DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ローマン、ファーマーが王座転落(2団体スーパーバンタム級ほか)

2020年01月31日 22時01分55秒 | 世界ボクシング

昨日30日・木曜日、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
2団体スーパーバンタム級戦:
挑戦者ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)判定2対1(115-113x2、113-115)王者ダニエル ローマン(米)

*日本でもお馴染みのローマン。アマチュアキャリア豊富のアフマダリエフとの接戦を落とし王座から陥落。2017年9月に獲得したWBA王座と、昨年4月に吸収したIBF王座を手放す結果となっています。

新王者アフマダリエフはプロキャリア2年弱で、僅か8戦目(全勝6KO)で世界の頂点に立つことに成功。なお、IBFには現在、暫定王者として岩佐 亮佑(セレス)が君臨しています。

 

IBFスーパーフェザー級戦:
挑戦者ジョセフ ディアス 判定3対0(116-112、115-113x2)王者デビン ファーマー 

*2018年の夏に世界王座を獲得して以来、積極的に防衛戦を重ねていった『戦う王者』ファーマー。ディアスとの接戦を落とし王座から決別。この試合はファーマーにとり、4度目の防衛戦でした。

3度目の世界挑戦で念願の世界のベルトを獲得したディアス。2度目の世界挑戦では、試合自体には勝利を収めていましたが、前日計量に失敗して王座獲得はならなかった少々問題児的な選手です。その実力は早くから認められているだけに、コンディション作りをうまくこなしていけば、安定王者への道が開けるかもしれません。

 

WBOミドル級戦:
王者デメトリアス アンドラーデ(米)TKO9回2分59秒 挑戦者ルーク キーラー(アイルランド)

*試合前の掛け率では70対1で大きくリードしていたアンドラーデ。実際の試合もその掛け率に反映するもので、初回、2回と早々とダウンを奪うことに成功。試合は9回まで長引きましたが、最期はレフィリー・ストップを呼び込み、防衛記録を3に伸ばしています。

コメント

ボクシング界にも脅威、新型肝炎コロナウィルス!(色々:01‐30‐20)

2020年01月30日 13時00分06秒 | 世界ボクシング

最近(2020年1月30日ごろ)のニュースです。

1)今週末2月1日に中国で予定されていた一戦、WBCとWBOのスーパーライト級王座を保持しているホセ カルロス ラミレス(米)と、元WBC王者ビクトル ポストル(ウクライナ)の一戦は、中国から世界に広がりつつある新型肝炎コロナウイルスの影響で、中止となっています。しかしこの対戦カード自体が中止となったわけでなく、近い将来に日程を変更して行われる予定です。

2)IBF、WBA、そしてWBOの3つのヘビー級王座を保持しているアンソニー ジョシュア(英)。次の防衛戦は、当初噂されていたIBFの指名挑戦者であるクブラト プーレフ(ブルガリア)との対戦になる見通しです。現在までに試合開催地及び日時は決まっていませんが、5月か6月ごろに行われる予定です。

3)WBCヘビー級の暫定王座を保持しているディリアン ホワイト(英)。昨年7月に獲得した王座の初防衛戦の相手として、昨年6月にジョシュアに初黒星を与えたアンディー ルイス(英)や、元WBA王者アレキサンデル ポベトキン(露)の名前が挙がっています。

4)大英帝国の期待の星で、次期世界ヘビー級王者候補のダニエル デュボアとジョー ジョイス。今春にも両者の対戦が実現する可能性があるようです。

5)2017年11月にWBAヘビー級のレギュラー王座を獲得したマヌエル チャー(独)。それ以来実戦から遠ざかっており、今後の試合予定も立っていない状態が続いています。

6)2018年8月にWBAヘビー級の暫定王座を獲得したトレバー ブライアン(米)。ブライアンもチャー同様、王座獲得以来実戦から遠ざかっており、今後の試合予定も立っていない状態が続いています。

コメント

スーパーミドル級(01‐29‐20)

