DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

次戦は春(色々:11‐20‐19)

2019年11月20日 04時35分39秒 | 世界ボクシング

最近(2019年11月20日ごろ)のニュースです。

1)アジアが世界に誇る至宝マニー パッキャオ(比)。来月には41歳の誕生日を迎えます。2020年も戦い続ける予定のパックマン。来年の初戦は3月から5月にかけて行う予定で、対戦相手候補には、フェザー級からスーパーライト級までの4階級を制覇したマイキー ガルシア(米)や、スーパーライト級とウェルター級の2階級を制覇したダニー ガルシア(米)の名前が挙がっています。

2)8月に、韓国のリングでOPBF(東洋太平洋)スーパーウェルター級王座を獲得している渡部 あきのり(角海老宝石)。来月16日に後楽園ホールのリングで、タイのシティデット バンティを迎え王座の初防衛戦を行います。

3)先月に、OPBFミドル級王座に返り咲いたばかりの細川 チャーリー 忍(金子)。来年1月18日、日本同級王座の竹迫 司登(ワールドスポーツ)を迎え、同王座の初防衛戦を行います。なおこの試合に争われるのはOPBF王座のみで、竹迫の保持している日本王座は賭けられない模様です。

4)先週15日、OPBFバンタム級王者栗原 慶太(一力)が後楽園ホールで、無冠戦のリングに登場。世界ランカーであるスックプラサード ポンピタック(タイ)に2回TKO勝利を収めています。

5)OPBFスーパーバンタム級王者の勅使河原 弘晶(輪島)が来月12日、本拠地である後楽園ホールで保持する王座の3度目の防衛戦を行います。勅使河原が今回迎えるのは、真正ジムの川島 翔平。

6)8月、9月と立て続けにWBOスーパーバンタム級王座の防衛戦を行ったエマヌエル ナバレッテ(メキシコ)。師走の7日に充実した2019年を締めくくる防衛戦を予定しています。戦う王者に挑戦するのは、ナバレッテの同胞フランシスコ オルタ。

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グラムイリアン、ボディでKO防衛(WBAクルーザー級:スーパー王座)

2019年11月19日 06時25分46秒 | 世界ボクシング

先日15日、フランスで行われた試合結果です。
WBAクルーザー級戦(スーパー王座):
王者アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏)KO4回1分8秒 挑戦者ケイン ワッツ(豪)

*昨年3月に暫定ながらもWBAクルーザー級王座を獲得しているグラムイリアン。同年10月には、マーク フラナガン(豪)を終盤で破り、同王座の初防衛に成功していました。

フラナガン戦から1年強、ようやく迎えた今回の防衛戦。試合開始早々からフラナガンの同胞ワッツを圧勝し。勝負に出た4回に、左ボディーで豪州人を仕留めKO勝利。約1年ぶりの実戦でも錆びつくことなく、その実力を誇示することに成功しています。

前回の試合から約13ヵ月。戦わずして暫定王者からスーパー王者へと昇格していたグラムイリアン。BoxRecを見てみると、前戦にあたるフラナガン戦が防衛戦ではなく、無冠戦として明記されていました。それはともかく、来年2020年は、定期的にリング活動を行って貰いたいものです。


2019年11月19日現在のクルーザー級世界戦線戦を見てみましょう。

WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア・仏/防衛回数2?)
WBA(レギュラー):ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/0)
WBA(暫定):リャド メルウィー(コートジボアール・ベルギー/0)
WBC:空位
IBF:ジェニエール ドルティコス(キューバ/0)
WBO:マイリス ブリエディス(ラトビア)

*バンタム級、スーパーライト級同様に、昨年のこの時期に始まったクルーザー級トーナメント第2弾。しかしこの階級だけ決勝戦が行われていません。やはり第1弾で優勝し、クルーザー級の4団体王座を統一したアレクサンデル ウシク(ウクライナ)のヘビー級への転向は大きかったですね。

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マロニー兄弟が勝利(WBAスーパーフライ級:暫定王座ほか)

2019年11月18日 05時23分46秒 | 世界ボクシング

先週15日・金曜日豪州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級王座決定戦:
アンドリュー マロニー(豪)TKO9回開始 エルトン ダリー(ガイアナ)

*21戦目にして、暫定ながらも世界初挑戦の機会を得たマロニー兄弟の一人アンドリュー。中盤戦、ダリーの抵抗にあいますが、最期はダリーの右目の腫れが酷くなったためドクターストップ。世界王座奪取と共に、全勝記録を21(14KO)に伸ばしています。

