DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

天笠、大竹がそれぞれ防衛に成功

2014年03月31日 00時04分25秒 | 世界ボクシング
先週24日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
王者天笠 尚(山上)TKO8回46秒 挑戦者ビンビン ルフィーノ(比)

*4連続防衛に成功した日本王者に続いて、昨年10月に獲得した一つ格上の王座の初防衛に臨んだ天笠。3回には2度のダウンを奪うも、挑戦者の反撃にあい試合は白熱戦へ。しかし最後は右でルフィーノをぐらつかせレフェリーストップに持ち込んでいます。

   

日本スーパーバンタム級戦:
王者大竹 秀典(金子)判定3対0(97-93、96-94、96-95)挑戦者中嶋 孝文(ドリーム)

*一昨年8月以来の再戦となった両選手。その時は大竹が2対1の判定勝利を収め現在の地位を獲得しています。今回も競った内容の試合となりましたが、終盤戦、ボディー攻撃に的を絞った大竹のボクシングが上回り試合終了。王者ガ僅差ながらも3対0の判定勝利を収め、保持する王座の4連続防衛に成功しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英国バンタム級ダービーは痛み分け

2014年03月30日 20時48分42秒 | 世界ボクシング
約半日ほど前、英国で行われた試合結果です。
IBFバンタム級戦:
王者スチュワート ホール 負傷引き分け2回35秒 挑戦者マーティン ウォード(共に英)

*軽量級では珍しい英国勢対決。アグレッシブに攻める王者と、それを迎え撃つサウスポーの挑戦者の一戦。試合が盛り上がり始めてきた途端にドクターストップが入ってしまい、両選手、そして観衆には非常に残念な結果となってしまいました。

初回、攻めて行ったホールの頭がウォードに当たり挑戦者が右目じりを切るアクシデントに見舞われます。ドクターチェックの際には出血はほぼ見られず、試合続行は可能のように思えましたが...。

   

消化不良の形ですが、昨年師走に手に入れた王座の初防衛に成功したホール。非力な挑戦者のパンチを貰う場面がいくつか見られました。同じサウスポーのWBC王者山中 慎介(帝拳)ならこの英国人を一蹴できそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2014年03月29日 00時54分56秒 | 世界ボクシング
2014年3月最終週末の試合予定です。

29日 土曜日
英国
IBFバンタム級戦:
王者スチュワート ホール 対 挑戦者マーティン ウォード(共に英)

米国ニュージャージー州
WBOライトヘビー級戦:
王者セルゲイ コバレフ(露)対 挑戦者セドリック アグニュー(米)


30日 日曜日
ふじさんめっせ
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級王座決定戦:
原 隆二(大橋)対 ドニー マバオ(フィリピン)




4月4日 金曜日
神戸市立中央体育館
IBFバンタム級王座決定戦:
大場 浩平(真正) 対 ランディ カバジェロ(米)

英国
WBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
ウーゴ カサレス(メキシコ)対 カール フランプトン(英)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右2発!! 河野が世界王座奪回

2014年03月28日 04時56分42秒 | 世界ボクシング
一昨日26日水曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級王座決定戦:
河野 公平(ワタナベ)KO8回50秒 暫定王者デンカオセーン カオウィチット(タイ)

*4回の最初に奪ったダウンは右の相打ち(河野のパンチのみが当たる)、そして8回の試合を決定した一撃も河野が放った右パンチでした。

河野の右2発を除けば、両選手の激しいペース争いが見られた中々の好試合。特に5回までのデンカオセーンは序盤戦に強い所を随所に発揮。強打/好打者ぶりをみせ、ペースを河野に与えませんでした。

しかし6回になるとデンカオセーンらしいというのでしょうか、前進するもパンチを放つのも苦しくなるほどのスタミナのロスに見舞われます。そして8回、自己のペースをしっかりと守ってきた河野にとどめの一撃を刺され試合終了。河野が昨年5月に失った王座への返り咲きに成功しています。

   

ちなみに7回終了時までの採点は1対1(67-66、66-66、65-67)のイーブン。私は67対65で河野のリードと見ていました。

第一次政権では防衛が叶わなかった河野。今回の王座の初防衛戦は7月ごろに予定されているようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロドリゲス、高山の対抗王者に

2014年03月27日 00時33分03秒 | 世界ボクシング
先週末22日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBOミニマム級戦:
挑戦者フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)TKO10回1分50秒 王者メルビン サビージョ(比)

*ちょうど1年前、コロンビアに乗り込み暫定ながらも世界王座奪取に成功しているサビージョ。しかし今回、3度目の防衛戦では挑戦者に一方的に攻め込まれてTKO負けを喫し王座陥落。IBF王者高山 勝成(仲里)との王座統一戦も流れてしまいました。



新王者のロドリゲスは僅か半年前に怪物ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)に白星を献上した選手です。最近軽量級(ミニマムからフライ級)でロマゴンの餌食になった選手がやたら目に付くようになったのは気のせいでしょうか?そういえば高山も、WBA/WBOフライ級王者ファン エストラーダ(メキシコ)もかつてロマゴンの猛威の被害者でしたね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モレノ、圧勝V12