2020年01月29日 23時06分27秒 | ボクシングネタ、その他雑談

全17階級の内、最軽量級であるミニマム級、ヘビー級に次いで2番目に重いクルーザー級と同様に、比較的歴史の浅いスーパーミドル級。しかし21世紀に入り、スター選手を続々と誕生させ、選手層も年々増しています。そのスーパーミドル級の2020年1月29日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):カラム スミス(英/防衛回数2)
WBA(レギュラー):サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBC:デビット べナビデス(米/0)
IBF:カレブ プラント(米/1)
WBO:ビリー ジョー ソーンダース(英/1) 
OPBF(東洋太平洋):ジェイド ミッチェル(豪/2)
WBOアジア太平洋:アブダラ パジワパジ(タンザニア/0)

*世界王者たちの顔ぶれを見てみると、実力はそれなりにあるものの、地味なメンツが揃っているという印象は拭えません。やはりWBAの第2の王者ながらも、アルバレスの存在が大きく感じられます。以前は一つ下のミドル級でも若干小柄の印象だったアルバレスですが、現在は同級でも十分に通じる体格の選手にまで体が適合してきました。次の試合を5月に予定しているアルバレス。同級での試合の可能性も十分あるだけに、その動向がスーパーミドル級の今後に大きく影響を与えていきそうです。

6年半前になりますが、前回お届けした、2013年10月3日当時のスーパーミドル級王者たちの顔ぶれはどのようだったのでしょうか。防衛回数は当時のものとなります。

WBA(スーパー):アンドレ ワード(米/防衛回数5)
WBA(統一):カール フロッチ(英/0)
WBA(暫定):スタニスラフ カスタノフ(ウクライナ/1)
WBC:サキオ ビカ(豪/0)
IBF:フロッチ(2)
WBO:ロベルト ステイグリッツ(独/1)
OPBF(東洋太平洋):空位

*ワード、フロッチが牽引していた当時のスーパーミドル級戦線。その後、両選手ともに王者のまま現役から引退しています。

最期は11年以上も前、2008年11月21日時点でのスーパーミドル級王者たちとなります。

WBA:ミッケル ケスラー(デンマーク)
WBC:空位
IBF:ルシアン ブテ(カナダ/ルーマニア)
WBO:デニス インキン(露)
OPBF:清田 祐三(フラッシュ赤羽)

*ケスラー、ブテと、実力者が世界王者として君臨していた当時のスーパーミドル級。同級史上最強と呼び声高いジョー カルザゲ(ウェールズ)の活躍は、それ以前となります。OPBF王者として安定した力を見せていた清田。次にそのレベルで戦う日本人選手が登場するのは、いつになるのでしょうか。
コメント

ミドル級(01‐28‐20)

2020年01月28日 22時10分14秒 | ボクシングネタ、その他雑談

スター選手を定期的に輩出し続け、加えて選手層も常に厚い伝統のクラスであるミドル級。2020年1月28日現在の同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(レギュラー):村田 諒太(帝拳/防衛回数1)
WBA(暫定):クリス ユーバンク(英/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/3)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/0)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/2)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(井岡弘樹/1)
日本:竹迫 司登(ワールドスポーツ/3)

一応WBAのスーパー王者には、サウル アルバレス(メキシコ)が認定されていますが、その一応という2文字を返上し、同級に本格的に戻ってくる可能性がある現在のミドル級戦線。アルバレスは5月に次の試合を予定していますが、来月末までにはその動向が分かりそうです。噂に上っている村田との一番。もし日本で実現するのなら、是非東京ドームでその試合を開催して貰いたいです。

今春に次の試合を予定しているゴロフキン。そのピークはすでに過ぎてしまいましたが、まだまだ頑張って貰いたいものです。もう一つの注目は、日本王座に続いてOPBF王座も吸収した竹迫。年内に、どこまで村田に近づく事が出来るのでしょうか。

 

6年4ヶ月前になりますが、前回お届けした、2013年9月25日当時のミドル級王者たちの顔ぶれは次のようになります。防衛回数は当時のものとなります。

WBA:ゲネディ ゴロフキン(カザフスタン/防衛回数8)
WBC:セルジオ マルティネス(亜/1)
IBF:ダーレン バーカー(英/0)
WBO:ピーター クイリン(米/1)
OPBF(東洋太平洋):柴田 明雄(ワタナベ/0)
日本:中川 大資(帝拳/0)

 

下記は11年以上も前、2008年10月21日時点でのミドル級王者たちとなります。

WBA:フェリックス シュトルム(独)
WBC:ケリー パブリック(米)
IBF:アーサー アブラハム(独/アルメニア)
WBO:パブリック
OPBF(東洋太平洋):佐藤 幸治(帝拳)
日本:江口 啓二(姫路木下)

