カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

とろろのとなり

2017-01-25 11:58:25 | 洛外うろうろ
半年以上前の情報ですが、自然薯料理「茶茶」の隣りにある美術館に
寄ってみました。「茶茶」で食事をすれば割引券がもらえます。



「paramita museum」パラミタミュージアム、館名の「パラミタ」は
メインコレクションの池田満寿夫「般若心経シリーズ」にちなんで、
梵語の「はらみた・波羅蜜多=迷いの世界である 現実世界の此岸から、
悟りの境地である涅槃の彼岸に至ること」に由来しているとのこと。



岡田卓也(元イオングループ会長)の姉である小嶋千鶴子が
自身のコレクションを展示するために開設した個人経営の美術館として
2003年3月に開館。現在は岡田文化財団が運営している。

それほど大きな施設ではないが、それなりに楽しめます。
池田満寿夫の作品や萬古焼のコレクションなどなどが常設。
訪ねた時はちょうど「パラミタ陶芸大賞展」が開かれており
これはノミネートされた陶芸家の作品を鑑賞して、来館者の
投票によって大賞が決定されるというもので、審査員気分が
味わえる面白いイベントでもあります。(^_^ゞ

私的には「お化け浮世絵展」がお目当てだったのですけどね。
浮世絵の迫力に感激、期待以上に満足できる展覧会でした♪


それともう一つ、パラミタガーデンも散策してみたかった。






もともとあった里山の森を残して、木は新たに植えてないそうだ。
樹齢200年のケヤキの木陰を、鈴鹿山脈原生の山野草を中心にした
約200種の草花が四季を彩るとあります。
1,200坪のガーデンには散策路があり、アート作品が点在しています。



訪ねたのは7月3日、紫陽花の時季が終わり、あまり花が見られなくて
ちょっと期待外れ?(^_^ゞ



それでも、森林浴気分でまったり散策するには気持ちの良いスペース。
ただこの季節は蚊が出るということで、虫除けスプレーが
用意されていました。



それと不定期イベントとして日曜日にはミニコンサートが
催されたりします。過去には秋川雅史、由紀さおり・安田祥子、
森山良子コンサートもあったらしい。

この日は「山崎英明こだわりさいたる」を楽しみました♪
山崎英明氏は愛知芸大卒のテノール声楽家。ピアノ福田晃子さんとの
ジョイントライブで、
演目は日本が世界に誇る作曲家、武満徹氏の歌曲から・・・
武満徹って誰やねんって、その世界の知識が無い私ですが、
結構楽しめましたヮ(^_^ゞ
ちなみに3月5日には、池田満寿夫つながり?
佐藤陽子バイオリンコンサートが予定されています。







昨年はダリ展のはしごをすべく、まず京都文化博物館で催された
「ダリ版画展」を鑑賞。
200展以上の版画を観られ、なかなか面白かったです。



この後、京都市美術館でやっていた「ダリ展」に行くべしだったの
ですが、雨も降り暗くなって時間に余裕が無かったので断念。
結局肝心の「ダリ展」は鑑賞できずに・・・無念!



2016.7/3、パラミタガーデンにて。

さくらコラボレーション

2016-04-14 17:34:09 | 洛外うろうろ
さくら咲く国、日本。この花には色んなイメージがあるものですね。




貴様と俺とは・・・ま、ここは航空隊ではないですけど。
国民の花である、さくらは軍国主義の象徴として利用された感が
否めません。
現在も自衛隊のシンボルとして、桜花の意匠が使われています。
だからか、全国の自衛隊の施設には桜の木が多く植えられている
ようですね。




こんなコラボが見られる駐屯地の「桜まつり」。
やはりいろいろ考えてしまいます・・・

〈61式戦車〉

      〈60式装甲車〉

いつもとは違うお花見になりました。


〈74式自走105mmりゅう弾砲〉

あどけない笑顔が不釣り合いな気もするのですけど・・・


〈60式自走106mm無反動砲〉

ここに展示されている火器や車両はすでに現役を終えた
用途廃止車両なんでしょうが、使われなくて何よりです。


〈155mm榴弾砲M1/58式〉

これからもこんな火器が平和のため(?)なんて言われても
使われることが無いことを願います。









〈UH-1H(ひよどり)〉

UH-1、ベル社製で世界70カ国以上で使用されているヘリですね。
ヒューイの愛称で知られている、ベトナム戦争に投入された機種です。
日本では陸上自衛隊が制式採用しています。



パイロット2名+11名が搭乗でき、同型機は今も現役で災害救助など
にも使われていると思います。



平和な光景ではありますが・・・




厚生センターの売店を覗いてみました。



自衛隊グッズがいっぱい・・・可愛い(?)のも。




お土産のお菓子は、ネーミングがちょっとねぃ。





戦車クッキーに戦車まんじゅう。「火力」「ロック・オン」って・・・
「断固日本」は「団子二本」だったらNICEなのにね。(^_^ゞ




休憩所で、ちょっとおやつを頂きました。




彰史館(広報館)も見学してみます。






旧日本軍の☆印がついた鬼瓦は、戦後GHQの接収を免れるため、
地中に埋めていたものだとか。私なら掘り起こさないけどなぁ。



若い女性の見学者が目についたけれど、
彼女らは何を思い、感じたのだろう・・・





〈旧軍 航空写真機〉
ドイツ製、その後、現コニカミノルタ(現ソニー?)が国産化した。
カメラ部分は無いが、第一次大戦から大東亜戦争まで使用された。




今も世界では戦火が絶えない、それどころか危機、緊張は増すばかり。
悲しい現実ですね。
平和ボケ、弱腰外交と言われながらも日本はアレ以来、交戦による
戦死者は一人も出さずに平和を維持して来れましたが、
抑止力、軍事力強化、国益、近隣諸国との情勢悪化・・・
煽られやすい国民性。少し心配です。

さくらの花が平和の象徴であることを願わずにいられません。

We all have Hitler in us, but we also have love and peace.
So why not give peace a chance for once?

私たちの心の中にはヒトラーがいる、でも愛や平和も持っている。
だから『平和』に一度だけチャンスをあげてみないか・・・
                       ジョン・レノン



2016.4/2、宇治駐屯地にて。

しるもしらぬも あふさかの関

2016-01-14 11:41:41 | 洛外うろうろ
「これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも 逢坂の関」
この和歌は後撰和歌集に収録された蝉丸作のもの、百人一首かるたで
馴染み深いですね。※後撰和歌集では「分かれつつ」となっている。

ひと月前、関蝉丸神社下社にちょこっと立ち寄り(12/5)中途半端
だったので、も少し知りたくなって再訪です(1/6)。
今回は分社、上社、下社と三社の蝉丸神社を巡ってみました。


まずは和歌にも出てくる「逢坂の関(おうさかのせき)」



逢坂の関は、近江と山城との境にもうけられた関。二つの坂が
出逢うことからこの名になったようです。別名:相坂関、合坂関。



常夜灯、これはレプリカですね。原碑は確か安土城考古博物館に保存。



国道1号線、逢坂山の峠に関址として小さな公園が作られています。
ちょっと関所を連想させるようにね。(^_^ゞ
ただ、実際に関所があったのはこの場所じゃ無かったようです。



ここには以前、滋賀県警の逢坂山検問所があり、トラック丸ごと
重量を計れる装置を置いて、過積載の違反車両などの検問を
していました。まさに関所って感じでしたけど・・・



今は・・・公衆トイレ。(^_^ゞ


さて、蝉丸神社ですが徒歩圏内で3カ所に分かれています。
京阪電車 京津線「大谷駅」から直ぐのところ、この逢坂の関址より
手前の、山の中に分社があります。



「村社」とあるのは、明治期に府県社、郷社、村社、無格社などと
分けられた社格の名残り。現在その分類は廃止されています。



関蝉丸神社、もともとは上下社をもって一社とする。とありますから、
この社は後に建てられたものでしょうね。

石段を上がる前にこちらもチラッと見ておきましょう。
〈車石〉

〈水準点・古くからのもののようですね〉

車石とは、江戸時代に東海道の大津札ノ辻から京都の三条大橋までの
約12キロの間、坂道で物資を輸送する牛車が通りやすいように
道路に敷いた切石。牛車専用道として人道と分けられていたようです。
物資輸送の大動脈であった街道、逢坂山峠と東山・日ノ岡峠が難所、
雨でぬかるむと大変なことに。
そこで京都の脇坂義堂(心学者)が私財を投じて車の轍をつけた
切り石を敷き詰めたそうです。今もあちこちで保存されているのを
見ることができます・・・ブログのテーマになりそう♪




登って直ぐ、右手直角に曲がると・・・



ここにも神楽殿があり、その奥に本殿が見えます。
神楽殿があるのは三社共通でした。蝉丸さんが歌舞音曲の神として
中世の芸能に携わる人々に崇敬されていたからですかね。



門には鍵がかかっており、入れませんでした。



社と言うより祠みたいな・・・






狛犬さんは、なかなか立派でイイ感じです。


神社には駐車場がありませんが、ここでは・・・



鰻料理のかねよさんがお店の駐車場を使わせてくれるようです。
※30分以内とのただし書きもありますが。



『かねよ』は以前、京男さんとご一緒したことがあります。
うろうろできるくらいの庭園がある、面白いお店ですよ。

余談ですが、百人一首にはもう一首この逢坂の関を歌った和歌があります。
「夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」
(清少納言・後拾遺集)こちらは坊主めくりではお姫さんですね♪
「夜中に、鶏の鳴き真似をしても、逢坂の関は許しはしません」って
ことかな。清少納言と藤原行成のやりとりの一首と言われています。
「鶏の泣き真似」とは、函谷関の故事※を引用したもので、逢坂の関は
そんなに簡単に騙されて開くことは無い。と言ったものでしょうね。
要は、私はお固いのよ、そんなに簡単に開かない落とせないわよ
って・・・違うかな?(^_^ゞ
※函谷関(かんこくかん)の故事とは、中国の史記にある
孟嘗君(もうしょうくん)の話。一番鶏が鳴くまで開かない函谷関の
関所が部下の鶏の鳴き真似によって開き、無事に逃げたというもの。



2016.1/6、蝉丸神社(分社)にて。

逢坂山の蝉丸さん。

2016-01-07 12:23:06 | 洛外うろうろ
去年の積み残し記事です。(^_^ゞ『関蝉丸神社』

12/5日、他の目的で逢阪山を越えて浜大津方面に向かいました。
逢阪山は昔から山城の国、京の都と近江の国・東国を結ぶ
交通の要所。現在でも国道1号線、名神高速道路、JR東海道線、
京阪電鉄などがこの峠を越えています。
東海道と東山道(後の中山道)がここを通るため、関所が設けられ
不破関(美濃国)、鈴鹿関(伊勢国)と並び逢阪の関は三国之関と
呼ばれるほど重要な関所だったようです。



季節感が・・・(^_^ゞ



京都からだと国道1号線から161号線に入って直ぐのところにあります。
京都から浜大津に行く時に、よく前は通っていたのですが
寄ってみるのは初めてでした。



京阪電車・京津線(けいしんせん)の線路、踏切の直ぐ向こうに
鳥居が建っています。踏切を渡れば参道です。


〈関の清水〉
井戸の様なものがありましたが、枯れていました。



狭くて寂れた感じの境内ですが、ちゃんと神楽殿があります。
これほど小さい神社にしては珍しいかもです。



それもそのはず、蝉丸さんは歌舞音曲・芸能の祖神として
崇められいた実在の人物。
謡曲「蝉丸」、世阿弥作の能の演目として有名ですね、
近松門左衛門作の人形浄瑠璃にも「蝉丸」があるそうです。
私的には何と言っても百人一首のかるたで馴染みがある。
坊主めくりでね。
僧坊を被っているのでほっとしたら、坊主扱いなんで・・・(^_^ゞ

ここでは関の守護神、関明神と合祀され「関蝉丸神社」となったとか。


〈貴船神社〉
ありゃ?森進一、大原麗子さんが奉納された提灯がまだ・・・
そう言えば夫婦でしたよね。


〈本殿〉
かなり荒廃していますが、歴史は感じられる?