2014年03月26日 04時42分34秒 | 世界ボクシング
先週末22日土曜日、パナマで行われた試合結果です。
WBAバンタム級戦(スーパー王座):
王者アンセルモ モレノ(パナマ)判定3対0(118-108、118.5-108.5、117-108)挑戦者ハビエル チャコン(亜)

*これまでレギュラー王者だった亀田 興毅(亀田)に逃げられる形となったモレノ。今回の防衛戦はその鬱憤を晴らす形で圧勝。2回に2度のダウンを奪う等して挑戦者を寄せ付けずに12連続防衛を果たしています。



モレノはスーパーバンタムへの転向も今後の選択枠の一つとしていますが、オーランド カニザレス(米/元IBF王者)が築いた同級最多防衛の16を破るというのももう一つの枠ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レベコ、身長差を苦にせず

2014年03月25日 23時13分17秒 | 世界ボクシング
先日21日金曜日、アルゼンチンで行われた試合結果です。
WBAフライ級戦(レギュラー王座):
王者ファン カルロス レベコ(亜)KO2回2分20秒 挑戦者マヌエル ビデス(パナマ)

*13ヶ月前に、川崎のリングでも安定した力を見せたレベコ。ライトフライ級で2度の王座を獲得し、現在保持しているフライ級王座もこれまで5連続防衛に成功しています。

今回対戦したビデスは168センチと同級では中々の長身選手。対するレベコは11センチ低く、その体格差のために苦戦も予想されていました。しかし蓋を開けてみればレベコが圧倒的な実力差を見せつけて防衛を果たしています。

ズングリ型の体格の持ち主のレベコですが、動きは中々軽やか。ステップインを駆使し、リーチ差を簡単に潰し有効打を当てていきます。まずは初回終了間際、右ボディーをカウンター気味に当てこの試合初のダウンを奪ったアルゼンチン人。2回には右のショートでKOを生み出しています。

   

地味な存在ですが中々の実力を兼ね備えているレベコ。すでにこの王座も6度の防衛に成功。この手のタイプの選手は中々負けないでしょう。今後再び日本のリングに登場するかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見番(03‐24‐14)

2014年03月24日 00時01分26秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2014年3月24日ごろの意見番です。

*今月は予想通り両誌揃って村田のマカオでの一戦を表紙に持ってきました。来月号は日本最短記録での世界王座奪取、と予想します。

   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英国ヘビー級決戦(色々:03‐23‐14)

2014年03月23日 19時37分05秒 | 世界ボクシング
最近(2014年3月23日ごろ)のニュースです。

1)タイソン フュリーとデリック チソラ(共に英)による大英帝国頂上決戦が7月26日に行われることが決定。この試合には現在空位の英国王座と、チソラが保持する欧州王座、そしてWBO王座への挑戦権が賭けられます。両者は2011年7月に対戦し、その時はフュリーが判定勝利を収めています。



2)ヘビー級の実力者トマス アダメク(ポーランド)が先週末15日、米国ペンシルバニア州のリングに登場。保持するIBF北米王座の防衛戦を行いましたが、ブャチェスラフ グラツコフ(ウクライナ)に判定負け(0対3:110-117、111-117、112-116)を喫し王座から転落してしまいました。

3)同日、日本でもお馴染みの元3階級制覇王フェルナンド モンティエル(メキシコ)が母国のリングに登場。同国人で元IBF王者クリストバル クルスに2対0(97-91、96-92、94-94)の判定勝利を収めています。

4)人気者ホルへ アルセも同日に試合を行い、最近負けが込んでいるブラジル人アルディマル サントスに5回TKO勝利。フェザー級での王座奪取を目論んでいるそうです。

5)地味なWBO2階級制覇王ドニー ニエテス(比)が5月10日、暫定王者のモエセス フェンテス(メキシコ)を迎え保持するライトフライ級王座の4度目の防衛戦を行います。両者は昨年3月にも対戦しており、その時はニエテスが1対0の引き分けで王座の防衛に成功しています。

6)今月1日にWBOスーパーミドル級王座に返り咲いたばかりのアーサー アブラハム(独)。既にニコラ サエクロカ(モンテネグロ)を迎えて行われる初防衛戦が5月3日に決定しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2014年03月22日 02時48分36秒 | 世界ボクシング
2014年3月第4週末の試合予定です。

22日 土曜日
パナマ
WBAバンタム級戦(スーパー王座):
王者アンセルモ モレノ(パナマ)対 挑戦者ハビエル チャコン(亜)

メキシコ
WBOミニマム級戦:
王者メルビン サビージョ(比)対 挑戦者フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)


24日 月曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
王者天笠 尚(山上)対 挑戦者ビンビン ルフィーノ(比)

日本スーパーバンタム級戦:
王者大竹 秀典(金子)対 挑戦者中嶋 孝文(ドリーム)


25日 火曜日
後楽園ホール
OPBFバンタム級戦:
王者岩佐 亮祐(セレス)対 挑戦者リチャード プミクピック(比)


26日 水曜日
後楽園ホール
WBAスーパーフライ級王座決定戦:
暫定王者デンカオセーン カオウィチット(タイ)対 河野 公平(ワタナベ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする