DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2015年01月31日 02時02分58秒 | 世界ボクシング
2015年1月最終週末の試合予定です。

2月5日 木曜日
タイ
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)対 挑戦者ジェフリー ガレロ(比)

*今年の1月は何とも寂しいボクシング月間になってしまいました。多分今年の大晦日にも日本では大きな興行が行われる運びになると思いますが、複数興行実施の場合、年末、そして年始に分担するというのも一つの案だと思います(例えば大晦日に東京、大阪でそれぞれ一興行。1月3日辺りに東京でもう一興行など)。

IBFの世界戦が2つ(ライトフライとミドル)が流れたのも痛かったですね。
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ヒル、51歳でのカムバック(色々:01‐30‐15)

2015年01月30日 00時07分34秒 | 世界ボクシング
最近(2015年1月30日ごろ)のニュースです。

1)元WBA(2度)、IBFライトヘビー級、WBAクルーザー級(2度)王者のバージル ヒル(米)が来月28日、10回戦のリングでロジャー カントレル(米/Cantrell)と対戦。現在51歳のヒルにとり2007年11月以来の試合となります(ヒルの誕生日はホプキンスの3日後)。今回の対戦者は2007年に世界王者になる前のアンドレ ワード(米)と対戦した経験があります。

2)5月2日に次戦を予定している元WBC/WBA統一スーパーウェルター級王者のサウル アルバレス(メキシコ)。WBCミドル級王者ミゲル コット(プエルトリコ)との一戦を熱望していたカネロですが、強打のジェームス カークランド(米)と対戦することになりそうです。この試合の契約ウェートは155ポンド。スーパーウェルター級リミット+1ポンド。

3)WBCミニマム級王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)が来月5日、下位ランカーであるジェフェリー ガレロ(比)を相手に初防衛戦を行います。

4)延期になっていたWBAライト級王者リチャード アブリル(キューバ)の防衛戦、対デリー マシュー(英)戦は3月6日の決行される予定です。

5)その翌日7日、米国ネバダ州でWBAウェルター級のレギュラー王者に格上されているキース サーマン(米)がロバート ゲレロ(米)を迎え4度目の防衛戦を行います。

6)同じカードには問題児エイドリアン ブローナー(米)も登場を予定。激戦王ジョン モリナ(米)と対戦します。
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意見番(2014年/海外編)

2015年01月29日 00時02分53秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年2014年にもっとも活躍した選手を選んでみました。まずは日本国外の選手5名からになります。

IBF/WBO/WBA(スーパー)ヘビー級王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ):

*2014年の戦績は2勝(2KO)。4月にWBOの指名挑戦者アレックス リーパイ(豪)を一蹴。11月にはIBFの指名挑戦者だったクプラト プーレフ(ブルガリア)にKO勝利を収めています。現在のヘビー級で、世界ランカー相手にウラジほど圧倒的な力量差で勝利を収められる選手はいないでしょう。打たれ脆さは質の高い防御でカバー。スタミナの無さは過去の話。今後ジョー ルイス(米)の築いた25連続防衛にどこまで近づけるか?それが唯一の焦点ではないでしょうか。この4月に久しぶりにアメリカのリングに登場することが決定しています。



WBO/IBF/WBA(スーパー)ライトヘビー級王者セルゲイ コバレフ(露):

*コバレフは2年連続での選出となります。3月、8月の防衛戦に楽勝を収め、11月にはバーナード ホプキンス(米)に完封勝利。その勝利によりIBFとWBA王座を吸収しています。現在もっとも波に乗っている世界王者の一人でしょう。年間戦績は3勝2KO。その3戦すべてを米国で行っています。次戦がすでに決まっており、3月にカナダに乗り込み元WBC王者ジャン パスカル(カナダ)の挑戦を受けます。



WBA(スーパー)/WBC(暫定)ミドル級王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン):

*ここ数年にも増して勢いがついている感のゴロフキン。7月に元2冠王のダニエル ゲール(豪)を、10月にはWBC暫定王者マルコ アントニオ ルービオ(メキシコ)等実力者を一蹴。年間成績は3戦全勝全KO。世界戦13連続KO中と、上記のコバレフ以上に波に乗っている選手ではないでしょうか。アメリカを横断した2014年。2015年の初戦、2月21日に行われるマーティン マレー(英)戦は、欧州のモナコで開催されます。



