DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

チャーロ、ジェイコブス?どちらがゴロフキンと対戦か?(WBCミドル級:暫定王座ほか)

2018年04月30日 02時45分59秒 | 世界ボクシング
今月21日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBCミドル級王座決定戦(暫定王座):
ジャモール チャーロ KO2回55秒 ウーゴ センテーノ(共に米)

*今回がミドル級に転向してから2戦目となったチャーロ。WBCの恩恵からか、安易な対戦相手に快勝し同団体の暫定王座を獲得することに成功しました。

最後はコンビネーションから左フックを豪快に見舞ってライバルを完全KOしたチャーロ。KOパンチ自体は見事なもの。ただ、センテーノは何もしないままKOされてしまいましたから、これでゴロフキンの脅威誕生となったかは別問題でしょう。スピード豊かなチャーロは、確かにいいボクサーですが現時点で彼のミドル級の実力を判断すると、まだまだ???と言っていいでしょうね。


WBAスーパーフェザー級王座決定戦(なぜだかスーパー王座):
ジェルボンテ デービス(米)TKO3回2分45秒 ヘスス クエジャール(亜)

*本当に「なぜだか」スーパー王座決定戦なんですよね。いまだに全勝で、元IBF同級王者のデービス。そのボクシング能力は非常に高いものがあります。しかし彼はその同級王座を減量失敗によって失っています。対するクエジャールは元WBAフェザー級のレギュラー王座。暫定王座から始まったその王座を5度防衛に成功。しかし2016年に世界王座を失って以来1試合も行っておらず。そのキャリア前半に何試合かフェザー級リミット強の試合を行っていますが、実績今回がスーパーフェザー級の初陣戦と見ていいでしょう。同王座には現在、アルベルト マチャド(プエルトリコ)という選手が王者として君臨しており、なぜこの試合がマチャドの地位の上をいくベルトが争われてかは不思議でたまりません。「やはりWBAか」と切り捨ててしまえばそれまでですがね。

何はともあれ、ライバルに快勝し2つ目のベルトを腰に巻くことに成功したデービス。次は是非マチャドとのWBA王座内での統一戦を行って貰いたいものです。


そしてこちらは現地時間の昨夜(28日・土曜日)、こちらも上記の2試合と同じ会場で行われた試合結果です。
WBAミドル級挑戦者決定戦:
ダニエル ジェイコブス(米)判定3対0(116-111、117-110、115-112)マチエ スレツキ(ポーランド)

*実力者同士の対戦となったこの戦い。ジェイコブスが最終回にダウンを奪い、接戦ながらも明白な判定勝利を収めることに成功しました。

チャーロが獲得したのがゴロフキンの保持するWBC王座への挑戦権なら、ジェイコブスの獲得したのはWBA王座への挑戦権。本来なら、チャーロとジェイコブスが拳を交え、その勝者がゴロフキンに挑戦するのが理想的なんですがね。
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ナルバエス、潮時でしょうね(WBOバンタム級ほか)

2018年04月29日 00時02分58秒 | 世界ボクシング
今月21日、英国で行われた試合結果です。
WBOバンタム級戦:
王者ゾラニ テテ(南ア)判定3対0(120-108x3)挑戦者オマール ナルバエス(亜)

*この秋に43歳の誕生日を迎えるナルバエス。3階級制覇達成より、倒されないためのボクシングに終始してしまいました。結果は3人のジャッジ揃ってフルマークでテテの防衛を支持。そういえばナルバエスが初めてバンタム級王座に挑戦した試合、2011年10月に行われたドネアへの挑戦試合も、今回と同様108対120x3という判定結果で敗れています。超ベテランのアルゼンチン人。もうここらが潮時でしょう。


WBOフェザー級王座決定戦(暫定王座):
カール フランプトン(英)判定3対0(117-111x3)ノニト ドネア(比)

*正規王者であるオスカル バルデス(メキシコ)が負傷のために長期離脱が予想されるWBOフェザー級戦線。その留守番王座決定戦として、元世界王者同士による一戦が行われました。コンビネーションの英国人と、単発の比国人の戦い。ジャッジは要所要所にポイントをピックアップしていったフランプトンの勝利を支持しました。

何となくこの戦い、7月にマレーシアで予定されるWBAウェルター級戦の想定(予想)試合のような感じがするの私(Corleone)だけでしょうか。
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今週末の試合予定

2018年04月28日 00時10分04秒 | 世界ボクシング
2018年4月最終週末の試合予定です。

28日 土曜日
神戸市立中央体育館
フェザー級10回戦:
久保 隼(真正)対 大沢 宏晋(ロマンサ)