*当時プロで世界を目指していた佐藤が昨年、アマチュアの世界一を目指し奮戦していました。

コメント

ガルシア、前哨戦に勝利(ウェルター級)

2020年01月27日 05時55分32秒 | 世界ボクシング

先週末25日・土曜日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
ダニー ガルシア(米)判定3対0(118-110、117-111x2)イバン レッドカッチ(ウクライナ)

*2017年3月にキース サーマン(米)との接戦を落として以来、実力はトップレベルを保ちながらも、肝心なところで勝てないという印象を残しているガルシア(と言っても敗戦は38戦中僅か2度ですが)。この2020年には、トップ戦線に返り咲く可能性のある一年になりそうです。

今回行われたレッドカッチ戦は、WBC王座への挑戦者決定戦としての意味合いが強い試合でした。その試合でガルシアは、ライバルを終始圧倒。ダウンこそ奪えなかったものの、タフなウクライナ人を相手に大差の判定勝利を収めています。

今年ガルシアが目指しているのは、WBAスーパー王者マニー パッキャオ(比)、もしくはIBF王者エロール スペンス(米)への挑戦。しかし現時点では、スペンスが事故からの負傷のため長期離脱中。順当にいけば、アジアの英雄との対戦になるのではないでしょうか。

コメント

意見番(01‐26‐20)

2020年01月26日 20時43分35秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*正直、これまで村田はかなり過大評価されてきたという印象を持っていました。しかし第2ではありますが、世界王座に再び就いて以来、その印象が徐々に向上しています。今年の課題はそう、『レギュラー』という不必要な二文字を返上できるかどうかということ。そのためにも是非、実現してほしいですね、スーパー王者サウル アルバレス(メキシコ)との大一番を。

   

大変予想しづらい来月号の表紙。両誌は一体、どのようなものを持ってくるのでしょうか。

コメント

今週末の試合予定

2020年01月25日 04時18分55秒 | 世界ボクシング

2020年1月最終週末の主な試合予定です。

25日 土曜日
米国・ニューヨーク州
ウェルター級12回戦:
ダニー ガルシア(米)対 イバン レッドカッチ(ウクライナ)

30日 木曜日
米国・フロリダ州
2団体スーパーバンタム級戦:
王者ダニエル ローマン(米)対 挑戦者ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)

IBFスーパーフェザー級戦:
王者デビン ファーマー 対 挑戦者ジョセフ ディアス(共に米)

WBOミドル級戦:
王者デメトリアス アンドラーデ(米)対 挑戦者ルーク キーラー(アイルランド)

31日 金曜日
コンゴ
WBCクルーザー級王座決定戦:
イルンガ マカブ(コンゴ)対 ミハウ ツィエスラク(ポーランド)

コメント

新年早々番狂わせ!(2団体スーパーウェルター級)

2020年01月24日 15時10分01秒 | 世界ボクシング

先週末18日米国・ペンシルバニア州
IBF/WBAスーパーウェルター級戦:
挑戦者ジェイソン ロサリオ(ドミニカ)TKO5回1分37秒 王者ジュリアン ウィリアムス(米)

*パンチを貰い続けても前進し、反撃を繰り返したロサリオ。最後はアッパーからのコンビネーションをウィリアムスに見舞いゲームセット。王者の圧倒的有利が予想されていた一戦で番狂わせを演じ、世界初挑戦にして王座奪取に成功しています。

 

新年早々番狂わせが起こったスーパーウェルター級トップ戦線。2020年1月24日現在の、同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):ジェイソン ロサリオ(ドミニカ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリスランディー ララ(キューバ/0)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/0)
IBF:ジェイソン ロサリオ(ドミニカ/0)
WBO:パトリック テシェイラ(ブラジル/0)
OPBF(東洋太平洋):渡部 あきのり(角海老宝石/1)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
日本:松永 宏信(横浜光/1)

*高い壁でしょうが、日本勢のチャンスもあるような、ないような感じですね。

 

WBAスーパーフェザー級級王座決定戦(暫定王座):
クリス コルバート(米)判定3対0(117-110、116-111)ジェスレル コラレス(パナマ)

*暫定を含めれば、2020年初の主要4団体の世界戦となったこの一戦。ダラダラと費やされた最初の9回ですが、10回にコルバートがダウンを奪うと試合模様は一変。最終的には米国人が明白な判定勝利を収め、WBAスーパーフェザー級の3人目の世界王座の座に就くことに成功しています。

コメント

5月にカネロ対村田?(色々:01‐23‐20)

2020年01月23日 15時53分44秒 | 世界ボクシング

最近(2020年1月23日ごろ)のニュースです。

1)5月に次戦を予定しているサウル アルバレス(メキシコ)。対戦相手候補が幾人か挙げられていますが、まだまだ決定には至っていません。これまでのところ、WBAスーパーミドル級のスーパー王者カラム スミス(英)や、WBOミドル級王者ビリー ジョー ソーンダース(英)の名前が大きく取りざたされてきましたが、ここにきて、WBAミドル級レギュラー王者村田 諒太(帝拳)もアルバレスの対戦相手有力候補の一人として浮上しているようです。『カネロ対村田』戦が実現する場合、その試合は東京で行われるという記事も目にしました。実現してほしいですね、スーパースター選手に日本人選手が挑むという試合を。

2)再び量産体制に入りつつあるWBAの一階級3王者制度。現在同団体のウェルター級王者には、スーパー王者としてマニー パッキャオ(比)が、レギュラー王者にはアレキサンダー ベスプーチン(露)が君臨しています。そんな中、第3の王者である暫定王座決定戦が4月11日、米国のミネソタ州で行われる予定です。この王座決定戦に出場するのは同地出身のジャマール ジェームス(米)とトーマス デュロルメ(プエルトリコ)。

3)2月7日にはパナマで、2階級でのWBA暫定王座決定戦が決行されます。一つはダニエル マテロン(キューバ)とエリック ロペス(メキシコ)によるライトフライ級戦。もう一つは、ルイス コンセプシオン(パナマ)とロベル バレラ(コロンビア)が対戦するフライ級戦となります。

4)昨年9月にIBF最軽量級王座を獲得しているペドロ タドゥラン(比)。来月1日、敵地メキシコに乗り込みダニエル バジャダレス(メキシコ)の挑戦を受けます。

5)2016年の師走、あのバーナード ホプキンス(米)の引退試合の対戦相手に選ばれ、勝利をも収めたジョー スミス(米)。今月11日にホプキンスの地元である米国ペンシルバニア州フィラデルフィアのリングに登場。同地出身のジェシー ハート(米)に2対1の判定勝利を収め、空位だったNABOライトヘビー級王座を獲得しています。

6)元WBOライトヘビー級王者エレイデル アルバレス(コロンビア)が今月18日、米国ニューヨーク州のリングに登場。マイケル シールズ(米)を7回で下し、空位だったWBC米大陸、WBOインターコンチネンタル・ライトヘビー級王座を獲得することに成功しています。

コメント

竹迫、2冠目の王座を獲得

2020年01月22日 05時08分17秒 | 世界ボクシング

先週末18日・土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級戦:
挑戦者/日本王者竹迫 司登(ワールドスポーツ)判定3対0(120-108、119-109x2)王者細川 チャーリー 忍(金子)

*ボディー攻撃を中心に、先手先手の攻撃で王者に迫った挑戦者。決定打は奪えませんでしたが、大差判定勝利を収める事に成功。日本王座に続き、OPBF王座獲得を果たしました。

次戦は日程は未定ですが、日本王座のチャンピオンカーニバルの一環として国本 陸(六島)の挑戦を受ける見通しです。


WBOアジア太平洋スーパーウェルター級戦:
王者井上 岳志(ワールドスポーツ)TKO2回終了 挑戦者蘇 程(チェン スー/中国)

*ちょうど一年前、当時のWBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)に挑戦。そのタフネスは世界でも十分に通用することを証明した井上でしたが、結果は大差判定負け。その後、以前保持していた同王座を再度獲得するなど2連勝(2KO)を記録し、今回の防衛戦に臨むことになりました。

今回井上が迎えたのは、長身のサウスポー蘇。中国人挑戦者に対し実績で上回る井上は、初回からダウンを奪うなどして圧勝。僅か6分の攻防でしたが、世界挑戦後も順当に成長している事を証明しています。上位陣(世界王者)が中々定まらない現在のスーパーウェルター級戦線。近いうちに、井上にも世界再挑戦の機会が訪れるかもしれません。

コメント