DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

河野、現役を引退

2018年11月30日 03時16分08秒 | 日本ボクシング
WBAスーパーフライ級の王座に就くこと2度。世界タイトル戦を含め、同級の数多くの強豪たちと拳を交えてきた河野 公平(ワタナベ)が現役からの引退を発表しています。


(先輩内山 高志に続いて引退を表明)

河野が引退を表明したのは今月22日。その日は18年前の2000年、河野がデビュー戦を行った日だったそうです。河野の最終戦となったのが今年5月に豪州で行われたWBAオセアニア・バンタム級戦。その試合で河野は、現在進行中のバンタム級トーナメントに出場していたジェイソン マロニー(豪)と対戦。ダウンを奪われるなど劣勢の中、マロニーのパンチで負傷を負った河野。最終的にはその怪我が原因でTKO負けを喫してしまいました。

黒星で始まった河野のキャリア。最後も黒星で終わってしまいました。しかし常に全力投球だったボクシングスタイルに加え、誠実な人柄。日所に好感を持てる選手でした。

河野の終身戦績は33勝(14KO)12敗(2KO負け)1引き分け。獲得した王座は日本スーパーフライ級、OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級(2度)、そして2度のWBA同級王座。


(WBAスーパーフライ級王座を2度獲得)

彼が戦ってきた対戦者には、日本王座を獲得した中広 大悟 (広島三栄)、菊井 徹平 (花形)、プロスパー 松浦(国際)。WBC王座を獲得した佐藤 洋太(協栄)。河野と同様にWBA王座を2度獲得した名城 信男(六島)。世界3階級制覇の亀田 興毅 (亀田)に怪物・井上 尚弥(大橋)。メキシコの技師トーマス ロハス。パナマも強打者ルイス コンセプシオン。香港期待のレックス ツォー。そして井上のライバル・マロニー。まさにスーパーフライ級を中心とした強豪たちに揉まれまくった素晴らしいキャリアでした。


(河野の最高試合(?)、対亀田戦)

今後は実父が歩んできた鍼灸師の受け継ぐ可能性もあるとのこと。彼のような人物に、まず大きな失敗はないでしょう。お疲れ様。そしてありがとう。

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ビボル、元王者に快勝(WBAライトヘビー級)

2018年11月29日 00時18分17秒 | 世界ボクシング
先週末24日、米国・ニュージャージー州で行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級戦:
ドミトリー ビボル(キルギスタン)判定3対0(117-111、119-109x2)挑戦者ジャン パスカル(カナダ)

*2016年に暫定王者として同王座に就いて以来、戦わずしていつの間にやらWBAライトヘビー級の唯一王者に昇格していたビボル。そのボクシングの能力は認めますが、少々過大評価され気味の傾向があります。

ビボルが今回迎えたのは、以前WBC同級王座を保持していたパスカル。その王座を5度防衛することに成功したパスカルですが、2011年以降はバーナード ホプキンス(米)、セルゲイ コバレフ(露)、現WBO王者エレイデル アルバレス(コロンビア)等一線級には負け続けてきた選手です。

現在勢いに乗っているビボルと旬がとうに過ぎたパスカル。試合のほうは元王者が食らいつく場面が見られるも、ビボルのペースで進んでいきました。結局は大差の判定で王者が防衛を果たしたこの一番。ビボルは6度目の防衛に成功しています。


ビボルが一角を担っている、世界ライトヘビー級戦線の2018年11月28日現在の王者の顔ぶれを見てみましょう。

WBA:ビボル(キルギスタン/防衛回数6)
WBC(正規):アドニス ステベンソン(カナダ/9)
WBC(暫定):アレクサンデル ゴズディク(ウクライナ/1)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/1)
WBO:アルバレス(コロンビア/0)

この中でステベンソンとゴズディクによるWBC内での王座統一戦が、今週末12月1日、カナダで決行されます。そして2月2日には、アルバレスとコバレフによる再戦が、米国・テキサス州で予定されています。どちらも楽しみな一戦です。
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試合がドンドン決まっています(色々:11‐28‐18)

2018年11月28日 00時04分46秒 | 世界ボクシング
最近(2018年11月28日ごろ)のニュースです。

1)常に手堅いボクシングを展開し、バンタム級からフェザー級にかけて3階級を制覇してきたレオ サンタ クルス(メキシコ)。現在WBAフェザー級のスーパー王者の地位に就いています。このサンタ クルスが来年の2月16日、昨年2連敗を喫しているミゲル フローレス(米)を相手に、保持する王座の3度目の防衛戦を行います。

2)そのサンタ クルスとこれまでに2度対戦し、2つの判定負けを喫しているアブネル マレス(メキシコ)。来年2月9日に、WBAスーパーフェザー級のスーパー王座保持者のジェルボンテ デービス(米)に挑戦することが決まっています。

3)サンタ クルスからみて格下王者となるWBAフェザー級レギュラー王者ヘスス ロハス(プエルトリコ)。来年の1月26日、米国・テキサス州のリングでカシミジムのハリケーン 風太等に勝利を収めている中国人、徐灿(チャン シュ)を相手に、2017年9月に獲得した王座の初防衛戦に再度挑みます。今年9月にジョセフ ディアス(米)を相手に同王座の初防衛戦を行っていたロハスですが、その試合はディアスが前日計量に失敗。そのため試合には敗れてはいましたが、王座は保持したままでした。今回は無事勝利、防衛成功なるのでしょうか。

4)3月から空位となっているWBCバンタム級タイトル。その正規王座決定戦が来月22日、米国・ニューヨーク州で決行されます。この王座決定戦に出場するのは1位のノルディ ウーバーリ(仏)と3位で、元WBAスーパー王者のラウシー ウォーレン(米)。この試合から8日後の30日に、東京で同暫定王座決定戦、ペッチ CP フレッシュマート(タイ)対 井上 拓真(大橋)が行われます。

5)日本のリングでWBCバンタム級の王座を汚したルイス ネリ(メキシコ)。今週末12月1日に、比国のレノエル パエルを地元のリングに迎え、山中 慎介(帝拳)戦後のリング復帰2戦目を行う予定です。

6)WBOウェルター級王者テレンス クロフォード(米)が3月26日、米国・ニューヨーク州のリングで保持する王座の2度目の防衛戦を行います。今回クロフォードが迎えるのは、10年以上にWBA同級王座に就いていたルイス コラーゾ(米)。王者が手堅く防衛するでしょうが、コラーゾがその技術を発揮すれば、結構善戦するのではないでしょうか。
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休養王者、無冠戦で快勝(クルーザー級ほか)

2018年11月27日 04時09分23秒 | 世界ボクシング
先週末24日・土曜日、モナコで行われた試合結果です。
クルーザー級12回戦:
WBA休養王者デニス レべデフ(露)判定3対0(119-109x2、117-111)マイク ウィルソン(米)

*いつ頃からからだったでしょうか、休養王者に昇進(?)したレべデフ。休養中でありながら9月にリング復帰戦を行い、3ヶ月弱のインターバルで今回の試合に臨みました。

レべデフが対戦したのは、下位ながらもWBAクルーザー級ランキング内に位置しているウィルソン。ここまでの戦績が19戦全勝(8KO)と、中々の戦績の選手。レべデフはそんな米国人を相手にワンサイド・マッチを展開。2011年11月に暫定王者に就いて以来、常に同級のトップを張ってきたレべデフ。最近はかなり影の薄い存在になってしまっていますが、まだまだその戦力が充実していることをアピールしています。

現在WBAのスーパー王座を含め、IBF、WBC、WBOの4つの王座を保持しているアレクサンデル ウシク(ウクライナ)との対戦へ向け前進したレべデフ。ウシクとの対戦がすぐに実現しない場合は、レギュラー王者のベイビュート シュメノフ(カザフスタン)か、暫定王者のアルセン グラムイリアン(アルメニア/仏)との対戦を実現させてほしいですね。


WBAスーパーフライ級戦:
王者カリ ヤファイ(英)判定3対0(117-111、116-112x2)イスラエル ゴンザレス(メキシコ)

*2016年師走に同王座に就いて以来、3度の防衛戦でそれぞれ安定したボクシングを見せていたヤファイ。今回迎えたゴンザレスは、2月にIBF王者ジェルウィン アンカハス(比)に挑戦し、3度のダウンを奪われた末TKO負けした選手。そのため、ヤファイの圧勝が予想されていた一戦でした。しかし蓋を開けてみれば英国人が思わぬ苦戦を強いられる結果に。ヤファイが苦しみながらも保持する王座のV4に成功しています。
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意見番(11‐26‐18)

2018年11月26日 00時52分53秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2018年11月26日ごろの意見番です。

   

*今年の初めに期待されていた選手の明暗を分けた表紙になりましたね。井上フィーバー、いつまで続くのでしょうか。
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フーカー、逆転TKOでV1(WBOスーパーライト級)

2018年11月25日 00時14分42秒 | 世界ボクシング
今月16日、米国・オクラホマ州で行われた試合結果です。
WBOスーパーライト級戦:
王者モーリス フーカー(米)TKO7回1分26秒 挑戦者アレックス サウセド(メキシコ)

*6月に英国に渡り、それまでスーパーフェザー級、ライト級の2階級でWBO王座を獲得してきたテリー フラナガン(英)と、当時空位だった同王座を争ったフーカー。その試合では、試合前の予想を覆し、僅差の判定勝利。世間ではあまり知られていなかったフーカーが世界のベルトを獲得することに成功しています。

今回の初防衛戦でフーカーが迎えたのは指名挑戦者のサウセド。サウセドは2回にダウン奪う好調な滑り出しをしますが、徐々に徐々にとフーカーがペースを奪回。7回にお返しのダウンを奪った王者。その後の連打でレフィリー・ストップを呼び込むとともに、王座の初防衛に成功しています。現在、8名のトップ戦線で活躍する選手によるトーナメントが開催されている同級。今後このフーカーがどれだけそれらの選手たちに、実力、知名度で近づく事が出来るか。それが来年の課題になるでしょう。出来れば、フーカーにホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)が挑戦するという試合を見てみたいものです。
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今週末の試合予定

2018年11月24日 00時24分33秒 | 世界ボクシング
2018年11月最終週末の試合予定です。

24日 土曜日
モナコ
クルーザー級12回戦:
WBA休養王者デニス レべデフ(露)対 マイク ウィルソン(米)

WBAスーパーフライ級戦:
王者カリ ヤファイ(英)対 イスラエル ゴンザレス(メキシコ)

米国・ニュージャージー州
WBAライトヘビー級戦:
ドミトリー ビボル(キルギスタン)対 挑戦者ジャン パスカル(カナダ)


25日 日曜日
刈谷市あいおいホール
WBOアジア・太平洋フェザー級戦:
王者リチャード プミクピック(比)対 挑戦者森 武蔵(薬師寺)


29日 木曜日
タイ
WBAミニマム級戦:
王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)対 挑戦者バイロン ロハス(ニカラグア)


30日 金曜日
豪州
WBOオリエンタル・WBAオセアニア ミドル級戦:
WBOオリエンタル王者アンソニー マンディン 対 前WBOウェルター級王者ジェフ ホーン(共に豪)

*WBAオセアニア王座は決定戦。
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ミニマム級戦がヘビー級戦の前座で(色々:11‐23‐18)

2018年11月23日 02時21分06秒 | 世界ボクシング
最近(2018年11月23日ごろ)のニュースです。

1)今年の中頃に京口 紘人(ワタナベ)が返上したIBFミニマム級タイトル。その後釜争いが来月1日、米国・カリフォルニア州で行われます。この試合に出場するのは、1位で9戦全勝(僅か1KO勝利)のマーク バリガ(比)と、3位の(2位は空位)13戦全勝(僅か2KO勝利)のカルロス リコナ(米)。二人合わせての戦績が22戦全勝で3KO勝利。勝率100パーセントは凄いですが、このKO記録も中々かと。

この世界最軽量級戦は、WBCヘビー級戦、デオンティ ワイルダー(米)対タイソン フューリー(英)の前座で行われます。ミニマム級戦が、最重量級戦の前座で行われるというのは大変名誉な事です。そういえば、リカルド ロペス(メキシコ)も、マイク タイソン(米)の世界戦の前座によく登場していました。しかもメインイベント直前の試合として。

ちなみに、ランキングでバリガ、リコナに続くのはOPBF(東洋太平洋)王者の小浦 翼(E&Jカシアス)。小浦のここまでの戦績は14戦全勝(9KO)という非常に素晴らしいものです。

2)4月に横浜のリングでWBCフライ級王座を獲得したクリストファー ロサレス(ニカラグア)。8月には英国のリングで初防衛に成功しています。ロサレスは来月22日、再び英国のリングに登場。今回が2度目の世界挑戦となるチャールズ エドワーズ(英)の挑戦を受けます。

3)来年早々1月12日、和氣 慎吾(山上)が返上した日本スーパーバンタム級王座決定戦が後楽園ホールで行われます。その試合に出場するのは、1位の中川 麦茶(角海老宝石)と2位の田村 亮一(JBスポーツ)。

4)昨年9月、沖縄でOPBFライトフライ級王座の地位を獲得しているエドワルド ヘノ(比)。その後2度母国のリングで、国内ライバルを相手に勝利を収め2度の防衛に成功しています。そのヘノが来年2月11日、広島のリングに登場。板垣 幸二(広島三栄)を相手に、保持する王座の3度目の防衛戦を行います。

