ダンポポの種

備忘録です

トレイル・ウォーク、大文字山

2020年08月25日 22時12分40秒 | 散歩・ウォーキング


K田辺観測、きょうの最高気温は36.0℃。(京都市の最高気温は37.3℃でした。)

京都府の、きょうの新規感染者数は17人。
大阪119人、兵庫23人、滋賀14人、奈良5人、和歌山0人。
東京182人。

   ◇          ◇          ◇


きょうは、京都市内へ出向いて、京都一周トレイル(東山コース)の、
粟田神社→蹴上→大文字山→銀閣寺前→浄土寺橋(白川通今出川)を歩きました。

汗だく 疲れたー

大文字山への山道は、なかなかの急勾配で、距離も長かったです。
足元(地面)は岩盤で、岩がゴツゴツしていました。

きょうは無事にコースを巡り、銀閣寺の近くへ下山して、白川通今出川まで歩きました。

次回のトレイル・ウォークは(←いつになるか分かりませんが)、東山コースの最終区間、白川通今出川からゴールの比叡山(ケーブル比叡駅)までの区間に挑みます。
「でもほんとに、歩くのはいつになるか、全然分からないぞ! 予定は未定
「そういう念押しは忘れない奴…」


◎画像です


↑きょうはマイカーで出動し、岡崎公園地下パーキング(市営)に駐車しました。
 平安神宮のそばから、まずは三条通まで下がります。



↑粟田口の石標を見ておく。
 東山トレイルコースには当たりませんが、石標、私は今まで見たことなかったので。



↑粟田神社の鳥居。



↑三条通に面した粟田神社参道口です。東山トレイル道標29(=「東山29」)の地点です。
 12時38分、きょうはここからスタート!



↑三条通を蹴上方向へ歩きます。
 「ウェスティン都ホテル京都」のそばを通り過ぎます。



↑蹴上の交差点が見えてきました。
 バックに見えている山々を目指して、きょうは歩きます。
 かつて、この三条通を、京津線(京阪電車)が走っていました。併用軌道(路面電車)でした。
 1997年(平成9年)に市営地下鉄東西線が開通したので、この区間の京津線は無くなりました。



↑蹴上バス停を横目に通り過ぎ… ようとして、足が止まりました。
 「近江鉄道のバス停!?」
 OHMIの停留所があるなんて、私は初めて気が付きました。
 近江鉄道の路線バスが、三条通を走っていたっけな? そもそも京都市内まで乗り入れて来てるか??
 帰宅してから調べてみると、年に1回ほど、滋賀県内から三条京阪まで運行される便があるそう。
 


↑ねじりマンボ。これをくぐり抜けます。
 地下鉄東西線・蹴上駅からすぐの場所です。



↑ねじってあります
 (トンネル壁面のレンガの積み方です。トンネル内を〝ねじった〟ように見える)



↑疏水の、蹴上インクライン線路跡。
 公園になっていて、自由に散策できます。暑いけど。



↑右手のフェンス際にもレール1本敷かれています。
 この状況は、超ワイドな広軌線路が複線で敷かれている、ということです。



↑複線レールの隙間がほとんど無い。
 インクラインは、舟を載せた船台(貨車)が低速で行き来するだけだったようなので、
 船台(貨車)どうしが接触しないギリギリの寸法で設計されたのでしょうね。



↑船台(貨車)の復元車両だそう。舟も積載されています。
 こういうクルマが、線路を行き来していたのですね。
 インクラインが実際に使われたのは、明治時代から昭和の戦後まもなくの頃まで。