アンドリュー マロニーが食い込んだ世界スーパーフライ級戦線。2019年11月18日現在の、マロニーのライバル王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA:カリド ヤファイ(英/防衛回数5)
WBA(暫定):アンドリュー マロニー(英/0)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/1)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/7)
WBO:井岡 一翔(Reason大貴/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:フローイラン サルダール(比/0)
日本:奥本 貴之(グリーンツダ/3)

*世界王者たちのレベルが高いですね、この階級は。


WBAオセアニア・バンタム戦:
王者ジェイソン マロニー(豪)KO2回1分26秒 挑戦者ディクソン フローレス(ニカラグア)

*世界ランカー同士の戦いとなったこの一戦。初回からジェイソン マロニーがダウンを奪うなどして圧勝。WBA地域王座の防衛に成功すると共に、世界再挑戦に向け前進しています。

ジェイソン マロニーが世界戦の舞台に初めて登場したのは昨年10月。当時IBF王者だったエマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)に1対2の判定負けを喫し、惜しくも世界のベルトを腰に巻くことが出来ませんでした。ご存じの通り、ロドリゲスは今年の5月、井上 尚弥(大橋)の強打の餌食になった選手。もし昨年秋、マロニーが勝利を収めていた場合、マロニーが井上と対戦していたわけです。

昨年の世界初挑戦で僅差の判定負けを喫しているジェイソンですが、いまだに好成績をキープ。今回のフローレス戦後のレコードは、20勝(17KO)1敗となっています。ただ、現在のバンタム級には怪物(井上)が頂上に君臨しており、ジェイソンの世界再挑戦の早期実現は難しいかもしれません。

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リゴンドー、逆2階級制覇へ(色々:11‐17‐19)

2019年11月17日 06時23分13秒 | 世界ボクシング

最近(2019年11月17日ごろ)のニュースです。

1)スーパーバンタム級で一時代を築いた超絶テクニシャン・ギレルモ リゴンドー(キューバ)。2017年師走に、当時WBOスーパーフェザー級王者だったワシル ロマチェンコ(ウクライナ)に挑戦。2階級の体重差に直面し、自身初の敗戦(6回終了TKO)を喫してしまいました。

今年に入り、元のスーパーバンタム級で再起路線を歩んでいましたが、来月21日、一階級下のバンタム級で逆2階級制覇のチャンスを得ました。井上 尚弥(大橋)がスーパー王者に昇格したため空位となったWBAバンタム級レギュラー王座。その王座を元WBAスーパーフライ級王者リボリオ ソリス(ベネズエラ)と争うことが決定。実力のあるベテラン同士の対決となるこの戦い。どちらが2階級制覇達成を遂げるのでしょうか。

2)これまでに日本、OPBF(東洋太平洋)、WBOアジア太平洋ヘビー級王座を獲得してきた藤本 京太郎(角海老宝石)。英国ヘビー級の一角を担う22歳の新鋭、ダニエル デュオバと12月21日に英国のリングで対戦することが決定しています。デュオバは13戦全勝(12KO)の戦績の持ち主で、これまでにWBCユース、英国、英連邦、WBO欧州、WBOインターナショナル王座を次々に獲得してきた上昇気流に乗る強豪です。果たして藤本はどんなボクシングを見せてくれるのでしょうか。

3)かつて英連邦王座を保持した経験のある幻の元WBAヘビー級王者ルーカス ブラウン(豪)。今月9日に格下ジョン ホポアテ(豪)と6回戦で対戦し、難なく2回TKO勝利を収めています。

4)同日、すでにIBFヘビー級への挑戦権を獲得しているクブラト プーレフ(ブルガリア)が米国のリングに登場。中堅選手ライデル ブーカー(米)を相手に、無難な判定勝利を収めています。

5)減量苦が囁かれているWBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)。9月に行われた最後の防衛戦後には、年内のミドル級への転向話も出ていました。しかし来年1月11日に行われる次戦は、どうやらスーパーウェルター級王座の防衛戦になるようです。現在までにその試合での挑戦者は決まっていません。

6)現在WBCとWBOのスーパーライト級王座を保持しているホセ カルロス ラミレス(米)。王座統一後の初の防衛戦を来年2月1日、中国のリングで予定しています。ラミレスに挑戦するのは、元WBC王者ビクトル ポストル(ウクライナ)。

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今週末の試合予定

2019年11月16日 06時07分59秒 | 世界ボクシング

2019年11月第三週末の試合予定です。

16日 土曜日
ドイツ
WBAライトヘビー級王座決定戦(暫定王座):
スベン フォーンリン(スウェーデン)対 ドミニク ボーセル(独)

