DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ジュシュア、アメリカ初上陸へ(色々:02‐19‐19)

2019年02月19日 00時09分55秒 | 世界ボクシング
最近(2019年2月19日ごろ)のニュースです。

1)ヘビー級のメジャー団体3本のベルト(IBF/WBA/WBO)を保持しているアンソニー ジョシュア(英)が6月1日、米国・ニューヨーク州のリングでジャーレル ミラー(米)の挑戦を受けます。この試合が23戦目となるジョシュア。英国外で初めての実戦となります。


(この試合はもちろん、この試合後のヘビー級戦線も気になります)


2)来月23日、ジョシュアから見て格下王者であるWBAレギュラー王者のマヌエル チャー(独)が、何年にも渡ってWBA王座への挑戦権を保持しているフレス オケンド(プエルトリコ)と防衛戦を行うようです。WBA王座への挑戦が決まるたびにその試合が中止となってきたオケンド。2014年7月から実戦から遠ざかっています。今回は是非、試合が成立してほしいものです。


(お願いだから実現して下さい)


3)本来なら2016年の夏にWBAヘビー級王者としてオケンドの挑戦を受けるはずだったのがルーカス ブラウン(豪)。その年の3月に、ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)から世界王座を奪うも、試合後の薬物検査に引っかかってしまい、タイトル獲得自体が幻となってしまいました。ブラウンは昨年3月、ディリアン ホワイト(英)に血祭りに上げられてしまいましたが、その後再起。現在格下相手に2連勝(2KO)を飾っています。

このブラウンが来月2日、カミール ソコロウスキー(ポーランド/Sokolowski)という6勝14敗2引き分けの選手と6回戦で対戦します。

4)近日中に発表が予定されるだろうと噂されているWBCヘビー級王座の再戦、王者ディオンディ ワイルダー(米)対タイソン フューリー(英)の一番。WBCは両者による直リターンマッチを全面的に支持していますが、それと同時に、ホワイトとドミニク ブルアジール(米)による暫定王座決定戦を行うよう指示を出しているようです。

5)OPBF(東洋太平洋)ミニマム級王者の小浦 翼(E&Jカシアス)が今年度末日(3月31日)、リト ダンテ(比)を相手に、保持する王座の4度目の防衛戦を行います。

6)ミニマム級で主要4団体のベルトを獲得してきた高山 勝成(名古屋産業大学)。念願の東京五輪出場に向けて、来月アマチュアでの初陣を果たすようです。
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板垣、3度目の正直ならず(OPBFライトフライ級)

2019年02月18日 00時23分26秒 | 世界ボクシング
今月11日、広島・NTTクレドホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級戦:
王者エドワード ヘノ(比)判定3対0(117-108、118-107、119-106)挑戦者板垣 幸司(広島三栄)

*これまでにWBOアジア太平洋(2017年2月)、日本同級王座(2018年4月)に挑戦してきた板垣。両試合とも善戦空しく判定負けを喫してしまい、王座獲得はなりませんでした。「3度目の正直」を目指して挑んだ今回のタイトル戦。しかし王者ヘノとの実力差は想像以上で、結果は大差の判定負け。またしてもベルト奪取に失敗となってしまいました。

試合後の戦績を18勝(7KO)14敗(4KO負け)3引き分けとした板垣。これで3連敗となってしまいました。2017年9月に、沖縄のリングで同王座を獲得しているヘノ。3度目の防衛に成功すると共に、世界初挑戦に向けまた一歩前進しています。
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和毅のライバル、リングに復帰(WBCスーパーバンタム級ほか)

2019年02月17日 00時10分08秒 | 世界ボクシング
今月9日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCスーパーバンタム級戦:
王者レイ バルガス(メキシコ)判定3対0(117-108x3)挑戦者フランクリン マンサニーリャ(ベネズエラ)

*自身の怪我で実戦から遠ざかっていたバルガス(と言っても、昨年5月にしっかりと防衛戦を行っています)。今回がブランク後初の試合となりました。18勝中17ものKO/TKO勝利を収めてきたマンサニーリャに2回、ダウンを奪われる雲行きが怪しい序盤戦でしたが、回を追うごとに自身のペースに持って行ったバルガス。気が付けば大差の判定勝利を収め、2年前に英国で獲得した王座の4度目の防衛に成功しています。

