DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

初黒星、アブラハム

2010年03月31日 04時40分58秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日、米国ミシガン州デトロイトで行われた試合結果です。
スーパーミドル級12回戦:
アンドレ デレール(米)反則11回1分13秒 アーサー アブラハム(独)

*スーパーミドル級トーナメントの第2ラウンドの第1試合。優勝候補のアブラハムが敗れています。
試合展開は昨年10月に行われたアブラハム対ジャーメーン テーラー(米)戦に類意したもの。違いはデレールがテーラーよりパワーとスタミナがあり、自信も初回からみなぎらせていました。ただガードの上を叩いていたテーラーのパンチとは違い、デレールのパンチはガードの上からでもアブラハムにダメージを与えていきました。それに加えボディーなど、開いた場所にもパンチを集中。アブラハムは時折ガードを緩め、いかにも痛そうな素振りを見せていました。
テーラー戦とは違い、回を追うごとに追い詰められていったアブラハム。攻防分離のスタイルが裏目に出た結果となっています。
4回に初のダウンを奪われたアブラハム。5回のロープから上半身が出たシーン。レフェリーによってはここでもダウンを取られていたでしょう。10回のデレールのスリップは明らかにダウン。そして11回のアブラハムの反則打も明らかなもの。
終わり方と10回以外はデレールのペースで進んでいた一戦。3人のジャッジの10回終了時までの採点も3ー0(98-91、97-92x2)でデレールを支持。私(Corleone)も98対91でデレールでした。

試合後のリングにWBOクルーザー級王者マルコ フック(独)の姿が見られました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下田が激戦を制す

2010年03月31日 01時40分32秒 | 日本ボクシング
28日日曜日、名古屋国際会議場で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級戦:
挑戦者下田 昭文(帝拳)判定3ー0(116-112、116-113x2)王者大橋 弘政(HEIWA)

*注目の世界ランカー対決は下田に軍配。この日の下田は持ち前のスピードに加え、スタミナも十分。しかし王者大橋が異常な粘りを見せ、試合は大接戦だった様子。
下田が日本王座に続く2冠目を獲得しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モリターが王座返り咲きに成功

2010年03月30日 03時46分49秒 | 世界ボクシング
先週末土曜日、カナダのオンタリオで行われた試合結果です。
IBFスーパーバンタム級王座決定戦:
スティーブ モリター(カナダ)判定3ー0(117-111、116-112、115-113)タカラニ ヌドゥ(南ア)

*2007年7月以来の両者による再戦。モリターが中差の判定でヌドゥを退け、王座の返り咲きに成功しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンボアが大差判定防衛

2010年03月30日 01時19分19秒 | 世界ボクシング
27日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
王者ユリオキス ガンボア(キューバ)判定3ー0(118-109x2、116-111)挑戦者ジョナサン バロス(亜)

*相変わらずの身体能力の高さを見せつけたガンボア。僅か2ヶ月のインターバルで、南米の強豪をワンサイドの判定で破っています。ガンボアは8回にダウンを奪っていますが同じ会、バロスの右でぐらつくシーンがありました。
バロスも戦績(28勝1敗)が示すとおり悪い選手ではありません。しかし前半はガンボアの瞬時のスピードに、そして後半は試合運びの老獪さにお手上げの様子でした。
3度目の防衛に成功したガンボア。あえて欠点を挙げるとすると、自身のスタイルが確立されていない事ではないでしょうか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

興毅、黒木

2010年03月29日 04時43分24秒 | 日本ボクシング
有明コロシアムで行われた試合結果です。
WBCフライ級王座統一戦:
暫定王者ポンサクレック ウォンジョンカム(タイ)判定2ー0(114-114、116-112、115-112)正規王者亀田 興毅(亀田)

WBCミニマム級戦:
王者オーレイドン シスサマーチャイ(タイ)判定3ー0(113-112、114-112、114-113)挑戦者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)

*まずはフライ級戦から。
結果は僅差の判定でポンサックレックに軍配。しかし内容は暫定王者のワンサイドゲームでした。引き分けの採点はもちろん、他の2人のジャッジの採点にも少し首を傾げたくなります。
私(Corleone)の採点は118対109でもちろんポンサックレックを支持。たまに当たる興毅のパンチよりも、常にコンビネーションを放っていたポンサックレックの攻撃を評価しました。
バランスの良さが目についた古豪。それとは対照的に興毅の手数の少なさ、ベタ足がマイナスに映りました。
試合全体の感想としては1996年3月に行われたWBCジュニアバンタム級戦、ダニエル サラゴサ(メキシコ)対 辰吉 丈一郎(大阪帝拳)を連想してしまいました。まさにベテランが若手をレッスンする。そんな試合でした。