*今週末行われる世界戦は、上記の暫定王座戦のみ。少々寂しい週末になりそうです。

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スーパーウェルター級(11‐15‐19)

2019年11月15日 06時32分02秒 | ボクシングネタ、その他雑談

スター選手たちが集うウェルター級とミドル級の中間に位置するスーパーウェルター級。そのせいでしょうか、比較的地味なクラスに甘んじている感があります。2019年11月15日現在の同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):ジュリアン ウィリアムス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリィスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:トニー ハリソン(米/0)
IBF:ジュリアン ウィリアムス(米/0)
WBO:ハイメ ムンギア(メキシコ/5)
OPBF(東洋太平洋):渡部 あきのり(角海老宝石/0)
日本:松永 宏信(横浜光/1)

(*WBAゴールド、WBCダイヤモンドは除外しています。)

*世界王者たちの顔ぶれを見てみると、すでに5度の防衛に成功しているムンギアを含め、ララ以外は新顔が占めています。やはりこの辺りの階級となると、世界王者たちと日本のトップ戦線の実力差は、かなりあるようです。

 

6年3ヶ月前になりますが、前回お届けした、2013年8月16日当時のスーパーウェルター級王者たちの顔ぶれは次のようになります。防衛回数は当時のものとなります。

WBA(スーパー):フロイド メイウェザー(米/防衛回数0)
WBA(統一/レギュラー):サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBA(暫定):エリィスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/6)
IBF:イシュー スミス(米/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):チャーリー 太田(八王子中屋/8)
日本:湯場 忠志(都城レオスポーツ/0)

*普段は比較的地味な階級であるスーパーウェルターですが、6年前はボクシング界の中心だったんですね。ララはいまだに同級で、アルバレスに関してはミドル級からライトヘビー級の第一線で、現在も大活躍中です。

 

下記は11年前、2008年10月9日時点でのスーパーウェルター級王者たちとなります。

WBA:ダニエル サントス(プエルトリコ)
WBC:バーノン フォレスト(米)
WBC(暫定):セルジオ マルティネス(亜)
IBF:バーノ フィリップス(米)
WBO:セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)
OPBF:日高 和彦(新日本木村)
日本:野中 悠樹(尼崎)

*現在はWBOアジア太平洋ミドル級王者として頑張っている野中。当時は一階級下の日本王者だったんですね。

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この階級、この選手(ワシリー ジロフ:クルーザー級①)

2019年11月14日 06時47分17秒 | ボクシングネタ、その他雑談

1990年代初頭からこれまでの約四半世紀、それぞれの階級で印象に残った選手を各階級3人ずつ挙げていっています。記載上のルールは各選手、登場するのは1階級のみ。また、選んだ選手がその階級の実力№1とは限りません。個人的に思い入れのある選手、または印象に残った選手が中心となります。

今回からは全階級で2番目に重いクルーザー級となります。そのクルーザー級の初陣をきるのが、元オリンピック金メダリストで、プロではIBFクルーザー級王座を獲得した『カザフの虎』ワシリー ジロフ(カザフスタン/Vassiliy Jirov)。

  

(今回の主人公は『カザフの虎』ワシリー ジロフ)

12歳の時からボクシングに親しんでいたジロフ。少年時代からアマチュアの名選手としてその名を世界に知られていました。その集大成となったのが、1996年に行われたアトランタ五輪。ライトヘビー級で出場し、見事に金メダルを獲得。同大会では、後にライトヘビー級王座を23度防衛していたダリウス ミハエルゾウスキー(ポーランド)からWBO王座を奪ったフリオ セサール ゴンザレス(メキシコ)や、ロイ ジョーンズ(米)の天敵となったアントニオ ターバー(米)等、その後のプロでの名選手を連破。同大会での最優秀選手にも選出されています。ちなみにこのオリンピックには、後のヘビー級世界王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ/スーパーヘビー級で金)や、5階級を制覇したフロイド メイウェザー(米/フェザー級で銅)も出場。これらの選手を抑えての最優秀賞獲得ですから、ジロフがどれだけ優れていたアマチュア選手だったかは計り知れますね。

ジロフのアマチュアの最終戦績は207勝10敗という大変すばらしいもの。彼は1994年に広島で行われたアジア大会にも出場するために来日しており、その大会では銅メダルを獲得しています。

アマチュアの名選手だったジロフがプロ・デビューを果たしたのは1997年1月18日。本場アメリカのリングを拠点としたジロフは、KOの山を築いていきます。1997年には10度の試合を行い、当然の如く全勝。しかもすべての試合を規定ラウンド内で終わらせています。

その快進撃は翌1998年にも続き、同年5月には、連続KO記録が止まるものの、15戦目にしてWBCインターナショナル・クルーザー級王座を獲得。世界初挑戦に向け着実に前進をしていきます。翌年4月にWBC米大陸王座も獲得したジロフ。いよいよ世界初挑戦のチャンスがやってきました。

ジロフが世界王座に挑んだのは1999年6月5日。米国・南部のミシシッピー州のリングでアーサー ウィリアムス(米)の持つIBFクルーザー級王座に挑戦し、7回TKO勝利。プロのリングでも堂々と世界一の座を手に入れています。

世界王座奪取から3ヶ月後、ジロフは大舞台に登場。20世紀最後のビックマッチと謳われた、『フェリックス トリニダード対オスカー デラホーヤ』戦の前座に出場し、カナダの強豪デール ブラウンに打ち勝ち初防衛に成功。その好戦的なボクシング・スタイルを世界に知らしめる事にも成功しました。


ジロフが獲得した王座(獲得した順):
WBCインターナショナル・クルーザー級:1998年5月5日獲得(防衛回数0)
WBC米大陸クルーザー級:1999年4月22日(0)
IBFクルーザー級:1999年6月5日(6)
NABOクルーザー級:2003年11月6日(0)

ジロフの試合は、彼が世界王者になってから見る機会を得ましたが、正直驚きました。その距離感は流石と思わせるものがありましたが、ボクシング・スタイルは全体を通して相手の真正面に立つ喧嘩そのもの。アマチュアエリートらしい高い技術を見せることはほとんどありませんでした(ただ、そのすり足気味のフットワークは学ぶものが多くあると思います)。見ている側からすれば、「体を即壊しそう」な棒立ちボクシング。そんなファンが喜びそうな打ち合いボクシングを展開したジロフでしたが、不思議なことにアメリカのファンからそれほど支持を受けることはありませんでした。そのためでしょうか、アメリカ国内でもどちらかというと僻地での試合が多く、王座王座統一戦などのビックファイトに恵まれませんでした。

実力は認められながらも、それに相応した評価を得られない世界王者ジロフ。世界王座獲得後も、現在の世界王者としては珍しく、何度も無冠戦のリングに登場。特に2000年には3度のノンタイトル戦を行っています。そんな中翌2001年、念願の母国カザフスタンでの世界戦が実現します。プエルトリコのアレックス ゴンザレスを迎えて行った凱旋試合。得意のボディーへの集中攻撃から、最期は左を顔面に持っていきKO勝利。僅か95秒で故郷に錦を飾ることに成功しています。

柔軟性のなさが最大の欠点だったジロフ。その欠点をついたのが、ジロフとは正反対に柔軟性を駆使したボクシングが身上のジェームス トニー(米)。2003年4月に行われたその一戦。前に出てパンチを放っているのはジロフなのですが、その攻撃はほとんど実を結ぶことなし。逆にトニーのカウンターを貰い続け、最終回にはダウンを喫してしまいました。結局は大差の判定負けを喫したジロフは、世界王座と決別することになってしまいました。

(トニーの技巧の前に苦杯を喫したジロフ)

クルーザー級王座から転落後、主戦場を最重量級に移した『カザフの虎』。世界ヘビー級の1位まで上り詰めたジョー メーシー(米)や、ヘビー級王座を3度獲得したマイケル モーラー(米)と激戦を演じますが、ヘビー級トップ戦線の壁を破ることは出来ず。最終的には2009年まで戦い続けますが、最期は無冠のまま現役から身を引いています。

(ヘビー級で行われた、オーリン ノリスとの元クルーザー級王者同士の対戦は引き分け)

ジロフの終身戦績は38勝(32KO)3敗(1KO負け)1引き分け。大変すばらしい成績ですが、正直、プロではもっと活躍できた選手だったと思います。

(後輩ゲナディー ゴロフキンと)

カザフスタン初の世界王者としてその名を歴史に刻んだジロフ。あのゲナディー ゴロフキンの大先輩王者として、今後もっと評価されるべきでしょう。

(母国カザフスタンでは切手にまでなったジロフ。まさに国民的英雄)

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ヘリング、らしく初防衛に成功(WBOスーパーフェザー級)

2019年11月13日 04時10分31秒 | 世界ボクシング

先週末9日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級戦:
王者ジャメル ヘリング 判定3対0(117-111x2、115-113)挑戦者レイモント ローチ(共に米)

*5月に伊藤 雅雪(横浜光)を破り、同王座を獲得しているヘリング。この試合前まで20戦無敗(19勝1引き分け)だったローチとの競った試合内容を演じていましたが、終盤戦に抜け出す形に。いかにもヘリングらしい勝ち方で、世界タイトルの初防衛に成功しています。


