デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

韃靼の馬

2014-03-12 09:31:17 | 買った本・読んだ本
書名 「韃靼の馬」
著者 辻原登 出版社 日本経済新聞社 出版年 2011

快作である。久しぶり興奮しながら読んだ。なにせ前半はこのところ気になっている朝鮮通信使の話しであり、後半は韃靼の地に天馬を探しに行く話しなのである。しかもしかも朝鮮通信使の中には重要人物のひとりとしてチュルタギ(綱渡り)の名手がいるし、朝鮮曲馬の乗り手も出てくる、後半の天馬探しの舞台は朝鮮半島から極東の山間部を通り、満洲から大興安嶺の近くにある、いま自分が一番気になっている場所。血が騒いでくる。日経新聞で1年半連載されただけあって、ボリュームたっぷり、ものすごい厚さで、通勤途中に読む本ではないのだが、読み出したらやめられなくなり、しばらく腕が重みでおかしくなった。
そもそもこの本を読むきっかけになったのは、奥さんがこの本の中にチュルタギの技について詳しく書いてある箇所があると教えてくれたからだ。主人公を助ける揚州仮面劇一座の花形(女性のような美しさをもった男性)が演じるチュルタギについてこの描写がある。この綱渡り芸人たちが存分に活躍してくれているのがうれしい。これ以外にも朝鮮曲馬のシーンも出てくる。ということでサーカスファンにも満足してもらえる本なのではないかと思う。
朝鮮通信使での話しで息切れすることなく、吉宗に献上するために天馬を探しに冒険の旅に出るということで、またギアチェンジしてさらにスペクタクル性を増す。読み所満載の本であった。天馬とはほんとうにいたのだろうか?天馬の牧場の描写は美しかった。

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歓迎会

2014-03-12 08:20:55 | お仕事日誌
どうやら今日から暖かくなるようだ。ほっとする。走って帰るとうっすらと汗も。今年は木曽川の水の量が多いような気がする。
今日はステージの幕を吊るす作業があるので、メンバーはいつもより遅く入ることになっている。郵便局に寄って確定申告書を発送。今年はどうなるかな・・・・
出来上がった幕の袖幕がちょっと大きすぎる感じがする。案の定メンバーが来てから大きいと言い出す。あとで調整することに。MCさんを入れて通し。暖かいということもあって、鉄棒もトランポリンもトリックを入れてくる。
やはりクラウンの時間が長いかな。終わった後ダメだし、フィナーレをMC入りで何度か稽古。
このあと歓迎会。今回は送迎バス付きということで、リトルから直接会場へ。
通しリハが順調にいっているということもあり、みんなリラックスした感じで食事を楽しんでいた。
21時前にホテルに戻る。「相棒」を見て横になっていたらそのまま寝てしまった。

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