バルガスがリングから離れている間に、亀田 和毅(協栄)が暫定王座に就いたWBC同級戦線。アマチュア時代に対戦経験のあるバルガスと和毅。その時はバルガスが判定勝利を収めたそうです。プロでの両者にによる再戦、早く実現してほしいですね。


WBAスーパーフェザー級戦(レギュラー王座):
挑戦者アンドリュー カンシオ(米)TKO4回2分16秒 王者アルベルト マチャド(プエルトリコ)

*同日、同州で同団体のスーパー王者ジェルボンテ デービス(米)が圧倒的な強さを見せつけて防衛に成功しています。デービスから見て格下王座の一戦では、王座交代劇が見られました。

初回、長身のサウスポースタイルからの左であっさりとダウンを奪ったマチャド。安易な防衛も予想されましたがどうしてどうして。ここからカンシオがしぶとさを見せつけました。3回、お返しとばかりに左フックで逆転の狼煙を上げた挑戦者。4回には必要なボディー攻撃で3度のダウンを奪い、そのままレフェリーストップに持ち込むことに成功。これまでのキャリアは決して順風満帆ではありませんでしたが、26戦目(20勝4敗2引き分け)にして念願の世界王座獲得を果たしました。才能の塊のようなデービスと比較すると、どうしても見劣ってしまうカンシオ。しかしそのしぶとさで、デービスを苦しめる姿を見せてほしいものです。

カンシオの戦績を紐解いてみると、2016年3月には、元WBOライトフライ級、WBAスーパーフライ級王者ウーゴ カサレス(メキシコ)と対戦し、3回で勝利を収めている事が目につきました。日本でもお馴染みのカサレスは、カンシオに敗れた後に現役から引退しています。
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今週末の試合予定

2019年02月16日 00時38分46秒 | 世界ボクシング
2019年2月第三週末の試合予定です。

16日 土曜日
米国・カリフォルニア州
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
王者レオ サンタ クルス 対 挑戦者ラファエル リベラ(共にメキシコ)

IBFミニマム級戦:
王者カルロス リコナ(メキシコ)対 挑戦者ディージェイ クリエル(南ア)

IBFスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
岩佐 亮佑(セレス)対 セサール フアレス(メキシコ)
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尚弥、当然のMVP

2019年02月15日 01時50分17秒 | 日本ボクシング
2019年も2月に入り、2018年の年間表彰選考会がようやく行われ、各賞受賞が下記のように決定しました。

最優秀選手:
WBAバンタム級第2の王者井上 尚弥(大橋):年間戦績 世界戦2勝(2KO)

技能賞:
WBOフライ級王者田中 恒成(畑中):年間戦績 世界戦1勝(判定勝利)、無冠戦1勝(1KO)

殊勲賞:
WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(伴流):年間戦績 世界戦2勝(1KO)、無冠戦1勝(1KO)

KO賞:
WBAバンタム級第2の王者井上 尚弥(大橋)

努力/敢闘賞:
OPBF(東洋太平洋)ライト級王者中谷 正義(井岡):年間成績 タイトル戦3勝(3KO)

新鋭賞:
日本ミドル級王者竹迫 司登(ワールドスポーツ):年間戦績 タイトル戦2勝(2KO)、無冠戦1勝(1KO)

優秀賞:
多数

年間最高試合:
WBOフライ級戦:木村 翔(青木)対 田中
日本スーパーバンタム級戦:久我 勇作(ワタナベ)対 和氣 慎吾(FLARE山上)

*過去4年と違い、各部門とも選出は1人に厳選されたのは好印象が持てます。しかし一昨年から設置された優秀賞が一昨年は12名、昨年は8名、今年は11名。やはり多すぎです。

