DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今度は5大王座戦

2016年10月31日 00時17分06秒 | 世界ボクシング
11月23日、大阪・住吉スポーツセンターで予定される試合です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
王者ドゥワイト リッチー(豪)対 挑戦者太尊 康輝(六島)

OPBFスーパーウェルター級戦:
王者細川 貴之(井岡弘樹)対 挑戦者大石 豊(六島)

WBCユース・バンタム級戦:
王者丸田 陽七太(森岡)対 挑戦者ジョー テホネス(比)

WBOアジア・太平洋スーパーフライ級王座決定戦:
向井 寛史(六島)対 インタノン シッチャモアン(タイ)

WBOアジア・太平洋フライ級王座決定戦:
坂本 真宏(六島)対 木村 翔(青木)

*11月11日に神戸市立中央体育館で4大OPBF戦が予定されていますが、その12日後に大阪でも大きな興行が予定されています。

何だか日本王座に手の届かなかった選手がOPBF戦にまわり、それでも王座獲得ならなかった選手がWBO地域戦に降格。そんな感じがするのですが、気のせいでしょうかね?
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粉川、無難な防衛に成功(日本フライ級)

2016年10月30日 00時38分08秒 | 日本ボクシング
今週25日・火曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フライ級戦:
王者粉川 拓也(宮田)判定3対0(97-93x2、98-92)挑戦者新井 雄大(渡嘉敷)

*試合前から挑戦者の倍のキャリアを持つ粉川の有利と見られていた今回の試合。新井も抵抗の姿勢を見せますが、結局は王者の大差判定勝利。試合後粉川は「もっときれいに勝ちたかった」とコメントを残していますが、国内レベルでは安定した力の持ち主である事を誇示したことは間違いないでしょう。年間3連続防衛に成功した粉川。これで2度目の王座の4連続防衛になります。前回の王者時代には、4度目の防衛戦で王座から転落しているだけに、まずはホッとしているところではないでしょうか。
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今週末の試合予定

2016年10月29日 01時59分13秒 | 世界ボクシング
2016年10月最終週末の試合予定です。

29日 土曜日

*本来ならこの日、タイソン ヒューリー(英)対ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の再戦が行われるはずでした、残念...。


11月1日 火曜日
後楽園ホール
日本スーパーライト級戦:
王者岡田 博喜(角海老宝石)対 挑戦者細川 バレンタイン(宮田)



3日 木曜日
フードパル熊本
日本ミニマム級戦:
王者福原 辰弥(本田フィットネス)対 挑戦者華井 玄樹(岐阜ヨコゼキ)
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ウラジ、今度は自身が怪我(色々:10‐28‐16)

2016年10月28日 01時36分43秒 | 世界ボクシング
最近(2016年10月28日ごろ)のニュースです。

1)本来なら現地時間の明日29日に、英国に乗り込んでタイソン フューリー(英)に雪辱を果たすつもりだった元統一ヘビー級王者のウラジミール クリチコ(ウクライナ)。ご存知の通り、フューリーが王座を返上したためにそのリベンジ戦は消滅。対戦相手は未定ながらも、来月末か師走に試合を行う可能性がありました。しかしその試合も、今度は自分自身の軽度の負傷によりお流れとなってしまいました。ウラジにとり、全くもって踏んだり蹴ったりの1年になってしまいましたね。

2)豪州の大ベテランによる再戦が2月3日に10回戦で行われます。このライバル対決に出場するのは元WBAスーパーミドル級(2度)、WBAスーパーウェルター級暫定王者のアンソニー マンディンと、元WBCスーパーミドル級暫定、WBAライトヘビー級王者のダニー グリーン。両者の第一戦は2006年5月に行われ、その時はマンディンが明確な判定勝利を収めています。

前回の対戦時はスーパーミドル級のリミットである168ポンドで行われました。今回の契約体重はライトヘビー級とクルーザー級の約中間である183ポンドになるそうです。

3)現時点では非常に影の薄い存在であるWBAライトヘビー級暫定王者のドミトリー ビボル(キルギス)。明日29日にYevgeni Makhteienko(ウクライナ)という選手と無冠戦10回戦で対戦します。すみません、ウクライナの選手の名前をどう読むのか分かりません。

