今日も発送だ

６時過ぎに起きて、１０キロほど走る。今日のコースは横浜高校野球部のグランド経由。県大会決勝で敗れた横高のグランドは、長浜公園の中にある立派なもの。日曜日というと練習試合があって朝早くから活気があるのだが、さすがに今日はグランドにはひとりもおらず。休みなのだろう。途中水飲み場で何度も水を補給。
昼前に会報が到着。昨日はアートタイムス、そして今日は会報の発送準備。封筒詰めなど発送作業は娘にバイトしてやってもらう。１８時前に終わったのだが、集荷はＯＫとのこと。２１時前に集荷してもらう。アートタイムスの注文が相次ぎ、結局その発送作業で半日潰される。下北沢に開店した古書店「赤いドリル」で自分の本のコーナーをつくってもいいような話があったので、３階に置いてある拙著を探しに行く。といっても「海を渡ったサーカス芸人」だけなのだが。３階はうだるような暑さ。ここでとんでもないものを発見。ビデオ、それもサーカス映画の。３箱でてきた。ＤＶＤにする作業は終わったかと思ったのだか、まだあったわけだ。ダビングしたビデオはほとんど奥さんが一般ゴミと一緒に捨ててくれていたのだが、捨てるに捨てられないのがある。一箱古本市の時に景品としてつけたりしたが、それでも余っていたのだが、全部もらってくれるという奇特な人が現れて、それも発送する準備。デラシネをはじめるときに１００冊以上あった「海を渡ったサーカス芸人」だが、在庫は１０冊のみとなっていた。デラシネをそもそもはじめるきっかけは平凡社で廃棄処分になる寸前にあったこの本を買い取って、それを少しずつ売っていこうということだったのだか、ここまでたどりついたのである。たいしたことじゃないかもしれないが、自分にとってはたいしたもんである。こうして一冊ずつ売るということの中からずいぶんいろんなことを学んだように思える。この手売りの発想からアートタイムスも生まれたかもしれない。
しかし発送作業に根詰めて、すっかり疲れてしまった。せっかくの休みだったのに。