たまたま立ち寄っただけで、何も知らなかったのですが
後で調べると、ここは「下社」で、近くに「上社」と「村社」が
あったみたい。
気になったので昨日、三社とも回ってみました。



関蝉丸神社、いずれまたレポすることになるので、今回は
この下社と電車を・・・(^_^ゞ







鳥居と踏切、そこを走る電車の光景が面白くて・・・



凍結防止策でしょうか、線路に水が撒かれています。
ご指摘があり調べてみたら、
車輪とレールが接触する音(キシリ音)を低減する為でした。






2015.12/5、関蝉丸神社(下社)にて。

湖畔のガーデン

2015-05-29 22:51:37 | 洛外うろうろ
久しぶりに滋賀県大津市にある柳が崎湖畔公園、
びわ湖大津館イングリッシュガーデンに行きました。



柳が崎湖畔公園は、2002年に開園した琵琶湖畔にある親水公園。
びわ湖大津館を中核施設として、英国式回遊庭園があります。
ちょうどバラ園では春のローズフェスタを開催中でした。
(5月15日~6月14日)






昭和9年、滋賀県初の国際ホテルとして建てられた旧琵琶湖ホテル。
「湖国の迎賓館」と呼ばれ、昭和天皇、ヘレン・ケラー、
ジョン・ウェイン、川端康成らも宿泊したそうです。

この建物、大阪市中央公会堂や歌舞伎座などを手がけた岡田信一郎に
設計が依頼され、岡田信一郎の逝去後、
弟の岡田捷五郎が引き継ぎ完成させたというもので、
そう言えば歌舞伎座の弟分みたいな・・・(^_^ゞ






琵琶湖ホテルが浜大津に移転する際、旧琵琶湖ホテルの取り壊しを惜しむ
市民の声に応えて、大津市が買取り修復、文化施設にリニューアル。
2002年4月から「びわ湖大津館」として新たに開館したというもの。
大津市の有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産に指定されています。




駐車場は少し離れたところにありますが、イングリッシュガーデンの
入園(270円)、館内施設(レストランなど)を利用すると
3時間まで無料になります。









おおっ!と感嘆の声が出るような風景は見られませんが、
あくまで、まったり楽しめる洋風庭園です。









お決まり?の蓮池、太鼓橋もありますし・・・(^_^ゞ





ガーデン内にはウェディング・チャペルがあって・・・あれ~?








この日はこんなイベントが・・・
乙女ごころは解らないけれど、嬉しいのでしょうね。
いくつになっても・・・って、余分でした?シツレイ


日本最大の湖、琵琶湖を借景に♪









琵琶湖についてのトリビア、琵琶湖の正式名称は「一級河川琵琶湖」
管理しているのも国土交通省 琵琶湖河川事務所。琵琶湖は川です?
流入する主な川は119本の一級河川。流出する川は瀬田川のみ。
瀬田川は京都府に入ると宇治川と呼ばれ、淀川に注ぐため
淀川水系の一部として法律上、河川とされている。
実際に流れているからやっぱり川なのかも。

バイカル湖やタンガニカ湖ともに世界有数の古代湖として知られている。
琵琶湖が形成されたのは約400万年~600万年前。現在の三重県伊賀市に
地殻変動によってできた湖が起源。
東が隆起し北西が陥没することで、今の位置に動いたとされているが
実は、現在も年間3センチほど北北西に移動を続けているとか・・・
つーことは、10年で30センチ、100年で3メートル・・・この調子だと
何と100万年後には30キロメートル移動!
三方五湖の辺りで日本海と繋がるという話がある。(^_^ゞ






ん?薔薇に合わせてローズバイオレットの髪?
女子グループもワイワイ・・・どちらも会話は
日本語ではなかった。こんなところまで!



琵琶湖汽船「ミシガン」が目の前を周航している。

「次はあれに乗りたい・・・」
「何やったら、土産に買って帰ろか?」
「そやね、親戚も歓ぶやろし」・・・なんて会話してないやろな。




2015.5/17、びわ湖大津館にて。

星のブランコ、空中散歩。

2015-05-07 16:42:49 | 洛外うろうろ
ほしだ園地のお楽しみ「星のブランコ」。
全長280m、最大地上高50mの木床式吊橋で、人道吊橋として全国的にも最大規模だとか・・・♪



ハイキングコースを歩いていると、真上に長~い吊り橋が見えて来ます。



その名も「星のブランコ」、結構壮観です。



自分撮り、したくなりますよね・・・



緑の風に吹かれて空中散歩♪



私も自分撮り、影をね。(^_^ゞ




真ん中あたりに来ると意外と揺れて、名前通りブランコのよう・・・
スリリングなほどではないですけど。

あれ?このコも渡って来たのかな?





あっと言う間ですが、嬉しいものですね。結構楽しめました。

さて、ハイキングコースをうろうろ。おねすじの路、さえずりの路、
つつじの小径というのもありました。


〈コバノミツバツツジ〉(小葉の三ッ葉つつじ)ツツジ科


山道のアップダウン、疲れてきましたが野山の花を見ると癒されます。




登りきったところ、「展望デッキ」に到着♪



星のブランコが見下ろせます。遠くの街並は・・・



太陽の塔から京都タワーまで見渡せるとか。黄砂?で霞んでいたので
どちらも確認できませんでしたが・・・(^_^ゞ




下りがまたキツイ、楽なようで膝や足にくるんですよね!



杖代わりの一脚が役に立ったり・・・トレッキングポールでも買おうかな?



再会?こんなところまでついて来てたんや・・・また別のコやろけど。(^_^ゞ


ここがまた、何か別世界。シダの群生、妖精でも出て来そうな・・・





ちょっと見とれてしまうほどの群生が続いていました。


珍しい桜も発見。桜っぽくないけれど・・・


〈ウワミズザクラ〉(上溝桜)バラ科。
名前の由来は、裏に溝を彫ったこの木を燃やして、鹿の肩甲骨あるいは亀甲を焼いたときの、割れ目で占いをした故事による。占(裏)溝桜の表記が正しいとされている。



〈ニオイタチツボスミレ〉(匂い立ち壷菫)スミレ科。


心地よい山歩き散歩でしたが、ちと困ったことも・・・それは、虫。
顔にまとわりつき、目に飛び込んでくるヤツね。「クロメマトイ」って言うヤツ。(本名:ヒゲブトコバエ)
蚊やブユ(ブト/ブヨ)みたいに吸血はしないようだけど、うっとうしいことこの上ない。
対処方法としては、ハッカスプレーが有効のようなので、携帯すると良いかもね。ブユにも効くようだし。
ただし、スプレーする際は気をつけないと目に入ったらそれこそ・・・(/・。\)


北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー
クリエーター情報なし
北見ハッカ通商


★夏、『毒虫の知識』も必要ですね。

★蚊、目からウロコの情報もあるかも『7つの対策と、9つの方法』

★ブヨ、恐ろしい『痛いめに遭う』



2015.4/18、ほしだ園地・星のブランコ

新緑の星だ?

2015-05-04 23:14:16 | 洛外うろうろ
「星のまち☆かたの」というキャッチフレーズのとおり、交野市には星にまつわる地名や伝説がたくさんありますが、その中の一つは、交野市の中心部を流れる天野川(天の川)だったりします。
大阪府民の森『ほしだ園地』も天野川の上流域にある105万平方メートル(東京ドーム約22個分)の広大な敷地を誇る自然公園です。





去年、交野市の七夕祭りに行ってから、ここの星伝説が気になっていたんですよね。
星田って地名も昔は「乾し田」、天の川は「甘野川」だったらしいですけど・・・(^_^ゞ












4月18日・土曜日でしたが、この週末くらいから、それまでぐずついていた天気が安定、一気に気温も上がり、新緑を楽しむにはよい時季になりました。

駐車場も満車、30分待ち。森林鉄道風歩道橋を歩いて行くと、園地案内所「ピトンの小屋」に着きます。








バーベキューサイトや体験コーナーもあります。

僕らは来る前に地元のスーパーに寄って仕入れたお弁当で・・・





園内には食事施設が無いので弁当持ちってことになります。本来は手作り弁当が良いのでしょうが、
地元のスーパーに立ち寄るのも面白いもので、よくこのパターンになります。
自動販売機もピトンの小屋にあるくらいなので、できればスーパーで安く仕入れて持ち込みましょう。

ここのウリ? クライミング施設があります。









面白そうですね、私は木登りが好きでしたが・・・カッパの木登り?(^_^ゞ
ところでピトンの小屋、ピトンって何じゃ?セントルシアの世界遺産にピトン山ってあるけれど。
どうやら登山で使うハーケンのことのようですね。独語のハーケンを仏語ではピトンと言うのだとか。




おや?ここでもデカメラの砲列が・・・クライミングを撮っているのかと思ったら、カメラの向きは横の岸壁。



どうやら、ハヤブサの巣があるのだとか・・・♪


さて、ここからはハイキングコース、ちとハードなルートもありますが、できるだけ楽なルートを選んで。(^_^ゞ





〈八重咲きヤマブキ〉バラ科


上〈クサイチゴ〉バラ科。…臭い稚児じゃなく?  下〈シロバナミツバツツジ〉ツツジ科


〈キランソウ〉シソ科。だと思うのですが・・・?


上〈ミヤマキケマン〉ケシ科。深山黄華鬘、ケマンは仏具の一種ですね。
下〈ガマズミ〉スイカズラ科。


まだ桜があちこちで咲いていました。


〈カスミザクラ〉バラ科。かな・・・




新緑の山歩きは気持ちいいですね♪ちょっと汗だくになりましたが・・・(^_^ゞ



2015.4/18、ほしだ園地にて。

十一月の五月山公園

2014-12-24 00:13:25 | 洛外うろうろ
11月23日、姉を見舞いついでに五月山公園に行ってみました。
お目当ては五月山動物園。この動物園、無料開放されていてウォンバットも
見られたりします。
・・・が、観光シーズンの連休でもあり、えらい人出w
臨時駐車場も満車で空き待ちの大渋滞、で、直ぐに動物園は諦めて
有料ゲートのある五月山公園に。紅葉の名所のようです。



五月山は、標高315.3メートル。ハイキングコースも何本かあり、もちろん
徒歩だと無料ですが、クルマは有料のドライブウェイに入ることになります。

駐車場はあちこちに用意されており、そこからハイキングもできたりします。



展望台からは大阪が一望?



ら旋状の展望台、日の丸展望台だとか。目の回る展望台とちゃうの?(^_^ゞ
ここから、紅葉を求めてハイキングコースに入ってみました。




おぉ、山肌に沿って押し寄せる波のような紅葉・・・




空を見上げると、満天の赤星が煌めいて・・・




♪濃いも薄いも数ある中に・・・童謡の「もみじ」に唄われているように
楓の紅葉は色様々。観光スポットの楓も良いですが自然の中で見る楓も
なかなか迫力があって良いものです。










燃えるような赤、ドキッとするような光景を見られて、秋の山を満喫♪











ちょこっと、イメージも・・・






2014.11/23、池田市 五月山公園にて。

赤い橋商店街

2014-12-21 17:00:34 | 洛外うろうろ
ちょうどひと月ほど前の話しになりますが(11月23日)
大阪府池田市に住む姉が交通事故に遭い、入院しているというので
見舞いに行きました。
事故というのは、姉が自転車に乗り横断歩道を青信号で渡っていると
信号無視で走ってきた普通乗用車にハネられたというものです。
運転していたのは80歳の女性、完全な前方不注意?はね飛ばされた姉は
フロントガラスに激突、頭のカタチにガラスが割れていたとか・・・
ひとつ間違えれば即死?悪運が強いのか、石頭だったのか、怪我は
足首粉砕骨折で済みました。とは言え、手術、入院、これからリハビリ生活と
何の非も無い姉にとっては災難です。66歳、後遺症が残らないはずも無く・・・



事故現場には人が沢山いたのも幸して、すぐに病院に運ばれたとか。
その病院がここ。何とも近代的で、私が入院した病院とはえらい違い・・・
まだ車椅子でしたが思いの他、元気そうだったので、ひと安心。
そう言えば顔を合わすのは何年かぶり?
こういうことで逢うのは喜ばしいことでは無いですが。(^_^ゞ