4)昨年7月から実戦から遠ざかっているフリオ セサール チャベス(メキシコ)。12月10日にドミニク ブリッチ(独)を相手に再起戦を行います。メキシコで行われるこの試合。チャベスにとって2011年1月以来の母国での試合となります。

5)同日、IBFスーパーウェルター級王者のジャモール チャーロ(米)が、指名挑戦者のジュリアン ウィリアムス(米)を相手に3度目の防衛戦を行います。

6)同じ興行にはWBAフェザー級のレギュラー王座戦も組み込まれています。王者ヘスス クエジャール(亜)がアブネル マレス(メキシコ)を迎える一戦。打ち合いは必至でしょうね。
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南太平洋での世界ヘビー級戦(WBOヘビー級)

2016年10月27日 00時08分30秒 | 世界ボクシング
12月10日、ニュージーランドで予定される試合です。
WBOヘビー級王座決定戦:
ジョセフ パーカー(ニュージーランド)対 アンディ ルイス(メキシコ)

*タイソン フューリー(英)の王座返上により空位となった同王座。21戦全勝(18KO)のパーカーと、29戦全勝(19KO)のルイスによりこの王座が争われます。

最重量級に問わず、無敗同士が対戦する世界戦というのは非常に興味をそそられます。それに加えてこの試合は王座決定戦とはいえ、世界ヘビー級戦ですから。この試合はパーカーの地元であるニュージーランドで開催されます。ヘビー級戦はおろか、他の階級でもニュージーランドで行われる世界戦というのは記憶にありません。これまでに同国で世界戦が行われた事はあるのでしょうか?

この試合に関連した事で興味があることがもう一つ。パーカーは現在、OPBF(東洋太平洋)王座の保持者でもありますが、世界挑戦が決定したことによりその王座は空位となります。気になるのは誰がパーカーの後継者決定戦に出場するかです。現在のところ、日本王座保持者の藤本 京太郎(角海老宝石)が同団体の1位にランクイン。ひょっとすると藤本の同僚小國 以載の世界初挑戦の試合、対IBFスーパーバンタム級王者ジョナサン グスマン(ドミニカ)と同じ興行で藤本の2度目のOPBF王座挑戦試合が行われるかもしれませんね。ちなみにIBFスーパーバンタム級戦は、大晦日に日本で行われることが決まっていますが、それ以上の事はいまだに未定のままです。
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この階級、この選手(オルズベック グッシー ナザロフ:ライト級②)

2016年10月26日 00時02分43秒 | ボクシングネタ、その他雑談
1990年代初頭からの約四半世紀、それぞれの階級で印象に残った選手を挙げていっております。記載上のルールは各選手、登場するのは1階級のみ。また、選んだ選手がその階級の実力№1とは限りません。

8月18日からライト級の話題に階級アップ。その先陣を切ったのが元WBC王者ミゲル アンヘル ゴンザレス(メキシコ)同王座を10連続で防衛した名選手。しかしそれ以上に「東京 三太」というリングネームで世界王座獲得前に5度実戦を行った事の方が有名な話かもしれませんね。

協栄ジムの招聘選手として来日し、活躍した三太。今回登場するのは三太と同じ時期に来日し、その後引退前の数戦以外は日本のリング、または日本(協栄ジム)のプロモートを受けていたオルズベック ナザロフ(キルギス/協栄)の出番となります。ナザロフは当初、「グッシー」ナザロフというリングネームで戦っていました。


(オルズベック グッシー ナザロフ)

三太とは違い、キャリアの大半を日本のリングで過ごしたナザロフ。実質は日本の選手で、実際にも日本のジム所属の世界チャンピオンとして記録されています。

サウスポーのナザロフは時代の先駆けとでもいうのでしょうか、相手に距離を置く暇を与えず、テンポよく攻撃を仕掛けていきました。後のWBOスーパーミドル級王者ジョー カルザゲ(ウェールズ)は、ナザロフのボクシング・スタイルを受け継いだ選手といっても過言ではないでしょう。

いつ頃だったでしょうかね、ナザロフの記事を初めて目にしたのは?ナザロフの戦績を振り返って見ると、自分(Corleone)がボクシングマガジンを初めて購入した時には既に日本ライト級王座に君臨していました。