可能性としては、ポンサックレック対内藤 大助(宮田)による第5戦があるようです。2度目に王座の2連続防衛に成功したポンサックレック。たしかこの試合がポンサックレックにとり、世界戦では12度目の日本人との対戦だったと思います。


ミニマム級戦は黒木が大健闘。11回にダウンを奪い、最終回にも王者を追い詰めています。しかし判定は無情にも王者を支持。オーレイドンが5度目の防衛に成功しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョイが新王者に

2010年03月29日 03時42分06秒 | 世界ボクシング
26日金曜日、南アフリカで行われた試合結果です。
IBFミニマム級戦:
挑戦者ニコシナシ ジョイ(南ア)判定3ー0(118-110、119-109x2)王者ラウル ガルシア(メキシコ)

*これまでに元王者のフローレンテ コンデス(比)、世界挑戦経験を持つロレンソ トレホ、サミー グティレス(共にメキシコ)等に快勝し、その過程でIBO王座、IBFの指名挑戦権を獲得してきたジョイ。同王座を5度防衛してきたガルシアに大差判定勝利を収め、王座奪取に成功しています。
ジョイの戦績は21戦全勝15KO。そして168センチと最軽量級としては破格の長身の持ち主です。今後どれくらいの長期政権を築けるか楽しみな選手です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木村の世界挑戦が決定?

2010年03月28日 06時47分42秒 | 日本ボクシング
5月5日、タイで予定される試合です。
WBAスーパーバンタム級戦:
王者プーンサワット クラティンデーンジム(タイ)対 挑戦者木村 章司(花形)

*先日、Boxrecで発見しました。
木村にとり、12月に日本王座転落後の再起戦が世界挑戦となります。日本でもお馴染みになりつつある強豪プーンサワット。この試合が3度目の防衛戦になります。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見番(03‐27‐10)

2010年03月27日 00時02分53秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2010年3月27日ごろの意見番です。

*これでもかと言わんばかりに多くの世界戦が予定されている3月最終週末。
当初、WBAミニマム級戦、WBCミニマム級暫定王座決定戦、WBOスーパーフライ級戦、IBFスーパーウェルター級戦、IBFクルーザー級王座決定戦も計画されていました。しかしこれらの試合は中止となっています。
多くの試合が行われるのはファンとして嬉しいことなのですが、もう少し分散して行ってもらえると正直嬉しいです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2010年03月27日 00時00分43秒 | 世界ボクシング
2010年3月最終週末の試合予定です。

27日 土曜日
有明コロシアム
WBCフライ級王座統一戦:
正規王者亀田 興毅(亀田)対 暫定王者ポンサクレック ウォンジョンカム(タイ)

WBCミニマム級戦:
王者オーレイドン シスサマーチャイ(タイ)対 挑戦者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)

メキシコ・ヌエボレオン
WBCインターナショナル・ウェルター級王座決定戦:
エリック モラレス(メキシコ)対 ホセ アルファロ(ニカラグア)

カナダ・オンタリオ
IBFスーパーバンタム級王座決定戦:
スティーブ モリター(カナダ)対 タカラニ ヌドゥ(南ア)

米国ミシガン州デトロイト
スーパーミドル級12回戦:
アーサー アブラハム(独)対 アンドレ デレール(米)

米国ネバダ州ラスベガス
WBA暫定スーパーライト級戦:
王者マルコス マイダナ(亜)対 挑戦者ビクトル カヨ(ドミニカ)

IBFライト級王座決定戦:
ファン グスマン(ドミニカ)対 アリ フネカ(南ア) 

ドイツ
WBAフェザー級戦:
王者ユリオキス ガンボア(キューバ)対 挑戦者ジョナサン バロス(亜)

ベネズエラ
WBAバンタム級王座統一戦:
正規王者アンセルモ モレノ(パナマ)対 暫定王者ネオマール セルメニョ(ベネズエラ)

スーパーフェザー級11回戦:
ホルへ リナレス(ベネズエラ/帝拳)対 フランシスコ ロレンソ(ドミニカ)


28日 日曜日
名古屋国際会議場
OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級戦:
王者大橋 弘政(HEIWA)対 挑戦者下田 昭文(帝拳)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太田が王座奪取

2010年03月26日 04時55分39秒 | 日本ボクシング
後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)/日本スーパーウェルター級戦:
挑戦者チャーリー太田(八王子中屋)TKO8回2分26秒 王者柴田 明雄(ワタナベ)

*中盤まで柴田のスピードの翻弄されていた太田。最終回となった8回、得意の打ち合いの中からダウンを奪いTKO勝利。念願の王座奪取(2冠)に成功しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする