デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

デフラクト久留米公演初日

2016-10-22 06:08:40 | デラシネ日誌
9時45分ホテルから技術者のデビットと通訳さんと一緒にホテルを出て、会場の久留米シティープラザに向かう。雨が降っている。今日は一日降るようだ。明日補選の投票日ということもあるのだろうが、とにかく選挙運動が激しい。昨日は民進党の辻本が候補者と一緒にアーケード街を行進していた。どうも今日は麻生太郎が来るらしい。
デビットの奥さんが何日か腹痛がひどく病院に行きたいと言っているとのこと。会場近くの病院へ。先生が英語がぺらぺらで助かった。胃腸炎だろうということで薬を処方してもらう。会場まで戻る。
開場ぎりぎりまでいろいろやっていた。この人たちのやり方なのだろうなという気がする。今日の公演がちょっと薄いということだったのだが開場するとお客さんが次々に入ってきて8割方埋まる。当日券がかなり出たという。福岡に来てからやった記者会見が効いたのではということだが、なによりである。
14時定刻に開演。今日は客席で見せてもらう。サンクト以来2年半ぶりに見る「フラーク」。PAを担当するデビットも交えて3人のジャグリングと関節を外したような動きが織りなす濃密な身体空間に魅了される。ストーリーのようなものはなく、自然体で展開されるエスプリあふれるやりとりが小気味いい。随所に折り込まれるコミカルなやりとりも押しつけがましくなく自然に笑いが生まれてくる。見せ場がいくつもあるのだが、それをじっくりと見せていく。特にボールを背中から通して繰り返すジャグリングは圧巻。見ている方もいつのまにか身体が動いてくる。お客さんの反応もとても良かった。
公演後遅い昼飯は、大砲ラーメン。老舗の久留米ラーメン屋さん。そろそろ久留米グルメが胃に重たくのしかかってきた感じもする。


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