そして、これもまた久しぶりに姪っ子とも逢えました。子供も大きくなって
来年は高校生。元気に暮らしているようで、これまたひと安心。

で、ここらで昼食をとれるところは無いかと訪ねたら、
商店街へ行くといいよと教えてくれたので、行ってみることに。



この赤い橋がシンボルのようです。向こうには阪急電車が走っています。
小説・映画化された「阪急電車」には出てきませんでしたが、石橋駅前に
商店街があるようです。


何か謂れでもあるのかな、モニュメントもありましたが。
そのまんまな名前のお店も・・・



この橋の下を流れるのは箕面川、何とここらでも数年前から蛍が見られるとか。

大阪府の北部、池田市にあり、阪急(宝塚線)石橋駅西出口すぐ右の
石橋赤い橋商店会石橋商店会を中心とした、活気のある庶民的な商店街です。 
昭和の3-4年頃、箕能勢街道通りに散在してできてきた十数店の商店が
この商店街の始まりだそうです。






駅前商店街、昭和な香りもしますが決して古い懐かしいじゃなくイキイキ
していました。この狭さ加減が心地よかったりしますね♪
「通り道」というのも強み?
この商店街を通らないと、どこにも行けない。家にも帰れない・・・
何かとても暖かみを感じるところです。

で、お昼もこんなところに入ってみました。



商店街の中ではありませんが、ひととおり建ち並ぶチェーン展開のお店を
スルーして、冒険を?(^_^ゞ



カウンター6席、テーブル席が1つ。この狭さも良いんじゃない♪



ご主人がひとりで注文聞きから調理、レジまでこなされていました。





きつねそばに鶏なんば、玉子丼(小)だったかな。



味はばっちり、美味しかったです。
手際よく調理される姿を見るのも楽しいし、なにより使い込まれた
調理器具を見るのが、私は好きだったりします♪



2014.11/23、石橋商店街にて。

旧じゃなく、本(もと)。

2014-10-06 23:13:53 | 洛外うろうろ
ホテイアオイの群生が見られる休耕田、本薬師寺跡周辺ってことで目標は
本薬師寺跡(もとやくしじあと)。
聞き覚えはありますが、詳しいことは知りませんでした。ちなみに薬師寺は
奈良市西ノ京町にある世界遺産にも登録されている寺院です。

で、本薬師寺はというと、何とも長閑な田園地帯。

暑い日だったので、まだ夏が頑張っています。



近くに畝傍山(うねびやま)が見えます。ぽこんとした山ですが天香久山、
耳成山とともに大和三山と呼ばれ、国の名勝に指定されています。


蓮が一輪、季節を間違えたのか遅刻したのか・・・



稲は順調に頭を下げ出して・・・まだ青いですが。



曼珠沙華、咲き始めた頃でした(9/15)




萩が咲いていたので布袋葵とコラボ、萩の花を綺麗に撮るのは苦手w
こりゃダメだとボツにしようとしたら、大きなカマキリさんが写っていたので
採用♪・・・撮影した時は全く気がつきませんでした。(^_^ゞ


さて、本薬師寺跡ですが、それらしい建造物はありません。
金堂跡?に石碑がたっているだけ・・・


小さなお堂はありましたけど。

そもそも、薬師寺は天武天皇(大海人皇子)が、妻である鸕野讚良皇后
(うののさらら・後の持統天皇)の病気平癒を祈願して建立を発願(680年)。
ところが完成を待たずして、自分の方が病気になり崩御されてしまう。
残された皇后の方は病気が癒え、持統天皇として即位。夫の遺志を継ぎ
完成(698年)させた。
同時期に造営された藤原京へ飛鳥浄御原宮から遷都されている(694年)。
この頃は激動期、わずか16年で平城京へ遷都(710年)され、それに伴い
主要な寺院は移設されることとなり、ここも現在の薬師寺へと移される(718年)。
ただ、伽藍ごと移設されたのではなく、別に建立されたという説が有力です。
旧薬師寺と言わず「本(もと)」薬師寺と呼ぶのもそんなことからかな?
石碑は「元」になっていますけど・・・(^_^ゞ



西塔土壇跡の礎石

東塔土壇跡の礎石

金堂跡の礎石
ハイキングだろうか、子供たちのお弁当をひろげるテーブルになって
いましたけど・・・史蹟でっせ!

この金堂跡のところに1本の大きな木が・・・


この木の下で何やら木の実を拾われている方がおられたので、お話を訊くと
この木の実、「羽根つき」の羽根の黒い球の部分になるのだそうです。



木の名前も聞いていたのですが、忘れてしまい。帰ってから「羽子板の羽根」
とかで調べてみたら、すぐに分かりました。「ムクロジ(無患子)」という
木で、この実の中にある黒い種子に鳥の羽を刺して作るのだそうです。
羽根つきは「魔除け」の意味もあるそうで、読んでの字ごとく
「子が患わ無い」という意味で、無病息災の縁起をかついだとか。それに
大きな黒い目に見える、飛んでいる姿がトンボに似ていることから
疫病などを媒介する蚊にさされないおまじないの意味もあったとか・・・
デング熱予防対策に羽根つきは如何でしょう?(^_^ゞ
ちなみに種子を被う果皮の部分には泡立ち作用のあるサポニンを多く含み、
昔は石鹸として使われていたようです。学名も「Sap indus mukurossi」
Sap indusはインドの石鹸という意味、mukurossiはムクロジですね。

たまたま出逢って声を掛けてみたお蔭で、面白い勉強ができました♪

声を掛けたといえば、こちらも・・・


我が家のにゃんこさん、サラ君にそっくりの白猫さんが散歩していました。


写真を撮らせていただきましたが  ちょっと迷惑そうですね・・・(^_^ゞ

外に連れ出しても飼い主さんの側を離れないんだそうです。おりこうさん♪
ウチのにゃんこなら逃げ回って捕まらなくなりそうですが・・・

にゃんこさん、目線の先は・・・いわし雲? お腹空いたのかな(笑)



空には入道雲がちらっと、まだ夏が頑張っていました。




2014.9/15、奈良県橿原市 本薬師寺跡にて。

薄むらさきに染まっ田よ。

2014-10-04 00:09:16 | 洛外うろうろ
広島小旅行、2日目はちょっと置いといて・・・これも半月以上前の事ですが
「奈良deため息」のため息の午後さんが紹介されていた本薬師寺(もとやくしじ)の
ホテイアオイ群生の記事を見て、次の日に飛んで行きました♪



9/15日です。連休で見物客も多数?天気も良く花も見頃だったと思います。
駐車場、臨時トイレもあり、もちろん見物無料です♪




歴史的遺産の本薬師寺跡周辺の休耕水田1.4ヘクタールに、毎年7月初旬に
約14,000株が植えつけられ、最盛期には約400,000株の美しい紫色の花が
水田一面に広がるとのこと。
看板には「ホテイアオイ定植農園」うねび北小学校の2年生が植えたと。

こんな看板も・・・こんな時にカムコーダーサポートが活躍します♪


すみれ色に染まって、まさにお花畑?いや、お花田んぼ・・・




秋ですね、いろんな花とのコラボも見れました。









虫も無視できず・・・(^_^ゞ













空も見逃せません、上も下にも・・・





わずかですが、白い花も咲いていました。
レンゲ畑でも白花を見つけるのが得意だった思い出が・・・(^_-)v




ホテイアオイは茎?がぷっくり膨れて、それが浮袋になって浮ぶ水草です。
そのぷっくりが布袋さんのお腹みたいだから、この名前になったとか。
金魚鉢の定番だった時代もありますね。布袋草って呼んでいた気が・・・
ウォーターヒヤシンスとも呼ばれていますね。
花は朝に咲いて、夕方に萎む一日花です。翌日の朝には新しい蕾が開きます。



ただし繁殖力が極めて強く、国際自然保護連合(IUCN)種の保全委員会が
作成した世界の侵略的外来種に選ばれている。その中でもワースト3だとか。
世界三大害草の他の二つはセイタカアワダチソウとブタクサなんです。
で、ホテイアオイは「ブルーデビル」なんて異名も持っています。
日本では害草としての認識が薄いですが、それでも要注意外来生物には指定
されています。取扱には気をつけましょう、迂闊に池などに捨てないように。

それにしても美しい花だし、これだけ咲いていると壮観。
また来年も見に行きたくなりました。8月中旬~9月下旬が見頃だそうです。










2014.9/15、奈良県橿原市 本薬師寺にて。

馬見の古墳

2014-08-29 19:40:43 | 洛外うろうろ
公園は馬見古墳群の中にあり、公園内だけでも12程の古墳が存在しています。
ま、もとよりこの古墳群を開発から守るためにつくられた公園ですから。

とりあえず北エリア駐車場から中央口に移動します。クルマで。(^_^ゞ



ガラスドームのようなものを備えた馬見丘陵公園館が建っています。

タイタンビカス

木立ベゴニア

タイタンビカスは、アメリカフヨウとモミジバアオイの交配種だそうです。
花は大きくて20cm以上あります。ベゴニアは館内の温室?にて。






館内は古墳に関する資料館のようになっていました。空から見ると
きれいに前方後円墳が見えるようです。大きさもピラミッドより大きい♪
ちなみに右上の写真でピラミッドの下にあるのが、ここの「巣山古墳」、
左のでっかい古墳は日本最大の大山古墳(仁徳天皇陵)です。



副葬品など、ここで出土したものが多数展示されています。
ジオラマは「ナガレ山古墳」、スイッチで真っ二つ。断面が見られます。




やっぱり気になるのは、あのガラスドーム。当然、上ってみました。
結局、展望室? イマイチ用途が分かりませんでしたが・・・(^_^ゞ




下野(シモツケ)

赤くなってますが・・・シモヤケではありません、これもシモツケ。



アベリア(ハナツクバネウツギ)

百日草(ヒャクニチソウ)?

ブットレア(フサフジウツギ・大葉酔魚草)



バラ園

ガラニティカ(メドウセージ)

女郎花(オミナエシ)

ブログアップ遅過ぎ、1ヶ月以上前の写真ですから。でも女郎花は秋の七草。




タテじま、ヨコじま・・・


左:タカノハススキ。右:シマススキと呼ばれている斑入りのススキ2種。




この公園、やたらと注意書きが多いです。それもほとんど禁止事項・・・
遂には「動物の散歩禁止」ときた!人間はええんやろなぁ?(^_^ゞ


さてさて、花撮り散歩はそこそこにして、肝心の古墳を見なきゃ。

馬見古墳群は、4世紀末から6世紀にかけて造営されたとみられています。
古代豪族・葛城氏の墓域とみる説もあり、古墳時代前期の中頃から有力な
古墳の造営が始まり、大きいものでは墳丘長200メートルを超える規模の
古墳が造営されたのだそうです。
この公園内には、池上古墳・乙女山古墳・倉塚古墳・一本松古墳・別所下古墳・
狐塚古墳・三好2号墳・ナガレ山古墳・タダオシ古墳・タカビ古墳群などが
存在し、公園区域外にも文代山古墳・巣山古墳が馬見古墳群とされています。



全部見て回れば良いのですが、そうもいかず。ナガレ山古墳だけ見に・・・



ここは「国指定史跡」。
全長105mの前方後円墳、整備復元され天辺まで登って行けます♪
発掘調査後、10年をかけて東側には埴輪を並べ、葺石を葺いて築造当初の
姿を復元。西側は芝生を張ってあるので航空写真で見ると左右真っ二つで
表情が違い面白い。



この古墳で特徴的なのは円筒埴輪がずらりと並べられていたこと。
発掘調査の結果その数、1,800本に及ぶとか。何本か毎にアサガオ型埴輪も
配置されていたようです。現在675本のレプリカが並べられていますが、
その内181本は地元の河合町民が作られたもの。それ以外は樹脂製ですw

前方後円墳のくびれ部分に通路のように並べられているのも発掘調査で
確認され、復元。そこから登って行けます。高さは6mほど、そこより
一段高い後円部は8.5mだそうです。



前方部の墳頂には、箱形木棺を粘土で覆った粘土槨の埋葬施設が残っていた。
埋葬の形から女性を葬ったものと推定されている。後円部は盗掘されていて
被葬者は特定できていないが、前方部の被葬者とあわせて、夫婦を埋葬した
可能性が指摘されている。
築造時期は5世紀前半、1600年前にこれだけのお墓、土木建造物を造らせる
とは、かなりの実力者だったのでしょうね。