土日か祝日かはっきりとは覚えていませんが、ナザロフの世界初挑戦の試合(1993年10月30日)が、昼間に生中継されていました。テレビと放送されるとは知らずに、偶然つけたテレビで試合が流れているのを発見。「ラッキー」と思いきやナザロフは前半戦(4回だったかな?)にダウン。「やべえよ、やべえよ」と思いきや、回が進むごとにペースを上げていくナザロフ。その後ダウンを奪い返し、敵地のど真ん中で堂々の世界初挑戦、獲得劇を演じてしまいました。

当時ナザロフが世界王座を獲得した時、「まあ、ナザロフの実力からして当然の結果だろう。前王者となるディンガン トベラ(南ア)は大した選手ではないし」と思っていました。しかし現在、それを思い返せば、自分はとんでもなく無知だったということが判明しています。トベラはナザロフとの初戦から7年後、何と5階級上のWBCスーパーミドル級王座を獲得しているのですから。それに加えてトベラの母国南アフリカは、極度の人種差別であったアパルトヘイトが終焉したばかり。外国人であるナザロフ、そして協栄陣営は想像を絶するプレッシャーを受けていたのではないでしょうか。


(WBAライト級王座を賭け、敵地でトベラと連戦)

当然の如くのように世界王座を獲得したナザロフですが、真価を発揮したのは世界王座奪取後の事。半年後には再び南アフリカに渡ってトベラを初戦以上に圧倒。その年の終わりには米国の東北地方メイン州で元2階級制覇王座のジョーイ ガマチェ(米)を全く寄せ付けることなくKO勝利。日本の専門家に限らず、米国を中心とした海外でもその評価をドンドン伸ばしていきました。


(人気者、ガマチェを一蹴)

ナザロフの不幸はその強さのために日本、そしてアジア国内でライバル選手がいなかったことではないでしょうか。ガマチェ戦後、3試合続けてアジアの選手との防衛戦を行ったナザロフ。朴 元(韓国)、ディンド カノイ(比)、そしてアドリアヌス タロケ(インドネシア)と揃ってナザロフの相手にならず。今でもそうですが、どうもボクシング界で日本人以外の国内ジム所属の選手は、どれだけの実力があろうとも正当な評価が得られないようです。

結局はタロケ戦を最後に日本のリングに上がることはなかったナザロフ。キャリア最後の3試合は、協栄ジムと袂を分かれて行っています。

ナザロフの通算戦績は26勝(19KO)1敗(0KO負け)。KO率は70%。唯一の敗戦は、自身の最終戦となったジャン バプティスト メンディ(仏)に王座を明け渡した試合のみになります。

デビュー6戦目で日本王座を獲得し、12戦目でOPBF(東洋太平洋)王者に昇格したナザロフ。日本王座は2度、OPBF王座は5度の防衛に成功しています。ライト級でもしこれだけの実力、実績のある日本人選手だったら、とんでもない評価を得ていたことでしょうね。

ナザロフが獲得した王座(獲得した順):
日本ライト級:1991年4月22日獲得(防衛回数1)
OPBF(東洋太平洋)ライト級:1992年5月11日(5)
WBAライト級:1993年10月30日(6)

1966年生まれのナザロフ。今年でちょうど50歳の誕生日を迎えています。現在は母国キルギスで、ボクシングに関わる仕事をされているようです。出来れば協栄ジムの同胞ユーリ アルバチャコフ(露)同様に、そのキャリアを日本のリングで終えてほしかったですね。

もしナザロフという存在を知らなければ、自分は「キルギス」という国名に接する機会はなかったのではないでしょうか。ナザロフには感謝しています。
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内山、復讐か返り討ちか(WBAスーパーフェザー級:スーパー王座)

2016年10月25日 00時13分39秒 | 世界ボクシング
大晦日に大田区総合体育館で予定される試合です。
WBAスーパーフェザー級戦(スーパー王座):
王者ジェスレル コラレス(パナマ)対 挑戦者内山 高志(ワタナベ)

WBAライトフライ級戦(唯一王座):
王者田口 良一(ワタナベ)対 挑戦者カルロス カニサレス(ベネズエラ)

*以前から開催が予定されていたこの2試合。正式に発表されています。

まずはスーパーフェザー級戦。4月の敗戦後、評価がガタ落ちした内山ですが、冷静な目で見ると総合力では内山が断然上でしょう。内山勝利のカギは、精神面と前半戦(特に4回まで)の戦い方。内山が慎重に戦うも、極度に消極的にならなければ、かなりの確実で王座返り咲きが可能ではないでしょうか。