WBOライト級王者テレンス クロフォード(米):

*3月にスコットランドに乗り込むリッキー バーンズ(スコットランド)から王座奪取。6月にはユリオルキス ガンボア(キューバ)を4度倒しその実力を証明。11月には曲者レイ ベルトラン(メキシコ)に大差判定勝利を収めています。昨年の戦績は3勝(1KO)。スーパーライト級への転向が囁かれているクロフォード。対戦者は未定ながら、4月18日に次戦を予定しています。



WBAフェザー級暫定王者ヘスス クエジャール(亜):

*ビック ダルチニアン(豪)、ノニト ドネア(比)というビックネームを立て続けに破ったレギュラー王者二コラス ウォータース(ジャマイカ)より、元スーパーバンタム級王者リコ ラモス(米)、元スーパーバンタム、フェザー級王者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)、ルーベン タマヨ(メキシコ)に勝利を収めているクエジャールの方が対戦者の質が高いと判断し選出。ダルチニアンはスーパーフライ級が上限、ドネアに関してはスーパーバンタム級が上限でしょう。実際、クエジャールがウォータースと対戦すれば好試合が期待できることは間違いなし。両選手によるWBA王座の統一戦を臨みます。クエジャールの年間戦績は3戦全勝2KOとなっています。



あくまで私的独断と偏見による選出になります。選出した選手の順は年毎に軽量、重量級を変えてるため今年は重い方からとなっています。
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ジョムトーン、金子を退ける(OPBFスーパーフェザー級)

2015年01月28日 01時14分46秒 | 世界ボクシング
今月17日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級戦:
王者ジョムトーン チューワッタナ(タイ)判定3対0(116-112、115-113x2)挑戦者金子 大樹(横浜光)

*2013年の大晦日にWBA王者内山 高志(ワタナベ)に挑戦し、判定負けを喫するも逆に評価を上げている金子。金子陣営としてはジョムトーンを撃退し、その勢いで世界再挑戦を目論んでいたことでしょう。しかしタイ人撃退は予想以上に困難だったようです。序盤戦は何とか五分に持っていった金子ですが、中盤以降ジョムトーンが地力を発揮。僅差判定で強豪を退け保持する王座の4度目の防衛に成功しています。

世界初挑戦へ向け大きく前進したジョムトーン。次に日本のリングに登場する時は世界挑戦の時かもしれませんね。
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偉人、50歳!

2015年01月27日 00時40分51秒 | ボクシングネタ、その他雑談
今月15日に50歳の誕生日を迎えた元4団体統一ミドル級、3団体ライトヘビー級王者のバーナード ホプキンス(米)。ご存知の通り本人はまだまだ現役です。



ホプキンスは10年前(40歳)の2005年7月に、現在IBFミドル級王座に返り咲いているジャーメーン テーラー(米)に僅差の判定負けを喫し統一ミドル級王座から転落しています。

   

20年前(30歳)の1995年4月、自身初の世界王座、IBFミドル級のベルトを獲得!

   

30年前の1985年は?プロデビュー前でした(ホプキンスのプロデビューは1988年の10月)。当時ヘビー級が戦国時代に突入しており、トニー タッブス(WBA)、ピンクロン トーマス(WBC)、そしてラリー ホームズ(IBF)が各団体の王者として君臨していました。WBOは存在しておらず、クルーザー級、そしてミニマム級もありませんでした(3王者揃って米)。

それではホプキンスの年齢を下りながら、ホプキンスが主戦場にしたライトヘビー級、ミドル級の世界王者を振り返ってみると、

1985年(ホプキンス20歳):
ライトヘビー級にはマイケル スピンクス(米)が、ミドル級にはマービン ハグラー(米)が3団体統一王者としてそれぞれ君臨。日本関連では、渡辺 二郎(大阪帝拳)がジュニアバンタム級(現スーパーフライ)でWBAからWBC王座に鞍替えをした時期ですね。

1975年(ホプキンス10歳):
ライトヘビー級WBA王者ビクトル ガリンデス(亜)、WBC王者ジョン コンテ(英)、IBFは存在しておらず。
ミドル級WBA王者カルロス モンソン(亜)、WBC王者ロドリゴ バルデス(コロンビア)

*ちょうどこの時期にWBCがWBAから独立したことが分かります。輪島 功一(三迫)がジュニアミドル(現スーパーウェルター)の王座からの陥落、奪回を繰り返していた時期です。