直径65mの後円部の頭頂は平らな広場に。ちょうど河童のお皿みたいに?(^_^ゞ
景色は、え~っと、案内板がこんなじゃ、わからへん!
注意書きばっかり立ててないで、これ直さんとあかんやん・・・



奈良の山々が見えている・・・はず。

結局、他の古墳は見て回れませんでした。いずれ再訪したい公園です。




2014.7/20、馬見丘陵公園にて。女郎花(オミナエシ)の花。

奈良ならではの新しい公園。

2014-08-19 13:59:20 | 洛外うろうろ
馬見(うまみ)丘陵公園は、周辺の大規模宅地開発から馬見古墳群と自然を
保全するため計画され、2012年6月に65.3ヘクタール(ため池、古墳を含む)が
全面開園したまだ新しい公園です。
ちなみに県下第一の公園は奈良公園。周辺の興福寺、東大寺、春日大社、
奈良国立博物館、なども含めると総面積はおよそ660ヘクタールと桁違いですが
馬見丘陵公園も充分広いです。ヽ(´∀`*)ノ『公園パンフレット』



花が少ない時期だったかも。それでも馴染の花で花壇が彩られていました。


ヒペリカム・カリシナム(キンシバイの仲間)


マリーゴールド、後ろにはサルビア スプレンデンス。

ニチニチソウ、後ろはマリーゴールド。



イッサイサルスベリ、前はサルビア スプレンデンス。

背丈が低いのにいっぱい花を咲かせているサルスベリ。サルスベリの矮性種で
小さいうちから花の咲くイッサイ(一才)サルスベリだそうです。



遠目に見たらラベンダー畑かと・・・サルビア ファリナセアです。


サルビア ファリナセア

この北エリアには広い芝生広場、その端っこにこんなドームのイベント場?も。
日陰を利用して、老カップルが社交ダンスの練習をされていました。(^_^ゞ



北駐車場から陸橋を渡るとキッズエリアがあります。木製の遊具が面白そう。
それにしても穴場なのかな・・・利用者が少ない。入園も駐車場も無料なのに。



木槿(ムクゲ)

芙蓉(フヨウ)と木槿(ムクゲ)は、混同しがちですが葉っぱや雌しべに
特徴があります。これはおそらくムクゲだと・・・

下野(シモツケ)

誰や!ボールを放りぱなしで・・・って思ったら、キノコでしたw
ちょうどテニスの軟球くらい。
調べたらタマシロオニタケ(猛毒)にも、タヌキノチャブクロ(食用)とも
似ているけれど、どちらでもないみたい・・・名前知れず。


そうそう、このエリアにはあちこちに・・・


年表や年号のプレートが!教育熱心な奈良県らしい?
ちなみに2009年の高校卒業者1000人当たりの東大+京大 現役合格者数の
都道府県別ランキング、断トツ1位は奈良県でした。(^_-)v
それにしても緑地公園に来てまで・・・何だかなぁ。



野萱草(ノカンゾウ)
ちょっと「のいてぇな」と言っても「のかんぞう」・・・ちゃんと勉強しないと
駄洒落しか言えない大人に・・・(^_^ゞ




ここ、公園内に10以上も古墳が点在しています。北エリアには池上古墳だけ
ですが、旧石器時代の馬見二ノ谷遺跡もありました。
池上古墳を見てみようと分け入ったのですが、ただの雑木林?ヤブ蚊の大群の
襲撃を受け、慌てて退散・・・w

そうこうする内に、にわか雨。休憩処で雨宿りをして、止んだのを見計らって
クルマで中央エリアに移動しました。



2014.7/20、馬見丘陵公園・北エリアにて。

黒田の森は英国風?

2014-07-15 15:10:51 | 洛外うろうろ
西脇市と言えば、日本の真ん中。
東経135度線、北緯35度線が交差していて、経緯度で日本列島の中心点に
位置するということで「日本のへそ」をアピールしている町です。
「にしわき経緯度地球科学館」、西脇市出身の画家横尾忠則氏の作品を
展示する「岡之山美術館」、「宇宙っこランド」などがある
ちょっとアートな公園『日本へそ公園』があったりします。
私も何度か行ったものの、ゆっくり見たことは無いのですが・・・

今回も黒田官兵衛がらみでゆかりの地を探していたら、
JR加古川線「日本へそ公園駅」の北に「黒田庄駅」を発見。やはりゆかりが
あるようです。でも気になったのは官兵衛ゆかりの地より、こちら・・・
『西脇市日本のへそ日時計の丘公園フォルクスガーデン』名称、長ッ!
フォルクスガーデンは北播磨の豊かな自然と美しい景観を生かした
イングリッシュスタイルのガーデンです。約300種類もの景観植物が
四季折々の美しさで楽しませてくれます。入園無料♪というところです。

現在は西脇市からの要請でカフェをオープンされたオーナーさんが
管理を任されているようです。



カフェの裏側に広がるウォーターガーデン。水生植物のみならず昆虫や
亀さんも生息しているらしい♪



まだまだこの奥に葉色の美しい樹木を組み合わせたカラーリーフガーデン、
小路沿いにハーブなどを植え込んだ香りのガーデンなど自然がいっぱい。



花もこの時期多くは無かったけれど、あちらこちらで見られます。


クチナシの花。




紫陽花




ヒペリカム(オトギリソウ科)の実かな?

コアジサイ(ユキノシタ科)?・・・自信なし。(^_^ゞ


建物の横には大きなスモークツリー(ケムリソウ)の木が、花も満開で。










シモツケ(バラ科)の花。

ハナツクバネウツギ(スイカズラ科)


水辺には花を咲かせたハンゲショウ(ドクダミ科)



「半夏生」とは七十二候の一つ。太陽が黄経100度にある日で、
夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。この頃に咲くから
この植物「カタシログサ」を半夏生と呼ぶ・・・って説明されますが、
間違いでは無いけれど、もう一歩奥があります。
漢名で「半夏」、和名カラスビシャク(サトイモ科)、根茎は漢方の半夏。
田に生える雑草ですが、この草が生えるのを目安に田植えの終期とされて、
その時期にあたる雑節のことを、半夏が生える時期ということで「半夏生」
と呼んでいるとのこと。大元があったのですね!