*無冠戦ですが好カードといっていいでしょう。

米国・ペンシルバニア州:
WBOスーパーバンタム級王座統一戦:
正規王者ジェシー マグダレノ(米)対 暫定王者アイザック ドビ(ガーナ)

米国・ニューヨーク州:
WBAミドル級挑戦者決定戦:
ダニエル ジェイコブス(米)対 マチエ スレツキ(ポーランド)

*この一戦は、レギュラー王者村田 諒太(帝拳)への挑戦権争いではなく、スーパー王者ゲナディー ゴロフキン(米)へのものだそうです。


30日 月曜日
エディオンアリーナ大阪・第2競技場
スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 石橋 俊(仲里)

名古屋国際会議場
ヘビー級10回戦:
竹原 虎辰(緑)対 大和 藤中(金子)

*この試合後、日本同級戦へ進展してほしいですね。


5月2日 水曜日
タイ
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン カイヤンハーダオジム(タイ)対 挑戦者リロイ エストラーダ(パナマ)
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京口、2度目の防衛戦の挑戦者が決定(IBFミニマム級ほか)

2018年04月27日 01時22分02秒 | 世界ボクシング
来月20日、大田区総合体育館で予定される試合です。
IBFミニマム級戦:
王者京口 紘人(ワタナベ)対 挑戦者ビンス パラス(比)

*すでに、この日に行われる同僚であるWBA/IBFライトフライ級王者田口 良一の防衛戦、対ヘッキー ブドラー(南ア)との注目のカードが発表されています。今回の興行開催まで1ヶ月を切りましたが、京口の対戦相手もようやく発表されました。

挑戦者パラスは、今年の10月にやっと20歳の誕生日を迎える青年。2015年7月にプロデビューし、これまでに13戦戦ってきました。戦績は13戦全勝11KOと、何と85パーセントというとんでもないKO率の持ち主で、これまでにミニマム級の一つ上のライトフライ級を主戦場に戦ってきた選手です。若くてパンチのある選手ですか、怖いですね。ただ、一ボクシングファンからすると、かなりのスリリングな試合が予想され嬉しいです。
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不祥事ラッシュ(色々:04‐26‐18)

2018年04月26日 00時44分06秒 | 世界ボクシング
最近(2018年4月26日ごろ)のニュースです。

1)昨年師走に、本場・米国のリングでIBFスーパーフェザー級王座を獲得していた尾川 堅一(帝拳)。ドーピング検査にひっかかったため、12月の試合は無効試合に。比嘉 大吾(白井・具志堅)の計量失敗に続いて、とんだ新年度の出発となってしまいました。

2)その空位となった王座決定戦には、師走に尾川と対戦したテビン ファーマー(米)と、元IBFフェザー級王者ビリー ディブ(豪)の間で争われる見通しです。

3)ここからは不祥事とはまったく関係ありません。元WBOバンタム級王座保持者で、現在スーパーバンタム級を主戦場にしている亀田 和毅(協栄)。来月5日、といってもすぐですが、後楽園ホールのリングに登場。メキシコのダニエル ノリエガと10回戦で対戦します。

4)田口 良一(ワタナベ)の格下王者であるカルロス カニサレス(ベネズエラ)が7月14日、マレーシアのリングに登場。今回がプロ、何と2戦目になる中国の呂斌と防衛戦行います。

5)カニサレス、そして当然の如く田口の対抗王者であるWBOライト級王者のアンヘル アコすた(プエルトリコ)。6月16日、ニカラグアのカルロス ブイトラゴを相手に、昨年師走に獲得した王座の初防衛戦を行います。

6)先週末21日、元スーパーライト級王者アミア カーン(英)が実に2年ぶりにリングに復帰。カナダのフィル ロ グレコを僅か39秒で仕留め2015年5月以来の白星を飾っています。2016年5月にサウル アルバレス(メキシコ)に豪快に敗れているカーン。今後はウェルター級の世界王座に標準を合わせていくとの事です。
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小野、33戦目で初の日本王座獲得(日本ミニマム級)

2018年04月25日 01時41分22秒 | 日本ボクシング
先日22日・日曜日、神戸芸術センターで行われた試合結果です。
日本ミニマム級王座決定戦:
小野 心(ワタナベ)判定3対0(97-92、97-94、96-95)平井 亮輝(千里馬神戸)