1965年(ホプキンスが生まれた年):
ライトヘビー級王者ホセ トーレス(プエルトリコ)、ミドル級王者ディック タイガー(ナイジェリア)

*記事でしか目を通したことがない偉大なる選手たちの名前があります。この時期はちょうど、ファイティング 原田(笹崎)がバンタム級王座に就いていました。

50歳と簡単に言えますが、ボクシングの歴史を紐解くと、どれだけ長い年月かという事が分かります。10年後のバーナード ホプキンスですが、まさか現役ってことはないですよね?
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ペレス、ダウンを奪い大差判定防衛(WBAライト級暫定)

2015年01月26日 02時05分56秒 | 世界ボクシング
今月9日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAライト級戦(暫定王座):
王者ダルレイ ペレス(コロンビア)判定3対0(118-109、118-108、120-107)挑戦者ジョナサン マイセロ(ペルー)

*年末に多くの世界戦が日本で行われた煽りからか、今年の1月はほとんどボクシングの興行が行われていません。そんな中、一応世界戦の名のつく一戦が米国カリフォルニア州で行われています。

南米人同士の一戦となったこの戦い。王者ペレスが11回にダウンを奪い、ほぼ完封劇に終止符を打っています。昨年6月に同王座についているペレスにとり、これが保持する王座の2度目の防衛戦となりました。

最近では、Fightnewsなどでは暫定がつくものを世界王座として認めない風潮があるようです。これは非常に素晴らしい事ですが、このペレス対レギュラー王者リチャード アブリル(キューバ)戦は実現してほしいものですね。
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2015年日本チャンピオン・カーニバル

2015年01月25日 02時18分06秒 | 日本ボクシング
2015年の日本チャンピオン・カーニバルの対戦カードが発表されています。

第36回目となる日本王者のチャンピオン カーニバル。昨年は多くの王座決定戦が見られましたが、今回はライト級で行われるのみ。今回、36回目にして初のヘビー級戦も行われる予定です(昨年は無冠戦8回戦で両選手が対戦)。このイベントの最も優れている点は、毎年必ず行われている、ということではないでしょうか。

ミニマム級(3月26日/後楽園ホール):
王者大平 剛(花形)対 挑戦者岨野 豊(T&T)

ライトフライ級(4月4日/後楽園ホール):
王者木村 悠(帝拳)対 挑戦者小野 心(ワタナベ)

フライ級(4月8日/後楽園ホール):
王者村中 優(フラッシュ赤羽)対 挑戦者林 徹磨(セレス)

スーパーフライ級(日時/場所未定):
王者王者 石田 匠(井岡)対 挑戦者 江藤 大喜(白井・具志堅)

バンタム級(4月13日/後楽園ホール):
王者益田 健太郎(新日本木村)対 挑戦者大森 将平(ウォズ)

スーパーバンタム級(4月30日/後楽園ホール):
王者小國 以載(角海老宝石)対 挑戦者古橋 岳也(川崎新田)

フェザー級(3月5日/後楽園ホール):
王者細野 悟(大橋)対 挑戦者福原 力也(ワタナベ)

スーパーフェザー級(2月9日/後楽園ホール):
王者内藤 律樹(E&Jカシアス)対 挑戦者伊藤 雅雪(伴流)

ライト級王座決定戦(4月30日/後楽園ホール):
徳永 幸大(ウォズ)対 杉崎 由夜(角海老宝石)

スーパーライト級(3月7日/後楽園ホール):
王者岡田 博喜(角海老宝石)対挑戦者外園 隼人(帝拳)

ウェルター級(3月7日/後楽園ホール):
王者高山 樹延(角海老宝石) 対 挑戦者新藤 寛之(宮田)

スーパーウェルター級(日時/場所未定):
王者野中 悠樹(渥美)対 挑戦者細川 貴之(六島)

ミドル級(3月26日/後楽園ホール):
王者柴田 明雄(ワタナベ)対 挑戦者秋山 泰幸(ヨネクラ)

ヘビー級(4月30日/後楽園ホール):
王者藤本 京太郎(角海老宝石)対 挑戦者石田 順裕(グリーンツダ)
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今週末の試合予定

2015年01月24日 00時02分12秒 | 世界ボクシング
2015年1月第4週末の試合予定です。

24日 土曜日
米国コロラド州
WBOウェルター級インターナショナル王座決定戦:
ブランドン リオス 対 マイク アルバラード(共に米)