↑インクラインの先で、トレイルコースは山の中へ入っていきます。



↑日向大神宮(ひむかい だいじんぐう)。
 石段を登って外宮・内宮におまいりし、天の岩戸(くぐりぬけ)にもおまいりした。



↑日向大神宮から「東山33-3」を経て大文字山を目指しました。



↑すっかり山の中。足元は、根っこだらけです。



↑七福思案処(しちふくしあんどころ)の地点を過ぎると、勾配が急になりました。
 きょう目指す大文字山は465mなので、頑張って登らないといけません。



↑足元は〝岩肌〟です。日の当たる山道は、暑さとの闘いでもあります。



↑黙々と登りつづけました。
 時折、眼下に街並みが見えました。
 「だいぶん登ってきたな



↑山のてっぺんに近いところまで、やってきました。
 





↑林道と交差する地点。
 この先に、大文字山四つ辻(東山45)のポイントがありました。



↑13時54分。
 大文字山四つ辻(東山45)から、少し寄り道して、大文字山山頂へ到る。
 山頂に三角点があります。



↑大文字山てっぺんにて。標高465m。
 蹴上からここまで登ってくるのは、疲れました。
 ずうっと続いていく上り坂に、途中、心が折れそうになった
 でも、連続勾配の山道を登り切ることができました。
 〝異常事態〟に陥っていた私の登坂力は、おかげさまで、ほぼ元通りに回復しました。
 嬉しいです



↑てっぺんからの風景。



↑山をはさんで、左のほうに見える街並みは山科方向、右に見える街並みは京都駅方向。(かな?)
 山頂では、ほかのハイカーとおしゃべりしながら、しばし休憩しました。


寄り道ついでに、五山送り火(如意ヶ嶽大文字)の火床へ行ってみました。


↑五山送り火大文字の、火床です。
 さきほどの大文字山山頂からは、標高で130mほど降下してきました。



↑木々が伐採され視界が開けているので、街並みがよく見えます。
 斜面も急なので、下界の風景が迫力をもって広がります。











↑遠くに見える山ですが、これも五山のひとつです。
 〝妙法〟の「妙」です。



↑こちらは「法」です。
 妙と法は、実際には別々の山にありますが、「妙法」で一つの山・一つの字とみなされています。


◎トレイルコースに戻る


↑大文字の火床からそのまま下山しようかとも思いましたが、やっぱりトレイルコースに戻ることに。
 火床から再び登り返して大文字山山頂へ戻り、大文字山四つ辻(東山45)へ。
 14時46分、コースに復帰。



↑火床から登り返してきたけれど、この先、トレイルコースも麓(鹿ヶ谷)を目指して下り一方です。





↑コケている木が、けっこう多い。





↑「東山46」。俊寛僧都忠誠の碑。(これがそうかな?)




↑急な石段を下っています。画像では伝わりにくいけれど、本当に急傾斜でした。
 万一、踏み外したら、転落するわ…。足は疲れているし、あぶない。



↑石段を下ったところに、滝がありました。
 マップには「楼門の滝」という名前があります。これがその滝かな?



↑石段を下から見上げる。急でしょう?
 ここを登るのはきっとキツイと思うけれど、下るのも危険だった。



↑その先も、どんどん下っていきます。



↑舗装道路に合流しました。山道終了!



↑舗装道路をさらに下ります。



↑15時20分、霊鑑寺そばの交差点。「東山48」。



↑そのあと、「東山49」を見落としました
 哲学の道へ入るタイミングを逸してしまった。迂闊だった。
 慈照寺(銀閣寺)の門前から西へ進み、白川通今出川の交差点に到着しました。
 15時37分到着。
 粟田神社参道口からここまで、トレイルコース約7.5km、所要ちょうど3時間でした。
 ※寄り道の時間(大文字山で火床を見学した時間)も含みます。



↑きょうのトレイルウォークは、白川通今出川の交差点で終わります。「東山52-1」。

「次回は、この地点から、比叡山をめざして歩きたいです」
「おおっ! 次回はここから比叡山まで、歩くんやな!?」
「比叡山を目指して歩きたい、と言っている」
「またなんか、常に逃げ道は確保してます みたいな言い方を…



↑白川通今出川から、大文字山(大の字)が見えます。
 「さっき、あそこまで登ってきたんだな」


   ◇          ◇          ◇

おまけ
帰り道に、今出川通から吉田山へ登ってみました。


↑今出川通りに面した、吉田神社・北参道入口。
 15時43分、ここから吉田山へ登ってみました。



↑階段状の登山道です。
 一気登りしたら、めっちゃしんどかった



↑15時50分、吉田山展望台。(ここは吉田山のてっぺんなのかな?)



↑大文字山(大の字)がよく見えます。







↑吉田山の三角点。標高105m。



↑16時00分。大きな朱色の鳥居前へ下山しました。
 ここから最後の力を振り絞り(!)、岡崎公園地下駐車場に止めてあるマイカーまで歩きました。
 岡崎駐車場へは16時30分ごろ到着。
 きょうトータルの歩数は2万1000歩でした。