世界王者以外の中谷、竹迫が選出されたことには好意が持てますね。中谷にはOPBF王座防衛記録の、竹迫には連続KO記録の国内記録更新を是非目指して貰いたいものです。

このリストに、日本国内の連続KO記録を更新した比嘉 大吾(白井・具志堅)と、日本人として初の世界4階級制覇を達成した井岡 一翔(Sankyo)が含まれていたらな、と思うのですが、それらは儚い夢でした。
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清瀬、王座奪取ならず(WBOアジア太平洋バンタム級)

2019年02月14日 00時03分38秒 | 世界ボクシング
先日10日、兵庫県姫路市ウインク武道館で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋バンタム級王座決定戦:
ベン マナンクィル(比)判定3対0(116-111、116-113、114-113)清瀬 天太(姫路木下)

*定期的に好ボクサーを輩出している近年の兵庫県。同胞の先輩長谷川 穂積(真正/世界3階級制覇王者)や西岡 利晃(帝拳/元WBCスーパーバンタム級王者)の栄光の道に続きたかった清瀬でしたが、予想以上に老獪だったマナンクィルに8回にダウンを奪われた末判定負け。2017年末に獲得したWBCスーパーバンタム級ユース王座に続いてのタイトル獲得はなりませんでした。

試合後の戦績を15勝(7KO)3敗1引き分けとした清瀬。まだまだ22歳だけに、この敗戦を糧に頑張って貰いたいものです。これまでにマイナー団体であるWBFのインターナショナル王座や、暫定ながらもOPBF(東洋太平洋)王座を腰に巻いた経験のあるマナンクィル。新たな日本人選手の壁になりそうな予感がします。ちなみに、現在のOPBF王者は栗原 慶太(一力)、日本王者は齋藤 裕太(花形)、日本暫定王者は木村 隼人(ワタナベ)となります。
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プロ11戦目が決定(スーパーバンタム級)

2019年02月13日 00時47分32秒 | 強いぞジョーさん
4月5日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で予定される試合です。
スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 松浦 大地(ワタナベ)

*元WBCバンタム級王者辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の次男坊寿以輝のプロ11戦目が決定。今回寿以輝が対戦するのは、実戦数はほぼ同じの松浦(6勝2KO3敗2引き分け)。これまでこなしてきた試合数は似通った者同士の対戦となりますが、年齢は寿以輝は22歳で松浦は29歳。

この試合の直前(4月1日)に30歳の誕生日を迎える松浦。2015年11月のデビュー戦では黒星。その後白星、黒星、引き分けを交えながら経験を積んできました。これまでの戦績が10戦全勝(7KO)の寿以輝。今後10回戦に昇格し、日本王座を目指していくには短いラウンドでの圧勝が求められます。

少々過保護なマッチメークを受けている感のある寿以輝ですが、アマチュアでの経験がないだけに、いいキャリア作りをさせて貰っているととっていいのではないでしょうか。
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2階級王座同時保持OK(色々:02‐12‐19)

2019年02月12日 00時38分01秒 | 世界ボクシング
最近(2019年2月12日ごろ)のニュースです。

1)現在WBA/WBCミドル級と、WBAスーパーミドル級の2階級に渡って世界王座を保持しているサウル アルバレス(メキシコ)。WBAはカネロ(アルバレスのニックネーム)の2階級王座同時保持を今後も容認していくそうです。

2)幻の前IBFスーパーフェザー級王者尾川 堅一(帝拳)が今月2日、比国ライト級王者ロルダン アルデアを相手に2017年師走以来の実戦を行い大差判定勝利。世界“再獲得”に向けスタートを切っています。

3)モンゴル出身で、プロでの主戦場を米国に置いているツグスソク ニヤンバヤルが先月末26日、元WBAフェザー級暫定王者のクラウディオ マレロ(ドミニカ)と対戦。僅差の判定ながらも初の12ラウンドを戦い抜き、空位だったマイナー団体IBOのフェザー級王座を獲得しています。

4)WBCライトヘビー級新王者のアレクサンデル ゴズディク(ウクライナ)が来月30日、コンゴ出身のドウドウ ヌグンブを相手に、昨年師走に獲得した王座の初防衛戦を行う予定です。

