ダンポポの種

備忘録です

大糸線(1)

2013年04月12日 17時55分01秒 | 旅のあと
大糸線(糸魚川~松本)




まずは、JR西日本区間(糸魚川→南小谷)


↑4月8日、糸魚川駅ホームにて。10時43分発の南小谷ゆきディーゼルカーです。(キハ120形1両編成。糸魚川ジオパーク・トレイン)
 この時刻の列車に乗るために(間に合わせるために)、早朝に自宅を出て始発電車で発ち、ビジネスサンダーバードにも乗って、やって来たのです
 この日は、私のほかにも3名ほど、「はくたか7号」からの乗り換え客がいました。乗客は全部で10名ほどでした。
 なお、北陸本線の対向(上り)特急列車「はくたか4号」が遅れていたため、この南小谷ゆき列車も、それの到着を待ってから発車しました。
 所定の10時43分を過ぎ、実際の発車は10時50分ごろになったけれど…、列車は南小谷へ向けて発車ー



↑北陸本線の「はくたか」の車内では、日本海の風景に目を奪われていたので、あんまり山のほうを見ていませんでした
 大糸線に入ると、いよいよ、車窓の主役は〝山〟です あと、〝川〟も…
 標高の高い山々には、まだまだ雪がたくさん残っているようで、青空を背にして迫力のある風景が展開します。
 うちの近所の、京都南部の山々とは、なんだか〝格〟が違うように見えてくる…



↑途中駅の建物(駅舎? 待ち合い室?)
 窓ガラスのところには、板が打ち付けられていました。冬季の積雪による破損を防ぐためかな(?)



↑車窓に寄り添って流れる、姫川。
 山々からの雪解け水を一手に引き受けているのか、結構な水量で勢いよく流れていました。



↑ロックシェード(ロックシェッド)をくぐり抜ける地点も、たくさんありました。険しい地形の中を走っていることを実感。



↑切り立った山々と、そこに険しい谷を刻む川の流れ。
 大雨による増水で、川の氾濫や土砂災害に見舞われることも少なくない大糸線です。
 過去、幾度か、土砂災害による長期不通の時期がありました。それを乗り越えて、今日も列車は走ります。



↑北小谷(きたおたり)の駅名標。
 小谷と書いて「おたり」と読ませます。独特な地名だと思います。



↑南小谷(みなみおたり)に到着しました。めっちゃ青空
 糸魚川駅からこの駅までがJR西日本の区間です。すなわち、これにて『JR西日本の大糸線』は走破完了ー
 列車はこの駅で終点となり、この先、松本方面へは、JR東日本の列車に乗り換えです。
 ちなみに、糸魚川駅を10分近く遅れて発車したはずなのに、南小谷へはほぼ定刻に到着しました
 途中、どのへんで〝回復運転〟をしたのか、よく分からなかったけれど…



↑1両編成の小型ディーゼルだったけれど、糸魚川ジオパークをPRするボディになっていて、賑やかな外観でした。
 車内は、別にこれと言って格別なところはなく、ごく普通の感じでした。



↑短い停留時間ののち、列車は糸魚川へ向けて、今来た道を戻って行きました。