな樹上を生活域にしているシジミチョウを総称して
ゼフィルスって言うそうだ。
今年はゼフィルスを追い求めて里山を徘徊してみようかな。
ガソリン代、こう高くては そうそうロングドライブも
二の足を踏んでしまいそう・・・

芸術の森、もうひとつの顔

2008-06-12 19:13:43 | こんちう
室生山上公園は自然に囲まれていて、
そのため、生きもの達も・・・いっぱいいました。



モンキアゲハが水を飲みにやって来ました。
2匹は 羽根ムーン中?でしょうか・・・





ナツアカネ? トンボがかなり飛んでました、種類もいろいろ。
でもトンボの名前はよく分かりません。



↑画像クリックすれば大きな画像に

これはシオカラトンボ、自信あります(^_^;

覚えてますか↓
とんぼのめがね 歌詞情報 - goo 音楽




イトトンボの仲間です。目玉がかわいい・・・



タンデム?



ちょっと歪んだハート型・・・営みの最中。
奥のはヤゴかな?

すぐ近くでは


↑画像クリックすれば大きな画像に
ギンヤンマさんが出産中。


水の上では



ゴミが浮んでるわけではありません。溺れてるわけでも・・・
スイスイ背泳ぎ上手、きっとspeedo社のLZRを着用?
何者か判らないので、某うおむしとかげのF氏に訊ねたところ
水生カメムシの一種「マツモムシ」とのこと。サスガヨクシッテル
この虫、ちっこいですが不用意に掴むと刺されるそうです。
アシナガバチ並みの痛さだそうで
・・・大人になってから刺されたことないので、ピンときませんがw


てんとう虫 家内が撮りました。



・・・! 何か怪しい。てんとう虫にしては丸くない!
ヨツボシテントウダマシ・・・でもなさそう。
よくよく調べたら、ハムシの仲間におりました
「クロボシツツハムシ」のようです。


また何か見つけたようです・・・ちょっと遠巻きへっぴり腰。



家内が撮ってたのは・・・クリックすれば その画像が見られます。



さぁ、気を取り直して・・・



クリンソウも咲いてました・・・クリックすれば、可愛い顔の


なにせ自然がいっぱいですから、あちこちにいましたよ
虫へんの生きものが。






飛来 in My ガーデン

2008-06-04 15:06:44 | こんちう
我が家はそれほど近くに自然があるわけでもない
住宅地なんですが、それでも気をつけていると
珍しい種類では無いですが色んな虫たちが飛んできているようです。

上の写真はアゲハチョウ、いたってよく見かける
ナミアゲハ[アゲハチョウ科]、ミカンやカラタチに卵を産みます。
似たチョウでキアゲハは、幼虫がセリやニンジン・パセリ・ミツバなど
野菜を食害するので害虫扱いされてます。
ミカドアゲハは、美しい蝶ですが南方系で三重県以南で見られる
とのことで、見たことは無いです。











ホシミスジ[タテハチョウ科]
黒地に3本の白い帯があるからミスジ。
留まった時はゆっくり翅を広げたり閉じたりしています。
リラックスする時は広げたまま留まっていることが多いようです。
翅の表と裏で色が違うリバーシブルタイプ?ちょっと粋なヤツですね。
似ているチョウに、ミスジチョウ・コミスジが居ますが、
いずれも1本目の白い帯で見分けられます。
白い1本筋のチョウは、イチモンジチョウ・アサマイチモンジチョウ。
イチモンジチョウもよく見かける蝶です。








ツマグロヒョウモン[タテハチョウ科]♀
これは♂と♀がひと目で見分けられる蝶です。
写真のは♀で、♂は翅の先に黒い部分が無く全体に豹柄、後翅のヘリの
黒い部分は同じようにありますが、♀の方がキレイだと思います。
近年、よく見かける蝶になりました。
公園の花壇などには必ず居るような気がします。
幼虫期、園芸植物(パンジーなど)を食べるようで、苗に紛れて
生息地を広げているようです。



飛来するものは蝶とは限りません。蛾も多いようです。






チョウチョはお日様の下、ひらひら目立って飛び回ってますが
蛾は・・・キレイでも何か日陰のイメージ
ヒメマダラエダシャク[シャクガ科]




蛾も意外と美しかったり、カッコよかったり。これなんかどうですか?
最新鋭飛行物体のようで、柄もなかなかアートな感じ・・・
さて、名前は アシブトクチバ[ヤガ科]
実はこの虫の名前、探せど調べど見つからず、どうしても判らないので
So-net Photoの方で訊ねてみたところ
教えていただいたのが、このサイト「日本産蛾類図鑑」
凄いサイトでした。成虫縮小画像一覧の画像だけでも10,000枚以上!
教えて下さった方も「ここなら絶対見つかります。ただし
数時間要することも覚悟なら」とのことでした。
事実、1時間以上かかりましたよ。こんなに特徴があるのに・・・

植物や昆虫の名前探し、意地になり出すと
どれだけ時間を費やしてることやら(^_^;ゞ





こういうのを見つけても奮い立ちますね(笑)
カメムシだとは、解るのですが・・・カメムシもまた相当な種類。
おそらくこれは クサギカメムシ[カメムシ科]




これは、判りませんでした。
ハムシの一種でしょうが、いくら調べても・・・



虫がいるちゅうことは、それを喰らうハンターもいるってことで



まだ生まれたてですが、いずれりっぱなハンターに。




こちらもまだ幼いようですが 花壇のハンター、ササグモです。
脚にトゲのような毛が生えているのが特徴で、シジミチョウなど
獲物が近づいたらジャンプいちばん、跳びついてハンティングします。



オマケです、葉隠れハンター。そらまめではありません・・・