このカタシログサ、「半化粧」という呼び方の方が風流かと思いますね。
何故、花の近くの葉だけ白化するのかは解っていないようですが
大きな花弁を持たないのでその代わりとも言われています。




樹木の名前は自信が無いですけど、アカメガシワだと思います。



タカノハススキ、タイガーグラスとも呼ばれますね♪



リキュウバイ(利休梅)、これは銘板があったので自信を持って。(^_^ゞ


面白い実ですね。花は真っ白な五弁、梅に似ています。同じバラ科だから。


ナンジャコリャ?


ちょっとおどろおどろしい見た目!どうやらミモザ(銀葉アカシア)の
実のようです。レモンイエローの美しい花からはちょっと意外かも。




私にはちょうど良いスケール。ぶらぶら森林浴を楽しめます。
あくまで庭ですから、疲れるほど歩くこともないし、ベンチで休むも一興♪

そう言えば昔はBE-PALを愛読していた、村上康成のカットもスクラップして。
ようこそ森へ
クリエーター情報なし
徳間書店





ガーデン散策にも癒されましたが、ここのカフェ(レストハウス?)は
ツボでした!
オーナーさんの好み、センスで北アメリカ風?
そう、明らかにターシャのファンですね♪ 何か波長が合います・・・










万歩計の数字など気にせず、自然に囲まれたベンチで 木漏れ日に目を細め
風にそよぐ木の葉の囁き、小鳥たちの語らいに耳を傾け・・・ウトウト(〃´`)~
そんな散策がここにはピッタリです。

実はここへ来るまで雨、到着したら晴れ間が・・・カフェのテラス席で
食事をして、森を散策。そしてまたカフェに戻りデザートを・・・
カフェではサプライズな楽しい思いを(次回報告)、帰ろうとしたら
土砂降り、帰り道は豪雨w 何か運命的なものを感じたりして・・・
往復4時間、でもまたきっと行くと思う♪




2014.6/29、黒田庄 フォルクスガーデンにて。

天の川を訪ねて

2014-07-08 01:05:58 | 洛外うろうろ
それならと、地上の星?天野川を見に大阪府交野市(かたのし)まで
ひとっ走り♪ なんとここは七夕伝説発祥の地なんだとか。

『大阪・交野から枚方にかけては銀河にたとえられた「天野川」が流れ、
織姫と牽牛ゆかりの地も残る、七夕伝説のふるさと』
・・・羽衣伝説、かぐや姫伝説とか天岩戸伝説と同じく、七夕伝説も各地に
あるとは思いますが・・・(^_^ゞ

大阪府の東北部に位置する交野市から枚方市(ひらかたし)にかけては
平安の頃、交野ヶ原(かたのがはら)と呼ばれ、平安貴族たちが好んだ
風光明媚な狩猟地だったようです。
白く輝く川砂と澄んだ流れが夜空の天の川を思わせることから、ここに流れる
天野川はよく古典文学に出てきます。
当時すでにここの七夕伝説が定着していたようです。



まずは七夕祭り真っ盛りの『機物(はたもの)神社』へ行ってみます。
ご当地キャラ『おりひめちゃん』が機織りちう。^_^



創建は定かでは無いものの、文献から四、五世紀だと考えられています。
御祭神はもちろん「天棚機比売大神(あまの たなばたひめ おおかみ)」
織姫さまですね♪

意外なことにこの神社、戦国大名からも人気があったようで・・・
織田信長、明智光秀、豊臣秀吉も特段の保護や寄付をし、関わっています。






毎年7月6・7日の2日間、七夕祭りが盛大に行われ、この2日間参道は
屋台が隙間無く並び、大勢の人で賑わいます。
ちなみに駐車場は無い、公共交通機関で来るようにとのことでしたが・・・
行ってみると充分余裕のある臨時駐車場が用意されていました。(^_-)v













近くのスーパーで買ったお寿司をクルマに持ち込み、お昼ご飯に♪



今どきのクルマ、軽でも広々なのに・・・ロードスター、狭ッ!
こんなことするクルマじゃ無いですねぃ。(^_^ゞ

さて、機物神社から場所を変えて天の川(天野川)に架る逢合橋を目指します。



とうとう雨が降ってきました。きつくならない間にササッと笹飾りを・・・

ところでこの辺り、難読地名が多いのでは?



「砂子坂」が何で「酢蛸坂」になるんや!ツッコミ入れられる大阪流かな?
逢合橋のある地名は私部(きさべ)と読みますが、古代はきさいちべと言い
皇后のお世話係の役所があったようです。
「私」とは后(きさき)を意味します。



織姫を祀る機物神社と天野川をはさんだ対岸の中山観音廃寺跡には牽牛石が
残されており、ほぼ中央の天の川にこの逢合橋という名の橋が架かっています。



これが地上の天の川・・・

ちなみに、天野川が淀川と合流する直前に架かる橋は、かささぎ橋と
名付けられています。七夕伝説で、七夕の夜、鵲(かささぎ)が翼を連ねて
橋を架け、二人を逢わせることに由来しているのでしょう。



「彦星と織姫と今夜逢う 天の川門に 波たつなゆめ」という
万葉集の歌碑がありました。万葉集には百二十二首もの七夕の歌があるとか。



あれ?ニャンコさんも誰かに逢いに?それともパーマをかけに来たのかな。



本当は枚方市の観音山公園にある巨石「牽牛石」も見に行きたかったのですが、
雨が強くなり・・・断念。
観音山公園には「牽牛(ひこぼし)の 妻迎え船 こぎ出らし 天の川原に
霧の立てるは」という、万葉歌人・山上憶良の歌碑があります。

この交野市、弘法大師空海が呪文を唱えたら星が降って落ちたという
「降星伝説」もあり、星にまつわる地名や伝承を星の数ほどちりばめている?
たとえば、星田、南星台、天田の宮。星の森や星田妙見宮などなど・・・
私的に気になるのが、「府民の森ほしだ園地」の中にある吊り橋。
その名も「星のブランコ」この吊り橋、全国6位。全長280m!高さ50mという
巨大な吊り橋。いつか行ってみようと思っています♪




2014.7/6、交野市・機物神社にて。