DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

スペンス、3冠王座の統一に成功(3団体ウェルター級)

2022年04月21日 05時45分20秒 | 世界ボクシング

先週末16日・土曜日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
3団体ウェルター級王座統一戦:
IBF/WBC王者エロール スペンス(米)TKO10回1分44秒 WBA王者ヨルデニス ウガス(キューバ)

*本来なら昨年8月に、生きた伝説マニー パッキャオ(比)と対戦する筈だったスペンス(米)。しかしその一戦は、スペンスが網膜裂孔を負ってしまい直前にキャンセル。代わってウガスがパッキャオと対戦し、番狂わせの判定勝利を収めると同時に、スペンスとの対戦権を得る事になりました。

自身の怪我のために、2020年師走以来の実戦となったスペンスですが、試合開始のゴングからウガスを圧倒していきます。サウスポー(左構え)スタイルからの右ジャブと、左右のボディ攻撃でキューバ人に迫っていったスペンス。回を追うごとにリードを広げていきます。

中盤の6回、ウガスが右でスペンスをダウン寸前に追い込む意地を見せますが、それも長くは続かず。ボディーへのダメージに加え、ライバルの右目を大きく腫らし、最後はレフィリー(ドクター)ストップに持っていったスペンス。これまで保持していた2つの王座に加え、新たなベルトをコレクションに加える事に成功しました。

もう一つのベルトを保持しているテレンス クロフォード(米)との一戦を熱望するスペンス。是非、年内にも実現してほしい一戦です。

2022年4月21日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):エロール スペンス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ラジャブ ブタエフ(露/0)
WBC:エロール スペンス(米/2)
IBF:エロール スペンス(米/6)
WBO:テレンス クロフォード(米/5)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/1)
日本:小原 佳太(三迫/2)

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