*この王座は昨年5月、アルバラードがファン マヌエル マルケス(メキシコ)と争ったものです。マルケスが獲得したその王座が空位ということは、マルケス、引退を決意したのでしょうか?
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ウラジの挑戦者が決定(色々:01‐23‐15)

2015年01月23日 00時02分00秒 | 世界ボクシング
最近(2015年1月23日ごろ)のニュースです。

1)4月25日、2008年2月以来の米国で試合を行うことが決定している3団体統一ヘビー級王者のウラジミール クリチコ(ウクライナ)。挑戦者がブライアン ジェニングス(米)に決定しています。身長191センチのジェニングスの戦績は19戦全勝(10KO)。身長で約10センチほどウラジより低く、キャリアは王者の約3分の1となります。

2)ウラジがこれまで一番長く保持しているのがIBF王座。その王座だけで数えると、今回のジェニングス戦は18度目の防衛戦となります。この試合に勝利した場合、ウラジには秋ごろにシャノン ブリックス(米)と対戦する話が浮上しているようです。

3)IBFウェルター級王者ケル ブルック(英)の初防衛戦が決定しています。3月28日、地元英国のシェフィールドで行われるこの一戦。英国人に挑戦するのはルーマニアのイノ ダン イオン。

4)WBA/WBCスーパーライト級王者ダニー ガルシア(米)対同IBF王者ラモント ピーターソン(米)戦には両者の王座は賭けられず、スーパーライト級のリミットより3ポンド重い143ポンドでの無冠戦になる見通し。この試合は4月11日に行われる予定です。

5)その一週間後の18日、実に13ヶ月ぶりの試合を行う予定のフリオ セサール チャベス(メキシコ)。その試合で対戦するのは、ライトヘビー級の実力者アンドレイ フォンファラ(ポーランド)。チャベス2世にとり、ミドル級はおろかスーパーミドル級のリミットも苦しくなっているのでしょうか?

6)本来ならスター王者の一人に数えられすべきであるマイキー ガルシア(米)。最後の試合、対ファン カルロス ブルゴス(メキシコ)戦からちょうど1年(1月25日)が経過。今後の試合予定も現在までに発表されていません。
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MVPは井上

2015年01月22日 00時03分20秒 | 日本ボクシング
2014年の年間表彰選考会が行われ、各賞受賞が次のように決定しています。

最優秀選手:
WBOスーパーフライ級王者井上 尚弥(大橋):年間戦績 世界戦3勝3KO

技能賞:
WBCバンタム級王者山中 慎介(帝拳):年間戦績 世界戦2勝1KO

殊勲賞:
IBF/WBOミニマム級王者高山 勝成(仲里):年間戦績 世界戦2勝1KO1敗。敗戦は敵地メキシコで行った王座統一戦。

敢闘賞:
前WBCフライ級王者八重樫 東(大橋):年間成績 世界戦1勝2敗
WBAスーパーフェザー級王者内山 高志(ワタナベ):年間戦績 世界戦1勝1KO
前OPBF(東洋太平洋)フェザー級王者天笠 尚(山上):年間成績 世界戦1敗、OPBF戦3勝3KO

努力賞:
ミドル級村田 諒太(帝拳):年間戦績 無冠戦4勝2KO
WBAライトフライ級王者田口 良一(ワタナベ):年間成績 無冠戦、世界戦それぞれ1勝

KO賞:
井上

新鋭賞:
OPBFミニマム級王者田中 恒成(畑中):年間戦績 3勝2KO

年間最高試合:
WBOスーパーフライ級戦:井上 対 オマール ナルバエス(亜)
OPBFミニマム級戦:田中 対 原 隆二(大橋)

*最優秀選手が井上というのに異論を唱える人はいないでしょう。ただ、各部門とも選出は1人に厳選するべきです。「あの選手も、この選手も」という考えはどこかの老舗団体の一階級複数王者と同じになります。年間最高試合を2つに増やすなど言語道断。これは「我々は一つに絞れません」と自らの選択能力の無さを公言しているようなもの。「井上対ナルバエス」が最高試合というのにも、首を傾げたくなりますね。今回の選出を見ると、山中以外は年末に行われた2日間の興行のみを参考にしているのでは?と感じてしまいます。
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