*今年の日本王座チャンピオン・カーニバルではベテランの奮戦が目につきます。スーパーフライ級の新王者久高 寛之(仲里)に、その久高に惜しくも敗れた翁長 吾央(大橋)。ライトフライ級の苦労人の久田 哲也(ハラダ)と板垣 幸司(広島三栄)の対戦。そしてミニマム級新王者の座に輝いた小野。彼らのようなドラマを生む機会を与えるのが日本王座。いいですね~

最軽量級の新王者となった小野は、苦労人とはいえこれまでに、それなりの結果も残してきた選手です。2013年には一つ上の階級のライトフライ級でOPBF(東洋太平洋)王座を獲得。ミニマム級では2度の世界挑戦を経験し、これまでの日本王座戦の戦績は2敗1引き分け。王座獲得ならなかった5つのタイトル戦でも、それなりの見せ場を作ってきました。ただ惜しいことはその戦績が示す通り(21勝中KO勝利は僅かに5)決定力不足ということではないでしょうか。

4度目の日本王座戦出場となった小野。対する平井はWBOで世界ランク・インしている中々の選手。しかし最終的には小野がキャリアの差を見せつけて勝利。明白な判定勝利を収め、33戦目にして初の日本国内ベルトを腰に巻くことに成功しました。

現在日本には、IBF(京口 紘人/ワタナベ)とWBO(山中 竜也/真正)の2本の世界ベルトがあります。小野がそれらの世界王者たち挑戦するには、彼ら以外の日本国内のライバル撃退後でしょうね。


同日、福岡県春日市・クローバープラザで行われた試合結果です。
ミニマム級8回戦:
前WBO王者福原 辰弥(本田フィットネス)判定3対0(78-74x2、77-74)日本9位高橋 悠斗(K&W)

*昨年、山中にWBO王座を明け渡している福原。その後敵地タイに乗り込みWBC王座に挑戦するも、世界王座復帰ならず。今回、日本国内ランカーを相手に再起戦を行い無事勝利を収めています。次戦を7月に地元熊本で行う予定の福原。世界復帰ロード中、どれだけ名前を売れるかも大きな課題です。
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小浦、逆転TKO防衛に成功(OPBFミニマム級)

2018年04月24日 00時15分35秒 | 世界ボクシング
先週17日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級戦:
王者小浦 翼(E&Jカシアス)TKO5回2分38秒 挑戦者田中 教仁(三迫)

*12戦全勝(8KO)の戦績の持ち主の王者。今回が昨年7月に獲得した王座の2度目の防衛戦となります。挑戦者田中は15勝7敗と比較的安易な挑戦者と思われていましたがどうしてどうして。試合が終わるまで小浦はダウンを奪われ、ポイントでもリードを許していました。

初回から最軽量級らしからぬ激しい打ち合いが見られたこの一戦。挑戦者がダウンを奪うという波乱の幕開けとなりました。その後王者はペース奪回を試みますが中々実らず。試合は田中が主導権を握ったまま中盤戦に入ります。KO率69パーセントとミニマム級では圧倒的な数字を持つ小浦に火が付いたのは5回。挑戦者に強打の右から連打を見舞いあっという間に逆転のダウンを奪います。レフィリーはそこで躊躇することなく試合をストップしゲーム終了。不安定なパフォーマンスながらも、王者が2度目の防衛に成功しました。

世界ランキングでも好位置にポジションしている小浦。小浦陣営としては既に世界挑戦も見据えていることでしょう。そこで現在(2018年4月24日)現在のミニマム級王者たちをおさらいしてみます。

WBA:ノックアウト CP フラッシュマート(タイ/防衛回数8)
WBC:ワンヘン カイヤンハーダオジム(タイ/8)
IBF:京口 紘人(ワタナベ/1)
WBO:山中 竜也(真正/1)
OPBF:小浦(2)
日本:空位

小浦が世界王座に挑戦する場合、是非とも日本人以外の世界王者との対戦を目指してほしいですね。
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矢田、打ち勝つ(日本ウェルター級)

2018年04月23日 00時13分49秒 | 日本ボクシング
一週間前の16日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
挑戦者矢田 良太(グリーンツダ)TKO8回58秒 王者有川 稔男(川島)

*初回から両者の激しいパンチの交換が見られたこの一戦。序盤戦は挑戦者がややリード、という展開で進んでいきます。中盤戦、有川もその強打で矢田を窮地に立たせますがそれも長く続かず。最終回となった8回に、矢田が左フックでダウンを奪い、試合再開後の連打で王座交代劇を演じています。

西の老舗グリーンツダからは、川口 裕が東洋太平洋(OPBF)バンタム級王座を獲得して以来のチャンピオン誕生となります。日本王者となると、今世紀初めに興梠 貴之がライトフライ級王座を獲得して以来のものとなるのではないでしょうか。

グリーンツダといえば、井岡 弘樹や山口 圭司、高山 勝成が軽量級で世界王座を獲得。重量級のイメージはほとんどありませんが、自分がボクシングに興味を覚えた頃、「名門」というイメージがありました。矢田には「グリーンツダは重量級も層が厚い」というような活躍を見せて貰いたいですね。

そういえば赤井 英和もグリーンツダの第一号選手として、スーパーライト級(当時はジュニアウェルター級)で世界に挑戦しましたね。
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ようやく対戦相手が決定(色々:04‐22‐18)

2018年04月22日 01時28分16秒 | 世界ボクシング
最近(2018年4月22日ごろ)のニュースです。

1)本来なら子供の日にサウル‟カネロ”アルバレス(メキシコ)との再戦を予定していたゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)。カネロが薬物検査に引っかかったため、ゴロフキンは別の対戦者探しに明け暮れていました。試合まで3週間を切ったところ、ようやくバネス マーティロスヤン(アルメニア)を相手に防衛戦を行うことが決定しています。

2)ゴロフキンは現在、WBAのスーパー王座とWBC、そしてIBF王座を保持しています。どうにかWBAとWBCの許可は取れたようですが、IBFはこの試合を認めない方針。その理由としては、マーティロスヤンがこれまでに、ミドル級で実績を残していないこと。そしてこの2年間、試合を行っていないから。それに加えて、現在IBF1位にランキングされているセルゲイ デレイビャンチェンコ(ウクライナ)が現時点でのゴロフキンとの対戦を大歓迎しているのにも関わらず、ゴロフキンがミドル級では未明の選手との対戦を選んだ事が挙げられます。今回の代役選びに関しては、ゴロフキンにかわいそうな面もありますが、IBFの意見が的を得ているでしょうね。ちなみにカネロ、試合出場停止処分を受けましたが、僅か半年のみ。どうなんでしょうね、この処置は。

3)現在空位となっているIBFバンタム級王座の決定戦が、こちらも日本で言う子供の日に英国で行われます。その試合に出場するのは、元同王座保持者のポール バトラー(英)と、プエルトリコ期待のエマヌエル ロドリゲス。

4)これまで、英国といえば重量級というイメージがあったのですが、最近は中量級、そして軽量級までその勢力圏を広げています。その英国の軽量級を代表する選手の一人であるWBAスーパーフライ級王者のカリ ヤファイ。昨年は石田 匠(井岡)、村中 優(フラッシュ赤羽)を続けて退けています。そのヤファイが来月26日、2年前にあの井上 尚弥(大橋)と12回フルラウンドを戦い抜いたメキシカン、デビット カルモナを相手に保持する王座の3度目の防衛戦を行います。

5)ヤファイが保持するWBAスーパーフライ級王座同様、日本と縁の深いWBAフライ級王座。現在はウクライナのアルチュム ダラキアンの腰に巻かれています。このダラキアンが6月17日、指名挑戦者ヨドモンコン ポー セーンチップ(タイ)を相手に、2月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

6)元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子であるティムが来月24日、昨年10月に獲得したABCOコンチネンタル・スーパーウェルター級王座の初防衛戦を行います。チューの王座に挑戦するのは、豪州人(8戦全勝6KO)より1戦プロでの試合が多いタイ人Atchariya Wirojanasurobol。日本語表示にするのは諦めました。
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今週末の試合予定

2018年04月21日 00時08分11秒 | 世界ボクシング
2018年4月第3週末の試合予定です。

21日 土曜日
英国
WBOフェザー級王座決定戦(暫定王座):
カール フランプトン(英)対 ノニト ドネア(比)

WBOバンタム級戦:
王者ゾラニ テテ(南ア)対 挑戦者オマール ナルバエス(亜)

米国・ニューヨーク州
WBAスーパーフェザー級王座決定戦(なぜだかスーパー王座):
ジェルボンテ デービス(米)対 ヘスス クエジャール(亜)

WBCミドル級王座決定戦(暫定王座):
ジャモール チャーロ 対 ウーゴ センテーノ(共に米)


22日 日曜日
神戸芸術センター
日本ミニマム級王座決定戦:
平井 亮輝(千里馬神戸)対 小野 心(ワタナベ)
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