5)強豪王者がひしめく現在のウェルター級戦線。その中で「実力No1では」と噂されているのがIBFチャンピオンのエロール スペンス(米)。スペンスは3月にマイキー ガルシア(米)の挑戦を受けることが決定しています。このスペンスを地元英国に迎えながら、KO負けを喫しているのが前王者となるケル ブルック。しかしこのブルックは、スペンスに敗れたとはいえ、現WBC同級王者ショーン ポーター(米)から世界王座の奪取した強豪中の強豪です。ブルックは来月8日、マイケル セラファ(豪)と対戦。この試合で勝利した場合、来年早々、同国人ライバル、アミア カーンと対戦する話があるようです。

6)ブルックがスペンスから世界王座を奪われた選手なら、スペンスの初防衛戦で粉砕されたのがスーパーライト級とウェルター級の2階級で世界を制しているラモント ピーターソン(米)。このピーターソンが来年3月24日、上記のマイキー ガルシアからIBFスーパーライト級王座を奪われているセルゲイ リピネッツ(カザフスタン)を相手に再起戦を行います。
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久田、貫禄V5(日本ライトフライ級)

2018年11月22日 00時13分16秒 | 日本ボクシング
先週16日・金曜日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
日本ライトフライ級戦:
王者久田 哲也(ハラダ)対 挑戦者戸谷 彰宏(蟹江)

*2003年11月にプロ・デビューを果たしている久田。昨年4月、39戦目にしてこれが初の王座挑戦で日本の頂点のベルトを獲得しました。その後、コツコツと防衛回数を重ねながら、世界ランキングも上昇させてきた久田。安定王者の貫禄が漂い始めています。

対する戸谷は今回が13戦目の23歳。6月に行われた前哨戦で敗戦。ここまで8勝を記録していますが、KO/TKO勝利は僅か1。王座初挑戦で不利の予想は仕方ないとして、王座挑戦資格があるのか疑問さえ覚えてしまいます。

そんな挑戦者を相手に、初回から力量差を見せつけた久田。しかし格下を相手にKO/TKO勝利はおろか、残念ながら一つもダウンを奪うことも出来ませんでした。来年、念願の世界挑戦を目論んでいるようですが、決定力不足解消が第一課題でしょうね。

久田が標的としている世界ライトフライ級戦線。2018年11月現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):ヘッキー ブドラー(南ア/防衛回数0)
WBA(レギュラー):カルロス カニザレス(ベネズエラ/1)
WBC:拳四郎(BMB/4)
IBF:フェリックス アルバラード(ニカラグア/0)
WBO:アンヘル アコスタ(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):エドワルド ヘノ(比/2)
日本:久田(5)

世界王者たちの顔ぶれを見てみると。どの王者に挑戦しても、残念ながら久田不利は否めません。
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京口、2階級制覇なるか(WBAライトフライ級:スーパー王座)

2018年11月21日 02時18分32秒 | 世界ボクシング
今年の大晦日、中国のマカオで予定される試合です。
WBAライトフライ級戦(スーパー王座):
王者ヘッキー ブドラー(南ア)対 挑戦者/前IBFミニマム級王者京口 紘人(ワタナベ)

*以前から噂されていた一戦が正式に発表されました。ブドラーは5月に、東京で京口の先輩田口 良一を僅差の判定で破り、当時田口が保持していた同王座とIBFのベルトを奪取。その試合直後から、田口との再戦、または京口との防衛戦を行うと推測されていました。田口との試合では、前王者の前に何とか逃げ切ったという試合を演じた南アフリカ人。すでに世界王座を獲得した京口ですが、まだまだこれからの選手。京口がマカオの地で2階級制覇を達成する可能性はかなり高いのではないでしょうか。

話は少々それます。ブドラー戦後、現役からの引退を示唆していた田口。しかし来年早々に、一階級上のWBO王者田中 恒成(畑中)への挑戦へ向け、両陣営が交渉中だそうです。


現在(2018年11月)のWBAライトフライ級戦線を見てみましょう。

スーパー王者:ブドラー
レギュラー王者:カルロス カニザレス(ベネズエラ)
1位:京口
2位:日本王者久田 哲也(ハラダ)
4位:田口
7位:いまだに同級にランキングされている八重樫 東(大橋)


このWBAライトフライ級戦は、すでに発表されているWBOスーパーフライ級王座決定戦、ドニー ニエテス(比)対 井岡 一翔(Sankyo)と同じ興行で行われます。何でももう一つの世界戦も組み込まれすそうですが、その一戦も近々発表されることでしょう。
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