今月に入り、WBC王者ベルチェル、そしてWBO王者ヘリングがそれぞれ防衛記録を更新したスーパーフェザー級戦線。11月13日現在の同級の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA:アンドリュー カンシオ(米/防衛回数1)
WBC:ミゲル ベルチェル(メキシコ/6)
IBF:デビン ファーマー(米/4)
WBO:ジャメル ヘリング(米/1)
OPBF(東洋太平洋):三代 大訓(ワタナベ/4)
WBOアジア太平洋:ジョー ノイナイ(比/1)
日本:末吉 大(帝拳/4)

*同級の近い将来の動向として気になるのが、世界王者勢ではなく、OPBF、WBOアジア太平洋、そして日本王者たちになります。3王者とも師走に防衛戦を予定しており、特に幻も元IBF王者尾川 堅一(帝拳)がノイナイに挑戦する試合は、注目度No1と言っていいでしょう。この試合の勝者には、来年早々にも世界挑戦の機会が与えられるのではないでしょうか。

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スーパーウェルター級戦線など(色々:11‐12‐19)

2019年11月12日 13時13分44秒 | 世界ボクシング

最近(2019年11月12日ごろ)のニュースです。

1)今年5月に、ジャレット ハード(米)を破り、IBF、WBA、そしてマイナー団体のIBOスーパーウェルター級王座を獲得しているジュリアン ウィリアムス(米)。来年の1月18日に、ジェイソン ロサリオ(ドミニカ)を相手に、保持する統一王座の初防衛戦を行います。

2)昨年12月22日にジャーメル チャーロ(米)を破りWBCスーパーウェルター級王座を獲得したトニー ハリソン(米)。本来ならチャーロとの再戦を今年の6月に行う予定でした。しかしその一戦は自身の怪我のために中止。そして今回、12月21日に再びチャーロと対戦することが再発表されています。

3)再戦と言えば師走の18日に、豪州勢のライバルによるリマッチが予定されています。その再戦とはマイケル ザラファとジェフ ホーンによるもの。両者はこの8月の末日に対戦し、その時はザラファが9回TKO勝利を収めています。

4)ちょうど1年前にノニト ドネア(比)と対戦し、突然の腰痛に襲われ、あえなく世界王座から陥落していたライアン バーネット(英)。今年に入り、再起戦に勝利を収めるなどして回復ぶりを思わせたのですが、先日、現役からの引退を発表しています。

5)WBAのクルーザー級で、暫定、レギュラー、スーパー、休養王者と様々な王座に就いてきたデニス レべデフ(露)。今年の初めに現役からの引退を発表していましたが、早くもそれを撤回。来月21日に、常連世界ランカーのタビソ ムクヌ(南ア)を相手にリング復帰戦を行う予定です。

6)レギュラー王者にドミトリー ビボル(キルギスタン)が、暫定王者にはジャン パスカル(カナダ)が君臨しているWBAライトヘビー級戦線。今週末16日に行われるスベン フォーンリン(スウェーデン)対ドミニク ボーセル(独)が新たな暫定王座決定戦として行われます。多分ビボルはスーパー王者に、パスカルはレギュラー王者に昇格するのでしょうね。

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ソーンダース、米国・デビューに成功(WBOスーパーミドル級ほか)

2019年11月11日 04時10分31秒 | 世界ボクシング

先週末9日・土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOスーパーミドル級戦:
王者ビリー ジョー ソーンダース(英)KO11回1分59秒 挑戦者アルセロ コセレス(亜)

*この試合はソーンダースにとって、5月に獲得した2階級目の世界王座の防衛戦と共に、米国でのデビュー戦ともなりました。

普段はミドル級を主戦場としているコサレスを迎えたこの一戦。10回終了時までは一進一退の攻防を繰り広げていた両者ですが、英国人が11回、挑戦者を一気に3度倒しKO勝利。スーパーミドル級王座の初防衛に成功すると共に、29戦目にして本場アメリカでのデビューにも成功しています。


WBCライト級戦:
王者デビン ハニー(米)判定3対0(120-107x3)挑戦者アルフレド アルバレス(ドミニカ)

*9月に、あのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)のWBC内での対抗王者の座に就いたばかりのハニー。2ヶ月弱のインターバルで初防衛戦に臨みました。

5回にダウンを奪うなどしてアルバレスに完封勝利を収めたハニー。初防衛に成功すると共に、全勝記録を24(15KO)に伸ばしています。なおハニーは、今回の防衛戦の前に暫定王者から正規王者に昇格しています。

 

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