5)昨年11月10日に暫定ながらWBOクルーザー級王座に返り咲いたクジストフ グロワッキー(ポーランド)。6月10日に、11月10日にWBCダイヤモンド王座を獲得している前WBC王者マイリス ブリエディス(ラトビア)とお互いの王座を賭け対戦します。両者とも、現在4団体統一王座を保持しているアレキサンデル ウシク(ウクライナ)に敗れた経験あり。敗者復活戦と言ってしまえばそれまでですが。

6)英国期待のジョシュ テーラーがいよいよ世界王座に挑戦します。テーラーの世界初挑戦は5月18日。IBFスーパーライト級王者イバン バランチェク(ベラルーシ)に挑戦します。
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ルイス、大番狂わせならず(WBAスーパーフェザー級:スーパー王座)

2019年02月11日 01時56分47秒 | 世界ボクシング
現地時間の昨夜(9日・土曜日)、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(スーパー王座):
王者ジェルボンテ デービス(米)KO初回2分59秒 挑戦者ウーゴ ルイス(メキシコ)

*先月19日、本来ならジャック テポラ(比)が保持していたWBAフェザー級の暫定王座に挑戦するはずだったルイス。その試合は、比国人が前日計量に大失敗し中止。ルイスは代わって同胞のアルベルト ゲバラと無冠戦10回戦を戦い、大差判定勝利を収めています。

本来ならこの日、アブネル マレス(メキシコ)を相手にスーパーフェザー級王座の防衛戦を予定していたデービス。試合直前になってマレスが目の負傷で辞退。ルイスがマレスの代役としてデービスに挑戦することになりました。

デービスは7年前のデビュー時からスーパーフェザー級を中心に戦ってきた選手。対するルイスはスーパーフライ級でデビューし、徐々に体重を上げてきました。これまでにスーパーフェザー級より一階級軽いフェザー級より重い体重で戦った経験はなく、しかも前の試合からの間隔は20日。いくらルイスにとって代行試合とはいえ、ミスマッチだったことは試合前から明らかです。

実際の試合もミスマッチそのもの。試合開始直後から、両者の重量差は明らか。肉体的に劣勢なルイスは、精神面でも押されっぱなし。最後はデービスのサウスポースタイルのワン・ツーからの左フックでダウン。カウント内に立ち上がるもレフェリーはそれ以上の試合継続を許しませんでした。

試合後、フェザー級での再起路線を歩んでいくと公言したルイス。彼が大番狂わせを起こすことを期待していたんですが、現実はメキシカンにとってあまりにも残酷なものでした。昨年4月にWBA王者として世界王者に返り咲くことに成功しているデービス。その王座の初防衛に成功すると共に、戦績を21戦全勝(20KO)にしています。体重調整さえしっかりすれば、この階級で敵はいないのではないでしょうか。
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チュー2世、自身2つ目の王座を獲得(スーパーウェルター級)

2019年02月10日 02時06分02秒 | 世界ボクシング
先日8日・金曜日、豪州で行われた試合結果です。
WBAオセアニア・スーパーウェルター級暫定王座決定戦:
ティム チュー(豪)TKO2回 デントン バッセル(英)

*自身の倍以上のキャリア(25勝5敗)を誇る英国人と対戦した元スーパーライト級統一王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。試合開始早々からコンビネーションでバッセルを圧倒。2回に早々とダウンを奪うと、その後の連打でレフェリーストップ。全勝記録を12(10KO)に伸ばすと共に、2017年10月に獲得したWBCの下部組織であるABC大陸王座に続いてWBAオセアニアの暫定王座を獲得。世界へ続く階段を順調に上り続けているようです。


(自身2つ目の王座を獲得したチュー2世。リングで活躍する姿が、段々と1世に似てきました)

偉大な実父は14戦目で世界のベルトを獲得しましたが、これまでのティムのキャリアを見てみると、チュー陣営はじっくりと育てていく方針のようです。今後はドンドンと地域王座を獲得しながら、世界ランカーとの対戦を実現させていって貰いたいですね。

当初この試合、空位だった英連邦王座が争われる予定でしたが、WBAの地域王座(しかも暫定)王座戦に変更となっていました。
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