ライトフライ級戦になりますが、挑戦者のカニサレスの戦績は16戦全勝13KOで、そのKO率は何と81%!!! この数字はライトフライ級としては驚異的な数字です。しかしカニサレスの戦績をパッと見返してみると、カニサレスとの対戦時に10戦以上の試合経験を持っていた選手は僅かに3名。勝率が5割以上の選手は僅かに1人!実際にカニサレスが田口と向き合ってみなければ分からない所がありますが、あくまで数字だけの選手のように思えます。この大晦日にワタナベジムの選手が2人、世界戦で勝者のコールを受ける確率はかなり高いといっていいでしょうね。
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圧巻、ベリュー(WBCクルーザー級)

2016年10月24日 00時24分51秒 | 世界ボクシング
今月15日、英国で行われた試合結果です。
WBCクルーザー級戦:
王者トニー ベリュー(英)KO3回2分11秒 挑戦者BJ フローレス(米)

*これが王者になった自信というものでしょうか、ベリューはこれまでにダウンの経験のないフローレスを倒すこと4度。5月に獲得している同王座の初防衛に成功しています。

小柄な米国人が中々好調なスタートを切ったこの試合。これまで同様にベリューは、不用意なパンチを結構貰っていました。

試合が激しく動いたのが2回中盤。明らかなローブローに抗議したフローレスに構わず連打を見舞った英国人。この試合初のダウンを奪っています。同じ回に2度のダウンを追加したベリュー。次の回にもう一つのダウンを加え、レフィリーのテン・カウントを呼び込んでいます。

試合終了直後、リングサイドにいた元クルーザー級、ヘビー級王者デビット ヘイ(英)との醜い口論に熱中していたベリュー。つまらない事で自らの好パフォーマンスに水を差さないで貰いたいものですね。
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三浦、残念(色々:10‐23‐16)

2016年10月23日 02時40分21秒 | 世界ボクシング
最近(2016年10月23日ごろ)のニュースです。

1)師走に米国でWBCスーパーフェザー級暫定王座決定戦に出場を予定していた三浦 隆司(帝拳)。対戦が予定されていたオーランド サリド(メキシコ)の負傷により、その試合は中止となっています。

2)WBAスーパーウェルター級のレギュラー王者に昇格したジャック クルカイ(独)が来月5日、無敗の元同級WBO王者デメトリアス アンドラーデ(米)の挑戦を受けます。同スーパー王座に君臨しているのはエリスランディ ララ(キューバ)。来年早々に、ララと今回の試合で勝利が予想されるアンドラーデの対戦が見てみたいですね。

3)WBAスーパーバンタム級レギュラー王者のネオマール セルメニョ(ベネズエラ)が師走の17日、中国に渡りチャオ シャオジュン(中国)の挑戦を受けます。6月末に当時空位だった王座を賭けて対戦した両選手。その時はセルメニョがワンサイドの試合内容の末に最終回TKO勝利を収めています。セルメニョにとりこれが3試合続けての同国での試合となります。中国経済の賜物というべきでしょうね。

4)元WBOクルーザー級王者で、IBO保持者に降格したマルコ フック(独)が11月19日、ウクライナのドミトロ クカーを相手に保持するマイナー王座の初防衛戦を行います。

5)元WBCライトフライ級王者で、現在1位にランキングされているペドロ ケバラ(メキシコ)。今月15日にジェリー トモグダン(比)と12回戦で対戦し、大差判定勝利を収めています。本来ならこの日、同胞でWBC王者であるガニガン ロペスに挑戦する予定だったゲバラですが、その試合はロペスの負傷により延期となっています。またゲバラは、今回の勝利で同団体のインターナショナル王座を獲得しています。

6)同じ日に元WBOバンタム級王者亀田 和毅(協栄!!)がメキシコのリングに登場。エドガル マルティネス(メキシコ)に初回KO勝利を収めています。
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今週末の試合予定

2016年10月22日 19時58分04秒 | 世界ボクシング
2016年10月第4週末の試合予定です。

25日 火曜日
後楽園ホール
日本フライ級戦:
王者粉川 拓也(宮田)対 挑戦者新井 雄大(渡嘉敷)
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